レジェンド王者・関本大介に “蘇ったサムライ”船木誠勝がリマッチ!

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 リアルジャパンプロレス「初代タイガーマスク黄金伝説~LEGEND OF THE GOLD Ⅴ」(6月23日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見が24日、都内リアルジャパンプロレス本部で行われ、第9代レジェンド王者・関本大介(大日本プロレス)vs.挑戦者・船木誠勝(フリー)によるレジェンド選手権試合が発表となった。両者は昨年12月以来、半年ぶりの再戦となる。

 両者は昨年、9月にスーパー・タイガーを破り第8代レジェンド王者となった船木の初防衛戦において12月大会で対戦。試合は船木のサブミッションと蹴り、関本のモンスターパワーが交錯する熱戦にして好勝負となり、最後はラリアットからぶっこ抜きジャーマンで3カウントを奪った関本が新たに第9代王者となった。

 戴冠直後に元レジェンド王者・長井満也から挑戦表明を受けた関本は、3月大会でこれもぶっこ抜きジャーマンで沈めて撃破。今回2度目となる防衛戦で、再び船木とあいまみえることとなった。

 リターンマッチとなるこの一戦をプロデュースした初代タイガーは、前戦を「歴史に残る試合」と語りつつ、「ストロングスタイル、本物のプロレスを実践してくれる選手の中でもパーフェクトで、頂点にある人たち。6月の試合は素晴らしい歴史が始まるのかなと思います」と再度の激闘に期待をかける。

 実際に戦った両者は、「打撃には気を付けてはいたが、ハイキックを食らって一瞬覚えていない。回復したので持ち直せたが、打撃には細心の注意を払って、リマッチまでに打撃に耐えうる体を作ってきたい」(関本)、「前回はラリアットやジャーマンにしても重い技、大技を食らい過ぎて、食らうごとに消耗していくのが分かりました。そこに抵抗して、攻撃・相打ちで新しいものをぶつけていきたい」(船木)と、関本は打撃、船木はパワーを活かした大技に注意したいとそれぞれ語った。

 会見の冒頭で船木は「関本選手が大日本で負け込んでいるという噂も聞いています。ベルトに束縛されているんじゃないかと思うので楽にしてあげたい」と挑発的に語ったが、関本は船木戦の勝利が「自信になったのを強く感じて、レジェンドのベルトを手にしたことで責任感も強くなっています。重圧より糧になりました」と反論を見せた。

 一方、「フリーになっていろんな選手と戦って調子も上がってきている」と話す船木は、昨年6月末にWRESTLE-1を退団し、ちょうど1年となる節目の一戦。「関本選手に借りとベルトを返してもらう」と、船木らしい静かな物言いながら王座奪還への強い決意を感じさせた。

「会見を聞いていてもワクワクする。プロの中のプロである2人なので、間違いなく観客もワクワクする試合になる。本当にすごい試合になると思います」

 見守る立場の初代タイガーも興奮を隠せない。昨年のリアルジャパンにおけるベストバウトともいわれた再戦で、勝つのは“マッスルモンスター”関本か、それとも“蘇ったサムライ”船木か。

初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス 佐山サトルプロデュース
『初代タイガーマスク黄金伝説~LEGEND OF THE GOLD Ⅴ』
■開催日時:6月23日(木)開場/17時30分 試合開始/18時30分 
■会場:後楽園ホール
■主催:有限会社リアルジャパン、リアルジャパンプロレス、掣圏真陰流本部 興義館

【対戦決定カード】
佐山サトルプロデュース
▼メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【第9代王者】関本大介(大日本プロレス)
vs
【挑戦者(第8代王者)】船木誠勝(フリー)

【出場予定選手】
スーパー・タイガー(リアルジャパン)/長井満也(ドラディション)/アレクサンダー大塚(AODC)/タカ・クノウ(チーム太田章)/スーパー・ライダー(リアルジャパン)/ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/折原昌夫(メビウス)/小笠原和彦(PRO-KARATE 押忍闘夢)/間下隼人(リアルジャパン)/倉島信行(ドラディション)/山本SAN(COMBO)/“力道山3世”力(リキエンタープライズ)/LEONA(ドラディション)
※他追加選手、対戦カードは後日発表
※出場選手は諸事情により変更となる場合もあります

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