DDT 3・21両国国技館大会 【KO-D無差別級】イサミvsHARASHIMA 【KO-Dタッグ】竹下&遠藤vs佐々木&石川 飯伏&伊橋vs高木&葛西vsKENSO&マイケル
『Judgement2016~DDT旗揚げ19周年記念大会~』
日程:2016年3月21日
開場:14:30 開始:16:00
会場:東京・両国国技館
観衆:6938人(満員)
▼ダークマッチ~キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ 60分1本勝負
【王者】●諸橋晴也/星誕期
3分31秒 ラ・ビオリ
○DJニラ/鈴木大(DNA)
※第13代王者が初防衛戦に成功
▼第一アンダーマッチ 東京女子プロレス提供13人参加バトルロイヤル 時間無制限勝負
【退場順】
<一人目>
○ハイパーミサヲ
1分32秒 オーバー・ザ・トップロープ
●ポイズンミウラ
<二人目>
○みんな
3分6秒 オーバー・ザ・トップロープ
●優宇
<三人目>
○のどかおねえさん
3分25秒 クロス・ボディーアタック→体固め
●ハイパーミサヲ
<四人目>
○みんな
3分35秒 押さえ込みをひっくり返す→体固め
●のどかおねえさん
<五人目&六人目>
▲清水愛
5分6秒 辰巳に釣りガール式ばくだん固めを決める清水も押さえ込まれて→両者同時フォール
▲辰巳リカ
<七人目>
○のの子
5分20秒 ドラゴンスリーパイ
●小橋マリカ
<八人目>
○滝川あずさ
5分44秒 ボインメーカーを切り返す→回転エビ固め
●のの子
<九人目>
○みんな
5分49秒 押さえ込みをひっくり返す→体固め
●滝川あずさ
<十人目>
○坂崎ユカ
6分48秒 オーバー・ザ・トップロープ
●KANNA
<十一人目>
○中島翔子
7分40秒 ジャックナイフ式エビ固め
●山下実優
<十二人目>
○坂崎ユカ
8分37秒 足取り式逆さ押さえ込み
●中島翔子
▼第二アンダーマッチ DNA提供6人タッグマッチ~井上麻生復帰戦 20分1本勝負
○勝俣瞬馬/ワンチューロ/井上麻生
6分53秒 ライトニング・スパイラル→エビ固め
岩崎孝樹/レインボー・カワムラ/●島谷常寛
▼第三アンダーマッチ プロレスリングBASARA提供6人タッグマッチ 20分1本勝負
塚本拓海/●風戸大智/竜剛馬
5分28秒 HEAVY METAL AHTHEM→片エビ固め
○FUMA/久保佑允/SAGAT
▼両国初登場! KO-D無差別級王座次期挑戦者決定およびいつでもどこでも挑戦権争奪時間差バトルロイヤル 時間無制限勝負
【退場順(<>は入場順)】
<一人目>
○樋口和貞(DNA)<2>
4分56秒 オーバー・ザ・トップロープ
●ゴージャス松野<6>
<二人目>
○平田一喜<1>
5分23秒 オーバー・ザ・トップロープ
●チェリー<5>
<三人目>
大家健(ガンバレ☆プロレス)<7>
6分26秒 いつでもどこでも挑戦権獲得
<四人目>
松永智充<8>
8分27秒 いつでもどこでも挑戦権獲得
<五人目>
大鷲透(フリー)<7>
10分43秒 いつでもどこでも挑戦権獲得
<六人目>
○ヨシヒコ<13>
12分17秒 オーバー・ザ・トップロープ
●関根龍一(BASARA)<4>
<七人目>
○ヨシヒコ<13>
12分25秒 輪廻転生
●マサ高梨<3>
<八人目>
平田一喜<1>
13分19秒 アジャ・コングとのデート権獲得
<九人目>
○樋口和貞(DNA)<2>
13分46秒 オーバー・ザ・トップロープ
●中津良太(BASARA)<9>
<十人目>
○樋口和貞(DNA)<2>
16分53秒 轟天→片エビ固め
●高尾蒼馬<11>
※樋口が4・24後楽園でのKO-D無差別級王座次期挑戦権を獲得
▼3WAYタッグマッチ 30分1本勝負
[チームドリフ]石井慧介/○入江茂弘
9分57秒 ビーストボンバー→片エビ固め
[スマイルスカッシュ]●彰人/ヤス・ウラノ
※もう一組は[World's Cutest Tag Team]ジョーイ・ライアン/キャンディス・レラエ
▼スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
[Kawaii Connection]赤井沙希(オスカープロモーション)/●大石真翔/レディビアード
9分38秒 卍固め
○LiLiCo(フリー)/梅田公太(DNA)/渡瀬瑞基(DNA)
▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
アントーニオ本多(フリー)/●福田洋(BASARA)
12分10秒 ドラゴンスリーパー
○藤波辰爾(ドラディション)/LEONA(ドラディション)
▼DDT EXTREME級選手権試合~アルティメットロワイヤル有刺鉄線パワーポイント・ノー電源爆破PWFルール 60分1本勝負
【王者】●ケンドー・カシン(はぐれIGF軍団)
7分7秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを潰す→エビ固め
【挑戦者】○スーパー・ササダンゴ・マシン
※第34代王者が4度目の防衛に失敗。ササダンゴが第35代王者となる
▼飯伏幸太復帰戦&飯伏プロレス研究所所属第1戦~東西正面向正面全面使用エニウェアフォール・ウェポントレジャーハント3WAYタッグマッチ 30分1本勝負
[センテンススプリング]KENSO(フリー)/●中澤マイケル
23分12秒 フェニックス・スプラッシュ→片エビ固め
○飯伏幸太(飯伏プロレス研究所)/伊橋剛太
※もう一組は[クレイジー大社長]高木三四郎&葛西純
▼ドラマティック・ドリームマッチI 30分1本勝負
●坂口征夫
16分15秒 TKO(スリーパーホールド→レフェリーストップ)
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)
▼ドラマティック・ドリームマッチII 30分1本勝負
●男色ディーノ
10分20秒 男色ヨコヅナインパクト→漢固め
○曙(王道)
▼ウチコミ!presents KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/ハッピーモーテル】●竹下幸之介/遠藤哲哉
17分22秒 変形ミスティカ式クロス・フェース
【挑戦者組】○佐々木大輔/石川修司(フリー)
※第53代王者組が2度目の防衛に失敗。佐々木組が第54代王者組へ
▼グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者】●木高イサミ(BASARA)
18分15秒 スワンダイブ式蒼魔刀→体固め
【挑戦者】○HARASHIMA
※第55代王者が4度目の防衛に失敗。HARASHIMAが第56代王者へ
HARASHIMAがイサミを倒しKO-D新王者へ!大家がいつどこ権を行使し26日にKO-D挑戦決定!飯伏が復帰!
ダークマッチ
王者である諸橋のみ入場曲付きで登場。開幕ニラが諸橋の腹を刺し、さらにニラは自分の腹を刺して自害。
鈴木は誕期にドロップキック連発からエルボー連打。ロープに飛んで走りこんだ鈴木を誕期はショルダーアタックで倒し串刺し攻撃を狙うが、これを避けた鈴木がドロップキックで誕期をコーナーに押し込みニラにタッチ。誕期も諸橋にタッチ。
ニラは腹を抑えながらヨロヨロとリングを回るが、諸橋は容赦無いショルダータックルで倒し、ニラをロープに振るとアームホイップからフォールも2。
諸橋は足を踏み鳴らしロープに飛ぶが、鈴木がエプロンから蹴りつけニラが背後から低空延髄斬り。ニラはエプロンに出てスワンダイブも、諸橋は脇固めで捕らえる。
カットに来た鈴木はエルボー連打も、諸橋は強烈なエルボーで倒し、諸橋がニラをブレーンバスターでセットし誕期がブエノスアイテス24時を狙う。だが鈴木が諸橋の足を引っ張り倒すと、倒れた諸橋へ誕期を突き落とし同士討ちさせる。ニラが諸橋を丸め込むが2。誕期がニラに走りこむがニラはカニバサミで誕期を諸橋に叩き付け、ニラは改めて諸橋をラ・ビオリで丸め込んで3カウント。
第1アンダーマッチ
東女メンバーが全員リングインすると、蛇界軍が登場。
バトルロイヤルのためリング上で大乱闘となるが、ミウラがハイパミをさっそくフォールも全員でカット。ミウラを全員でストンピングからトレイン攻撃を狙うが、澤田が蛇文で全員の動きを止め吹き飛ばす。
ミウラが坂崎と中島をダブルラリアットで倒し、ハイパミに走りこむがハイパミはロープをたゆませミウラは場外に落下。これで失格。
中島と辰巳がお互い投げようとするも、そこを次々肩を組み数珠つなぎブレーンバスター。
優宇が次々一本背負いから辰巳に腕ひしぎもハイパミがそこをフォール。KANNA達がカットすると、優宇をおねえさんとともに場外に投げ捨てる。優宇は失格。
ハイパミにあずさがXファクターからおねえさんがクロスボディアタックからフォールでハイパミが失格。そこをあずさやマリカ達がひっくり返してフォールするとおねえさんも失格。
マリカが清水にロープを使ったフェイスバスター。そこを坂崎がロケットランチャー。KANNAが坂崎をエルボー、中島がKANNAをコードブレイカー、中島が投げて山下がミドルキックも、そこをのの子がオパイェで倒すが山下はハイキックで両者ダウン。
辰巳がドラゴンリングインも清水がガットショットからロープに飛ぶも辰巳がヒップアタックで迎撃。辰巳はスタナーを狙うも、清水はフライングクロスチョップで倒し釣りガール式ばくだん固め。そこを全員が押さえ込み辰巳と清水は失格。
のの子はマリカをドラゴンスリーパイでギブアップさせると、のの子はあずさにKズプレスからボインメーカーを狙うも、あずさがそこを丸め込みのの子失格。山下とKANNAがひっくり返しあずさも失格。
山下とKANNAがエルボー合戦。KANNAが山下をコーナーに振るも山下は足を伸ばしカットし肩に担ぐと場外に投げ捨てようとする。KANNAはエプロンに着地し、山下はニーを叩き込むが、そこへ坂崎が魔法少女キックでKANNAを叩き落とし、坂崎と中島が結託し山下に攻めこむも、山下は次々蹴りで倒しロープに飛ぶが、中島と坂崎はダブルドロップキックで迎撃。山下は中島にスピンキックから走りこんできた坂崎にラリアット。中島に走りこむが、中島は丸め込もうとする。そこを坂崎がコーナーから飛び込み合体ジャックナイフで山下を失格させる。
坂崎は中島の顔面にクラッカー攻撃から走りこむが、中島はフランケンから619。避けた坂崎が619を叩き込み、魔法少女スプラッシュを投下、足を伸ばしてカットした中島がノーザンライトを狙う。耐えた坂崎がミドルキックをキャッチし丸め込んで3カウント。
第2アンダーマッチ
先発はカワムラと勝俣。ヘッドロックでカワムラのウィッグが外れる。島谷とワンチューロへ。ワンチューロは地獄突き連発から串刺し攻撃を狙うが、島谷はこれを避け串刺し攻撃を狙うも、ワンチューロは足を伸ばしてカットするとラリアット。ココナッツクラッシュからネックブリーカーで倒しフォールも2。
ワンチューロは勝俣をおぶって串刺しボディスプラッシュから、勝俣がおぶさったままブレーンバスター。フォールも2。ワンチューロは井上にタッチ。
井上はボディスラムからギロチンドロップ。フォールも2。勝俣にタッチ。勝俣はボディスラムからフォールも2。
エルボー合戦から勝俣がガットショット。島谷がロープに振りドロップキックも。これを避けた勝俣が走りこむが島谷はドロップキックを顔面に叩きこみ岩崎にタッチ。
岩崎は次々ビッグブーツも、ワンチューロが地獄突き連発からワンチューロをスピンキックから井上にガットバスター。勝俣がスピンキックも岩崎はバックドロップ。
岩崎はダブルアームスープレックスから島谷がムーンサルト。カワムラがくねくねとポーズを決めてからフォールも2。カワムラは勝俣にスイングブレイドから島谷にタッチ。
島谷は勝俣にエルボー連打からコーナーに振ろうとするが、逆に振った勝俣が走りこむも、避けた島谷がダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
島谷はロープに飛ぶが勝俣はドロップキックで迎撃し、ボディスラムからムーンサルト。フォールも岩崎とカワムラがカット。
井上とワンチューロがそれぞれ場外ダイブし、勝俣がライトニングスパイラルで島谷から3カウントを奪った。
第3アンダーマッチ
開幕ヘヴィメタル軍が急襲。リングにはSAGATと風戸。フライングメイヤーからエルボーで倒し、SAGATがアームホイップからSAGATが急所に噛みつきコーナーに押し込む。SAGATは久保にタッチ。
久保と風戸はエルボーの打ち合い。久保は強烈なチョップからエルボーを落としボディスラム。更にエルボードロップからフォールも2。
久保はバックをとるが、耐えた風戸にエルボー連打からロープに飛ぶが、風戸はドロップキックで迎撃し塚本にタッチ。
塚本は久保に串刺しトラースキックも、SAGATとFUMAが出てくるが塚本は二人まとめてトラースキックで迎撃すると、久保に走りこむが久保は足を伸ばしてカットすると飛びつきフランケンからローリングチョップを狙うが、塚本は延髄斬り。両者タッチ。
FUMAと風戸。風戸のダイビングラリアットを避けたFUMAとエルボー合戦から風戸がかかと落とし、更にトラースキックもキャッチしたFUMAが風戸をコーナーに座らせるとそのままHeavy Metal Hammer。フォールも竜がカット。
竜がダイビングボディアタックで久保を迎撃も、SAGATがバックドロップ。塚本がラリアットからFUMAがHeavy Metal Swordを塚本に叩きこみ、FUMAは風戸に走りこむが風戸はジャンピングラリアットからフォールも2。
風戸はアンナカッターを狙うが、そこを久保がキャッチしSAGATがゴアを叩き込むと久保がバックドロップ。FUMAがHeavy Metal Anthemで3カウント。
オープニング
大会開始前にドラマティックアワード2015の授賞式。
【ベストパフォーマンス】平田一喜
【ベスト女子レスラー】赤井沙希
【ベストトンパチ】飯伏幸太
【ベスト煽りV】8月23日 DDT両国ドラマティック・ドリームマッチ HARASHIMAvs棚橋弘至
【ベストSNS】高木三四郎
【ベストショット】2015年3月29日 DDT後楽園 高木三四郎デビュー20周年記念試合 高木三四郎&葛西純 東京都 藤原さん
の6部門が発表。
続いて
【ベストセクシー】2月15日 DDTさいたまスーパーアリーナ大会の松崎しげるさんの「愛のメモリー」
【ワーストバウト】11月17日 #大家帝国 主催興行 全日本手相撲選手権決勝戦 山ちゃんvs藤岡典一
【ベストマイク】5月16日ガンバレ☆プロレス王子大会の藤田ミノルのマイク
【ベストタッグ】男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン
【ベスト必殺技】子泣き式ゴーレムスプラッシュ
【ベストバウト】11月17日 #大家帝国 主催興行 HARASHIMA&大家建vs棚橋弘至&小松洋平
が発表され、選手が実際にリングに登場する形での全対戦カード発表へ。
第1試合
某カメラ男風にVTRでルールが説明され『NO MORA 平田GO』と平田が捕まる映像に拍手が起きる。
平田がメンズダンサー二人を連れてフルバージョンのダンスを披露。続いて樋口が登場。
樋口は平田をコーナーにふっ飛ばしチョップ連発からオクラホマスタンピードでフォールも2。樋口はチョークスラムからフォールも2
。樋口は轟天を狙うが、平田は着地し場外に出ようとする。それを捕らえた所でマサ高梨が入場。
高梨はSPW認定サウスイースト・アジアのベルトを持って入場し樋口と平田をまとめてスクールボーイ。逃れた平田は場外へ逃げ、樋口は同じく逃げようとする高梨を捕まえエルボーを落とすと、高梨にOTRを狙う。ここで関根が入場。
関根と樋口がチョップ合戦。打ち合っている所へチェリーが入場。高梨と関根がダブルブレーンバスターで樋口を叩きつけ、チェリーにダブルガットショットからダブル攻撃を狙うが、チェリーが二人まとめてネックブリーカードロップ。ここでラダーが投入される。
チェリーが登った正面へ平田が登るがチェリーはビンタで叩き落とすと、平田はラダーを揺すってチェリーを落とすとストンピング連打。樋口が平田を叩き落とした所へゴージャス松野が入場。
松野は樋口にダイビングクロスボディも、キャッチした樋口へ高梨と関根がドロップキックを叩きこみフォールさせるも、これは樋口が返す。ここで大家が入場。
樋口が松野を担いで場外に投げ捨てOTR。松野失格。樋口がラダーを担ぎ関根と高梨、チェリーにラダーを叩き付け、平田がチェリーをOTRさせチェリー失格。平田がラダーを大回転させ樋口の目を回すとドロップキックで場外に叩きだす。大家はまだリングインせずリング下を周る。
平田が高梨の顔面をラダーに叩き付け、平田がラダーに登ったところで大家が正面に登り頭突き連発からバッドコミュニケーションの掛け声とともにいつどこ権をキャッチ。
ここで松永が入場。松永と高梨がダブル攻撃で平田と樋口を叩き落とし、松永が高梨を裏切りのラリアットから「マツ・ナガ・トモミーツ」。松永はラダーをセットし登ろうとするが、高梨がこれをエルボーで落とし登ろうとする。松永は背中にエルボーからラダーに顔面を叩き付けて登ろうとするが、これは高梨と関根が妨害。お互いラダーに取り付いたところで中津が出てきて全員をラダーごと倒す。
関根が中津にミドルキック。中津はラダーで関根のミドルキックを迎撃し、追いかけっこ状態から中津がミドルキックで関根を倒しラダーを登る。そこを平田がカンチョーで叩き落とし、ラダーに登ると大鷲がここで入場。松永がこの隙にラダーに登りいつどこ権を手に入れる。
高梨が関根をトップロープに引っ掛けOTRを狙うが、なんとか着地した関根が逆に高梨をエプロンに落とすがなんとか高梨はリングに戻る。
大鷲が次々ビッグブーツから握手を求めた平田にもビッグブーツ。大鷲は高梨と平田をまとめてコルバタで投げ捨てると、樋口とラリアットのぶつかり合い。そこへ平田がラダーを持って突進。平田はラダーで大鷲を潰しそこへ登ろうとしている所へ高尾が入場。
高尾がラダーにミサイルキック。平田が封筒をキャッチするもその反動で落とし、下に居た大鷲がそれをキャッチしいつどこ権を獲得。
高尾へトレイン攻撃を狙うが、高尾は高梨にダイビングフットスタンプから関根にスイングDDT。高雄はラダーをセットも中津が正面に登りエルボー合戦。ここで場内が暗転しヨシヒコがリング上に現れ中津と平田をまとめてフランケンで投げ捨てる。
高梨はヨシヒコにストンピング連打も、ヨシヒコは高梨の首にとりつき大回転。回転しながら関根に体当りし関根をOTRさせると高梨に輪廻転生を叩き込み失格させる。
平田はヨシヒコをチョークスラムで場外に投げ捨てヨシヒコもOTRで失格。
平田はラダーを悠長にセットしているが、そこに樋口がゆっくりと正面に現れ轟天を狙うが、そのまま平田はラダーに着地しいつどこ権をゲット。
納得いかない顔の樋口はラダーをかたそうとするが中津と高尾がダブルのドロップキックで樋口を倒し、ダブル攻撃を狙うが樋口がダブルラリアット。中津はこれを避け丸め込み。しかし力づくでこれを担ぎ上げた樋口が中津を場外に捨てようとし、高尾が樋口の背中にドロップキックを叩き込み中津を落とす。中津はOTRで失格。
高尾のエルボーと樋口のチョップの打ち合い。高尾がエルボー連打も樋口がダブルチョップで倒し、高尾はドロップキックからトラースキックでフォールも2。樋口は高尾をぶっこ抜いてシットダウンパワーボムでフォールも2。
樋口はぶちかましも高尾はエルボーで迎撃し頭突き。トラースキックでフォールも2から高尾は走りこむも樋口がラリアットで迎撃しフォールも2。樋口はぶちかましから轟天で3カウントを奪った。
これにより4月24日の後楽園大会で樋口がKO-Dに挑戦することが決定。
樋口「この丁度一年前ですが札幌でKO-Dに挑戦して負けて悔しい思いして、一年後両国でまたチャンスが巡ってきました。頑張りますので応援よろしくお願いします!」とコメント。
亜門GMから今日の封筒の中に一つだけデート権が入っていると告知があると、デート権を獲得した平田のもとへリングに登場したアジャ・コングが「いいじゃないかダンス良かったな。さっき気に入っちゃってさ、先に買ったんだよ(GOメガネ)一緒に踊りに行こうぜ、な?」と平田と肩を組む。平田は「ごめんなさい!」とリングから逃亡もアジャは追いかける。
残りの三人は間違いなくいつでもどこでも挑戦権を獲得。
大家「俺は使うぞ!3月26日DDT新宿FACE大会でこの挑戦権を行使するぞ!鉄は熱いうちにだろ!取ったらすぐ使うそれが男ってもんだろ!3月26日!DDT新宿FACE大会で、いつでもどこでも挑戦権行使するぞ!」
松永「いやー、とるのはとったんですけど、まさかほんとに取れると思ってなくて、ちょっと考えてます」
大家「取ったらすぐ使え男だろ!」
大鷲「そんなつもりまったくない状態でとってしまったのでどうしていいかまったくわからない」
大家「男だったらすぐ使うだろ」
亜門GM「黙ってろ!3月26日その時点でのチャンピオンと大家健のタイトルマッチご期待ください!」
第2試合
先発は入江とライアンとヤス。ライアンは自分の股間をアピール。入江がバックを取るとライアンは入江の手を自分の股間に持って行こうとするが、ヤスがガットショットから入江とハイタッチも入江にもガットショット。ヤスは入江をカニバサミで倒し入江の顔面をライアンの顔面に叩きつける。
ライアンはヤスにマンハッタンドロップからヤスと入江の手を自分の股間に持って行き股間のパワーでホイップする。全員タッチ。
石井は彰人にビッグブーツ。キャンディスにもビッグブーツから顔面を踏み潰していくと、彰人が背後からチョップで救出。エルボー合戦からキャンディスが二人まとめてクロスボディも、二人はキャンディスをキャッチするがキャンディスは彰人をアームホイップから石井にスクールボーイ。さらにキャンディスはドロップキック。
キャンディスは入江を持ち上げようとするも、上がらないとみるやライアンが一緒にボディスラム。
ライアンの補助付きでキャンディスはコーナーに登りエプロンのヤスに場外コルバタ。
キャンディスはヤスをリングに投げ入れるとスリーパー。入江がカットしようとするも、入江は女性の顔面を殴れない。キャンディスはこれを見てヤスを入江に渡し入江はヤスにボディスラム。入江は再度ボディスラム。キャンディスは入江をおだててヤスにブレーンバスターをさせると、入江は照れているところでキャンディスはヤスをフォール。2で返すと入江は裏切られたと悲しそうな顔。ヤスがキャンディスに走るも入江がキャンディスを突き飛ばし救出。
キャンディスが羽交い締めにしたヤスへ入江が突進するもヤスは逃れる。ギリギリで止まった入江をヤスはドロップキックでキャンディスに当てて、彰人が出てくると次々ドラゴンスクリュー。彰人はキャンディスの足をライアンに、ライアンの足を入江に、入江の足を石井に持たせてまとめてドラゴンスクリュー。彰人はライアンに串刺しニーからショルダースープレックス。俵投げでぶっこ抜いてフォールも2。
ライアンは彰人の蹴りを避けて俵投げでフォールも入江がカット。石井はヤスにアームホイップからローリングセントーン。石井はキャンディスのバックを取って投げ捨てジャーマンから入江が串刺しボディスプラッシュ。石井が担いでgo 2 入江 sleep。
彰人とヤスが石井に合体フェイスバスターからフォールもキャンディスがカット。ヤスはキャンディスにガットショットから大声攻撃。キャンディスはロープに飛ぶとヤスにクリスト。入江のラリアットを避けてヤスを入江に叩きつけたキャンディスは、入江にボールスープレックスを狙うも入江は担いで石井がそこへダブルインパクトを狙う。だがライアンが石井の足を掴み妨害するとキャンディスは入江をフランケン。彰人とヤスが石井に雪崩式ブレーンバスター。キャンディスが彰人とヤスにダイビングDDT。ライアンがヤスの口にキャンディーを突っ込んでからスーパーキック。フォールも入江がそこにビーストスプラッシュ。ライアンがこれを避けて彰人に叩きこむとライアンは入江のバックをとるがその後頭部に石井がジャンピングニーから投げ捨てジャーマン。キャンディスが入江に飛びつくも入江はブラックホールスラム。そこへ彰人が入江に足横須賀。彰人をコーナーに振り石井が後頭部に延髄斬りから入江が大暴走。ふらつく彰人にビーストボンバーを叩き込んで3カウント。
第3試合
LiLiCoが悪魔のような黒鳥衣装で登場。
梅田と渡瀬が急襲。ビアードをLiLiCoとの合体キックで叩き落とし、赤井を羽交い締めにしてLiLiCoが赤井の背中に乗って行く。助けようとした大石にLiLiCoは赤井を踏み台にしたクロスボディ。
LiLiCoはビアードにすごい剣幕で怒鳴り散らし、ビアードが恐れおののいた所を梅田が背中からエルボー。ビアードと蹴り合いになり、ビアードがスピンキックからギロチン式ニーからカワイイラナで投げ捨て赤井にタッチ。
赤井とビアードは合体ミドルキックからサンドイッチヒップアタック。カワイイアピールをしてから赤井がストンピング連打。ロープに飛ぶが渡瀬がエプロンから蹴りつけると、倒れた赤井の顔面に梅田がストンピング。梅田は赤井の髪を掴みLiLiCoにタッチ。
LiLiCoは手4つを要求。LiLiCoはガットショットからケンカキックでコーナーに押し込み赤井の顔面を踏みつけていく。LiLiCoは渡瀬にタッチ。
渡瀬は赤井の顔面を踏みつけていき、ロープにもたれさせた赤井の顔面を擦りメイクを落としていく。
赤井と渡瀬はエルボー合戦。赤井はミドルキックを叩き込むと渡瀬も強烈なエルボーで返す。赤井はミドルキック連発も渡瀬はそれを避けてサミングからコーナーに振って串刺し攻撃を狙う。赤井は足を伸ばすが渡瀬はそれをキャッチしエルボー。赤井はSTOで倒しビアードにタッチ。
ビアードは渡瀬をロープに振るとハイキック。だがこれを避けたビアードは続けて水面蹴りも避けドロップキックからフォールも2。渡瀬はビアードにドロップキックを叩き込み梅田にタッチ。
梅田はビアードの顔面にビッグブーツからミドルキック連発。更に串刺しドロップキックからビアードのツインテールを掴み左右に振る、ビアードはボディブローからチンクラッシャー。ツインテール攻撃から大石にタッチ。大石を梅田はミドルキックで倒しLiLiCoにタッチ。
大石にトレイン攻撃から梅田と渡瀬がダブルブレーンバスター。そこへLiLiCoが掟破りの新人賞を叩き込みフォールも2。LiLiCoは大石を丸め込もうとするが大石はそれを避けて低空ドロップキックから膝をリングに叩きつけてアンクルホールド。そこを渡瀬はカット。赤井は渡瀬をコーナーに振りビッグブーツからナックル。ハーフダウンの渡瀬に赤井がPKから大石がLiLiCoにミラクルエクスタシーを狙うが、LiLiCoは着地し梅田が後ろ回し蹴り。そこをLiLiCoが卍固めで大石を捕らえ大石がギブアップ。
LiLiCo「ハハハハハ、あはははは、赤井沙希よ、見てよこっち、強いんだよ!見えるかなー?ベルト~デコっちゃったもんね~。もうね、最高だね。うまい肉食わしたからさ、お前らも頑張ったよ。梅田、渡瀬、肉食うか、今から、ハッハー!永遠にアタシがチャンピオンだ!」
そこを赤井がスクールボーイもキックアウトしたLiLiCoは
LiLiCo「おいおいおいこりねー女だなオイ!しつこいんだよ!メチャメチャしつこいんだよ!そんなに闘いたいのかそんなに欲しいのかデコっちゃたからねー!次の後楽園の試合いつなんだ?(亜門GM「4月24日ですけど」)4月24日ね、いいよ、スケジュール空けとくよ。闘おうぜ!」
<試合後コメント>
LiLiCo&梅田公太&渡瀬瑞基
LiLiCo「もっと近くに、もっと近くにおいで。若いエキスエキスエキス。もう今日は気持ちが良い日なんだから」
――両国国技館で赤井沙希組を相手に防衛しました
LiLiCo「ハッ!楽勝」
――大石選手からギブアップを奪いましたが
LiLiCo「いやもう想像したとおりだね」
――次4月の後楽園ホール大会スケジュールがあいてるということでした
LiLiCo「もうどんなデカイ番組が入っていようがどかす。こっちのほうが大事なんで。赤井沙希、ヤルよ。しつこいんだよあいつ」
――梅田選手と渡瀬選手は組んでみていかがでした?
梅田「やっぱ最高ですね。やっぱ相手チームとの差は歴然でしたね。最後の勝利も含めて。まず見た目的にも負けるわけ無いし」
LiLiCo「そうそうそう(笑)」
梅田「あんなの正直言って鼻くそなんですよあんな奴」
LiLiCo「何あのコスプレ外人?」
梅田「コスプレ外人とおっさんと、馬」
LiLiCo「気持ち悪い」
梅田「動物ですからね。闘わなくていいですよそんな異種格闘技戦みたいなのは(苦笑)勝手にやれって感じですよ向こうは向こうで。しつこいなって感じですね」
LiLiCo「何遊んでんだろうって感じ」
渡瀬「いや赤井沙希、なんすか、リング上がって闘ってんのに顔ちょっと触っただけでキャーキャーキャーキャーワーワーワーワー。は?バカかよ!?何言ってんの?でも最後、赤井沙希グーパンチしてきたでしょ?最後、やられちゃったんで、俺もういっちょやりたいです。後楽園、僕も行かせてください」
LiLiCo「来る?」
渡瀬「お願いします」
LiLiCo「わかったでしょ?年上の女の魅力」
渡瀬「わかりました」
LiLiCo「好きでしょ私のこと」
渡瀬「断然良かったです」
LiLiCo「アハハハハわかってきたねー!色んな事!ねぇ、いいよ、一緒に闘おうよ」
渡瀬「俺も後楽園LiLiCoさんとイキたいです」
LiLiCo「二人でヤります。でも(梅田も)肉は食わせてあげるからね」
梅田「もちろんありがとうございます」
LiLiCo「ね、あの夜ね、よかったもんね」
梅田「いやー、最高でした」
LiLiCo「アハハハハ、4月24日皆、笑っちゃうよね~アハハハハ。見て見て見て(ベルト)これ全部スワロフスキーだから、全部私がデコったんだからアハハハハ!」
第4試合
まずは福田とLEONAがリストの取り合いからオーソドックスな展開。両者タッチ。
アントンと藤波となり、ロープに藤波が押し込むとクリーンブレイク。アントンと手4つから藤波がネックロックからアームホイップ。藤波はLEONAにタッチ。
LEONAはボディブロー連発からアントンをロープに振りドロップキックも、アントンはロープを掴みこれをスカすと首投げから顔面を踏みつけ客にアピール。アントンは福田にタッチ。福田はボディスラムからアントンにタッチ。
アントンはロープに振ってボディブローからコーナーに押し込み顔面を踏みつけていく。アントンは福田にタッチ。福田はチョップ連発からアントンにタッチ。アントンはニードロップを投下。
アントンは腕固めからボディスラム。アントンは福田にタッチ。福田はエルボードロップ2連発からフレアーウォークでアピールしフォールも2。LEONAは逆さ押さえ込みもアントンがカット。
福田は串刺し攻撃を狙うもこれはLEONAが避けて自爆。アントンが出てきてLEONAを羽交い締めにすると、福田がダイビングハンマーもこれは誤爆。 LEONAがエルボー連打からロープに飛ぶが、アントンが場外から足を引っ張り落とすと、福田がストンピングからアントンにタッチ。
アントンがナックル連打からブレーンバスターを狙うが、着地したLEONAがアントンのラリアットを避けてジャンピングラリアット。LEONAは藤波にタッチ。
藤波はアントンのナックルをガードし平手打ち。福田が出てきて気を逸らすとアントンが背後からエルボー。アントンは首投げから福田がヘッドクラッシャー。アントンがフィストドロップを投下しフォールも2。
アントンは藤波にバイオニックエルボー。だが藤波は途中でドラゴンスクリュー。福田にもドラゴンスクリューからアントンに足4の字。
福田は歌い始めると藤波は不思議そうな顔で近づいていくが、アントンが背後から急所攻撃。アントンは福田にタッチ。
福田はパーフェクトプレックスを狙うが、藤波はドラゴンスープレックスの体勢。アントンがカットもLEONAがアントンにドラゴンスクリュー。藤波は福田をドラゴンスリーパーで捕らえ福田はすぐさまギブアップ。
第5試合
ササダンゴ・マシンの後ろにササダンゴマスクを被った3人がついてくる。続いてパワーポイントとなるが、有刺鉄線で巻かれたPCが登場。
『DDT EXTREME級選手権試合のマネジメントに関する考察』として、まずはお互いのプロフィールを紹介。
全てにおいてカシンのほうが上のため、飛びつき腕ひしぎをくらうとすぐ負けてしまうと考察。
タイトルマッチの課題として王者が考えたルールの意味がわからないことがあげられる。アルティメットロワイヤル有刺鉄線パワーポイントノー電源電流爆破PWFルールは、アルティメットロワイヤルはイラスト一枚で表現するとポカスカという昔の漫画的な試合に。電流爆破はプレゼンを開始して5分以上経過したらPCごと両国国技館が爆発する。PWFルールは通常の3カウントルール。
とにかくルールが難解なので、特別にルールをわかりやすくまとめることに。
アルティメットロワイヤルはごちゃごちゃしてわかりにくいので、現代風にアレンジしアルティメット・ロワイヤルカードを使用した場合のみ使用可能に。使用するとササダンゴマシン軍団が乱入するという。
勝利までの具体的なスケジュールは『今のうちにマシン軍団はリング下に隠れる→試合中腕ひしぎを決められそうになる→直ちにアルティメットロワイヤルカードを提出→ササダンゴ軍団が乱入→すかさず垂直落下式リーマンショック』これを3回繰り返して勝利する。とパワポプレゼンを終了。見事5分以内で終了させ一つ目の難題はクリア。
試合が開始されると、ロックアップからグラウンドになりお互い距離を取る。カシンが握手を要求。ササダンゴはこれを受けずに髪をかきあげる仕草をする。
カシンがタックルからカンパーナの体勢。そのままキャメルクラッチに移行しカシンがマスクをはぐ。中から坂井が出てきそうになるがこれはササダンゴがロープに手を伸ばしブレイク。
カシンが背中にエルボーを落としササダンゴの足をとりレッグロック。ここでササダンゴがアルティメットロワイヤルカードを発動。カシンはササダンゴ軍団のトレイン攻撃を受けるとササダンゴが垂直落下式リーマンショックを叩きこみフォールも2。
ササダンゴはカシンにハンマーを落としエルボーでコーナーに押し込むと、逆コーナーに振って串刺しエルボー。ササダンゴは2回目のリーマン・ショックを狙うが、耐えたカシンがササダンゴからアルティメット・ロワイヤルカードを奪いカードを発動。リング下からカシン軍団がササダンゴに太鼓の乱れ打ちからトレイン攻撃。レフェリーにもカシンマスクを被せ攻撃に加えると、全員でストンピング連打。
カシンは場外に降りPCをチェック。その間にササダンゴはレフェリーのマスクを剥ぎアルティメットタイムを終了させると、カシンがストンピングからエルボースマッシュ。カシンはコーナーに振って走りこむが、足を伸ばしてカットしたササダンゴがドロップキックからフォールも2。
ササダンゴにカシンが飛びつき腕ひしぎ十字固め。ここでササダンゴがアルティメット・ロワイヤルカードを発動。だがササダンゴ軍団が出てこない。ササダンゴは自分のマスクをレフェリーにかぶせてそのままササダンゴがカシンを押しつぶす。ササダンゴレフェリーが高速カウント。これで3カウントを奪った。
カシンはレフェリーに暴行を加えササダンゴをベルトで殴打しリングを後にした。
<試合後コメント>
スーパー・ササダンゴ・マシン
「このベルト、ずっと、巻いてたね、俺の盟友アントーニオ本多がずっと守ってきて、価値守ってきて、価値上げてきて。俺もうほんと今のDDTの中でナンバー2、見方によってはナンバー1のベルトだから。俺はこのベルトほんとに、アントーニオ本多に相応しいと思ってるよ。だから、アントーニオ本多の盟友として、今日もあいつに助けてもらったし仲間たちに助けてもらって皆で取ったベルトだから、これを、俺が責任持って、アントーニオ本多に、返そうと思ってる!返すよ。選手権試合とかさ、まどろっこしいこと言わないから、このまま!控室で!アントーニオ本多に!お疲れ様って言ってこのベルトを渡す。それだけ。以上!」
第6試合
入場するなり全員場外へきえる。飯伏幸太がリングへ復帰。
両国の階段からスタート。伊橋はマイケルと、高木はKENSOと、飯伏が葛西と殴りあう。伊橋はマイケルの背中にサッカーボールキック。飯伏は葛西を両国の壁に叩きつける。葛西は両国の顔出しパネルに顔を突っ込むが、KENSOが葛西の顔面にビンタ。飯伏にもビンタを叩き込み、高木が顔出しパネルに顔を入れたところでマイケルが背中を叩く。飯伏も顔出しパネルを突っ込みマイケルとともにポーズ。そこを三四郎が襲いかかり各々階段へ戻る。
飯伏はマイケルを突き飛ばしマイケルは階段を転げ落ちる。飯伏は笑顔を見せてマイケルを両国内へ。三四郎とKENSOはハンマーで殴りあい両国内へ。
飯伏はマイケルをトイレに連れ込み便座に向けてのパイルドライバー。二階席に向かい客席での攻防の後、アリーナに戻るとドラマティックドリーム号に乗った葛西と飯伏がラリアットの相打ち。
高木とKENSOがお互いをロッカーにぶつけあおうとし、三四郎が叩きつける。
マイケルは飯伏を手すりに跨がらせマイケルがヘンタイスライド。マイケルが飯伏に走りこむが、飯伏は飛びつきフランケンでマイケルを床に叩きつけると、入場ゲートの上に乗ってアリーナに向けてのムーンサルト。
葛西は飯伏の顔面を鉄柱にぶつけ、机を持ち出すと飯伏を机に寝かせてサミング。葛西はコーナーに登り場外ダイビング・ボディプレスで飯伏を机ごと真っ二つ。
リングには三四郎が戻ってマイケルにスピコリドライバーからフォールもKENSOがカット。三四郎はKENSOをロッカーに叩きつけると、ロッカーを開けて中に叩きこもうとするが中には鳥羽が封じ込められていた。三四郎はそっと閉めるが、鳥羽は飛び出てきて次々選手にナックル。伊橋がグロープを付けてリングに上がるが鳥羽は右ストレートで蹴散らし、飯伏もグローブを付けてリングに上がり拳を合わせると、飯伏は鳥羽とボクシングを始めるが鳥羽も飯伏も伊橋にパンチが誤爆。伊橋はグロッキーに。
鳥羽のパンチが飯伏の顔面を捉え飯伏をコーナーに押しこむとパンチのラッシュ。鳥羽のハイキックを避けた飯伏。このハイキックは伊橋に誤爆。飯伏の右ストレートも伊橋に誤爆。伊橋はコーナーにもたれかかる。
飯伏は伊橋の顔面に容赦のない鉄槌。鳥羽がとめるが飯伏は鉄槌をやめない。鳥羽は飯伏の顔面に右ストレート。飯伏と鳥羽がストレートの打ち合い。飯伏のフックを鳥羽が避けて左フック一閃。飯伏はリングに倒れる。鳥羽はやりきったようにリングを後にする。
KENSOがおもむろに飯伏をセットしコーナーに登るとダイビングエルボードロップ。フォールも三四郎が消火器でカット。
葛西がKENSOを羽交い締めにして三四郎が消火器発射もKENSOはこれを避けて誤爆させると三四郎の顔面をビンタしコーナーに登る。だが三四郎はそこへ消火器攻撃。ふらつくKENSOにぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターからフォールもマイケルがカット。
マイケルはスイートチンミュージックからバックドロップを狙うが、その背中に葛西が机の破片で殴りかかり、再度頭頂部に机攻撃連発。机が粉々になり、葛西はマイケルを有刺鉄線十字架に叩きつけると葛西はコーナーに登り、さらにロッカーに登ると三四郎がセットしたKENSOにロッカー上からのパールハーバースプラッシュ。フォールも飯伏がカット。
伊橋が三四郎をセットし、飯伏が伊橋を馬跳びで飛び越えてのフットスタンプからフォールも葛西がカット。
葛西に伊橋が串刺しボディスプラッシュから飯伏が伊橋を踏み台にしてのムーンサルト。伊橋がボディプレスから伊橋の背中に飯伏がその場飛びシューティングスター。伊橋は場外に出た三四朗と葛西に場外ダイブ。
マイケルがコブラツイスト式アルティメットベノムアームを飯伏に叩きこんでバックドロップ。フォールも2。
改めてアルティメットベノムアームの体勢からベノムメーカー。飯伏は避けるもマイケルが丸め込むが2。飯伏はマイケルの顔面に右ストレート。痙攣して倒れるマイケルに、飯伏パワーボムからフェニックス・スプラッシュ。見事飯伏が復帰戦で3カウントを奪った。
三四郎と飯伏が膝をついてリング上で顔を合わせる。三四郎は飯伏の肩をたたいて健闘をたたえ、飯伏はマイケルとも握手。
三四郎「飯伏、復帰おめでとう!久々のお前は狂ってたよ!飯伏!好きなコトやれ!飯伏プロレス研究所で、好きなことやって、もっともっとこのプロレス界を面白くしてくれ!」
飯伏「高木さん、本当にありがとうございました。これから、もっともっと、プロレス界を面白くして、また、DDTに帰ってきたいと思います!今までありがとうございました。これからもよろしくお願いします!」
と固い握手。
感動的な場面の中、KENSOがマイクを持ちDDTへの入団を三四郎に直訴するが、三四郎は「断る!」と一刀両断。
もう一度KENSOが「このDDTに入団したいお願いします」とアピールも「断る!」と一刀両断。
KENSOは「俺さ、帰ったら奥さんに怒られるから、もう1回だけ、もう1回だけ、もう1回だけ、ビチッと言わせてくれ。もう1回だけ、高木大社長、KENSO、DDTに、ビチッと!入団したいお願いします」と頭を下げる。
これを聞いた葛西は「三ちゃん、ちょっとまって、オレっちにも言わせてくれ。今のやり取り見ていたらKENSOという男は見た目も言ってることも単なるサイコパスか?彼人格が破綻してるんだよ。でもな、大社長、あんたはこの両国を満杯にした天下の大社長だろ?大社長の懐の深さってもんを見せてもいいんじゃねーか?」と後押し。
三四郎は「純ちゃんの仰る通り、懐の深いところを見せなくちゃな、KENSO、DDT入団、お断りします!」とはっきりと入団を拒否した。
<試合後コメント>
飯伏幸太&伊橋剛太
――復帰戦いかがでした?
飯伏「感とかも全然戻ってないんですけど、いや、ファンの前に出てこれるのが、本当に、嬉しかったというか、本当に、長い間申し訳なかったなっていう、いやでも本当に最高に楽しめましたね」
――飯伏選手にとって思い入れのある選手が揃ったわけですが、改めて思うところはありました?
飯伏「本当に気持ちを、本当に抑えようと思って。ずっと抑えてたんですけど、ダメでしたね」
――試合後感極まるシーンがありましたが、退団する寂しさなのか戻ってきた嬉しさなのか
飯伏「全部です全部。最初から、正直泣きそうになるのずっと抑えてて、それが途中から我慢できなくなった」
――試合の中では初期にお世話になった鳥羽選手とのボクシングもありました
飯伏「最高にその殴り合える相手が鳥羽さん。気持ちよかったです」
――伊橋選手はいかがでした
伊橋「もう、あの、欠場した時からというか、練習生の時からずっと見てきた人が欠場して、苦しんでて、正直プロレス辞めちゃうんじゃないかなと思ってた時期もあって、今日この日に組めたのがすごく嬉しいです。もうDDTじゃなくなっちゃいましたけど、この飯伏幸太って選手がこれからずっと見ていけるんだなっていうスタートに一緒にできたのは光栄です」
――久々のプロレスのリングは喜びがありました?
飯伏「そうですね、入場で、入場でと言うか入場式か。それでちょっといっぱいいっぱいで気持ちよかったです。最高です」
――両国での路上は初めてだと思うんですが自分のやりたいことはできました?
飯伏「感が戻って無いところがたくさんあるんですけど、それでも自分の楽しむプロレスができたと思うんで最高に良かったです」
(マイケルが乱入)
マイケル「今いくつになったんでしたっけ?」
飯伏「34です」
マイケル「でなんですか?団体の名前は?」
飯伏「飯伏プロレス研究所」
マイケル「(声のトーンを高くして)飯伏、プロレス、研究所!34になって、34になって(声のトーンを高くして)飯伏プロレス研究所ですか」
飯伏「ちょっとそれやめてもらっていいですか」
マイケル「俺も入れてくれよー!40だけど」
飯伏「大丈夫ですか?」
マイケル「大丈夫じゃないですか。いいじゃないですか、俺もダブル所属で」
(ここでマイケルのコメントは強制終了)
飯伏「今のなんだったんですかね」
高木三四郎&葛西純
三四郎「純ちゃん、やっぱり、なんだろうな、最初は決まったテーマとか色々あったはずなんだけど、やっぱ途中から飯伏の復帰一色になっちゃって、俺としてはあいつ一色にさせてたまるかってなって、それもう俺なりの目立とう精神があって、と思ったんだけど、やっぱりなんだろうな?あいつやっぱすごい天性の華持ってるし、やっぱりすごいなって、改めて闘ってみて素晴らしいなと思いますよね。最後はやっぱりちゃんと送り出してやったんだけど、リング上でもちゃんと送り出してやりたかったというのがあったんで、思わずね、ちょっとね、こうなんか目からお水が出ちゃいました。まあ、なんだろうな、これから先は彼がやっぱり自分でね、道を切り開いていくと思うんで、僕は彼に言ったことは俺達はヘルプ。いつまでもヘルプしてあげるから。ヘルプはしてあげる。だけど、自分で道は切り開くものなんだと思うんで、そっから先はあいつだと思うんで。これからはほんと頑張って欲しい、それだけですね」
葛西「やる前はよ、飯伏飯伏ってあいつのこと憎くてたまんなかったけど
まあ今日な、あいつがこのリングに帰ってきて俺っちも嬉しいよ。プロレス界にあんな奴一人はいねーとよ、オレっちも張り合いねーし、飯伏プロレス研究所やってくんだろ?だったらよ、俺をどんどん研究してくれよ。な、いつでも待ってるからよ」
三四郎「でもあの空気の中で、KENSOだけはわけわかんねーよ。サイコパスだあいつは。純ちゃんが言うとおりサイコパスだなあれは」
葛西「ヤバイよ」
三四郎「あの空気でよくあんなマイク喋れたよ。頭おかしいよ。断固として入れねーからあの野郎。ふざけやがって」
葛西「最後まんまとハマりやがってな。俺っちが入団の後押しすると思いきや、よかったよあれ」
三四郎「やっぱり懐の深い所見せないとね!懐深かったらあんなの入れちゃダメだからね!ほんとに、ダメダメダメダメ。懐が浅くなっちゃうあんな人入れたら。入れないから絶対」
休憩明け
続いて重大発表として、2016年11月20日に台湾ATT SHOW BOX大会が決定。さらに冠スポンサーに台湾ニトリがつくことが決定。
似鳥靖季氏が登場し「今回はプロレスの素晴らしさを世界に伝えたいという大社長の熱い思いを受けまして非常に私も感銘を受けました。ニトリ台湾として台湾でDDTが興行をできることをバックアップしようと、社長会長を説得して決めました。それでですね、ただプロレスだけじゃなくて、ニトリと台湾の文化交流を、文化的な意味があるというのを高木社長とお話をして、是非興行を成功したいと思いますので、これから応援していきますので、日本のプロレスここにありというのを伝えて下さい!」と熱いエールを送った。
三四郎は「オイ今日はまだもう一つ忘れてることあるだろ、Tシャツバズーカーだ。今日は両国全面だ!全面に届くためにこの者たちを用意した、来い!」とDDT選手が紙兜をつけてリングに登場。四方にバズーカーを発射した。
第7試合
お互い至近距離で睨み合い、一度レフェリーが引き剥がしてレフェリーチェック。
間合いを見合いリングを回ると、手4つから鈴木がロープに押し込むが征夫が体勢を変えクリーンブレイク。鈴木は再度ロープに押し込むとこちらもクリーンブレイク。
グラウンドになり征夫が腕を極めようとした所を鈴木が押しつぶし腕を抜くと鈴木が顔面を踏みつけようとした所を征夫が避けて両者距離をとる。
征夫のタックルから今度は征夫が踏みつけも回転して逃れた鈴木が足を絡めていき、回転して逃れようとした征夫の腕を取るも征夫が腕を取り返す。鈴木はクラッチを切ると足をロープに伸ばしブレイク。
征夫がバックをとるも鈴木は腕を取り腕固め。鈴木は腕ひしぎに移行し征夫のクラッチを切るも征夫は必死に足をロープに伸ばす。
鈴木はニーリフトからエルボー。ロープに飛ぶも征夫がミドルキックで迎撃しミドル連打。ダウンした鈴木を場外に蹴り出した征夫はエプロンを走りこんでのサッカーボールキック、避けた鈴木が足を引っ張り落とすと鈴木がエプロンを走りサッカーボールキックを叩き込む。そのまま場外でエルボー合戦。
リングに戻ると額をこすりあい征夫がエルボーも鈴木が顔面にエルボー。征夫がエルボー連打も鈴木はエルボーからミドルキック。首投げからスリーパー。フェイスロックに移行し征夫がロープに腕を伸ばすが鈴木は反りあげこれを中央に戻すも征夫はロープを掴む。
鈴木と征夫はエプロンでエルボー合戦。鈴木のビッグブーツに征夫は飛び膝蹴りで場外に落とし、エプロンを走りこんでのサッカーボールキックを叩き込む。
リングに戻ると、征夫が顔面にエルボー連発からエルボー合戦へ。征夫がエルボーでコーナーに押し込み、鈴木の顔面を踏みつけていくと、コーナーに寝かせて串刺しニー。フォールも2。
征夫は首投げからPKも避けた鈴木がガットショットから左右のパンチ。ビッグブ-ツでコーナーに押し込むと串刺しビッグブーツから首投げで倒しPK。フォールも2。
エルボーの打ち合いから鈴木が顔面を張り脇固め。征夫は必死にロープを掴む。鈴木は征夫の腕にエルボーを落としてからスリーパーも、征夫はそのままバックドロップ。フォールも2で返されるとすぐさま征夫が腕ひしぎ。鈴木は逃れるとスリーパーも征夫がスリーパーで取り返す。鈴木はロープへ足を伸ばしブレイク。
征夫は首投げからPKを叩き込んでフォールも2。鈴木のラリアットを避けた征夫がジャンピングニー。フォールも2。
征夫はミドルキックで押し込み走りこむも鈴木はドロップキックで迎撃。鈴木はスリーパーでとらえると、ゴッチ式パイルドライバーの体勢。征夫がこれをリバースしランニングニーも避けた鈴木が征夫のハイキックをかいくぐりスリーパー。そのまま逆落としからスリーパーで征夫からギブアップを奪った。
試合後鈴木と征夫は握手から抱き合い健闘をたたえた。
第8試合
ディーノが「ボノちゃん、両国国技館にお帰りなさい。あんたのキライなケツがここにあるわよ。いいのよ?試合中にギブアップって言ってもいいのよ?ほら怖いでしょ?いつでも言えるようにここに(マイク)置いとくから」とコーナーにマイクを置き挑発。大石はコーナーに座りケツを出す。
ディーノがロープに飛んでタックルも曙はタックルでふっ飛ばしディーノは場外に逃げる。
ディーノは男色クローからケツに曙を突っ込ませようとするが耐えた曙ヘリップロックを狙う。これでバランスを崩した曙を大石のケツに突っ込もうとするが曙は大石のケツに平手。これで大石は場外に落下。
ディーノがチョップも曙は強烈なチョップでディーノを倒し、再度ディーノがチョップ連打もやはり曙が倒す。、
ディーノはエルボー連打も張り手でコーナーに押し込んだ曙が串刺しボディスプラッシュからエルボードロップ。フォールも2。
アケボノスプラッシュを避けたディーノがマイクを持ち「もうだめだ。勝ち目がないよ~ギブ、ギブア、ギブ」と言おうとするも、本部席から亜門GMが「諦めるなディーノ!諦めるの早いよお前!ケツだったらここにある!」とケツを出しコーナーに登る。そこへササダンゴが「ケツならここにもあるぜ」とケツを出しながらササダンゴ軍団とともにリング上へ。コーナーにササダンゴケツコーナーが出来上がる。
ディーノは「あんた達何やってるのよ!マスクで顔隠す前に隠すものあるじゃない!」と悲鳴を上げるが、宮武が「ディーノさん!今日俺は怪我をしてこの両国のリングに上がらなかった!でも!どうしても!どうしても!両国のリングに上がりたかったんだよ!なのにディーノ!何を試合中に諦めようとしている!俺は絶対に諦めない!」とケツを出し亜門GMの下に頭を突っ込みケツを出す。
そこへ飯伏が中澤マイケルを肩に担いで登場。飯伏はディーノに親指を立ててマイケルをリングに捨てていく。
勝俣が「ディーノさん、諦めるんですか?ディーノさんは僕達の先輩じゃないですか、ディーノさん、カッコいい所見せてください。あきらめないでください」とケツを出しDNAケツタワーが出来上がる。
亜門GMが「DDTはドラマティックドリームチーム、選手一丸となって横綱を倒すぞ!」と掛け声を上げ、ディーノも「途中で諦めるなんてことできるわけ無い。横綱立ちなさい。勝負よ」と試合再開。
曙は顔をしかめながら、ディーノのチョップを受けきり。ディーノは飛びつきDDTも曙の巨体で押しつぶされる。
ディーノは曙をササダンゴケツコーナーに押し込みフォールも2。
大石「おいディーノ!何諦めようとしてるんだよオイ。この時のために俺たちが考えた、あの技があるだろ?男色、地獄門車があるだろ?やるぞ!」と大石と地獄門車で曙の顔面に突っ込み、そのままフォールも曙は2で返す。
ディーノは曙にファイト一発も耐えた曙がリップロック!曙は男色パンツを装着し、ディーノにファイト一発から男色ドライバー。これでディーノから3カウントを奪った。
第9試合
先発は遠藤と佐々木。佐々木はロープに押し込み張り手。遠藤にガットショットから走り込むが遠藤はアームホイップ。さらにコルバタからストンピング。竹下と遠藤はダブルのガットショットから竹下がノーザンライト。遠藤がその場飛びシューティングスターも石川が担ぎあげる。竹下が足を引っ張り着地させるとダブルのドロップキックで石川を場外に出し、遠藤が石川に、竹下が佐々木に場外ダイブも石川はキャッチ、佐々木は避けて竹下を鉄柱に叩きつける。
佐々木が遠藤にストンピングからニードロップ。ボディブローから石川にタッチ。
石川はボディスラムからフットスタンプ。石川は遠藤のチョップを受けきりニーリフトから佐々木にタッチ。
石川はアルゼンチンで担ぎ佐々木の膝に落としてガットブリーカー。佐々木は改めてガットブリーカーからフォールも2。佐々木はボディシザース。遠藤はロープへ。
遠藤のチョップを両手を広げ受けきった佐々木が膝を叩き込みコーナーに押し込むが、遠藤は体勢を変えエルボー連打。佐々木は体勢を変えショルダーアタック。だが遠藤はミサイルキックを叩きこみカットすると竹下にタッチ。
竹下は強烈なチョップからレッグラリアート。ブレーンバスターで叩き付けフォールも2。竹下は担ごうとするも着地した佐々木にバックエルボーから走り込むが佐々木はドロップキックで迎撃し石川にタッチ。
石川はコーナーに振り串刺しラリアット。再度コーナーに叩き付けバックドロップからセカンドロープに登りダイビングフットスタンプ。フォールも2。
石川が投げようとするも竹下はリバース。ラリアットのぶつかり合いから竹下がラリアットを避けてラリアットで叩き伏せる。竹下は遠藤にタッチ。
遠藤が跳び込むも石川が避けた所へ延髄斬り。遠藤は飛ぼうとするが佐々木がカット。遠藤は佐々木をフランケンで場外に投げ捨て、場外へカンクーントルネード。遠藤は石川をリングに投げ入れフォールも2。
石川のラリアットを避け遠藤がエルボー連打。石川はスリーパースープレックスからTSUNAMIを叩きこみフォールも竹下がカット。
石川は遠藤をコーナーに座らせ正面に登るが、遠藤はエルボー連打。遠藤はエプロンに着地し延髄斬り。石川が上半身を倒した所へ竹下がFrom コーナー to コーナー。佐々木が竹下にダイビングラリアットも遠藤も佐々木にダイビングラリアットで叩き出し、石川をセットするとムーンサルトプレス。フォールも2。
遠藤はアルゼンチンで石川を担ごうとするが、石川はニーリフトからファイヤーサンダーを狙う。着地した遠藤がトラースキックから走りこんで来た石川にドロップキック。遠藤は竹下にタッチ。
エルボー合戦から竹下がジャーマンで投げようとするが、耐えた石川に竹下はラリアットも石川はキャッチしニーリフトからジャーマンスープレックス。石川は佐々木にタッチ。
佐々木はダイビングエルボードロップからクロスフェイスロック。遠藤がカット。
佐々木は遠藤を場外に投げ捨て、石川が竹下を肩車し佐々木が正面に登る。遠藤がその足に組み付き、佐々木に飛びつきフランケンから石川が突進してきたのを避け竹下が追走串刺しビッグブーツ。遠藤が石川にアルゼンチンコースターから改めてトーチャーラックボム 。竹下と遠藤はダブルのスーパーキックを佐々木に叩きこんで竹下が旋回式ブルーサンダー。フォールも2。竹下のラリアットを避けた佐々木がスーパーキックも避けた竹下とぶっこ抜きジャーマンを狙うが佐々木がカサドーラで丸め込む。
佐々木は竹下をレフェリーに突き飛ばすと飛びつきフランケンで丸め込みフォールも2。
佐々木は竹下を担ぐが着地した竹下がRKO。遠藤がカンクーントルネードも佐々木が避けて石川がTSUNAMI。石川をラリアットで場外に竹下が叩き出し、佐々木に串刺しビッグブーツからジャーマン。ユルゲンラリアットを叩きこみフォールも2。
竹下はバックをとるが、石川が竹下の後頭部にラリアット。石川が竹下を肩車し佐々木がダブルインパクト。
石川がスライディングDから佐々木がNOW OR NEVER。フォールも遠藤がカット。
石川のラリアットを避けた遠藤がオーバーヘッドキックも石川はキャッチしファイヤーサンダー。佐々木が竹下にミスティカ式クロスフェース。これでギブアップを奪った。
佐々木は「竹下、遠藤、聞こえてるか?これが、現実だ。このベルト、現在、そして未来は、俺たちの手の中だ。次、誰が来ても、俺達がこのベルトを守り続ける。そしたら、また未来で闘おうじゃねーか」とマイク。
第10試合
間合いの見合いから猪木アリ状態。HARASHIMAが足を持ってひっくり返すとガッチリと組み合いHARASHIMAが腰投げもイサミがヘッドシザース。イサミがHARASHIMAをコーナーに押し込みクリーンブレイク。
HARASHIMAがガットブリーカーからストンピング。HARASHIMAはボディスラムから往復フットスタンプ。イサミをコーナーに振り串刺しバックエルボーからコーナーで踏み抜き式フットスタンプ。フォールも2。
HARASHIMAはミドルキック。2発めをキャッチしたイサミがロープに飛んで低空ドロップキック。
イサミはHARASHIMAの右足に一点攻撃。イサミは場外に降りHARASHIMAの足を鉄柵に絡みつけた状態でぶら下がり足4の字固め。
イサミはリングに戻るとコーナーに叩き付け、HARASHIMAの足をロープに絡ませ捻り上げるとその足へドロップキック。
イサミは首投げからジャベで捕らえスピニングトーホールド。イサミはSTFに移行するとHARASHIMAはロープを掴む。
HARASHIMAのボディブローにイサミが脛を蹴り倒すと足にセントーン。そのままヒールホールドを極め、回転して立ち上がるとブレーンバスターを狙うがHARASHIMAが投げようとするも着地したイサミがバックをとったHARASHIMAの足をバックキックで蹴りつける。走り込んできたイサミをバックエルボーで迎撃したHARASHIMAがドロップキックを叩き込んでコーナーにふっとばすと、串刺しビッグブーツからイサミをコーナーに座らせ正面に登る。だがイサミはHARASHIMAに飛びつき雪崩式フランケン。フォールも2。イサミはコーナーに登りミサイルキックもHARASHIMAは山折りで迎撃。
HARASHIMAはイサミをトップロープにもたれさせると顔面にパントキック。エプロンに寝たイサミの上半身にリングから飛び込みギロチンドロップを投下しそのまま場外へ落とす。
リングに戻りHARASHIMAはライダーキックもイサミはその足をキャッチしアンクルホールド。HARASHIMAはロープへ。
イサミはボディスラムからダイビングダブルニーを投下もHARASHIMAは剣山で迎撃。イサミはランニングニーもHARASHIMAはキャッチし肩に担ぎイサミの顔面に膝を叩き込んでから山折り。HARASHIMAは蒼魔刀を狙うがイサミはジャンピングニー。ラリアットの相打ちからHARASHIMAがラリアットで叩き伏せる。両者ダウン。
ダウンカウント8で立ち上がりエルボーの打ち合い。HARASHIMAがミドルキック3発でイサミを倒すと、HARASHIMAはジャンピングダブルチョップ。イサミをコーナーに座らせるとHARASHIMAは飛びつきリバースフランケン。
HARASHIMAは蒼魔刀も避けたイサミが背後を獲るも、HARASHIMAはバックエルボー連打。イサミはエルボーを打ち込みHARASHIMAもエルボー。イサミはトラースキックから勇脚・斬を狙うが水面蹴りで倒したHARASHIMAがスライディングキックを顔面に叩きこむ。
HARASHIMAはスワンダイブを狙うがイサミがそのまま担ぎあげブレーンバスター。フォールも2。返されるとすぐさまアンクルホールド。
イサミは軍鶏からコーナーに登りダイビングダブルニードロップ。フォールも2。イサミは勇脚を狙うがHARASHIMAは延髄斬りで迎撃。HARASHIMAはつるべ落としからフォールも1。
HARASHIMAのミドルキックをイサミがキャッチもHARASHIMAは顔面を連続で張っていく。イサミは頭突きで返して投げ捨てジャーマンからランニングニー。ファールも返された所をすぐさま後頭部に勇脚。正面から勇脚を狙うがHARASHIMAは水面蹴り。これをジャンプして避けたイサミへ再度水面蹴りで倒してから蒼魔刀。さらにスワンダイブ式蒼魔刀を叩き込んで3カウント。
エンディング
HARASHIMA「チャンピオンのイサミ選手、ビックリするぐらい強かったです。ほんと、勝てたのはちょっとの差だったと思います。でも、僕は、このベルト取ったら絶対これからも勝ち続けます。本日は全面開放の両国大会たくさんのご来場ありがとうございました!春の両国すごい景色です。今日無事ベルト取ったんで、次の夏の両国もそれまで誰が挑戦してきたって、そいつらには絶対勝ってやります。誰が挑戦してきたって勝ってやるさー!(なんでー?)次の両国もメイン立ってやるさー!(なんでー?)さいたまスーパーアリーナのメイン立ってDDTもっともっと大きくしてやるさ!(なんでー?)なんでかって!そいは鍛えているからだー!」
HARASHIMAがリングを後にしようとすると「緊急告知、選手の皆さんはリングに集まってください」と警報が鳴る。2017年3月20日旗揚げ20周年大会はさいたまスーパーアリーナのメインアリーナでの開催が決定。
三四郎「来年は、さいたまスーパーアリーナのメインアリーナに進出する!お前ら何だその顔は!お前らひょっとして、無理だとか思ってるんじゃねーだろうな?いいか?夢はな、追い続けなきゃ夢じゃねーんだよ!もっともっとな、でっけぇことやんねーと、つまんねーだろプロレス界もよ!両国全面でこんだけ入れば、次はもう、1万人以上のアリーナクラスですよ。皆で、皆で、夢を追いかけましょうよ!いい歳して46になりました私も、でもよ!いつまでたってもいつまでもいつまでもこいつらも歳をとって割といい歳です。でも、夢は見ようよ!皆に夢を見せようじゃないか!僕達と一緒に大きくなりましょう!」
HARASHIMA「DDT、もっともっと、大きくなりますよ。皆で、皆で今日来た皆、皆で夢を大きく紡いでいきましょう!これからもよろしくお願いします!今日は本当にありがとうございました!」
<試合後コメント>
HARASHIMA
――両国のメインで宣言通り最後に帰ってきました
「ほんときつい試合でしたね。足が痛いです。でも勝つことができて本当に良かったです」
――イサミ選手もBASARAを立ち上げて王座を守ってきましたが、改めて闘ってみていかがでした?
「本当にタフでしたね。もうやってもやっても立ち上がってきて、終盤は恐怖というか、焦りましたね。立ち上がってきたんで」
――それでも勝利しましたがその差は何だったと思いますか?
「ん~、なんですかね、鍛えてるからとか言いたいですけど、あの、ほんとにちょっとの差です。運かもしれません。たまたま今日は僕が強かっただけだと思います」
――この先ベルトの防衛戦がまっていますが改めてベルトを巻いてみて変わった部分は
「変わった部分?何度巻いても嬉しいよね。誰が挑戦してきても僕はベルトを守るだけだから」
――8月に両国、先ほどさいたまスーパーアリーナも発表されました
「まさかメインアリーナでやるとは思わなかったんでびっくりしました。やるしかないでしょ」
――そこまでやっぱりベルトを持ち続けると
「そうですね、はい」
――次の挑戦者大家さんに決まっていますが
「あの、去年はね、熱い闘いを、熱い気持ちをもって闘った仲間であるし、そんな彼がね、熱い気持ち持って挑戦してくるから、それにしっかり応えて、そのうえで叩き潰したいと思います」
木高イサミ
「ボロボロだし、悔しいし、でも、それ以上に僕はなんか今日HARASHIMAさんとDDT初の全面使用という空間、いや悔しいけど楽しんでしまいました。楽しかったな。悔しいです体ボロボロだし、痛いところしかないけど、悔しいですけど、まあ負けましたね。でも、まあ、僕これででも前みたいに第一章完ていうつもりもないし、第二章完ていうつもりもないけど、でもまあ、今度は僕の思うタイミングでまた、DDTに上がろうと思います。僕なりのタイミングでまた来ようと思っています。それがいつになるのかどういうタイミングなのかわからないですけど、でも、僕にはまだ、この、皆の、僕には仲間が居て、今ボク含めて10人の仲間が居て、こいつらがね、最高なんですよ。自分らの試合でヘロヘロのくせに最後まで声出して、何回こいつらの声に救われたことか。もちろんお客さんの元気も全部届きました。まあ、俺やっぱりケンシロウじゃなくてトキだったのかなって切なさがありましたけど、でもまた、やっぱそのDDTの両国大会で出て、やっぱHARASHIMAスゲーなって思ったし、DDTスゲーなって思ったし、やっぱDDTって憧れるし、高木さんも夢見ようぜって言ってたじゃないですか。僕にとってのね、親方様なんですよ高木三四郎は。僕はね、体ボロボロになっても、朽ち果てても、ボロボロになっても倒れても、僕は高木三四郎についていきますよ。僕はプロレスリングBASARAの代表として高木三四郎についていく。僕にとっての親方様があの人だから。DDT何年で両国来たのかわからないけど、何年でBASARAが後楽園に辿り着くのかわからないけど、俺がいつHARASHIMAさんに勝てるのかわからないけど、絶対に諦めないし絶対に前を見続けることをやめない俺は。まあ悔しいですね」
――普段BASARAで着用するコスチュームであえてDDTのリングに上がりました
「今日だけから、BASARAの代表として闘ったのは。BASARAを代表する者として闘ったのは今日だけだった。そういう気持ちでHARASHIMAさんを獲りたかったですね。まあ、玉砕しちゃいましたけど、痛いけど、元気だし。身体動くし、まだまだ、行けますよ」
――二年半前にHARASHIMAさんに両国で負けた時には全く楽しめなかったとおっしゃってましたが、今回悔しいけど楽しかった、その差はなんだったんでしょう
「なんでしょうね(苦笑)気持ちの部分なのか、わかんねーな。でも、なんか不思議ではありますね。負けたことが滅茶苦茶悔しいですけど、それによって僕にとってHARASHIMAさんと、DDTと高木三四郎は目標になり続けるんだろうなって。今日、いや悔しいっすよ。悔しいっすけど、泣きそうだけどでも、それは、今日は我慢できますね。我慢して、胸はって、BASARAに帰ります。俺はいつかBASARAをこういう団体にしてみせますから。背中は、僕の背中はこの9人は見ててくれたはずなんで。でも、僕はこれで現役を辞めるわけでもないし、僕はまだまだこいつらの目標であり続けるし、どんどん挑戦していくし、目標があることの嬉しさを痛感したって感じですかね。まとまらなくてすいません」
樋口和貞
――KO-D挑戦が決まりました
「リング上でも言ったんですけど去年の札幌でダメだったんで挑戦して。やっと一年かけてまた戻ってきたって感じがしますね」
――メインの試合を見てどんな思いを
「いやー、闘いてーなと思いましたね」
――HARASHIMA選手は敗れた相手でもありますが、HARASHIMA選手とやりたいですか
「大家さんも表明してるんですよね?そうっすよね?でも基本的にはどっちが来てくれても自分はかまいませんね」
――HARASHIMA選手にリベンジしたいという気持ちよりかは王者になりたいと
「目の前に敵が来てくれれば倒すだけなんで。そのうえで倒した上で例えば後楽園が大家さんだったら大家さんに勝って次の挑戦者をHARASHIMAさんにするとか、HARASHIMAさんにリベンジしたいって気持ちはもちろんあるんで、どちらにしろ早く闘いたいなという気持ちです」
―― 一年前よりDNAを背負うという気持ちは強くなっていますか?
「それは今でもありますね。個々のDNAの人たちがDNA背負って、この一年でそれは大分強くなったと思います。自分はもう、やはり去年の札幌からDNA、DNAがスゴイってこと知らしめたいと掲げて闘ってるわけですから。他の人よりそれは強いですね」
大家健
「もうね!最初っからもう使うって!対戦相手が決まる前から使うって言ってるからね!どっちが来たってね!そんなの俺には関係ねーんだよ!なぁ!関係ねーってな!思ってる!でもな!確かに、HARASHIMA、今日試合見て、強かったよ!でもな!チャンピオンが!強いのは当たり前だし!チャンピオンが強い状態で!勝ってこそベルトに価値があるんでしょうが!なぁ!だから俺は正々堂々といつどこ、3月26日新宿FACE大会で使うって、宣言したんだよなぁ!強いチャンピオン結構じゃねーか!強いチャンピオンに勝った俺が、もっともっと強いチャンピオンに!なるんだそしてなオイ、当然の事ながらガンバレ☆プロレスは、プロレスをメジャースポーツにしますだからな、そしてそのために俺は、KO-D無差別級のベルトを取って、今年は!今年は絶対にベストジーニスト賞取るんだよ!オイ絶対とるからな!その前にまず!KO-D無差別級のベルトだよ!お前わかったか!質問とかあればどうぞ!」
――チャンピオンとベストジーニスト賞は同じぐらいの価値があると
「チャンピオンのが価値あるよ!チャンピオンの方が価値あるから、チャンピオンになったらベストジーニスト賞とれんだろうが!」
――チャンピオンになったら取れると
「そうだよ!そうに決まってるだろだからチャンピオンになるんだよ!なぁ!鉄は熱いうちに打てだよ!なぁ!取った瞬間使って、使ったら獲る!なぁ!それが一番賢いやり方でしょ!正しいやり方でしょ!ねぇ!俺は、強い強い強いチャンピオンに勝って、もう1回言うぞ?強い強い強いチャンピオンに勝って!もっともっともっと強いチャンピオンになるんだろ!わかりましたか!?」
高木三四郎総括
「DDTジャッジメント、2016ですね、総括ですか。いやほんとにね、両国全面ということで正直僕らも大丈夫かなと思ってヒヤヒヤもんでやってたんですけど、まあなんとかほんとに形にはなったかなと思ってまして。まあちょっと若干ね、上のほうが空きがありましたけども、完売させることができなかったのは残念ですけども、でも本当に、現在のDDTのメンバー、そしてグループ団体でもあるBASARA、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス全部の総力を結集した形だと思っています。ほんとに、なんだろうな?なんかその、旗揚げしてね、19年でまあやっぱり、旗揚げした時はほんとうにね、100人200人の規模でデビューしたので、両国国技館なんて夢のまた夢、まして全面使用なんて本当にできるわけ無いでしょうっていうあの当時もし19年前の自分がもし将来DDT両国でやるって言ったら皆にサイコパス扱いされたと思うんですけど、まあでもほんとにおかげさまで無事に成功という形で終わることできて、本当に良かったと思ってます。
そしてまあ、早くも20周年記念の大会ということで、3月のさいたまスーパーアリーナ、2017年3月20日、さいたまスーパーアリーナメインアリーナを発表させていただきました。まあ第一弾ということでの発表とさせてもらったんですけど、これもやっぱり僕はもうやるからには成功させるつもりでいるんで、とにかくね、言いましたけど、夢を持たなきゃダメだなと思うんですよ。本当に。やっぱり、なんかDDTの今の力で一万人クラスのアリーナ埋めることって本当にできるのかどうかっていう部分はあると思うんですけど、まあまずやってみないと始まらないでしょって事で、コミュニティアリーナはおかげ様で超満員にすることができました。あとはメインアリーナしかないでしょということでやったんですけど、やっぱやるからには一年かけてね、プロモーションだったりとにかく地方も強化していかなきゃいけない。地方だけじゃなくて海外も強化しなきゃいけないということで、台湾のATT SHOW BOXさんの会場を発表させてもらったんですけど、ここはほんと台北の中でもわかりやすく言うと渋谷みたいな街なんですよ。101っていう台湾を代表するどでかいビルがあるんですけど、そのビルのすぐ隣りにある所なんですね。まあほんと渋谷で言うなら109とかみたいな所の台湾を代表する、台北を代表するファッションの先端にある場所の会場ということで、初めてその、初進出。それだけじゃDDTとしてはあれなので、ニトリ、台湾ニトリさんの強力なスポンサードを得ることができて、どんどんそういった部分でプロレスを広めていきたいなと思ってるんですよね。台湾だけじゃなくて、やっぱ今回ニトリさんがDDTの海外の興行にスポンサードした、プロレスっていうのは今本当にムーブメントになってるんだなってやっぱ思ってもらいたいなというのもあるんで。やっぱどんどんどんどんそういうことやっていきたなと思ってますはい。
やっぱ台湾は可能性あるなと思ったんですよ。やっぱりなんだろう?日本とはちょっとプロレスの伝わり方が違う部分があるので、ひょっとしたら台湾だったら男色ディーノはスーパースターになれるかもしれない。っていうね、そういう可能性も持ってる国なんで、そういうところでどんどんどんどん広めていって、やっぱ一年後の3月20日に繋げて行きたいなと思っています。でもまだこれ第一弾なんで、まだまだ2016年度、発表ごとはいっぱいあるんで、夏に向けても加速していかなきゃいけないですし、とにかくね、DDTはどんどん突っ走っていきますよ。
飯伏に関してはさっき言ったとおりです。これからどんどん頑張っていきますんで」
――DDTアワードでMVPになったHARASHIMA選手がKO-Dのチャンピオンになりました。KO-Dの新しい流れをどう感じていらっしゃいますか?
「そうですね、やっぱり自分が思うのはどんどんどんどん色んな奴が出てこないと、飯伏がいなくなって、次誰出てくんだって感じで。その前にあったセミファイナルの試合も本当に素晴らしかった。竹下遠藤、そして佐々木石川修司。石川修司はね、DDTを、ユニオンを卒業してね、フリーですけども、でもやっぱりDDTが産んだ選手には変わりないわけで。そいつらがどんどん育って、鈴木さんと試合をした坂口さんも成長見せてたし、とにかく下の世代がどんどんどんどん育ってきている。大家とHARASHIMAの勝者には次樋口が挑むわけで。どんどんどんどん色んな奴が出てきて欲しいなと思いますね。どんどんどんどん進んでいかないとね。僕が昔から好きな言葉なんですけど、ショー・マスト・ゴー・オンっていう言葉があるんですよ。何があってもショーは続けていかなきゃいけない。続くものであるっていうね。やっぱり、何があってもね、DDTは続けていかなきゃいけないし、続かなくちゃいけない。その精神でやっぱり19周年もそうだし、20周年も歩んで、皆と一緒に歩んで行ければと思っております」