成宮真希自主興行 3・16蕨大会 成宮真希vs世羅りさ

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『成宮真希自主興行』
日程:2016年3月16日
会場:埼玉・レッスル武闘館
観衆:80人

▼シングルマッチ時間無制限1本勝負
●成宮真希
21分50秒 ユルネバ→片エビ固め
○世羅りさ(アイスリボン)

▼延長戦 ドリンクマッチ 時間無制限1本勝負
△成宮真希
6分10秒 両者KO
△世羅りさ(アイスリボン)

成宮真希がタッグパートナーだった世羅りさと引退前に自主興行でシングルマッチ!引退試合のカードも決定!

メインイベント

2016-03-16成宮真希自主興行_メイン 試合に先立ち、千春リングアナによる対戦カードの発表で、いきなり「本日のメインイベント」とコールされた成宮真希VS世羅りさ戦。その言葉通り、対戦カードの発表に続いて、すぐさま世羅の入場曲がかかり、世羅がリングイン。引き続き、成宮も入場。会場には「たくさんの感動をありがとう」と書かれた横断幕も掲げられている。

成宮のコール時には「シアワセいっぱい、肥後の花嫁」と紹介される(ふだんは「肥後の舞姫」「肥後のルチャドーラ」)。成宮のセコンドには小波、茉莉、結奈らが付く。
まずは握手のあと、ゴングが鳴るも両者微動だにせずにらみあったまま。しばらくしてようやくともにリングを回るとロックアップ。そしてグラウンドの展開へ。バックに回った成宮が腕を取り、さらにヘッドロックで締め上げる。世羅もヘッドシザースに取るが、成宮はこれをはねのける。
今度は手四つ合戦。世羅は腕を取るが、すぐさま成宮が足を取る。世羅も取り返し、足の取り合いに。成宮は足を使って胴絞めに取るも、世羅はロープへ懸命に手を伸ばす。世羅はバックを狙うが、これを切り返した成宮がカンパーナ狙い。体を入れ替えた世羅は、逆にカンパーナを決める。

これに怒った成宮はストンピングからヘア投げの連打。コーナーへ押し込むと、ストンピングを打ち付ける。成宮はボディスラムから逆エビへ。世羅は何とか手を伸ばしロープに。腰の辺りを集中的にストンピングを放つ成宮。しかし世羅はロープに飛ばすとドロップキックで反撃。エプロン上にエスケープした成宮にスタナーを放つと場外戦へ。殴り合いから客席へなだれ込んでいく。イスを打ちつける成宮に世羅もイスで反撃。世羅はマット上でのボディスラムを敢行すると、成宮の腰の上あたりにイスをセッティング。花道を走りこむと、イスの上にランニングニーという荒技を見せる。

世羅はリング内に成宮を連れ戻すと逆エビ固め。長時間決まったものの、それでも成宮は執念のロープブレイク。世羅はコーナー・ニースプラッシュを打つがカウント2。
しかし成宮もトラースキックで劣勢を返すとブレーンバスターを狙うが腰に力が入らず未遂に。成宮はヒザ打ちをボディに連打。さらにドロップキック。再び顔面にニーを放つが、走りこんできたところを世羅はカニバサミから回転エビに移行。そしてゆりかもめに捕らえる。成宮の表情が苦痛にゆがみ、観客から「ここで終わっていいのか!」の檄も飛ぶ中、なんとか成宮はロープへ。
世羅は低空のランニングニーからセラリズムバスター。一気に攻め込みたい世羅はトップロープに上るが、成宮がこれをかわすと、雪崩式ブレーンバスターに取る。そしてスピアーからのブレーンバスターを決めるがカウントは1。しかし成宮の飛び込みざまを世羅はエアーズロック。カウント2で返す成宮だが両者ダウン。

なんとか両者ヒザ立ちになると、この体勢のままでナックル合戦。闘争心だけが二人を奮い立たせる。さらにスタンドでの打ち合いに移行。「負けるかー!」と言いながら両者は打ち合う。吠える成宮が何度も打ち込むが、成宮も打ち返す。両者同時のナックル合戦も続くと、ついにはともにダウン。セコンド陣がマットを叩く中、ダウンカウントが続く。

なんとかともに立つと世羅が吠える。成宮は背後からスリーパー。世羅の顔が苦痛にゆがむ。成宮は強引にフォールへ行くがカウント2。そしてトラースキックを3連発。さらにはランニング式の低空クロスチョップもカウントは2。
成宮はユルネバを狙うが世羅はこれを行かせずエビ固めへ。ここで丸め込みの応酬となる。成宮は再度、丸め込みを狙うが世羅は執念で体を入れ替えるとドロップキック。すぐさま成宮が武者返しを狙うが、これも入れさせずエビ固めで丸め込む。さらにエアーズロック。成宮は2で返す。
世羅はトップロープからのダイビングニー。そして最後は「成宮さん!」と叫びながらの成宮の得意技・ユルネバ。ついに3カウントを奪った。21分にわたる激闘。そういえば、このユルネバ、初公開した相手が世羅だった。
「よっしゃー!」と勝ち名乗りを上げる世羅。そしてマイクを握る。

世羅「成宮さん、最後にこういう場を組んでくださって本当にありがとうございまあした。色々迷惑をかけてきたけど、こうやって私のために世羅を思ってくれて、最後まで全力で戦えたことがこれからのプロレス人生の糧になります。でも最後にやり残したことことがあるんでお願い聞いていただけますか。最後に成宮さんとドリンクマッチやりたい(観客・笑)。世羅はやったことないんですよアルコールの女王・成宮真希を倒さないと次に進めないと思うんです」
成宮「オマエ馬鹿か!わたしはもういいよー」
世羅「つぎに進めないんです」
成宮「おまえはどこに進むんだよ。この後どうなるかしらないよ、動きながら飲んだらどうなるか知らないよ」
世羅「覚悟の上です。お願いします。みなさんみたいですよね?!」
成宮「わかりました。どうなっても知らないよ、やるのね。試合したいの? まじか? でも世羅の願いならやりましょう…テキーラじゃなくて日本酒でもいい?」
世羅「ここは日本です」

延長戦

2016-03-16成宮真希自主興行_延長戦 成宮はセコンドへ、準備してきた酒を持ってくるように指示。試合後、二人で飲みながらのトークショーを考えていたという。待っている間、リング上でルールを協議。
世羅「すいません。勝手にこうしてしまって。成宮さんと最後にリングに立てるならやり残したことをやろうと思って」
とアピールする世羅。やがて、セコンドが日本酒を持って登場。試合は1分ごとに両選手が日本酒を飲むルールとなり、ゴング。

まずは互いに並々とグラスに注ぐ。成宮の唱和で乾杯となり、二人ともに一気飲み。その後、試合開始。
しかし、世羅は「結構、来る。早い、いつもより早い」と早くも酩酊気味に。成宮はレフェリーにもたれかかる。成宮は「この子、プロサー(プロレスサークル)で練習やってたんですよ、退団した私に『いつか成宮さんのレフェリーをやります』とLINEくれたんですよ。それで今日、(斉藤)一二三に試合裁いてもらえないかと思って頼みました」とレフェリーとのかかわりを説明。

ここで1分経過。両者2杯めに突入。「酒が回ってきた」という世羅は首固めから成宮の頭を揺らす。「鬼だこいつ」と成宮。世羅がボディスラムにとったところで、1分経過。
3杯め。世羅はらくらくクリア。成宮も苦しみながらもクリアした。世羅はパンチを連打、そしてコーナーに多い詰める。ここで一二三レフェリーが世羅のアシストを経て、成宮にドロップキック。そして世羅はニーを当てる。高速カウントの一二三。
またも1分経過。成宮は一気飲みでクリア。世羅もなんとか飲む。世羅はドロップキックからのエアーズロックを狙うも成宮は「それだけはー!」と拒否。しかしついには振り回され、エアーズロックを敢行される。「やばい、来てる」と技を仕掛けたほうの世羅が苦しむ。それでも逆エビからカンパーナを決めるが、成宮から嗚咽が漏れ聞こえる。

またも1分が経過。世羅はクリア。成宮もなんとか飲み続ける。ここで成宮が最後の力を振り絞り、スピアーからエアプレーンスピンに取る。しかし、何回転も回しているうちに、足に来てしまいそのまま崩れ落ちる。両者ダウン。
「もう無理」と言う成宮。世羅も同意。「寝るな、起きろ」というセコンドの雪妃。しかしここで立ち上がることができず、両者ノックアウト。ようやくドリンクマッチに終止符が打たれた。

エンディング

2016-03-16成宮真希自主興行_エンディング
試合後も寝続ける両者。「成宮さん、起きて」という世羅に「おまえが起きろ」という成宮。寝ながらマイクを持った成宮は、なんとか体を持ち上げ座り込む。
「なんか(記憶が)すっぽりぬけてる。ほんとう、ドリンクマッチはすごい」という成宮に「試合中の酒はうまいですねー」と世羅。ここで、再び乾杯の両者。
「ちょっと待って、私、酒飲まずに言わなきゃいけないこととかあったのに~」と頭を叩く。「逆に飲んだほうがいいのかな?」と世羅から注がれた酒を見てつぶやく。ついに酒がなくなり、観客が差し入れ。2本目へと突入する。ここで成宮が発表ごとのマイク。

成宮「3月25日、5年間のプロレス人生にピリオドを打ちたいです。本当は(3月12日の後楽園で).STAPがベルトを取って引退試合で防衛戦をやりたいと思ってました。だから引退試合のカードを決めてなかったです。でも、ベルトを巻くことが出来なくて、その状態になったときに私は組みたい人がいて、戦いたい人がいるのがわかりました。組みたいのは朱里さんです。私はREINAに入っていろんな出会いがあってすごくよかった。かわいい後輩もできて、真琴さんともまた一緒にできて。そのなかで朱里さんという、こんなすごいストイックにやる人がいて、その姿を見ることで、これからの人生の指針になるかなと。そして自分の対角線にいてほしい人、それは世羅りさ、あなたです。あなたのパートナー、…それは雪妃真矢、一人しか思い浮かびませんでした。(セコンドの雪妃に)最後にあなたと戦いたい、そして朱里さんのすごさを教えたい。でも、私は(3・12後楽園の)試合後、世羅に確認しました。「これからもアジュレボ(アジュール・レボリューション)でやっていきたいの?」って。そうしたら「これからもアジュレボでやっていきたい。ゆきちゃんのことかわいいし、引っ張っていきたい」って。そう言ったので、私は引退の相手にアジュレボを指名したいと思います」
世羅「最後にボコボコにして見送りたいと思います」

成宮「最後に私は2試合、ほかにもナルシスト軍の試合もやりたかったので、この試合も入れて2試合で全部で8試合あります。そうなるとタイムスケジュール的にもきついので会社とも話し合って、引退セレモニーはするんですけど、花束贈呈はなしにしました。ちょっとそういうことをやって超過したら悔いを残すことになりそうなんて。でも試合で思いきり、二人とぶつかって10カウントを聞ければと思います。それから、最後の引退試合は、この人にコールしてほしかった。自分の引退試合、千春さんに最後のコールをしていただきたいと思ってます。最後までよろしくお願いします」
と頭を下げると涙ぐんだ。

その後、日本酒を片手に即席のトークショーを行なった二人。最後、シメの挨拶となり、成宮は「引退ロード、色んなことがあったけど、感謝しかないです。たくさんの応援してくれる人がいる、仲間がいる、信じてくれる人がいる。だから3月25日、力いっぱいやって、笑顔でリングを降りてやる!」と公約した。

(記事・写真提供/REINA)

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