5・16 HEAT-UP横浜大会 【HEAT-UPユニバーサル選手権】田村vs渡辺 関根vs兼平

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『渡辺宏志HEAT-UP初凱旋大会〜俺の覚悟〜』
日時:2015年5月14日(土) 開場18:30/開始19:00
会場:神奈川・横浜にぎわい座のけシャーレ(小ホール)
観衆:95名

▼第1試合 HEAT-UP vs. BASARA Ⅰ〜若き獅子〜シングルマッチ20分1本勝負
○関根龍一(BASARA)
9分17秒 龍切→片エビ固め
●兼平大介

▼第2試合 HEAT-UP vs. BASARA Ⅱ〜若き虎達〜タッグマッチ30分1本勝負
塚本拓海(BASARA)/○風戸大智(BASARA)
12分40秒 爆発的なアックスボンバー→片エビ固め
●石田慎也(スポルティーバ)/近藤”ド根性”洋史

▼第3試合 The Choice〜スクランブルバウト〜タッグマッチ30分1本勝負
○那須晃太郎/仲川翔大(ASUKA PROJECT)
13分33秒 フェースロック
岩本煌史(スポルティーバ)/●阿部史典(スポルティーバ)

▼第4試合 終わり無き物語〜それぞれのRoad〜タッグマッチ30分1本勝負
PSYCHO/○CHANGO
13分41秒 画竜点睛→片エビ固め
川村亮(パンクラスism)/●アミーゴ鈴木

▼第5試合 HEAT-UPユニバーサル選手権試合60分1本勝負
【王者】○田村和宏
23分13秒 トライアングル式足四の字固め
【挑戦者】●渡辺宏志
※初代王者田村が2度目の防衛に成功

6年ぶりの一騎打ち、田村和宏対渡辺宏志は鬼となった田村がタイトル防衛!渡辺の挑戦権を不服とする選手が集い、次期挑戦者決定トーナメント開催!敗れた渡辺、宏志塾の復活を宣言!

▼オープニング

 てっしー&やぶちんのインフォメーションコーナー。新たな発表として、とどろきアリーナ大会でのプロレスクラス発表会開催をアナウンス。参加資格者は栗平HEAT-UP道場プロレスクラス入会者限定となるが、大舞台での催しは爽快な気分になるであろう。
そしてとどろきアリーナ応援キャンペーンとして、大会ポスターを貼った事をSNS等で公表してくださった方に特製非売品ステッカーがプレゼントされる。以上の詳細は公式サイトにて告知されるのでご確認を。
 恒例となっているてっしーの一発芸だが、「未完成」ということでこの日は披露されず。完成された一発芸は次回王子大会で披露されるとの事なので、会場の大爆笑を今から期待したい(と、ハードルを思いっきり上げてみる)。選手挨拶は田村和宏。

田村「みねぴょんさんが怪我で急遽欠場ということで、アミーゴ(鈴木)が大会直前のオファーを快く受けてくれました。皆さんにお願いなのですが、アミーゴが入場してきたら皆さんの大『アミーゴ』コールで出迎えてください。メインでは僕がしっかり勝って締めますので、応援よろしくお願いします!」

▼第1試合

2016-05-14HEATUP_第1試合 関根龍一がBASARA所属となってから初めてHEAT-UPのマットに登場。兼平は入場するなりにらみ合い。会場の「てっしー」コールにジェラシーを感じた関根、これでやる気のレベルが急上昇した模様。

 エルボーのラリーから関根が兼平のボディにパンチ一発、ボディスラムで叩きつける。「どうした、そんなもんか」とでも言いたげな表情で自分の頭をこすりつける関根。兼平の身体が浮く程の重いミドルキックからチンロック、膝での顔面ウォッシュ、キャメルクラッチ。復帰二戦目の兼平に攻める隙を与えず畳み掛ける関根。
 ソバットを叩き込み突っ込む関根をスクープスラムで叩きつけた兼平、ジョンウーから串刺しエルボー、ブレーンバスターで反撃。だがランニングニーをキャッチした関根はカミカゼへ、切り返した兼平はコブラツイストからグラウンドコブラでフォールを狙う、カウント2。
 スタンドに戻り、関根のぶ厚い身体にエルボーを叩き込む兼平。関根は胸板をえぐるミドルでお返し。蹴りをキャッチしてノーガードの顔面に張り手をぶち込んだ兼平、ロープに飛ぶが前蹴りで止められカミカゼを食らう。一気に攻める関根、龍蹴斗をカウント2で返されると続けざまに龍切をぶち込んでカウント3。
 「効いたぜ」と顎を押さえながら兼平に握手を求めた関根。張り手を打ち込んで応えた兼平、憤りを感じさせるようにリングを去った。

▼第2試合

2016-05-14HEATUP_第2試合 風戸大智と組んだ塚本拓海がHEAT-UPマット初登場。無宿解散後、通常モードに戻った石田慎也。風戸と近藤はいつものように大声を張り上げて「ド根性合戦」。普段であれば近藤のド根性に巻き込まれてしまうのだが、塚本と石田は至ってクールな表情。
 風戸と石田、塚本と近藤の絡みからいよいよ風戸と近藤が吠える。近藤の逆水平に対し、風戸はかち上げ式エルボースマッシュ。塚本が入ると近藤にダブルのショルダータックル。チンロックで近藤を攻める塚本、叫ぶ近藤の口をうるさいとばかりに両手で閉じていく。近藤もレスラーの身体になっているが、塚本の身体はさらに上。逆水平の打ち合いでも塚本が主導権を握る。
風戸はスリングショットエルボーで舞い、綺麗なフォームのドロップキック。首四の字で近藤を絞めると、上から「ド根性ー!」と挑発。塚本はアドリアン・アドニス張りのブルドッキング・ヘッドロック。逆水平でやり返す近藤、胸を突き出して煽る塚本。ドロップキックをすかした塚本、ロープに飛ぶが近藤はフライングショルダーで反撃。ようやく石田にタッチ。

 ガットショットからボディスラム、ロープ間を駆け巡ると「BOOM BOOM」エルボードロップ。スライディングから入るスリーパー、不敵な笑みを浮かべる辺りは無宿の名残か。そかしここで近藤が「僕と代わってください!」とアピール。うるさいなと自軍コーナーに近づく石田、隙を突いた塚本はステップ式ハイキック、交代した風戸がミサイルキック。
 吹っ飛んだ石田と強引に交代した近藤、風戸の胸板にフロントキックから逆水平。ひるんだ風戸にボディスラムからド根性デ…ではなく逆エビ固めで絞り上げる。風戸はソバットからナイマン蹴り、ロープに飛ぶが近藤フライングショルダーから投げっぱなしバックフリップでお返し、石田とタッチ。

 大きく首を掻っ切るポーズから△(デルタ)ドライブを狙う石田、かわした風戸は逆にシスターアビゲイル狙い、かわした石田はスクールボーイ。カウント2。飛びつきDDTから再び△ドライブを狙う石田、塚本がトラースキックでフォローし風戸シスターアビゲイルへ。フォールは近藤がカット、塚本のフォローで場外に飛ぶ素振りを見せた風戸、避けた近藤を見据えてリング内の石田に爆発的なアックスボンバーを叩き込んでカウント3。
 BASARAの前に連敗を喫してしまったHEAT-UP。気になるのは石田慎也の動向なのだが…

▼第3試合

2016-05-14HEATUP_第3試合 カードについてはボーダーレス、これが『前途多難』。那須晃太郎のパートナーに就いたのはASUKA PROJECTの仲川翔大。岩本&阿部のスポルティーバコンビがHEAT-UPマットで見られるのも初めて。

 先発は那須と阿部、蹴擊を得意とする両者はまず相手との距離を測る。ロープに那須を押し込んだ阿部は胸板に一撃、舐められてたまるかという意思表示。ヘッドロックで絞る阿部、グラウンドで那須のヘッドシザースを食らい慌ててロープへ。
 両軍交代、かつて仲川がHEAT-UPマットに初登場した際岩本の前に敗れている事もあり借りを返したいところ。ショルダータックルでなぎ倒す岩本、アームドラッグからドロップキックでお返しする仲川、再びショルダータックルでなぎ倒す岩本。さすがに体格差は大きい。スポルコンビに捕まる仲川、岩本の逆水平で倒されるが、阿部を自軍コーナーに押し込んで交代。

 仲川のチンロック、那須のサッカーボールキックに悶絶する阿部、カウンターのドロップキックを那須に叩き込んで岩本にタッチ。那須、仲川の順で叩きつける岩本、ブレーンバスターを返され捕まるかと思われたが連携攻撃を切り返し那須を豪快にブレーンバスターで投げ捨てる。岩本の串刺しエルボーを那須がかわすと仲川と交代。
 大きくジャンプする仲川の串刺しエルボーから側頭部への低空ドロップキック、ミサイルキックと岩本に集中攻撃。しかしスワントーンは岩本がデッドリードライブで叩き落とす。阿部はボディスラムから鋭いサッカーボールキック、ワキ固めと繋ぐ。固めながら仲川の肘にパンチを叩き込む阿部、仲川ロープへ。阿部の突進をニールキックで返した仲川、那須と交代。

 エルボーの速射砲からロープに振ってキチンシンク。仲川との連携も駆使して阿部を攻め込む。ピンチに陥った阿部だが、那須がロープに飛ぶと孤高の芸術で叩きつける好フォロー。阿部のフォールのカットに入った仲川、岩本のラリアットをかわしてトラースキック、場外に出た岩本をプランチャで追い打ち。
 リング内では那須と阿部が顔面を張り合う。那須の一発にぐらついた阿部だがオーバーヘッドキックで逆襲、必死に押さえ込むがカウント2。go2sreep狙いで那須を担ぎ上げる阿部だが、切り返した那須がスリーパーからフェースロックで絞めあげると阿部がタップ。

 納得のいく戦いだったのか、那須がスポルコンビに歩み寄ると阿部の健闘を称える握手。しかし一度屈辱を味わった岩本とは最後までバチバチ、まだこの両者の決着はついていない。

▼第4試合

2016-05-14HEATUP_第4試合 藤田峰雄が首の負傷により欠場、大会開始3時間前にオファーを受けたアミーゴ鈴木が急遽セミのリングに上がる事に。場内からの大きな「アミーゴ」コールに迎えられたアミーゴ、オープンフィンガーグローブを着けて登場した川村もやる気満々。

 先発はCHANGOと川村、総合スタイルに注意したのか距離を取って様子を見るCHANGO。片足タックルで突っ込んでいくが、川村のグラウンドに翻弄されてしまう。アミーゴが登場すると再び場内からアミーゴコール、やりにくそうな表情をするPSYCHO。いきなり風車式バックブリーカーでPSYCHOの腰に一撃、川村は寝技でフォロー。しかし串刺し攻撃をカットしたPSYCHO、両足でアミーゴの頭をはさんでエプロンに出すとCHANGOがドロップキック。連携を駆使してアミーゴを攻めるPSYCHOとCHANGO、無宿亡き後でも鉄の絆は朽ちていない。アミーゴはショルダースルーでPSYCHOを大きく投げ飛ばして川村にタッチ。

 スライディングで決める首落としは川村独特の攻撃。カットに入ったCHANGOだが、川村に足を極められてしまう。振りほどこうとするPSYCHOだが、今度はそのPSYCHOに三角絞め。一気に二人を極めてしまう川村。顔面へのクローでやり返したPSYCHO、そのまま大外刈り風に川村を叩きつける。CHANGOも川村の顔面を掴んでコーナーに追い詰めるが、切り返した川村はフルネルソンバスターを狙う。振りほどいたCHANGO、川村の胸板に逆水平を叩き込む、川村は胸板へのミドルで対抗。ゼロ戦キックをブチ込むCHANGOだが川村は胸板へのランニングローでなぎ倒す。
 アミーゴの串刺しエルボー、川村を呼び込んで連携ニーリフト、ダブルブレーンバスターでCHANGOを攻める。アミーゴがコーナーに上がるが、PSYCHOのフォローで合体攻撃を未遂に終わらせる。川村に串刺しの浴びせ蹴り、コーナーのアミーゴにはヴィーナスを打ち込むPSYCHO。前のめりになったアミーゴの背中にツープラトンのドロップキック、合体シザースキックを叩き込んだPSYCHOとCHANGO。カウント2で跳ね返されるが勝機を確信したCHANGO。ところがここから再び盛り返すアミーゴ、CHANGOにラリアットをブチ込むとタイガースープレックスの体勢に。
 カットに入ったPSYCHOにもラリアットを叩き込み、川村のボディーブローを呼び込んだアミーゴ。後方に丸め込むオースイスープレックス、カウント2。ここでPSYCHOは川村にマンハッタンドロップ、突っ込んでくるアミーゴを捕らえるとCHANGOのギロチンを呼び込む。最後は無敵の合体攻撃である画竜点睛を炸裂させてアミーゴを葬った。

 急なオファーを快諾してくれたアミーゴ鈴木、敗れたものの川村、そして会場からは感謝の気持ちが送られた。2014年秋にHEAT-UPマットで復活して1年半、アミーゴ鈴木の存在は欠かせないものとなっている。一方、反骨精神むき出しで戦いに挑むPSYCHOとCHANGO、ただ勝っただけでこの日は終わりなのか…??

▼第5試合

2016-05-14HEATUP_第5試合 2010年6月20日、夢名塾プロレスリング(当時)西調布大会。田村和宏と渡辺宏志の一騎打ちはこの日以来となる。約6年ぶりの対戦、握手を求める渡辺に対し田村は動じず。あらゆるスタイルに対応ができる渡辺、試合開始直後は田村のU系スタイルに打撃で対応する。渡辺が巻き込んでグラウンドへ、クロックヘッドシザースを極めると田村の表情が歪む。
 脱出した田村は膝十字固め、渡辺クロスヒール狙い。田村腕十字、渡辺切り返して同じ技、再び田村切り返す、渡辺上から田村の首を極める。場外にエスケープする渡辺、リング中央で待つ田村。手四つの体制から押し込む田村、渡辺ブリッジで対抗、田村が潰そうとするが体勢を維持。押し返した渡辺、コンビネーションからレッグブリーカー、突っ込んでくる田村にアームドラッグ。
 グラウンドで左腕を攻める渡辺、その左腕を抱え込んでヒップトスで投げると再びアームロック。田村ロープエスケープ。田村の左肘を支点にして左腕を攻撃する渡辺、ロープに振ってドロップキック、ゴロースープレックス。その後もスインギングネックブリーカー、バックドロップと渡辺の攻勢は続く。

 コーナーに田村を押し込んだ渡辺、胸板にパンチとチョップの雨あられ。田村は体勢を入れ替えてエルボーを連打、渡辺再び入れ替えてパンチ。コーナーに振るが田村がウルトラタイガードロップ。渡辺が立ち上がるのを待ち、コンビネーションからスリングブレイド。ダブルリストロックで左腕攻めのお返し。ロープに逃れられるが、田村左腕へのキック連打。ミノルスペシャル狙いを返されてスリーパーで捕まるが、巻き投げで返してバズソーキック。ガードした渡辺、田村のミドルを掴んでキャプチュード。体固めで押さえ込むがカウント2、追い打ちのダイビング・ニードロップを放った渡辺…しかし、ここから渡辺の動きが鈍くなる。構わず渡辺ジャーマン、ブリッジは完璧だったが自ら体勢を崩してしまう。

 左膝を押さえて苦しむ渡辺、ピンポイントでそこを攻める田村。低空ドロップキックから膝裏へのアックスボンバー。リング中央で足四の字固め、耐えた渡辺はロープへ。再び足四の字を狙う田村、渡辺首固めで丸め込む。スタンドで左足へのローを連打する田村、すかした渡辺は逆さ押さえ込み、カウント2。ボディへのダブルチョップを叩き込んだ渡辺、前方回転エビ固めで丸め込むがカウント2、ひっくり返そうとする田村を再び丸め込む渡辺、これもカウント2。
 立ち上がりざまのバズソーを狙った田村、かわした渡辺はコブラツイストへ。絞り込む渡辺、一瞬の隙を突いてグラウンドコブラ、カウント2。田村から3本勝負の1本を奪った技でもカウント3は奪えず、ならばとそのままグラウンドで絞め上げてギブアップを狙う渡辺。しかし左足を抱えた田村はレッグロックで反撃、苦しむ渡辺だがギブアップは奪えず。

 またも田村は足四の字狙い、蹴りで脱出した渡辺にPKを狙うがかわされてスクールボーイ、カウント2。立ち上がる両者、田村ソバットを放つが渡辺ワンハンドバックブリーカーでお返し。耐えてバズソーを放つ田村、両者ダウン。
 カウント8で立ち上がった両者はチョップ合戦。押され気味になる田村だが、ローを放って形勢逆転。執拗なローの前に渡辺ダウン。まだ立ち上がる渡辺、田村はロー連打からソバット、走り込んで渡辺の左足にローキック。渡辺再びダウン、それでも立ち上がる。

 鬼のような形相で渡辺にローの速射砲、時にはインローも交えて渡辺を立てなくしようとする。しかし諦めない渡辺はヘッドバットで反撃、ゴツンという鈍い音が会場に響く。渡辺の反撃を振り切ってロー、再びダウンを奪う田村。
 なおも立ち上がってくる渡辺、片足タックルで倒した田村は隠し技でもあるトライアングル式足四の字固めへ。6年前の戦いで先制の1本を奪ったこの技、渡辺も必死で耐えたが遂にギブアップ。引き分けに終わったかつての一戦がオーバーラップしたタイトルマッチだったが、渡辺宏志の覚悟を上回った田村和宏の情熱が遂に先輩越えを果たした瞬間であった。

▼エンディング

2016-05-14HEATUP_エンディング 田村の腰にてっしーがベルトを巻く。右手を挙げて勝利をアピールする田村。勝ち名乗りを受け、ベルトを肩にかけるとマイクを握る。

田村「宏志さん!ハア、ハア…宏志さんの覚悟、しっかりと受け止めました。HEAT-UP入団…ただごとじゃないね、宏志さん…いいですか、とどろきアリーナあるんですよ。楽しんでる暇はないっすよ。俺らと、覚悟、死ぬ気で、やる気ありますか??」
渡辺「もとからそのつもりだ!エースとして、そしてチャンプとしての覚悟のほど、確かに見せてもらったぞ。まあ俺もこの団体に入団したからには、このまま消える訳にはいかん。枯れる訳にはいかねえんだ。
来月、6月19日王子大会で…俺の再起の第一歩として『宏志塾』を復活させたいと思う。ここで己自身を見つめ直し、そして鍛え直し、10月31日とどろきアリーナのメインイベントに立つつもりだ!
田村、俺を倒してそのベルトを防衛した暁には、いつまでも(王座を)守り続けて欲しい。俺が再びそのタイトルを獲りに来る時までだ!」
固く握手を交わす両雄、熱き抱擁、渡辺は田村の手を挙げる。

渡辺がリングを去り田村がロープ際に下がると、いつの間にかCHANGOが田村の背後からベルトをかっさらい本部席前へ。
2016-05-14HEATUP_エンディング2
CHANGO「オイ、田村和宏。お前に一つ聞きたい事があるんだけれどよお。」
田村「なんだよ?」
CHANGO「まあ…俺は何も考えないからさあ、こういう事を言っちゃうんだけどさあ。今の何かいい空気の中でさあ。渡辺宏志のどこに(ベルトへの)挑戦権があったんだよ!?あいつが挑戦権ある?ふざけんなよ。トップでやって来たの俺らだろうが。あいつが何をした?俺は考えたよ、あいつが挑戦できた理由を。よ~く考えたらわかったんだよ。あいつがHEAT-UPに所属したからできたんだよなあ。そうだ!お前よく言えんな。ベルトをちらつかせて、HEAT-UPの所属を増やして、楽しいか?なあ、お仲間いっぱい増やしたほうが安心だもんな。所属増やすの必死だな。まあ、なら話は早えよ。わかりやすくて結構だ。なあ、俺はこのベルトのためなら手段選ばねえよ。俺も!渡辺宏志のように!HEAT-UPに…入団…するかバカヤロー!オイ!俺は!俺はなあ!このベルトを俺のやり方、俺なりのやり方でなあ…」

(岩本煌史がCHANGOの肩からベルトを取り上げてリングへ)

岩本「自分も、同じ意見っす。何故渡辺宏志が今日挑戦できたのか、僕もわかりません。3月のHEAT-UP(王子)大会、僕渡辺宏志に勝ってるんですよ。3カウントきっちりと僕が獲ってるんですよ。だったら僕にも、このベルトの挑戦権、あるでしょ?自分はあなたの前で正々堂々勝ちますから。」
CHANGO「オイ二番煎じが何言ってるんだよ!」

(田村の背後から風戸大智がリングに入ってくる)

風戸「(地声で)田村さーん!僕もそのベルトに、挑戦させていただけますか、田村さーん!」
CHANGO「お前、何で(マイク)持ってんだよ!!」
風戸「(マイクを使って)アックス・ボンバー!!」

(石田慎也がリング内へ)

CHANGO「俺が最初に言ったんだろうがー!!お前ら出てくるんじゃねーよコラー!!!」
石田「風戸さん、タッグで1回勝ったからって勘違いしないでくださいね。そして岩本さん、また美味しいとこ頂いていこうかとしてるかも知れないですけど、そう簡単にはいきまっせん。無宿…」
CHANGO「俺は?」
石田「(CHANGOを見つめて)無宿ができなかった事は、僕が一人でやります。そう田村さん、僕もそのベルト…狙ってますよ。」

田村「おお、いいねえ。4人だけか、他にも誰かいねえのか。オイ、言いてえやつはいるのか?4人だけか?オイ。」

(館内から歓声が上がり川村亮がエプロンに立つ)

田村「ああーーーー!!」
川村「あの今日…みねぴょんさんがね、まさかの欠場でしたけど、あの~…かわいそうじゃないですか。みねぴょんさんの大好きな、そのキンキンな、金金なベルト、金禁なベルト、俺が獲って、みねぴょんさんとその禁禁なベルトの防衛戦しようと思います。どうでしょうか?」
田村「オッケーオッケー、だったら『誰が一番強いか決めたらええやん』。オイ、平等に行こうぜ。お前らトーナメントやれよ。で!勝った奴!!勝った奴に新百合だ!8月31日の新百合でこのベルトに挑戦させてやる。それでどうだ!?どうですかお客さん!?決まった、帰れ!お前ら帰れ!!帰ってくれ!(川村に向かって)あんたが一番こわい。(田村がリングに残る)

おっしゃ、ちょっとトーナメント考えてて、(6月19日)王子から始めたいと思います。次、王子に向けて、よし、HEAT-UP…」

近藤「(地声で)田村さーん!!!誰かを忘れてますよ、僕ですよ僕!」
田村「知ってるよ。」
近藤「僕も(トーナメントに)出してくださいよ。出させてくださいよ。そのベルト欲しいっす!(一瞬の沈黙の後何かのスイッチが入って)ベルト欲しいっすよー!!俺だって挑戦したいっすよ!やらせてくださいよ!!」
田村「お前、風戸とちょっと匂い似てるんだよ!ちょっと工夫しろ!」
近藤「いいじゃないですか、僕HEAT-UP所属ですよ。僕もHEAT-UP所属なんですから○▼※△☆▲※◎★●!!僕だって出たいっすよ!やるんですから!やるぞーうおーー!!」

田村「…(苦笑)とりあえず、締めようぜ。(兼平がリングへ)オッケー、じゃやろうか。じゃあ皆さん、締めますのでご起立をお願いします!」

(兼平がマイクを取り上げて)
兼平「田村さん…もう一回だけ言わせてください。…さようなら。(去り際に)僕も、挑戦します。」
(兼平が去っていく)

田村「オイ兼平ー!お前タイミング考えろー!!みんな立っちゃってるじゃないかよー!くっそ~…」

会場内から上がった「アミーゴ!」の声。田村はアミーゴを呼び込むと…今まで数度行われ一度も成功していない『アミーゴヒートアップ』をやらせようとする。
アミーゴ「お前、無茶振りするなあホントに。よし、今日は横浜までご来場誠にありがとうございました!」
宏志塾の復活、次期挑戦者決定トーナメント決定、そして奇跡の(?)アミーゴヒートアップ大成功。とどろきアリーナまであと171日。灼熱の伝道師に、止まっている余裕はない。

(記事・写真提供 HEAT-UP)

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