3年ぶりに2つのワイルドが激突!大森隆男が征矢学に「もう一度ワイルドの道を一緒に極めないか?」

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 9日、後楽園ホールにて『WRESTLE-1 TOUR 2016 UPDRAFT』が開催され、征矢学復帰戦として大森隆男とのシングルマッチが行われた。

 大森隆男と征矢学は2011年に全日本プロレスにてGET WILDを結成。お互いワイルド道を極めるべく日夜ワイルド活動に勤しんでいたが、2013年に全日本プロレスとWRESTLE-1が分裂し二人のワイル道は別れてしまった。
 3年が経ち、今年の8月に行われた横浜文体大会のメインイベントにて王座戦に挑むはずだった征矢学は右肩鎖関節脱臼及び靭帯損傷で欠場。2ヶ月後復帰できる事が決定すると、その復帰戦の相手として「もともとプロレスを楽しめたきっかけってやっぱりワイルドなんです。そのワイルドの原点を見つめなおしたい、ワイルドとは何だったのかと」と語った征矢は大森隆男を指名し、全日本プロレスに乗り込んで直訴。
 これに大森は「2013年末に彼が退団するまでの経緯だとか、退団する際の事だとかいろいろ思い返してみて、復帰する時にはGET WILDでっていう事は彼と話していたんですけどそれも果たせないまま去って行ってしまって。僕も胸中複雑なものがあった」と一晩寝ずに悩んだ末復帰戦の相手となることを承諾した。

 久々のワイルド対決に会場がワイルドコール一色となる中試合が開始。チョップを打てばチョップで返し、エルボーを打てばエルボーで返すワイルドなぶつかり合いが行われる中、征矢のデスバレーボムを返した大森がアックスギロチン。これを征矢が返すとアックスボンバーを叩き込んで3カウントを奪った。

 試合を終え涙を流す征矢に大森は「今日久しぶりにシングルでやって、お互いのワイルドを確認し合えたよな?俺たち!もう一回手合わせてよ、ワイルドの道を一緒に極めないか?」と手を伸ばす。これに征矢は「大森さん、あなたも俺と復帰戦する時に、寝ずに一日考えたって言ったよな。じゃあ俺も寝ずに一日考えさせてくれ。平等だろそこは!」と久々なやりとりを繰り出すと、バックステージで全日本プロレスで行われるタッグリーグへの参戦を示唆した。

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