【試合結果】2・12 OSAKA女子 アゼリア大正大会 花月vs下野佐和子 山下りなvs山縣優 フェアリー日本橋&藤ヶ崎矢子vs救世忍者・乱丸&ハイビスカスみぃ

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『Valentine Labyrinth』
日時:2月12日(日)
開始:17:00
会場:大阪・アゼリア大正
観衆:320人(超満員札止め)

▼バトルインフェルノ 20分1本勝負
米山香織(フリー)/○チェリー(DDT)
10分30秒 レフェリー暴行→反則勝ち
大畠美咲(WAVE)/●志田光(魔界)

▼めぐりあい宇宙 20分1本勝負
○フェアリー日本橋/藤ヶ崎矢子(JWP)
9分58秒 右回し蹴り→片エビ固め
[凡女☆美ィーナス]●救世忍者・乱丸(フリー)/ハイビスカスみぃ(琉球ドラゴン)

▼Hard Hit 30分1本勝負
○山下りな
16分44秒 ラリアット→片エビ固め
●山縣優(WAVE)

▼なでしこKANSAI~I’ll be back~ 30分1本勝負
○花月(フリー)
14分9秒 スクリュードライバー→片エビ固め
●下野佐和子

▼ひっかけ橋ランブル! OSAKA G1グランプリ 時間無制限
○下野佐和子
15分45秒 雷電ドロップ→エビ固め
●フェアリー日本橋
※退場順=にゃんば~、初代三崎グリ子&二代目三崎グリ子&三代目三崎グリ子、めぃりぃ、ポリスウ~メン&クロネコ、弁天娘。&黒弁天娘。、救世忍者・乱丸&ハイビスカスみぃ、道頓堀ショイ、山下りな、フェアリー日本橋

OSAKA女子プロレスが最終戦を終え活動休止!脱毛症の治療に入る下野佐知子は「毛を生やして、必ず戻ってきます」

オープニング

 DAIJO生え抜き3人娘がリングに上がっての入場式。例によって3女から順に挨拶。
 山下「皆さん、こんばんは! 本日は休業前、最後のOSAKA女子プロレス、ご来場ありがとうございます。私は一番シングルを多くしてるんじゃないですかね?今日は山縣さんとシングルなんです。DAIJOのことをすごく、いつも見守ってくれた山縣さんに、勝利で恩返しをしたいと思いますのでよろしくお願いします」
 フェアリー「本日はたくさんのご来場、ありがとうございま~す。今日も私は尊敬する2人の先輩と闘います。パートナーは今話題の藤ヶ崎矢子です。彼女は私の友人なんですが、足を引っ張られないように頑張りたいと思いま~す。よろしくお願いします」
 下野「皆さん、こんばんは。OSAKA女子プロレス最終戦、ご来場、誠にありがとうございます。OSAKA女子プロレス、2010年の3月21日に旗揚げ、大阪で女子プロレス団体、初めて旗揚げさせていただきまして、今日まで約7年間、やってきました。私は今日、その7年前のデビュー戦の相手だった花月選手と闘います。脱毛症の治療に専念し、また(毛が)生えてきたら戻って来ますので、先に続く気持ちを見せて闘い抜着たいと思います。選手一同、頑張りますので、最後までご声援、よろしくお願いします」
 最後は明るく、観客と一体となった「エンジンかけるで、ブンブンブーン! DAIJO、行くで、オー!」の掛け声で開幕宣言とした。

第1試合


 大畠と志田は、キャリーケース、ビールケース、凶器入りバケツを手に入場。その姿を見て怯える米山とチェリー。大畠と志田は握手を求めるが、恐れてそれに応じようとしない米山とチェリー。渋々、握手に応じたが、手を伸ばした瞬間に大畠と志田が襲い掛かる。そのまま戦場を場外に移して乱闘に。
 チェリーをリングに戻した大畠はビールケースを持ち出すが、米山が飛び込んできて2人がかりでクロスラインを見舞う。しかし米山に権利が移ったところでつかまり、大畠はビールケースを踏み台にしてのフットスタンプ。志田はほうきで米山の顔をブラッシング。さらにコーンを頭にかぶせてヒップアタック。大畠は先端部分を相手に向けてコーンを投げつけ、志田はキャリーケースの上へのブレーンバスターとやりたい放題。 防戦一方の米山だったが、チェリーがドロップキックで救出。ここでようやくチェリーへのタッチを成功させた。チェリーはランニング・ネックブリーカードロップで2人同時にダウンさせ、志田に裏投げ。タッチを受けた大畠はフライング・ボディーアタック。さらにジャーマンを決めるも、米山がカット。
 チェリーが春夜恋を決めたところで、志田が竹刀を手にリングインしてカット。ダウンしたチェリーの上に持ち込んだ凶器を重ね、大畠がコーナートップから大型ポリバケツを叩きつけようとしたが石黒レフェリーがチェック。その間に志田がチェリーの体の上に重ねられた凶器の山を取り除き、竹刀攻撃を狙う。しかしそれをかわしたチェリーは竹刀を奪い取り、大畠を制止している石黒レフェリーの背後から竹刀で一撃。次の瞬間、竹刀を志田めがけて放り投げる。志田がキャッチしたのを見たチェリーは、ダウンして痛がる。石黒レフェリーが次第に竹刀攻撃をしたのか問いただしているところで、鞭を奪った米山がレフェリーを背後から殴りつける。そして鞭を大畠に投げ渡してマットにダウン。レフェリーは大畠にも注意を与える。
 それを振り切った志田は竹刀で、大畠は鞭でチェリーと米山に襲い掛かったが、かわされて石黒レフェリーにヒット。ここで志田組の反則負けの裁定が下された

第2試合


 先発は乱丸と矢子。いきなり息を合せたギャグを飛ばそうとする乱丸だが、どうしても矢子だけタイミングが合わず。仕方なく互いにパートナーと交代。
 いつものように自己紹介したフェアリーに対し、みぃも「私はおはようからおやすみまで、暮らしを見つめるハイビスカスみぃ」と自己紹介。
 珍しくスライディング・レッグシザース式ボディープレスを決めた凡女☆美ィーナス。調子に乗ってフェアリーに足4の字を決めた乱丸だったが、すぐに裏返されてしまう。ならばとジャイアントスイングを狙うが、フェアリーの体を浮かせることができず、逆に自分がフェアリーの周りを回るばかり。さすがに疲れてみぃにタッチ。
 みぃにフェースクラッシャーを決めたところで矢子にタッチ。矢子はヒップアタック2連発から、コーナー2段目に飛び乗ってのミサイルキック。さらにノーザンライトスープレックス。
 防戦に回っていたみぃだが、フライング・ネックブリーカードロップを決めたところで乱丸にタッチ。矢子のミサイルキックを浴びた乱丸だが、カウント3は許さず。
 代わったフェアリー相手にドロップキックの相打ち。ここでステッキを持ち出したフェアリーは、乱丸が金縛りの術を放とうとしたところでステッキで殴りつけてカバー。カウント2で返されると、矢子のヒップアタックのアシストから、「チェスト!」と叫んでの回し蹴りを側頭部に叩き込んで、マットに沈めた。

第3試合


 昼間のWAVE大会で腰を負傷した山縣。テーピングを施し、痛みをこらえてリングに向かった。がっちり握手を交わして試合開始のゴング。
 ロックアップで力のこもった攻防。ロープに押し込んだ山下がチョップを打ち込む。リング下にエスケープした山縣を負ってチョップを打ち込んだ山下。そのままリングサイドでチョップの打ち合いに発展。何発も打ち合うが、山縣が「もういい」とリング内に転がり込む。
 リングに戻ると、山縣がスキを見せた山下の背中にチョップ。太もも、背中、ボディーと肌が露出しているところにチョップを打ち込んでいく。そのたびにロープをつかんでブレイクをアピールしながら、もんどりうつ山下。それでも「逃げへんぞ!」とチョップの打ち合いを繰り返す山下。ローキックでダウンさせ、顔面に蹴りを叩き込んだ山縣は、クロスフェースロックで締め上げる。何とかサードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ山下。
 山下が強引に仕掛けてきたバックドロップを体を浴びせて押しつぶした山縣。山下は山縣の攻撃をかわして串刺しラリアットを決めると、山縣の身体をトップロープにひっかけてラリアットを狙うしかし、山縣はヒットする直前にエプロンに滑り下りて回避。それでも山下は、トップロープを利用してのネックブリーカーからブレーンバスター。そしてサソリ固め。ロープブレイクに持ち込まれると、またもやチョップの打ち合い。両者とも肌を真っ赤にしながら打ち込んでいく。山縣はコードブレイカーからフロントキック。そしてブレーンバスターを狙う。逆に投げようとした山下だが、結局、不発に。
 延髄斬りはかわされるも、バッククラッカーを決めた山縣。山縣のカウンターのトラースキックに対し、山下もラリアットを決める。先に立ち上がった山縣はコーナートップへ。ミサイルキックからフロントバスター。回し蹴りを山下の側頭部に決めてフィニッシュを狙うが、山下は強引に絡みついてスリーパーへ。ロープに逃げようとした山縣をリング中央に引き戻すと、胴絞めで動きを封じて絞め上げる。ロープを背に座り込んだ山縣に、スライディング式でラリアット。さらにとどめのラリアットを狙ったが、山縣はL.A.で切り返す。山下はバックドロップから、山縣の上半身を起こしてスライディング式のラリアット。カウント2で返されると、山縣が起き上がって来るところにラリアットを叩き込む。覆いかぶさるようにマットに叩きつけると、カウント3が数えられた。
 勝負が決まってもしばらくリング上で大の字になっていた山縣に覆いかぶさるようにハグした山下。そのまま山縣を抱き起こすと、耳元で何やら言葉を贈られた。

第4試合


 握手を交わして試合開始。両足タックルを決めてテイクダウンを奪った花月。下野もグラウンドで対応していくが、花月がサイドヘッドロックに。花月のタックルを受けた下野に対し、花月は素早い動きから低空ドロップキックを決めてリング下に落とすと、三角跳びプランチャを決める。さらにエプロンを走っての蹴りを放ったが、それをキャッチして引きずり下ろした下野は、逆にエプロンを走ってのボディーアタック。リングに戻ってからは吊り天井。さらにロープに貼り付けにしてのラリアットを決めた。
 動きの止まった花月にキャメルクラッチ。さらにヒップドロップを見舞い。串刺しジャンピング・ニーから4方向に向かっての「オー!」。
 花月はコーナーに飛び乗ってのミサイルキック。互いに串刺し攻撃を見舞うと、花月はコーナーに飛び乗っての攻撃を狙うが、下野はロープを揺らして阻止する。それでもエプロンに降り立った花月はスワンダイブ式ミサイルキック。
 下野は花月を捕らえてフロントネックロックでグラウンドに引き込む。しかし花月はそこから起き上がり、強引に持ち上げてのブレーンバスターで叩きつける。そしてブロックバスター。カウント2で返した下野は、花月もカウンターの右ハイキックを側頭部に叩き込む。ここでダウるノックダウン。カウント8で立ち上がると、相手の腕をつかんだままでエルボーの打ち合いへ。エルボーをかわしてロープに走った花月を待っていたのは、カウンターのラリアット。カウント2で返されると、下野はコーナー最上段へ。雷電ドロップを放ったが花月がかわす。それを察知して下野は足から着地したが、勢いがついていたのでマットに腰を落としてしまった。
 ロープに走った下野を飛びつき式腕十字で捕獲した花月。そのまま馬乗り式のアームブリーカーに移行したが、下野はサードロープに足を伸ばしてブレイクに持ち込んだ。
 下野はなんでやねんをカウント2で返されると、強引に担ぎ上げてえびす落とし。花月はカウンターの右ハイキックを叩き込んでからスクリュードライバー2連発。ガッチリ押さえ込むと、Tommyレフェリーの右手がマットを3回叩いた。 試合後、笑顔で抱き合い、何やら言葉を交わす。そして握手をかわし、最後は2人並んで両手を突き上げた。

 試合後、マイクを手にした花月。
 「下野さん、佐和ちゃん、本当に、最初のデビュー戦での相手から、1回休業入る前の最後の相手に選んでいただいて、本当にありがとうございます。少し私の方が先輩なんですけど、たくさん下野佐和子から学ばせていただきました。本当にありがとうございます。別に引退っていうわけじゃないんですけど、しっかり治療して、次、絶対に戻って来てください。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました」の言葉とともに花束が贈られた。

 下野は「花月さん、私もほんとに同じ気持ちでいっぱいです。そして、なでしこKANSAIでのタッグも昨日組ませていただいて、本当にありがとうございました。試合が終わってすぐだと、こうやって落ち着いた口調になってしまって、明るくなれなかったりするので、こっから自分の中でテンション上げてしゃべっていこうと思います!
 お昼のWAVE(の大会)でも言ったんですけど、約7年間、OSAKA女子プロレス、応援していただいて本当にありがとうございます。私の脱毛症の治療といっしょにOSAKA女子プロレスも活動を休止させていただくということなんですけども、これが最後ではないと思ってるし、まだまだこれからも続きます。最初にデビューしてたころと描いてた自分は……違う形になったとしても……、まだまだこれから先、長く生きていくうえで、つらいことも、これからもっとつらいこともたくさんあると思うし……、私はこうやってプロレスラーになって、脱毛症にもなってしまったけれども、皆さんが支えてくれたおかげで、OSAKA女子プロレスのここに、団体のメンバーや先輩・後輩、選手を支えてくださってるスタッフの皆さんのおかげで、ここまで来れたと思ってます。私ひとりじゃないっていうことをしっかりと心の中に思い続けて、しばらくお休みいただきますが、これからもOSAKA女子プロレスをよろしくお願いします。少し胸がいっぱいのところがありましたが、今こうやって皆さんの前でお話しすることができて、スッキリしました」と挨拶。
 ここで下野が参戦した全選手をリングに呼び込んで記念撮影をとアナウンスしたが、もう1試合残っていることを思い出して撤回。自身の間違いに「1回落ち着きます」と苦笑しながら、ファイナルマッチに備えてリングを下りた。

第5試合


 めぃりぃが1番手、フェアリーが2番手で入場。めぃりぃはいつものメイド服でなく白衣のナース姿で登場。
 ゴングが鳴ると、フェアリーが自己紹介。続いてめぃりぃが、「2階西病棟、後藤です」と本名で自己紹介。いきなりエルボーで襲い掛かるフェアリーに対し、めぃりぃは特にも萌え萌えじゃんけんでの勝負を挑んだところで3番手として弁天娘。が入場。どうやら最後に初代が復活した模様。
 4番手はポリスウ~メン。弁天娘に敬礼式コブラツイストを決めたところで5番手のにゃんば~が入場。いきなりセカンドロープに飛び乗ってのボディーアタックを放つ。さらに猫パンチをポリスウ~メンに見舞っているところで、5番手の道頓堀ショイが入場。リングインするや、にゃんば~相手にじゃれるように見せかけてグラウンドでバックの取り合いを繰り広げた。
 7番手の入場は三代目三崎グリ子。にゃんば~は側転エルボーを見舞った勢いでトップロープ越しに転落して失格。
 8番手は二代目三崎グリ子。グリコポーズからのチョップを見舞っているところで9番手の初代三崎グリ子が入場。フェアリーと堀ショイをボディーアタックで押し潰す。3人のグリ子が同時にビスコを放ったもののかわされて、三代目がフェアリーに、二代目が堀ショイに、初代が弁天娘に丸めまれて同時にカウント3を聞いた。
 10番手に入場してきた山下は、リングインするなりショルダータックルの乱れ打ち。勢い余って石黒レフェリーにまで見舞う始末。
 11番手は長身のクロネコ。いきなり山下にフライング・ボディーアタックを見舞った。ダウンした山下に救命措置を行うめぃりぃ。脈拍を確認した結果は……「デブ」。これに怒った山下はラリアットを見舞ってカウント3を奪った。
 12番手の入場は黒弁天娘。弁天娘とバットを手に打ち合っているところで13&14番手としては凡女☆美ィーナスが入場してきた。6選手でエストレージャを作っているところで、下野が入場。黒弁天娘をつかまえて、エストレージャの真ん中で吊り天井を決める。
 クロネコがポリスウ~メンをブレーンバスターで叩きつけたトロで、残る全選手が覆いかぶさってカウント3。続いて乱丸が黒弁天、みぃが弁天娘を首固めで丸め込んで失格させた。
 さらに凡女☆美ィーナスが2人同時に丸め込まれて失格。これで残るはDAIJO生え抜き3人娘と堀ショイとなった。
 3人に覆いかぶされても返した下野。ここでフェアリーが「空気読みなさいよ。DAIJO(生え抜き)3人にしてちょうだいよ」と詰め寄ると、堀ショイは「わかりました」とリング上で大の字に。カバーしようとしたところで丸め込んで反撃に転じる。そして下野のリストをつかんでロープ歩きを披露。しかし山下がロープを揺らして転落させる。エプロンに降り立った堀ショイに山下がラリアットを放つも、にゃんば~が落ちてくる堀ショイを受け止めたため、両足がフロアについていないと判断されてセーフ。エプロンに押し戻されたところ、今度は山下がタックルを仕掛けた。またも大きく吹っ飛んだ堀ショイ。にゃんば~が受け止めようとしたが、勢いがついていたため、にゃんば~まで倒れ込んだため失格に。
 これで残ったのはDAIJO生え抜き3人娘。下野と山下がエルボーの打ち合い。フェアリーが割り込もうとするが、2人からエルボーを打ち込まれて闘いの輪に入れず。山下は下野とフェアリーを反対側のロープに張りつけにしてラリアットを打ち込んでいくが、フェアリーがトップロープをずり下げたため、場外に転落して失格となった。

 これで残るは下野とフェアリー。フェアリーは「私はあなたに優勝してほしい」とリング中央で大の字になる。カバーにいこうとした下野を丸め込むが、カウント2で返された。ここで下野はヒップドロップ3連発からロープに走って雷電ドロップ。カウント3が数えられ、ただ一人の旗揚げメンバー、下野の優勝でDAIJOは約7年の歴史にいったん区切りをつけた。

 勝利した下野は、「勝ったぞーッ!」と叫び、「先ほどぶりです。勝ったから、今度こそは、ちゃんとみんなに(リングに)上がってもらって集合写真を撮りたいので、みんな、上がってください」と出場全選手を呼び込んだ。
 改めてマイクを手にした下野は、「皆さん、今日はありがとうございました。OSAKA女子プロレス下野佐和子は、また毛が生えて、というか、生やして、必ず戻ってきますので、その時はまた、よろしくお願いします。本日は最後まで、ご声援ありがとうございました」と挨拶。最後はみんなに胴上げされ、4回宙に舞った。そして、DAIJO生え抜き3人娘で記念撮影。さらに四方に挨拶。笑顔でリングを下りた。

<試合後コメント>
下野佐和子
「OSAKA女子プロレス休止前最後の大会だったんですけど、バタバタしてしまって……。でも、終わったころにはお客さんの顔を見る余裕ができるくらい心がすっきりして、治療に専念できる気持ちに切り替えることができました」

――これまでのOSAKA女子プロレスの思い出は?
「挙げたらキリがないですけど、フェアリーと山下がOSAKA女子プロレスという団体を選んで入ってくれたのが、私は一番印象に残ってるというか、とてもうれしかったことです」

――7年間、振り返れば苦労したことが多かったと思うんですけど……。
「自分で苦労したっていうのはどうかと思うんですけど、やっぱり1人の部分で、大会の部分は先輩が見えないところですごくフォローしてくださったおかげで進めてこれたと思います。ZABUNにOSAKA女子が入って、前の代表が抜けてからは、進行とかチケットの整理とか、裏方業務も覚えていかないといけないことが多かったんで、そこが苦しかったというか、プロレスはプロレス、事務的なことは事務的なことって、二つのことを同時にできないタイプなので、それは自分でもわかってるんですけど、そこが苦しかった時がありましたね」

――フェアリー選手、山下選手が入団して仕事を手分けしてできる部分もあって楽になった面もありますけど、責任も重くなったんじゃないですか?
「2人に任せられることもあるけど、やっぱり自分で管理しておかないといけないことも多かったんで。もうちょっと上手にできたらなあって思う日々も多かったですね」

――区切りの試合の相手に花月選手を選びました。デビュー戦だけじゃなく、節目節目で闘ったり組んだりしてきた選手ですよね?
「そうですね。一番は入場して対角に立った時に、デビュー戦のことを思い出しました。その頃から来てくださってるお客さんも多いんで、すごく不思議な空間にいるような、でももう7年前なんだなっていう感じがしてました」

――最後、カウント3を聞いた瞬間はどのような思いが?
「あきらめたわけじゃないんですけど、やっぱりまだこれから先、闘いたい相手でもあるので、先につながるためにもしっかり負けを受け入れて、(カウントを)耳で聞いてました」

――7年間やってきたことをすべてぶつけられましたか?
「今日はもう、悔いはありません」

――次にリングに戻って来るとき、花月選手とは闘いたいですか? それとも組みたい?
「私は対角にいてほしいですね。どうだろう、ご本人の気持ちは?」

――思い返せば、初めてベルトを獲ったのも花月選手からでした(JWPジュニア&POP)。
「そうでした」

――ホッとした部分も大きいんじゃないですか?
「今ですか? スッキリじゃないですね、これは。たぶん、ホッとしてますね。興行するってことは、試合するだけでいいっていうことじゃないというのをこの7年間でわかったので、今日はすべてを含めてホッとしてる感じが出てますね」

――解散を発表してから1カ月半ほどですけど、その間は活き活きして見えました。どこか吹っ切れたというか……。
「正直、それはありました。治療したいっていうのは前から言ってたので。タイミングっていうか、WAVEも10周年の大田区大会を発表して進んでいくなかで、なかなか言い出せなくて。もっと自分も上にいきたいけどチャンスが……。希望できるなら(脱毛症を)治したいなっていうのもあったので。(休業を決断するのは)難しかったですね。でも、どっちかとらないといけないので、会社と相談してお願いしました」

――大田区の10周年記念大会でいい報告ができればいいですね。
「そうですね。少しでもいい報告ができたらいいと思います」

――最後に、これまでOSAKA女子プロレスを応援してくださったファンにメッセージを。
「今回でいったん活動休止となりますけども、個人的なことで脱毛症の治療に専念しますけど、生えてきたら、またすぐ戻って来たいと思ってるので、その時はよろしくお願いします。脱毛症になって、こういう姿になっても見続けてくださる、応援し続けてくださるお客様のおかげで私たちはここまでやって来れたと思いますので、これから先もOSAKA女子プロレスを、フェアリー、山下、下野をまたよろしくお願いします。ありがとうございました」

花月
――最後というわけじゃないですけど、一つの区切りの大会で下野選手とシングルで闘ったことを改めて振り返って、どういう気持ちですか?
「引退じゃないんで、なんとも言えないんですけど、“次、戻って来るまでちゃんと待ってますよ”という感じで。でも、今日、負けるわけにはいかなかったんで、意地の張り合いが見えたかなと思うんですけど。休業前最後だからといって、相手のいいところを見せようとかいうのは一切なく、自分は全力でぶつかっていこうと思ったんで。それが今日、試合で全部出し切れたんで、すごい良かったなと改めて思ってます」

――振り返って、デビュー戦の相手を頼まれた時の気持ちってどういうものでした?
「自分、あの時、まだデビューして2年もたってなくて。まだ毎回の試合がドキドキしてるぐらいなのに。さらに自分より新人のデビューって聞かされて、すごい重大な任務を任されたなと」

――しかも旗揚げ戦、さらにメイン……。
「プレッシャーと緊張と、負けたくないしっていう気持ちが重なって。その時はもう、“なんじゃあ!”って思いましたよ。でも、それがあって、自分も成長できたし、その1試合で“花月っていい選手だな”って思われるきっかけになったし、ほんとに成長させてもらえた相手です、下野さんは」

――当時、女子プロレス全体を見渡しても、花月選手と同時に当たる若手はそんなにいませんでしたよね? 試合も先輩相手ばかり続いていて。新人を相手にすることで、プロレスに対する気持ちも変わったんじゃないですか?
「それはありましたね。上の立場になると下を引っ張らないとっていう気持ちが初めて芽生えて、そこで初めて、自分も負けたくないっていう気持ちと、抜かされたくない気持ちと、必死なんだけど少し余裕があるそぶりを見せたいっていう自分と、いろんな思いが入り混じってましたね」

――下野選手との闘いやタッグだけでなく、OSAKA女子というリングはいろんなことを経験させてもらった舞台でもありましたよね?
「大阪に来る機会も増えましたし、いつしか組むようになりましたね。よくよく考えれば、初めて後輩に負けた試合は下野さんかもしれない……、タイトルマッチで。その時はさすがに屈辱的な思いをさせられたなと思いましたね。DAIJOは、私もフリーになってスケジュールが合わなくなって、最近は全然、参戦できなかったんですけど、でも目で追っかけてっていうのはしてたんで、いろんな苦労をしてるなとか、盛り上げるためにみんなが動いてたのはわかってたんで。それを見ることしかできなかったんで、ちょっと複雑な気持ちはありましたね。でもDAIJOは、私を成長させてくれた団体ですね」

――一時は華名選手(現ASUKA)とも激しくやり合ってました。
「そうですね。DAIJOがなければ、私の成長はなかったですね」

――下野選手が戻って来るときは、闘いたいですか? それとも組みたいですか?
「闘いたいです。組むのも好きですけど、まずは闘いたいですね。復帰戦の相手にまた選ばれるのかわかりませんけど、それまで踏ん張り続けたいですね、指名してもらえるように」

――いいライバルであり、パートナー……これからも下野選手との関係は変わりませんか?
「変わらないですね。何かあったら連絡取り合って……」

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