中島が「人として残念」と奈七永をビンタ!長与の50万するクラッシュギャルズコスチュームをアイロンでダメにした水波に集中砲火!

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 5月11日(水)13時30分から神奈川・川崎市の「サンドリヨン」にて、5・18後楽園「SEAdLINNNG〜Let’s go NOW!!!」の全カード発表会見が行われた。まずは奈七永代表が同大会より、7・11後楽園「SEAdLINNNG 高橋奈七永20周年興行~LOCK ON!~」のチケット先行販売を行うことを発表。また世志琥の入場テーマ曲の音楽配信が決まったことを明かした。続いて5・18後楽園大会の全カードと各選手の意気込みが語られた。

『SEAdLINNNG〜Let’s go NOW!!!』
日程:5月18日(水)
会場:東京・後楽園ホール
開場:18:00 開始:19:00

▼第1試合〜OPENING POP UP!〜15分1本勝負
水波綾(WAVE)
vs
SAKI(LLPW-X)

2016-05-11SEAdLINNNG会見_第1試合
SAKI
「今回、オープニングマッチでSEAdLINNNGさん2回目の参戦で、水波さんとの試合を組んでいただきましてとても嬉しく、凄くチャンスだと思っています。身長のほうも私のほうが高いし、生まれも早いし、私も鍛えていてそのへんは自信があるので、そもそも水波さんはSEAdLINNNGで2回負けていて、絶対、SEAdLINNNGのリングに向いていないと思うで、今回も私が勝って水波さんにハートを見せつけたいと思います。オープニングマッチよろしくお願いします」

水波綾
「プロレスリングWAVE・水波綾です。確かに過去2回負けております。でも過去は過去です。今は今です。自分より年齢が若いって言ったけど、実は同じ年です! 1カ月の差! そんなね、すべてにおいて自分のことを簡単に勝てると思われているのはシャクですけど、まあ逆にその言葉を聞いてワクワクしております。ハートを見せる? ハート、見せられるかなぁ、そんな感じですね。当日は、1本目から自分の熱くてカッコよくて激しくてそんな闘いで1本目が会場の温度を熱く熱く上げていきたいと思います。よろしくお願いします」

——水波のことはどのように?
SAKI「カッコいい印象が強いです。カッコいい印象が強いんですけど、私も逆に、別の意味でというか、女性らしいカッコ良さを負けずに出していきたいと思います」

——先ほど奈七永選手からも2回負けてるとマイナスな発言もあったが?
水波「さっきも言ったんですけど、過去は過去です。今は今なんです。自分は今をすごく熱く生きているんで過去はどうでもいいです。以上」

▼第2試合〜Whirl around!〜20分1本勝負
堀田祐美子(ディアナ)/カサンドラ宮城(仙女)
vs
宮崎有妃(フリー)/岩田美香(仙女)

▼第3試合〜Keep trying Hispeed!〜20分1本勝負
井上貴子(LLPW-X)/朱里(フリー)
vs
藤本つかさ(アイスリボン)/MIZUKI(LLPW-X)
※レフェリー=南月たいよう

※藤本とMIZUKIのコメントを奈七永が代読
藤本「ハイスピード後楽園へようこそ! 南月さん、今回はどんなルールになるのですか? たとえ私にとって不利なルールであろうと、すべて対応してみせますから。そして井上貴子さんとは初対戦です。貴子さんのスタンガンを奪って…誰とは言いません。気をつけてくださいね。ふふふ」

MIZUKI「SEAdLINNNG参戦嬉しいです。ありがとうございます。ハイスピードは3回目で師匠の貴子さんよりも経験者なので、貴子さんを超えられるチャンスがあると思います。ハイスピード、毎回いつもと違う変な緊張がありますが、がんばります」

▼第4試合〜Grow sprouts!〜30分1本勝負
Sareee(ディアナ)/田中盟子(ディアナ)
vs
彩羽匠(Marvelous)/門倉凛(Marvelous)

2016-05-11SEAdLINNNG会見_第4試合
※長与千種が同席
田中盟子
「今回、自分はSEAdLINNNG旗揚げ戦以外全部出させていただいているんですけど、Sareeeさんは旗揚げ戦から全部出ていて、スト魂はSEAdLINNNGの顔といっても過言ではないと思います。最近、スト魂という名前もみなさんに知られて上がってきているようなので、その勢いでぶっ潰したいと思います」

Sareee
「前回のSEAdLINNNG後楽園ホール大会の時に自分は最後メインのあとリングに上がって奈七永にアピールしたにもかかわらず、この大会のメインに自分だけ入ってないというのが凄くモヤモヤしていて、SEAdLINNNGに対してムカついています。でもこないだの後楽園ホール大会で世志琥とシングルマッチをして結果、負けてしまいました。でも、そのなかで自分は得たものが凄く大きかったです。今回、このカードなんですけどこないだmarvelousさんの旗揚げ戦を見させていただいて、本当に全部が凄くて、凄く悔しかったです。自分たちも負けてられないなと思いましたし、このカードが組まれたことは嬉しいです。このカード、自分と田中盟子の勢いを対戦相手にぶつけて長与千種さんにはそれを見て感じてもらいたいです」

長与千種
「若い間に挟まれてとても気分がいいです。門倉ですけども、実はこのSEAdLINNNGの試合で3戦目です。第1戦目のときに浜田文子選手の胸を借りて試合をやったんですけど、思いのほかいろいろな技を切り返すことができて、なんだコイツって。不思議ちゃんが漂ってしまいまして、この勢いをそのまんま、SEAdにぶつけてみようかなっていうのが正直なところで、SEAdは苗から育ててくれます。ウチはまだまだ種です。苗と育ててくれるには格好の場所だと判断していますので、ここは高橋選手のほうにすぐに電話して『門倉でいきます』ということをお伝えしました。この子が苗として育ってくれるかどうかは、この一番にかかっていると思います。同時に彩羽匠に関してもプレッシャーはあると思います。なぜならば前回の試合から彼女は反省に反省をかさねておりますので、それはのちほど彼女からコメントを聞いてもらえばいいと思います。右手におります、Sareeeというレスラーを非常に評価しております。まだまだ彼女は本当の自分を出してない気がします。本当の自分を出した時にきっと彼女はメチャクチャ面白いレスラーになるんじゃないかなって思います。それがこのSEAdのリングでですね、この4人でそういうことが少しでも見え隠れしてくれたらいいなという気持ちがあります。と同時にもう一人不思議ちゃんを発見しました。彼女の試合も不思議ちゃんです。ゆとりのレスラーです。ゆとりのレスラーを私は信用しています。オリンピック候補生たちはみんなゆとり世代です。セルフプロデュースがとてもうまいです。ですから彼女も自分のセルフプロデュースをしっかりと持っています。このゆとり世代のレスラーたちを信用していいんじゃないかなと本当に思います。ここは本当に高橋奈七永に感謝したいのは、こういう場をくれてありがとう、と。またその日はこっそりと見に行こうかなと思います。こっそり見て楽しみたいと思います」

門倉凛
「5月3日にデビューさせていただきました、Marvelous門倉凛です。今回、長与さんから『門倉行ってこい!』と言われまして、正直今でも驚いています。ですが、まだまだな私ですが、一生懸命先輩にぶつかってこのチャンスを生かしたいと思います。よろしくお願いします」

彩羽匠
「SEAdLINNNG、今回3回目の参戦ですけども、本当に嬉しく思っています。5月3日にMarvelousの旗揚げをさせていただきまして、今回のパートナーがデビュー戦をした門倉選手なんですけども、自分は先輩なので門倉をサポートしつつも、勝ちを狙っています。必ずこの試合で勝ちまして、世志琥選手との一騎打ちをお願いしたいと思います。よろしくお願いします」

長与「Sareeeちゃん、匠が世志琥と一騎打ちだって。そうはさせるかだよね」
Sareee「今、自分もむっとしました。まず自分に勝ってから言ってほしい」
彩羽「だからこの試合で勝たせていただきます」
Sareee「ウチらも絶対負けないから」
長与「これだけ争っていれば面白い試合になると思います。ここから負けず嫌いの女たちがどんなドラマを繰り広げてくれるのか魅力だと思うのでみなさん応援してあげてください。世志琥、人気もんだな、お前は! みんなに狙われているな」

——Marvelous旗揚げ戦を見た印象
Sareee「門倉凛選手は、文子選手のムーンサルトを返した時、凄いなと思ってビックリしました」
長与「フィニッシュキラーって言われている。あだ名はね、フィニッシュキラー。無我夢中で返してるからね。気をつけて。ただ単に肩を上げないといけないという気持ちだけだからね。それがたぶん、一番面白いところなんだろうけど。化けてくれればいいけどね。そうはいかないよ」

——スト魂の2人のほうがタッグチームとしては上手だろうが、彩羽&門倉のタッグはどう?
彩羽「まだ門倉もデビューして、まだ間もないですし、はじめてのタッグだから未知数だと思いますね。でも、入門してきたときから一緒に生活してきて、一緒に練習をかさねてきているので、そういう面ではタッグチームとしてはいいと思います」

——スト魂の印象は?
彩羽「自分も生で試合を見たことないんですが、ネットとかで写真とかを見させていただいて、凄く明るい感じのディアナさんの旗を持って入場しているという。自分の印象ではそんな感じ。ディアナさんのエースとして活躍している2人だと思うので、自分たちもmarvelousを背負っている身なので負けられないですね」
門倉「自分もスト魂さんの試合を見たことがなくて、ネットでしかまだ見たことがないんですけれども、今回それで当たってみないとわからないこととかもあると思うので楽しみ」

——Marvelousの旗揚げが凄いというのは、具体的に?
Sareee「まず感動したのが、映像が凄く感動しました。あと、デビューした2人の方が一生懸命、生活とかはわからないですけれども凄く頑張ってきたんだろうなって。前の自分と重ねてしまったというか。凄いなって思います」

——長与さんは全部の自分を出していないといわれたが。
長与「本当にまだ彼女が若いころに、2年前、3年前に見たんですけど、どうしてまだまだ彼女の試合を見ていると未知数。まだまだ残されていて遠慮がたくさんあります。どうしていいかがわからない時をたまたま垣間見ることがあったので、SareeeはSareeeらしくいけばいいと。アドバイスをしたいところなんですけど、自分の団体ではないので、でもいつも彼女の試合を見ている。もっともっとこうすればいいああすればいいと思い切り出したほうがいいと思う。自分の思う感情をすべて出し切らないとお客さまには評価されないし、それがまだまだ溜まっている。未知数ですよ。ここにいるレスラーたちはまだまだ伸びしろがあるレスラーたちなので、何が起こってもおかしくない興行だと思いますね。ファンキーなコンビ、ファンキーロックなコンビです。あとは高橋さん、一言いいですか。『過去は過去、今は今』って何を言ってるんだ、アイツは!」

奈七永「はい、アニキですね」
長与「クラッシュのときのコスチューム。1着50万ですよ。それを……」
水波「長与さん、スミマセンでした! スミマセンでした!!」
長与「あのコスチュームにアイロンをあてましたからね。アイロンの三角が付いちゃって、50万がパーですわ!」
奈七永「アイロン事件……!」
長与「過去は過去、今は今? テメー! ふざけてんじゃねー、SAKIちゃん、やっちゃってください」
SAKI「ヨッシャ! やってやる!」
長与「悪いけどSAKIちゃんの勝利を祈っています」
SAKI「ありがとうございます。頑張ります!」
長与「勝ったら1万円あげます」
水波「でも長与さん、アレがあるから今の自分があるんです」
長与「ふざけたこと言ってんじゃねー。なんかSareee言って!」
Sareee「失礼です」
彩羽「そのコスチューム、自分が着る予定だったはず」
奈七永「ここには敵しかいないぞ」
水波「どうしてこんな風になったんですかね……」
長与「お前がなんでアニキって言われているかさっぱりわからない。この試合はSAKIちゃんが勝ちます。面白く化けます。どうか楽しみにしてください」

▼メインイベント〜Episode-d〜30分1本勝負
高橋奈七永/世志琥
vs
中島安里紗(JWP)/山下りな(OSAKA)

2016-05-11SEAdLINNNG会見_第5試合
世志琥
「復帰してからSEAdLINNNGでの試合はこれで2回目になるんですけれども、間がちょっと空いてしまっているんですが、その間に自分は他団体に乗り込んでいったりして、今の自分のコンディションにまったく問題はないと思っています。いよいよ2戦目、タッグなんですけど、今まで自分は復帰してから負けなしなんです。全部シングルで負けなしということで今回タッグは復帰して初なんですけれども、高橋奈七永と組むということで4人のなかでも1番を狙っていきたいと思っています。あとさっき、彩羽匠が自分と試合がしたいと言ってましたが、旗揚げ戦で里村に負けて、そんな結果も出してない状態で今、自分とシングルをやりたいと言われても、なんなんだよっていう感じなのでSEAdLINNNGのカードで結果を出してから自分に挑戦をしてきてください」

高橋奈七永
「1週間前になりましたが、カードを発表した時点で3月の後楽園のメインのあとに中島安里紗、山下りな、Sareeeがリングに上がってきまして、各自アピールをしてきましてですね、中島と山下で決めたのならその勢いであったり実績であったりとかカード決めたあとに中島選手はJWPのチャンピオンに返り咲いたり、結果を残していますので楽しみで仕方がなくて早く闘いたい、早く闘いたいと思っていたんですけれども、5月4日のアイスリボンの横浜大会で中島選手と久しぶりに対戦をしたのですけれども、正直、対戦して肌を合わせてこの選手に一生負けることないなって対戦してて思いまして。それも実際に伝えておきたかったので。口ではさ、強そうなことを言うけれども、実際はどうなんだよっていうところをね」

中島安里紗
「アイスの文体で高橋奈七永と対戦しまして、Twitterなどでも高橋奈七永のその発言は見てますけど、言われれば言われるほど自信が付いていくのがわかるというか、感じ取る力が乏しいのか、本当は悔しくて言っているのかわかりませんけど、今まで自分はファンの方であったり、先輩選手だったりとか、期待に応えることが凄く大事だと思っていて、期待に応えてくることで今の位置まで来たと思っているんですけど、それと同時に期待を裏切るのも大事だと最近は思っているので、高橋奈七永が中島安里紗を潰してくれるだろうというお客さんの期待であるとか、自分が負けるわけがないと思っている高橋奈七永の思い込みを壊すのが凄く楽しみです」

奈七永「その言葉、そっくりそのまま返してやるよ。お前の口ばっかりのところ」
中島「どのあたりが口ばっかりなのかがよくわかりませんけど、そんなに多く発言もしてませんし。なんかやっぱり高橋奈七永が雲の上の存在というか、憧れ、尊敬する存在でありましたけど、やっぱり今は同じ位置にいると思っているので」
奈七永「同じ位置なわけないでしょ。その位置ってどこなの」
中島「私は高橋奈七永が女子プロレスのトップだと思っています、今は。18日以降は私がトップになって、今JWPのトップですけれども、SEAdLINNNGのトップにも自分が立ちたいと思っています」
奈七永「いやー、ないね。このカード失敗したかなって思ったくらいなんです。ないわ」
中島「その自信がどこから来るのか」
奈七永「肌を合わせればわかるよ。わかるだろ、プロなら」
中島「今まで尊敬してきましたけど、人としてとても残念だな、と」
奈七永「なんでお前にそういうこと言われなきゃいけないの」
中島「お前って誰だよ」
奈七永「お前だよ、な・か・じ・ま・あ・り・さ!」
中島「呼んでおいてなんだよ、その態度」
奈七永「別にいいじゃん、どうせ試合するんだし。来て頂いてありがとうございます。1週間前なのでよろしくお願いしますとでも言うと思ったのかよ、のこのこ来てさ。アホか」

この言葉に中島が堪えきれず奈七永をビンタ。奈七永もやり返し乱闘に。すると中島は「次大会のポスターは真ん中に中島安里紗、お前ら端っこにしてやるからな」と中座した。

騒然となった会見場だったが、奈七永は「それぞれの思いがあると思うんですけど、この感情をSEAdLINNNGのリングで爆発させていきたいと思って、SEAdLINNNGをやっていきたいと思いますので、私が結果を出したいと思います。私も人に言えないくらい、旗揚げ戦しか勝利してなくて、負けてますので、結果と内容で示していきたいと思います。世志琥、タッグ組んでいる回数少ないけど、次はやりましょう。よろしく」と質疑応答へ。

——中島選手のSEAdLINNNGのトップに立つという発言について
奈七永「2つの気持ちがあって、絶対はそうはさせない。それがまず一番、SEAdLINNNGの一番に立ってやるという気持ちで立ってやるということは自分の、闘いっぷりっていうものに自信を持って言ってるんでしょうから。私はそれを倒すというだけのことで、闘いの火がもっと最大きくなると思うのでそういう意味では、言いたくないけど頼もしい部分はあります。そこを私が潰してやる。それがレスラーvsレスラー、そう思います」

——絶対、中島に負けないというのはどういうところが
奈七永「中島は本当、雑なだけで、的確じゃなくて、なんか心が折れることがないなと思いました。レスリングで組んでいてもやられることないなって思ったし、力の部分でも体のコントロールの部分でもすべてに関して、そう思ったので、ただもっと押される部分があるのかなって思ったんですけど、中島に対する思いと、逆に山下とも5月3日対戦したんですけど、ぜんぜん違う2人でしたね」

(記事・写真提供 SEAdLINNNG)

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