DDT2・28後楽園ホール大会 【KO-D次期挑戦者決定戦】HARASHIMAvs入江 【EXTREME級選手権】カシンvsヨシヒコvsアントン 【KO-D6人タッグ選手権】高木&大鷲&平田vs樋口&勝俣&岩崎

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『Into The Fight 2016』
日時:2016年2月28日
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1596人(満員)

▼ダークマッチ キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ 60分1本勝負
【王者】○渡瀬瑞基(DNA)/梅田公太(DNA)
7分19秒 バックドロップ→片エビ固め
福田洋(BASARA)/●ワンチューロ(MAX LUCHA LIBRE)
※渡瀬が3度目の防衛に失敗。ワンチューロが第12代王者へ

▼第1試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/T2ひー】高木三四郎/大鷲透(フリー)/●平田一喜
11分58秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを切り返す→首固め
【挑戦者組】樋口和貞(DNA)/勝俣瞬馬(DNA)/○岩崎孝樹(DNA)
※T2ひーが初防衛に失敗。樋口組が第24代王者組へ

▼第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
赤井沙希(オスカープロモーション)/○大石真翔
8分38秒 直伝!トルネードクラッチ
●男色ディーノ/スーパー・ササダンゴ・マシン

▼第3試合 スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
●竹下幸之介
1分41秒 佐々木式ウラカンラナ
○佐々木大輔

▼第4試合 4WAYタッグマッチ30分1本勝負
○木高イサミ(BASARA)/関根龍一(BASARA)
8分50秒 絶槍→片エビ固め
[スマイルスカッシュ]●彰人/ヤス・ウラノ
※残りの二組は[酒呑童子]坂口征夫&マサ高梨と[チームドリフ]石井慧介&高尾蒼馬

▼第5試合 DDT EXTREME級選手権試合~3人でおこなうシングルマッチ・ルール 60分1本勝負
【王者】○ケンドー・カシン(フリー)
10分44秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め
【挑戦者】●ヨシヒコ
※もう一人は【挑戦者】アントーニオ本多
※第34代王者が3度目の防衛に成功

▼セミファイナル スペシャルシングルマッチ30分1本勝負
●遠藤哲哉
14分44秒 スプラッシュマウンテン→エビ固め
○石川修司(フリー)

▼メインイベント KO-D無差別級王座次期挑戦者決定戦 30分1本勝負
○HARASHIMA
19分52秒 蒼魔刀→体固め
●入江茂弘
※3月21日両国国技館大会のメインイベントでおこなわれるKO-D無差別級選手権試合は【王者】木高イサミvs【挑戦者】HARASHIMAに決定

両国のメインがイサミvsHARASHIMAに決定!DNAが6人タッグ王座奪取!カシンがEXTREME防衛しササダンゴを挑戦者に指名!

 

ダークマッチ

2016-02-28DDT後楽園_ダークマッチ 福田はワンチューロを背負い、ワンチューロはアメリカ国旗を振り回し入場。
先発はワンチューロと梅田。梅田が攻めるフェイントも一歩下がりワンチューロが逃れる。梅田のタックルを潰したワンチューロだったが梅田は手首を取り、ワンチューロが取り返すとミドルキックで倒す。ワンチューロは驚き福田にタッチ。梅田も渡瀬にタッチ。

ロックアップから福田が梅田を倒しパワーを誇示。福田はヘッドロックからロープに走りショルダータックル。再度ロープに飛んだところを梅田はアームホイップを狙うが、耐えた福田がボディスラムからストンピングを落としワンチューロにタッチ。ワンチューロは頭突きからエルボーを落とし、一本足頭突きからロープに振るとダブルチョップで倒してからセントーンを投下。フォールも2。

ワンチューロはロープにもたれかからせると、場外にスライディングし地獄突き。リングに戻りフォールも2。ワンチューロは福田にタッチ。

福田はストンピングからコーナーに押し込みチョップ。ガットショットから背中にエルボーを落とし、ボディスラムから逆エビ固め。渡瀬はロープを掴む。
福田はストンピングからコーナーに押しこみチョップ。渡瀬が逆コーナーに振り走りこむが福田がバックエルボーで迎撃。渡瀬はエルボー連打も福田はストンピングからロープにとんでラリアット。これを避けた渡瀬がエルボーを叩き込み梅田にタッチ。

梅田はミドルキック連発でコーナーに押し込み、座り込んだ福田の顔面に串刺しドロップキック。梅田はフォールも2。

梅田はコンビネーションキックからハイキックも、これを避けた福田が自軍コーナーに突き飛ばしワンチューロが地獄突き。福田はワンチューロにタッチ。

ワンチューロのビッグブーツをキャッチした梅田がミドルキックも、ワンチューロがこれをキャッチしレフェリーに持たせるとスタナー。ワンチューロは走りこむも梅田がネックブリーカードロップ。梅田は渡瀬にタッチ。

渡瀬はエルボーも、ワンチューロは地獄突きからモンゴリアンチョップ。ワンチューロは福田とともにショルダータックルで渡瀬を倒すと、合体ネックブリーカードロップ。フォールも2。
トレイン攻撃を狙うが渡瀬はこれを避けて誤爆させると福田をドロップキックで場外に叩き出し、ワンチューロにDDT。フォールも2。

渡瀬はバックドロップからフォールし3カウント。これでワンチューロが新王者となり、渡瀬が初勝利を飾った。
ワンチューロはベルトを喜ぶも、意味を理解し泣きながらバックステージへ帰っていった。

オープニング

2016-02-28DDT後楽園_オープニング 亜門GMから飯伏幸太の退団を改めて発表。復帰戦と飯伏プロレス研究所第一戦が両国で行われることも決定。

6月28日がブラックアウトの協賛に。それにともないドンペンとコラボTシャツが販売。ここでドンキホーテ後楽園店店長の村田さんとドンペンくんがリングへ。
村田さんは「昨年よりDDT様といろいろなコラボ企画しております。今年も色々やっていくのでよろしくお願い致します。本日から限定Tシャツ販売するので、サイン会と握手会もあわせて行います。16時より店舗の方でTシャツ販売行いますので、彰人様とウラノ様に来ていただきますし、本日彰人様が誕生日なので一緒に祝いましょう」と挨拶。

続いて、リングドリームでDDT美少女化レスラーが登場しているが、女色ディーノ(CV.日高のり子)、KUDO(CV.山崎和佳奈)、高木三四郎(CV.松井菜桜子)の映像とボイスがスクリーンにて発表。
DDTとヨシモトホールのコラボ興行が決定したこと、トムとジェリーのコラボTシャツの販売、そしてLiLiCoTシャツも販売される。

DNAの井上麻生をオープニングコールで呼びこむが、佐々木大輔が何故か登場。佐々木は亜門GMをローキックで倒すと「いつもいつも勝手にタイトルマッチにしやがってよ」と凄むが、亜門GMは「防衛回数伸ばしたいから自分でやったんでしょ。竹下と佐々木のタイトルマッチみたいよ」と懇願するが、佐々木は「おいGM、今日は、やらないぞ。竹下なんかな、あんなグリーンボーイ、挑戦者の資格無しだ」と拒否。亜門GMは「今までの挑戦者ワンチューロと福田と大石さんで汁しか居ないじゃん」と抗議するが、佐々木は亜門GMを立たせるとローキックを叩き込んでリングを後にする。

亜門GMは「なんで俺蹴られたの!やられぞんじゃん!いってぇ…麻生出てきて」と呼び込み、井上は「大丈夫ですか?去年の末骨折しまして、入院手術アレやこれ、トレーニングにそれ、あれ、色んなことしましたね。そういうわけで、経過はすごく良好です。いっぱいラーメン食べて元気になりました。大丈夫です。近々皆さんに良い報告ができたらなって思います。よろしくお願いします」と挨拶しオープニングコール。

第1試合

2016-02-28DDT後楽園_第1試合 WWE風の煽りVで平田はメガネを使わないことを宣言。
平田は自ら音楽を止め「後楽園の皆さんこんにちは!こんにちはどうもーはーい、オイ!DNAども、ようやくタイトルマッチ当日を迎えたな。せいぜいトレーニングは頑張ってきましたか?いいか?Vでも言ったとおり、お前らなんてな、俺のダンスも、GOも、必要」と言っている最中にDNA勢は突撃しストンピング。
平田をロープに振ってトリプルドロップキックをお見舞いし、トレイン攻撃も樋口の攻撃を避けて大鷲と三四郎が串刺し攻撃。そのまま場外乱闘へ。

平田を岩崎がリングにあげロープに振ろうとするが、逆に振った平田がドロップキックで迎撃。平田はサッカーボールキックからフライングメイヤーで倒しスリーパー。平田はフォールも2。平田は三四郎にタッチ。

三四郎はボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。三四郎は大鷲にタッチ。

大鷲はフライングメイヤーからロープ際で岩崎の腹に乗っかっていく。注意されるとチョップでなぎ倒し平田にタッチ。

平田はストンピング。膝立ちでエルボーを返した岩崎とエルボー合戦からロープに飛んだ平田に岩崎が追走ニー。岩崎はタッチしようとするがその背中を踏みつけた平田が三四郎にタッチ。

三四郎はダイビングフットスタンプからフォールも2。三四郎はバックブリーカーから大鷲にタッチ。
大鷲は岩崎のエルボーを受けきりチョップで倒すと、フライングメイヤーからサッカーボールキック。フォールも2。大鷲はブレーンバスターを狙うが、耐えた岩崎が逆にブレーンバスター。5分経過。岩崎は樋口にタッチ。

樋口は次々チョップでなぎ倒すと、大鷲をロープに振りドロップキック。お互いのど輪の体勢。これを離すとチョップ合戦。大鷲が強烈なチョップも樋口がダブルチョップ。大鷲はボディスラムも樋口もボディスラムで返し、ラリアットの相打ちで両者ダウン。両者タッチ。

勝俣がドラゴンリングインした三四郎にガットショットからドロップキック。コーナーに登りダイビングクロスボディもキャッチした三四郎がスピコリドライバー。フォールも岩崎がカット。

三四郎は岩崎と勝俣をまとめて串刺しボディスプラッシュから二人まとめて担ぐと勝俣が着地しロープから走りこむも、それをガットショットで迎撃した三四郎が改めて二人まとめて担ぎデスバレーボム。三四郎は勝俣を担ぐが平田が「この糞野郎どもを俺の手で仕留めたいんですよ!タッチしろ!」と要求。三四郎は渋々タッチしようとするが、大鷲が平田を突き飛ばしタッチ。大鷲は三四郎にビンタから勝俣にサンドイッチドロップキック。フォールも2。

大鷲は喉輪落としを狙うも、なぜか平田が勝俣をボディスラムでコーナー下にセットし大鷲に登れと要求。登ろうとした大鷲の背中を叩き強制的にタッチした平田が、勝俣にラリアットもこれを避けた勝俣にフライングクロスチョップ。だが勝俣がドロップキックを叩き込んで岩崎にタッチ。

岩崎と樋口が平田を担ぎ、合体式Xファクター。これで岩崎がフォールも2。
勝俣と岩崎が樋口に振り、樋口はスパインバスターから勝俣がムーンサルト。岩崎がPKを叩き込んでフォールも大鷲がカット。
岩崎が延髄斬りから樋口がアルゼンチンバックブリーカー。平田はロープを掴むと、三四郎がメガネを渡し装着。

平田は着地するとダブルラリアットで樋口と勝俣を倒し、岩崎の串刺し攻撃を避け後頭部に延髄斬りから雪崩式フランケン。
平田は踊り切ると岩崎を投げようとするが、岩崎はスピンキックから走りこむも奇跡を呼ぶ一発逆転首固め。これを岩崎が切り返し3カウント!DNA組が新6人タッグ王者組へ!
2016-02-28DDT後楽園_第1試合2
<試合後コメント>
樋口和貞&勝俣瞬馬&岩崎孝樹
――見事KO-D6人タッグ王座を奪取しました
勝俣「いやー、嬉しいですね。最後岩崎が頑張ってくれたおかげで、このベルトが僕達のベルトに来ましたよ。まあね、岩崎のキッカケで僕達火がついたんで、この勢いのまま突っ走って、DDTユニットいっぱいいるんで闘っていきたいですね」
樋口「まあ急にバッと流れで決まった感はあるんですけどね、まあ闘っているうちにでも、岩崎さんのどうにかしないといけない、時代を動かさないといけないという気持ちを自分たちは横にいて感じたわけですよ。それでいて結果がついてきたんで、自分も良かったなとほんとに思いますね。DNAの勲章がやっと取れたなとそう思います」
岩崎「ちょっとあの声が出ないんですけど、大丈夫ですかね?」
勝俣「大丈夫拾ってくれるよ」
岩崎「まずなんとか俺ら若い力でDDTを盛り上げたいという思いが強くてですね、このチャンスをなんとしても活かそうと。ペーペーペーペーとバカにされてきたんで、やっぱり上の世代に対して下克上じゃないですけど、どのユニットに対しても噛み付いて行きたいなと思いますね。俺ら3人でこのDDTをかき乱すじゃないですけど、盛り上げていきたいなという気持ちは強いです」
勝俣「やってやるぞ」
樋口「やりましょう」
勝俣「どのユニットでも」
――前回前々回と同じような展開でしたが、今回は逆転最後できたのはどんな
岩崎「やっぱりあの同じ手で2連敗してるんで、3回目負けたら恥ずかしいんでね、なんとしても見切ってその返し方も考えてました一週間」
――あの技の名前は覚えましたか?
岩崎「いやいや長くて覚えられないんで」
勝俣「なんだっけ?お前がニ連敗した技の名前だよ覚えろ」
樋口「奇跡を呼ぶ」
勝俣「奇跡を呼ぶ?」
岩崎「奇跡を呼ぶ、一発、逆転、首固め」
勝俣「なんか変わってんな」
岩崎「やっぱり長いんですよ。長いから覚えきれない」
勝俣「そうだな。でも三度目の正直で返せたんだやっと」
岩崎「はい」
勝俣「あのグルグル首固めをな」
岩崎「(マスコミに)なんかありますか?」
勝俣「人の話聞けよ」
――他のDNAのメンバーがこのベルトを戴冠した時セコンドで喜んでいましたが、他のメンバーに感謝してる気持ちなどは
岩崎「皆仲間がいて、この二人もそうですけど皆全員がついていてくれるって、僕がやられている時も応援してくれたんで、あとやっぱりその僕負け続けた時もファンの人がすごい応援してくれて、そういう人達に感謝したいなと。あとやっぱり、両親も、親も応援してくれてたんで、皆に感謝したいなと思っていますね。皆で取ったベルトなんで、しっかり守っていきたいと思います」
勝俣「おじいちゃんおばあちゃんが喜んでたよ帰り」
岩崎「マジっすか」
勝俣「ただそれだけなんだけどな。DNA」
岩崎「皆で守っていきたいと思います」
勝俣「暴れるぞ!俺らの時代に変えるぞ。変えるぞ。変えるぞ時代を」

第2試合

2016-02-28DDT後楽園_第2試合 ディーノは渡瀬の唇を奪いながらリングへ。ディーノは「さぁ!両国まで後1ヶ月切ったわ。私は、両国で横綱曙とのシングルが決まってる。曙の弱点は、私わかってるのよ。人の、他人のケツに顔を埋められるのを極端に嫌います横綱は。そこで次の両国大会にはケツをいっぱい用意した状態からスタートすれば精神的動揺で勝ててしまうんじゃないかと計画を立てております。そして前回のシングル発表されてから、私の試合で勝った場合、対戦相手で負けた人が試合の有無にかかわらずケツを出しに両国に来なければいけないと全国行脚しております。今日も適用されますよ!(関係ない顔をしている赤井に)何あんた?芸能人ですからみたいな面してるの?あんたオスカー私もオスカーだからね、したがってもしそうなったとしてもオスカー同士の揉め事であってDDTは関係ない。そもそも私興味ないわけだし。自分のケツに商品価値があると思ってんの?あんた肉感で勝負してる女だっけ?勘違いしやがって。というわけで本日は大石真翔一本釣りで行こうと思います。大石オメーのケツをとりに行くからなかかってこい」と言うが散々馬鹿にされた赤井が「私のおしりバカにすんな」と先発を申し出る。

赤井がディーノにローキック。改めてディーノの突進を避けローキック。赤井のローキックをキャッチしたディーノは股間を掴もうとするが、ついていないため頭にアイアンクロー。そのままコーナーに叩き付け大石を要求。大石は赤井の背中を叩きリングへ。

大石とディーノは中央で睨み合い、ナックルの打ち合いから大石がガットショットからスタナーを狙うも、ディーノが避けて投げようとするが、大石がガットショットからタイガードライバーの体勢。これを膝をついて逃れたディーノがササダンゴに突き飛ばしササダンゴがリーマンショック。フォールも赤井がカット。赤井にディーノがブレーンバスター。ディーノはササダンゴにタッチ。

ササダンゴはボディスラムからフォールも2。ササダンゴは串刺しボディスプラッシュから後方に投げ飛ばしフォールも2。ササダンゴはディーノにタッチ。

ディーノは股間を掴むと男色エクスプロイダー。フォールも2。ディーノは高速ブレーンバスターからナイトメア。
ディーノはファイト一発。大石がディーノの顔面にツバを吐きエルボーで倒すと赤井にタッチ。

赤井はダイビングクロスボディアタックからササダンゴにビッグブーツ。赤井はミドルキック連発からエルボー。さらにSTOからフォールも2。
赤井は串刺しビッグブーツを狙うも避けたディーノがスリーパー。ディーノはファイト一発を狙うが、迷ったディーノは赤井の尻を蹴り飛ばしてコーナーにぶつけると、赤井を強引にパンツの中に突っ込み男色ドライバーを狙う。だが赤井は顔を上げると急所を蹴り上げ大石にタッチ。

ディーノは大石にスピンキックからササダンゴがリーマンショック。再度投げようとするが、ディーノは「今日は負けられないの念には念を」とコーナーでケツを出し、ササダンゴは大石の顔面を突っ込もうとする。それをカットに来た赤井が避けられディーノの顔面に顔を突っ込んでしまい、大石もコーナから振られるも、ギリギリ耐えた大石が走りこんできたササダンゴの顔面をディーノの尻に突っ込む。だがササダンゴはマスクがあるためセーフ。だが大石はそのマスクを剥がして坂井の顔を露わにするとディーノの尻に突っ込む。さらにマスクを前後逆にしてからミラクルエクスタシーを狙う。 だがその後ろからディーノがエルボーを落としリップロックを狙うが、赤井がビッグブーツからササダンゴがディーノの顔面をキャッチ。マスクが逆になり見えないササダンゴはディーノにリーマンショック。さらにディーノに赤井が新人賞を叩き込み、大石が直伝トルネードクラッチで3カウント。

2016-02-28DDT後楽園_第2試合2 大石は「おいディーノ、今日もケツは集まらなかったな。両国の曙戦ケツが一個もないんじゃカッコつかねーよな!安心しろ、お前の一つ目のケツはこの俺、大石真翔のケツだよ!カッコいい俺がな、お前のために、ケツを出してやんよ!そんなことより、まだいいてーことあるんだ!オイ、来てるんだろ、LiLiCo!出てこいや!」とLiLiCoを呼びこむ。LiLiCoは宮武を連れてリングに現れる。
大石「LiLiCoさんお久しぶりです」
LiLiCo「お久しぶりでーす」
大石「カワイイじゃねーか。オメーがカワイイのはわかったよ。オイ!両国国技館、お前と闘うのは俺たち大石真翔、赤井沙希、レディビアードのカワイイコネクション。お前よりもっとカワイイ3人が相手になってやるよ。オメーのパートナーは一体誰だ?後二人早く用意してくださいよ」
LiLiCo「ふふふ、パートナー?気になる?」
大石「そりゃまあ。両国まで1ヶ月切ったんで、僕らとしても対戦相手が決まったほうが、はい、気が休まる」
LiLiCo「何ビビってんだよ」
大石「やっぱ近くで見たらスゲーなと思って。すいません。さぁ!オメーのパートナー、誰なんだよオイ」
LiLiCo「ちょっとさ、亜門さん、いいですか?ちょっと来て、いやさ、ほんとはね、宮武くんとね、一緒にね、ヤルはずだったのに、怪我しやがってよ(宮武を蹴り飛ばし)つかえねー。全然使えねーよ!でもね、アタシずーっとね、さっきから、見てたの。そこでね、私の好みの、イケメン、二人、見つけちゃった!」
大石「俺じゃない!?」
LiLiCo「お前はバカか!あのね、梅田くんと、渡瀬くん」
亜門GM「梅田と渡瀬!お目が高い、DDTの一押しの二人ですよ!LiLiCoさんのご指名だよ!早く上がれ!いやーLiLiCoさん、渡瀬は吉本さんとのニ団体所属で芸人もやってるんです!」
LiLiCo「おいしそー!」
亜門GM「そしてこっち、梅田、弱冠二十歳、未経験の部分も色々あると思うんですね教えてやってください」
LiLiCo「食べごろ」
亜門GM「おまえらよかったな。喜びの声を」
渡瀬「いや、大丈夫、です」
梅田「特に」
亜門GM「こんなチャンス滅多にないんだぞ!LiLiCoさんと組めばマスコミさんから取材される、芸人としてLiLiCoさんと絡める機会なんて一生来ないんだから」
LiLiCo「二人わかってないねー」
亜門GM「決定です!」
LiLiCo「よーし、試合前に、美味しいものいっぱい食べさせてあげるからねー。お肉?お肉でいい?いいよ」
赤井「オイババア、ババア、梅田くんでも渡瀬くんでも関係ないねん。どういう覚悟でリング上がってんのかしらんけど。リング上がったら芸能界の先輩後輩関係ないから」
LiLiCo「ごめんその前気になるんだけど、なんて言ったかな?お前もババアだよ」
赤井「うるせえ、キューティクルこしらえてからリングに臨むんやな。そのアイアンマンのベルト両国でウチがとりかえしてやるからな」
LiLiCo「やってみなさいよ、ここにあるからよー」
(赤井と髪を掴んでの取っ組み合いへ)
LiLiCo「取り返してみろよ。赤井沙希よ、この前さ、家帰ったらこのチャンピオンベルトーデコってみようかなーってTweetしてたよな?でもあたしのもんになったよな?このベルト、よく見てよ、代わりにデコってやったよ!カワイイ~ってなってんじゃねーよ!取り返してみろよ!この3人で両国で闘うぞ!」と梅田と渡瀬とともにベルトを掲げた。

<試合後コメント>
LiLiCo&梅田公太&渡瀬瑞基
――両国大会のカードが決まりましたが
LiLiCo「まず顔が最高だよね。もうそこからだからね私わね。いいよ、私がもうちょっといろいろ作戦を。いいよね? ビビってるの?」
渡瀬「いえ…」
LiLiCo「肉食べたいんでしょ?」
渡瀬「肉食べたいです」
梅田「食べたいです」
LiLiCo「うん、そうしたらね体ももっと強くなるし」
梅田「ちゃんと練習して」
LiLiCo「うん。技ね、ちゃんと決めましょう」
梅田「三人でちゃんと決めましょう」
LiLiCo「絶対勝ちますよ。絶対に勝ちますよ! ごめんさい赤井沙希、もう申し訳ないけどプロレスラーとしてもモデルとしても、将来はちょっと危ないね」
梅田&渡瀬「そうですね」
梅田「メンツ的にもぶっちゃけ勝ってるんでね。スター性もあるし、将来性もあって、僕らのほうがぶっちゃけ勝ってるんで(苦笑)。まあまあ、あとはやるしかないって感じですね」
LiLiCo「さっき勝ったんだよ。大石さ、大石は私のルックスにビビったよね?」
梅田「ビビってましたね(笑)」
LiLiCo「技を磨くというか、あとはもうちょっとしたことだよ。大丈夫、何の問題もない」
梅田「何の問題もないですね。もうやる前から勝っているようなものなので」

――ベルトもデコって、両国大会ではTシャツも発売されることになりましたね
LiLiCo「当然3・21のあと、これは私たちのものなので、周りもまだまだデコり足りないのもあるし、正直このAが間に合わなかったです。Aだけ間に合いませんでした。すみません。私もいろんな仕事持ってるんで(苦笑)。でもこの周りもちゃんとやるんで。もう他の人には渡らないんで、みんなで楽しく一緒に……」
梅田「そうですね!」
渡瀬「LiLiCoって入れちゃってもいいんじゃないですか?」
梅田「ネーム入れちゃってもね」
LiLiCo「Pがちょっと抜けちゃってるんで。みんなの扱いがアレなんで。まあでもこれはもう人に渡らないね」
梅田「そうですね」
LiLiCo「もうピッカピカのを持って来ます!闘います!そしてピッカピカのベルトを持って帰ります!なあ?」
梅田「はい。そうしましょう」
LiLiCo「以上。いいね?」

――このデコはいくらぐらいかかったんですか?
LiLiCo「このデコはドンキで買ったのでリーズナブルです!」
梅田「リーズナブルですよね」
LiLiCo「でもスワローです!スワロフスキーですよ!」
梅田「おぉ~」
LiLiCo「赤井沙希の馬鹿がこのIだけデコったの。違いますよね輝き。分かります?偽物と本物の違い!」
梅田「I、ヘタクソだな(苦笑)」
LiLiCo「I、めっちゃヘタクソ! だからもうベルトでも勝ってるわ。デコっても勝ってるから。闘っても勝ちます」

――赤井さんは女子としても偽物だと?
LiLiCo「そうだろ?あれ女?」
渡瀬「それはちょっと怪しいところじゃないですか。ニューハーフ説っていうのも」
LiLiCo「肉食いに行こうぜ!」
梅田「行きましょう!」

大石真翔&赤井沙希
――試合には勝ったんですが試合後LiLiCo選手と因縁が再発し両国のカードが決まりました
大石「俺たち、大石真翔、赤井沙希、レディビアードのカワイイコネクション、久しぶりの再結成なんだけども、まさかの、梅田渡瀬。まさかLiLiCoがあの二人を選んでくると思わなかった。でもまあまあ、若さじゃ負けるかもしれないけど、可愛さじゃ俺たちの圧勝だと思ってるんで。なあ赤井さん、言ってやれ言ってやれ」
赤井「逆に向こうのカワイイ要素って一つでもどこかにあるんですか?」
大石「ホントその通りだね」
赤井「あとLiLiCoさんがね、組む相手がXとXXって発表されてたじゃないですか?どんな人が来るのかと思ったら、え?誰でしたっけ?渡瀬くんと、梅田くん?私あの二人、結構ね、まあ若い子にしては話す方だったんですけど、さっきのリング上の顔?もう私今後一切飲みの席でも助けないですね」
大石「助けない(苦笑)」
赤井「どんだけ良くしてあげたのって感じですよ」
大石「あいつら肉で釣られたからな」
赤井「もう一切助けへん。どんだけ助けた今まで?全部、殺してやりますよこれからは」
大石「恐ろしいな。赤井沙希の逆鱗に触れたぞあいつら!」
赤井「もう助けへん」
大石「もう助けへん」
赤井「もう助けへん」
大石「あぁもう助けへんそれプラスLiLiCoぶっ殺してやる」
赤井「そうですよ。のこのこのこのこ来て」

――ベルトもデコられてました
大石「あれよ!よう見たらお前よ!赤井沙希はなんか、赤井沙希がデコったところはちょっと」
赤井「うん」
大石「ただ光るだけの」
赤井「光ってたでしょ」
大石「シールだったけど」
赤井「はい」
大石「それ以外は本物のスワロフスキーだったな!」
赤井「ちょっと私が偽物スワロフスキーって言ってるんですか?」
大石「…輝きが違ったって言ってんだよ。本物のスワロフスキーだったな。正直。見せてもらったら」
赤井「…それは、持ってる人に、よってかわるんですよ」
大石「(苦笑)」
赤井「ちょっと、あのLiLiCoさんが持ったら輝きが濁ったって事。私が持ったら全部輝くから」
大石「なるほど、偽物のスワロフスキーでも輝く」
赤井「そうそうそう偽物でも輝く!」
大石「偽物でも輝く!?」
赤井「輝くんだこの野郎!」
大石「この野郎ふざけんじゃねー」
赤井「だから持つ人によってベルトって輝き変わるから。あのベルト光らせられるのは私だけ」
大石「あぁそういうこっちゃ。本物のスワロフスキーはここに居る。ってね」
赤井「てね。オイLiLiCo!当日までにな、もっと潤い足しとけよ。それだけや」
大石「キューティクルじゃ負けてねーからな」

第3試合

2016-02-28DDT後楽園_第3試合
試合が始まるなり佐々木がダイビングラリアットで急襲。竹下も串刺しハイキック。佐々木が竹下のビッグブーツを避けるも竹下はラリアットでなぎ倒す。

竹下がラリアットも避けた佐々木とバックの取り合いから竹下が担ぐが佐々木はレフェリーの頭をヘッドシザースでつかみ逃れると佐々木は佐々木式ウラカン・ラナで丸め込み3カウント!

第4試合

2016-02-28DDT後楽園_第4試合
先発は坂口、関根、ウラノ、高尾、関根がウラノと取っ組み合いウラノがフライングメイヤーからサッカーボールキック。関根もフライングメイヤーからサッカーボールキックで場外に叩きだす。関根は高尾にガットショットも高尾は突き飛ばすが関根はショルダータックルで倒しロープに飛ぶが、高尾はドロップキックで迎撃。だが関根がドロップキックで場外に叩き出し坂口と一騎打ち。坂口はランニングハイキックでなぎ倒し全員チェンジ。

石井と高梨がイサミと彰人をロープに振るも、二人は低空ドロップキックで倒し、イサミの足を高梨に高梨の足を石井に持たせて彰人が3人まとめてドラゴンスクリュー。ウラノが出てきて高梨とイサミを二人まとめて足を極めるが、関根と石井がウラノの腕を極めていく。その上に高尾が乗ってダブルピース。だが坂口がその高尾を蹴り飛ばしピラミッドが崩れる。

イサミと坂口が中央で額を擦りつけあうが、ウラノが坂口に殴りかかる。それをグーパンチで迎撃した坂口は改めてイサミと睨み合う。イサミに今度は行くもイサミがナックル。石井がウラノに殴りかかり全員でウラノに攻撃。石井はウラノにストンピング連打からタッチ。

関根はウラノにカミカゼからフォールも高尾と高梨がカットし合体ブレーンバスターでウラノに関根を叩き付けると、関根にコーナーに上がるように高梨が指示。関根はコーナーに登ると高尾と高梨がデッドリードライブから高尾がフォールもそこを高梨が丸め込み、そこをウラノがカットし高梨にドロップキック。高尾はウラノの足を持つがウラノは延髄斬りを叩き込んで逃れると彰人にタッチ。

彰人は高尾に俵投げから串刺しスピアー。さらにダブルアーム・スープレックスからフォールも2。彰人は投げようとするも彰人がバッククラッカー。そこへ石井がダブルニーを投下し、石井が彰人にバックブリーカーからその顔面に高尾がドロップキック。フォールもウラノがカット。

石井が彰人をコーナーに登らせると、高梨が石井の股に入り込み投げようとするが石井がフランケン。高尾が彰人にフランケンを狙うもそこを高梨がドロップキック。坂口の串刺しニーを叩き込み、高梨に殴りかかった高尾を高梨はスタナーで迎撃しタカタニックを狙う。そこをウラノが担ぎあげバックドロップ。ウラノはバンダナで高梨の背中を叩くとロープに振りアトミックドロップから高尾とサンドイッチキック。
高尾はガットショットから走り込むが、ウラノが高梨を壁にする。高梨はウラノをアームホイップから二人まとめて横十字固め。キックアウトしたウラノに坂口がサッカーボールキックから高尾にハイキック。高梨にコンビネーションキックからパンチ。関根にもコンビネーションナックル。

イサミと坂口が額を擦りつけあいエルボー合戦。ボディがお留守だぜをガードした坂口がミドルキックからハイキック。さらに顔面にスピンキックから神の右膝を狙うが、関根が突き飛ばすと彰人が坂口にエクスプロイダー。
ウラノと彰人はイサミに合体フェイスバスターから彰人がgo2sleep。さらに投げようとするが、関根が走りこんでハイキックからイサミが丸め込むが2。イサミは絶槍から3カウントを奪った。

イサミ「今日みたいに、両国も、どっちが来ようと、いや両国だけじゃない、その先だって俺は、DDT相手に、このベルト防衛し続けます」
関根「いつでも防衛し続けるんですよね?俺にも挑戦させてください」
イサミ「よしわかったやろう」
中津「関根さんがやるなら僕がやってもいいでしょBASARAでやりましょう」
イサミ「よし両国終わったらやろう」
亜門GM「ちょっと待ってください勝手に決めないでください。両国の後のタイトルマッチは次期挑戦者決定戦いつでもどこでも挑戦権バトルロイヤルで」
イサミ「いやそんな難しいことわかんない」
関根「いつ権ください」
亜門GM「いつ権じゃねーよ!いつでもどこでも挑戦権だよ」
関根「そのいつでもどこでも挑戦権挑戦します」
亜門GM「関根選手も中津選手も両国ではBASARA提供試合で発表されてるんで移動すんのが難しいですよ?」
イサミ「いつでもどこでも挑戦権に挑戦させてやってくれ」
関根&中津「いつ権!いつ権!」
亜門GM「わ、わかりましたよ。いつでもどこでも挑戦権に移動するのは問題ないということですね?試合変更です」
イサミ「いつ権をとるのは俺たち、お前たち、俺たちじゃねーよ。そして防衛するのはプロレスリングBASARAの木高イサミだ!」

第5試合

2016-02-28DDT後楽園_第5試合
カシンはベルトを忘れて入場。カシンはヨシヒコを指差し疑問そうな顔。
カシンとアントンがロックアップからアントンが腕を捻り上げていく。カシンが返すもすぐに取り返したアントンにカシンはボディブローからグラウンドに移行も両者距離を取る。

カシンはヨシヒコと握手しアントンにも握手をしろと指示。アントンはヨシヒコと握手し、カシンと握手するとカシンはガットショットから場外に投げ捨て、ヨシヒコに近づくがヨシヒコはそのまま押し倒しフォールもアントンがカット。
アントンはカシンを場外に投げ捨てヨシヒコと睨み合う。だがカシンがアントンの背中にエルボーを落とすも、アントンはカシンを場外に投げ捨てヨシヒコにエルボー。アントンはヨシヒコをロープにもたれさせ関節を捻って行くと、顔面を潰していくが、カシンがそこをカットしアントンをコーナーに押し込む。アントンはチョップを連発し返すと、フライングメイヤーからエルボードロップ。これでヨシヒコはロープから落下。アントンは改めてヨシヒコをロープにくくろうとするも、カシンはアントンごとロープにくくりつけて豚の丸焼き状態。アントンが場外に落下しカシンとともに場外乱闘。
ヨシヒコはなんとかロープから逃れ立ち上がると、コーナーに登り場外乱闘を繰り広げるアントンとカシンに旋回しながらダイビングボディアタック。カシンはこれを避けるとヨシヒコを客席に投げ捨てる。

リングに戻るとカシンがアントンにストンピングからキャメルクラッチ。カシンはリングに戻ろうと歩いてきたヨシヒコを掴むと2階バルコニーに投げて叩きつける。落下したヨシヒコをリングに引きずり込むとコーナーに叩き付けるが、アントンがカシンにナックルからチョップを叩き込みストンピングからナックル。さらにエルボーを落としてヘッドロック。だがカシンがアントンをレフェリーに突き飛ばし、更にヨシヒコをレフェリーに叩きつけると、カシンは椅子を持ち出しヨシヒコに椅子に持たせてヨシヒコの背後に周りアントンにイス攻撃をさせる。再度カシンはヨシヒコに椅子を持たせると、ヨシヒコが椅子を持った状態でカシンはリングに大の字。
レフェリーが復活するとヨシヒコが椅子を持っているためヨシヒコに注意。ヨシヒコが椅子を離さずレフェリーがモメていると、そこへカシンが近づくがヨシヒコは椅子を投げ捨ててカシンを押し倒しフォールもアントンがカット。

アントンはナックルもカシンはエルボースマッシュ。アントンはリバースDDTからヨシヒコを連れてコーナーに登ると、ヨシヒコの顔面を鉄柱に叩きつけてから雪崩式スタイルズクラッシュの体勢で落下しそのままカシンの顔面にダイビングフィストドロップ。フォールもヨシヒコがカット。

ヨシヒコはアントンに延髄斬り連発からドロップキック。さらにカシンにもドロップキックからカシンに絡みつくが、カシンはヨシヒコに飛びつき腕ひしぎ。これでヨシヒコがギブアップ!

アントン「ちょっと待て、終わったのか、ちょっと待て!え?俺、知らなかったよ終ったの。知らなかったよ。チョット待ってくれ、こういうこと言うのはものすごく人間としてカッコ悪いのはわかる。そのベルトに気持ちを注いでここまでやってきたが、こんなこんな有様じゃ、俺は納得いきません。もう一回!今度は、ヨシヒコ無しでもう一回だ」とアピール。
カシン「よしわかった、アントーニオ、もう一回だなもう一回。次の挑戦者はササダンゴマシン」と言ってカシンはリングを後にする。

ササダンゴ「今ご指名に預かりましたササダンゴマシンです」とリングへ。
アントンは「カシンがササダンゴマシンて言った時100悔しかったけど、俺が任せられる坂井ちゃんが行くなら俺はこの身を引いていいんじゃないかと思っている。どうしよう、このまま一人ひとりの民意を組み上げていたら10時間ぐらいかかっちゃうんで、ここはここで坂井ちゃんに行って欲しいと思うんだけど。これだけの人があんたに期待してるよ!」と観客とともに後押し。ササダンゴは「えー、頑張ります」とマッスルポーズを決め中指を立てた。

<試合後コメント>
ケンドー・カシン
「次は、できれば、アルティメット・ロワイヤルだな。アルティメット・ロワイヤルルール。誰も、二度とやらなかった、アルティメット・ロワイヤルルール。やりたいと思う」

――二人で?
「いや、わからないな。何人でもいいよ。永田裕志が来てもいいし、FMWが来てもいいし」

スーパー・ササダンゴ・マシン
――カシン選手から指名される形でEXTREME級の挑戦が決まりましたが率直に
「率直にですか?率直に、僕ケンドー・カシン選手って早稲田大学出身で、レスリングエリートですよね。僕はやっぱり最初にあんま恥ずかしいから言ってないんですけど、最初に好きになったというか共感を抱いたレスラーだったので、共感をもって見ることができる初めてのプロレス、僕が大学時代初めてプロレス見に行って初めてあの、同じ大学出身の人がプロレスやってると思って、あの、そういう全然向こうはレスリング部出身のあれでしたけど、で僕はシネマ研究会っていう映画サークル出身で、でも全然違うけど、早稲田出身の人が居るんだなと。こういうとこでやってるんだなと思いながら、滅茶苦茶な試合をずっとやってて、新日本プロレスのジュニアで。すごい面白いなと思ってて。まさかこういった形で、カシン選手と両国でタイトルマッチ、これはもうほんとに僕が今までやってきたプロレスとか、僕はまったくレスリングエリートではないし、身体はちょっとでかいかもしれないけどフィジカルに関する自信は一切ないですけど、僕のやってきたプロレスをぶつければもしかしたら勝算はあるのかもしれないし、何よりここはDDTのリング、ホームグラウンドですから、何があってもおかしくないし、とにかくベルトをこういった場で指名してくれたんで、責任もってベルトを取り返したいなーなんて思っています」

――カシン選手試合後にアルティメット・ロワイヤルルールでやりたいと
「は!?アルティメット・ロワイヤルってシングルでしたっけ?」

――何人でもいいと、永田裕志が来てもいいしFMWが来てもいいとコメントしてたんですが
「じゃあアルティメット・ロワイヤルルールなんでしょうね。チャンピオンがルールを決めれるんでしたっけ?」

――EXTREMEのベルトなんでそうですね
「でアルティメット・ロワイヤルルールになる」

――今のところそういう発言をしてます
「それ早く言ってもらえませんか?感傷に浸っている場合ではないよ。アルティメット・ロワイヤルルールなんだから。究極のロワイヤルって意味でしょ?ロワイヤルってどういう意味ですか?究極のロワイヤルなのね。かつて、あの、新日本プロレスにあったアルティメット・・ロワイヤルルールでやるとおっしゃってる?」

――二度と誰もやらなかったルールだと
「ちょっと頭おかしいっすよね。カシンさん。まあね、良い意味でね。だけど、まともに他のDDTの若者達がまともにそれを解釈しようとしてもその中にとらわれちゃうだけなんで、自由に解釈してやっていければなと思います」

アントーニオ本多
「なんでしょうね、今日は、ケンドー・カシンと2回目のシングルマッチ。シングルマッチというか、シングルマッチというていのカシンさんがなんかこう、謎かけをしてましたけど、非常にですね、一回目の最初に闘った試合よりもやっぱり、濃密なやりとりができたんです。それは本当に、快感だったんですけども、勝敗については、直接とられてないんでですね、納得行かないという形でああいう表明をしましたけども、ほんとに、なんだろうな、勝敗に関わらなかったからこそ、快感だけが残ってしまった。そんな思いでつまり、楽しさしか感じなかったということですよね。これでまあ、次、ササダンゴマシンが両国大会で挑戦するということで、これも非常に私としては楽しみです。もちろん、ササダンゴマシーンがライバルでもあるんですけど、やっぱり僕はササダンゴマシンさんから影響を受けてる部分が実は大きいので、見届けたいですよね。それはだから、吉と出るか凶と出るかわからないですけど、その試合が吉と出たらあぁやっぱり、俺の坂井ちゃんだなと思うし、凶と出てもあぁやっぱり坂井ちゃんだなと思うと思いますね(笑)なので、私もある程度緊張して見る気がします。本当に切り替えてですね、両国ではまた、何年か前に対戦させていただいた藤波辰爾さんと、あと息子さんの、私実はですね、京王線沿線に住んでるんですけど、なんかね、学生服を着た少年と、藤波さんが京王線に乗ってるの見たことあるんですよ。それがLEONAくんだった可能性あるんですよね。5年前ぐらいですか。LEONAくんて何歳なんですか?」

――大学卒業したぐらいです
「ということは、ひょっとしたら高校の時のLEONAくんだったかもしれないです。なんか良かったです。すっごいでかかったですよね藤波さん。車内で目立つんですけど、なんかこう、カッコは地味なお父さんだったんですよ。その感じがもうあぁって思った。そういった思い出もございますが、やっぱ同じ京王線ユーザーとしては負けてらんないし、非常にケンドー・カシンとこういう抗争してきてですね、いわゆる一つのメジャーの選手と闘う事に対する心の持って行き方とか快感、試合中の快感みたいなものをですね、やっぱりこう、私にとって重要だなというものはあるんですよ。だから、とってもカードとしては嬉しいです。月並みな言葉ではありますが、ちょっと頑張っちゃいたいと思います。以上です」

第6試合

2016-02-28DDT後楽園_第6試合 入場するなり遠藤がドロップキック。更にミドルキック連発から延髄斬り。遠藤はボディスラムで叩き付けその場飛びシューティングスター。フォールも2。
遠藤はコーナーに上るが石川は場外に降りる。遠藤は石川を追うが石川は遠藤にエルボーから客席に叩きこみ客席でボディスラム。場外カウント19でリングへ。

石川は遠藤の腰に乗って行くと、髪を掴んで引き起こすと遠藤がチョップ。石川が強烈なチョップで返すと、遠藤を引き起こしコーナーに叩き付けるとコブラツイスト。
遠藤は膝立ちでエルボー。石川はニーリフトからフォールも2。石川はブレーンバスターからフォールも2。石川は逆片エビ固め。遠藤はロープを掴む。

石川はニーリフトからパワーボムを狙うが、遠藤はリバースすると石川をドロップキックでエプロンに落とし、スライディングキックからエプロンに立ち上がった石川にエルボー連打。だが石川はエルボーで返しブレーンバスターの体勢。耐えた遠藤の顔面をコーナーに叩きこもうとするが、遠藤はバックエルボーで場外に落としスライディングキックからケブラーダ。リングに戻ると遠藤はフォールも2。

遠藤はブレーンバスターを予告し投げようとするが、石川が担ぐも遠藤は着地しエクスプロイダーの体勢。だが石川がコーナーに叩き付け走りこむが遠藤はビッグブーツで迎撃。だが石川は串刺しラリアットからコーナーに走るが遠藤は追走バックエルボーから再度コーナーに走りこんできた石川の足を刈って、場外から619。続いてセカンドロープからダイビングフットスタンプを投下しFromコーナーtoコーナー。フォールも2。
遠藤はカンクーントルネードも剣山で迎撃した石川が串刺しラリアットからバックドロップ。さらにセカンドロープからフットスタンプを投下しフォールも2。

石川は走りこんできた遠藤を持ち上げコーナーに叩きつけると助走をつけて豪快なラリアット。フォールも2。
石川はドリラーの体勢も遠藤が着地しラリアットを避けてドロップキック。遠藤はコーナーに登るも、石川は立ち上がりエルボーから正面に登る。だが遠藤は乗り越えてリングに着地すると股の間に潜り込みパワーボム。更にムーンサルトを投下しフォールも2。
遠藤はアルゼンチンを狙うが耐えた石川がエルボー。 遠藤もエルボーで返すがエルボー合戦へ。

遠藤はエルボー連打も石川がスリーパースープレックス。石川はTSUNAMIからフォールも2。
石川はスプラッシュマウンテンを狙うも遠藤はフランケンで丸め込み2。さらにスクールボーイで丸め込むも2。石川はニーリフトから担ぎあげると遠藤は着地し丸め込むが2。遠藤はオーバーヘッドキックもそれをキャッチした石川がジャイアント・ドライバーを叩き込んで、更にTSUNAMIからフォールも2。石川はスプラッシュマウンテンを叩き込んで3カウントを奪った。

佐々木「よえーなオイ。見ての通り俺たち汗一つかいてねーぞ。おいなんか言ってみろよコラ」と挑発。竹下が来るも「下がれ下がれ、いいか?これが現実だ。両国で、そのベルトを巻くのは、この俺佐々木大輔と、カワイイカワイイ、石川“エイドリアン”修司だ。お遊びは終わりだ」と挑発し、石川の首に首輪をつけた。

<試合後コメント>
佐々木大輔&石川修司
佐々木「見ての通り、シングル2つやって、完勝。俺たちは、汗一つかいてない。わかるか?強すぎて、コメントもでねーよ」
石川「まあタイトル前に、二人とも勝っちゃったんで、もう前哨戦はいらないんじゃないかなと。あとは両国?本番で一発で取っちゃうんじゃないですかねこのまま。遠藤もね、良いレスラーだと思いますけど、まあ、やっぱり俺のほうがでかくて強いんで。このタッグはでかくて強い以外の部分は全部大ちゃんが、カリスマが担ってくれてるんで最強のチームだと思うんで。まあ100%じゃないですか?ウチラが勝つと思います。どうっすか?今日加藤さん見てて」

――週プロ加藤記者「強すぎます」
石川「前回もそれ聞いた気がする。今回は」
佐々木「お前の感想だろそれ。お客さんじゃねーんだから」

――週プロ加藤記者「本番はタッグなんで、シングルではなくタッグになるとどうなるのかが」
石川「質問ですかそれが?」
佐々木「感想だろ。もう終わりだ終わり」

竹下幸之介&遠藤哲哉
遠藤「まあ、えー、そうっすね、竹下と佐々木選手の試合は自分は見てないんですけど、自分の試合、自分がやった石川選手との試合は、正直、待ったく歯が立たなかった。圧倒的な一方的な試合でした。このまま、あと1ヶ月ないですけど、このままじゃやっぱね、確実に勝てないと思います。何か1ヶ月ないですけど、少しでも変わっていかないと、我々の未来はないと思います」
竹下「そうですね、今日前哨戦ニ連敗しまして、でも、自分の今日の敗因といいますか、えーとね、結構ね、ほんと自分のキャリア史上最も短い試合と言っても、それぐらい短期決戦だったんですけど、もちろん佐々木選手のね、ウラカン・ラナ、フランケンシュタイナーは警戒してたんですけど、フランケンシュタイナーっていうのは元々丸め込み技じゃなくて頭から脳天をマットに突き刺す技なんでね、それを忘れてただけです。ちょっと頭打って、はい、ちょっとその一瞬の隙は見せてしまいましたけども、けども、それはもう相手の手の内を出させたようなもんなんで、今日遠藤選手と石川選手の試合もセコンドで見てましたけど、必ず打ち破れる壁だと思います。なんで、両国は、しっかりベルト防衛して、自分たちが現在だと証明したいと思います」

第7試合

2016-02-28DDT後楽園_第7試合 ゆっくりとした立ち上がり。ロックアップから入江がHARASHIMAをロープに押し込む。これはクリーンブレイク。
手4つからHARASHIMAがバックを取るが、入江が腕を捻って逃れるHARASHIMAが足をとって倒すとヘッドロックも入江が押しつぶしヘッドロック。入江はロープに飛んでエルボーで倒す。
HARASHIMAはビッグブーツで入江をコーナーに押し込みストンピング連打。だが入江はエルボーで返しラリアットでなぎ倒すとたまらずHARASHIMAは場外へ。入江は場外でHARASHIMAにエルボーもHARASHIMAは鉄扉に入江を叩き付けるとエプロンに叩き付けニーリフト連発。HARASHIMAは入江をリングに転がすとエプロンからフットスタンプ。

HARASHIMAはボディスラムからフットスタンプ。HARASHIMAはフライングメイヤーからギロチンドロップ。ストンピングと繋げコーナーに振ると串刺しバックエルボーからセカンドロープに寝かせてのフットスタンプ。

HARASHIMAはストンピングからロープの反動を使った串刺しダブルニー連発。さらに肩に乗って押しつぶしていくがこれは反則カウント。
HARASHIMAはニーリフトからフライングメイヤーで倒し腹にニードロップ。さらに膝を腹に食い込ませていく。
HARASHIMAは串刺しスピンキックから入江をコーナーに座らせ雪崩式ブレーンバスター。そのまま逆立ちボディプレスからフォールも2。

HARASHIMAはボディブローからロープに飛ぶと、走りこんできた入江にミドルキック。HARASHIMAもロープに飛ぶが入江もロープに飛び突進して吹っ飛ばす。入江は串刺しラリアットからテディベア。入江は担ごうとするもHARASHIMAがリバース。
入江はHARASHIMAの背中にエルボーを落とすと再度投げようとするが、HARASHIMAがファルコンアロー。フォールも2で返されると顔面にフットスタンプ。
入江はHARASHIMAをロープに振るとブラックホールスラム。入江はコーナーに登るとフライングソーセージも2。

エルボー合戦からHARASHIMAがミドルキック。入江のエルボーとHARASHIMAのミドルキックの打ち合い。入江が打ち勝ちHARASHIMAが倒れこむと、入江はHARASHIMAを起こしてバックドロップ。再度バックドロップを狙うが足を絡ませ耐えたHARASHIMAを、入江は強引にバックドロップ。フォールも2。入江はビーストボンバーを叩き込んでフォールも2。
入江は担ぐがHARASHIMAがリバースフランケン。だが入江がすぐに立ち上がりHARASHIMAを起こすが、HARASHIMAはハイキック。気合を入れて走りこんできた入江をHARASHIMAは延髄斬りで倒し両者ダウン。

HARASHIMAはコーナーに登るが入江が立ち上がりエプロンに落とすも、HARASHIMAはミドルキックからスワンダイブ式フットスタンプ。フォールも2。HARASHIMAは山折りから蒼魔刀。フォールも2。

HARASHIMAはうつむく入江の顔面を下から蹴り飛ばし倒すと、ファイヤーバードスプラッシュを投下しフォールも2。
HARASHIMAは入江を投げようとするが耐えた入江が担ぎガットブリーカー。だがHARASHIMAはその後頭部にランニングニー。HARASHIMAは走りこむも入江はキャッチしツームストンパイルドライバー。
入江は大暴走を叩き込んでビーストボンバー、フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。

入江は担ごうとするが着地したHARASHIMAに頭突き。だがHARASHIMAもハイキックで返しHARASHIMAはHERO!ドライバー。HARASHIMAはフォールも2。HARASHIMAは気合を入れてバズソーキックも入江がキャッチ。HARASHIMAは逆の足で膝を叩き込み顔面蹴りから飛び蹴り。再度蒼魔刀を叩き込んで3カウント。

エンディング

2016-02-28DDT後楽園_エンディング
HARASHIMA「入江、決定戦、ガッチリした熱い闘いありがとう。何度も何度も言ってるけど、君は、ほんとに強いし、今日の入江は僕が見てきた中で一番強い入江でした。でもね、今日勝った僕の方が、まだまだ強いから。でも正直、でもそんな余裕あんまないよ。入江!僕がベルト取ったら、またタイトルマッチやろう。何度でも何度でも闘おう!ありがとう!」
(亜門GMとイサミがリングへ)
HARASHIMA「チャンピオン、イサミ、両国は、よろしくお願いします。ただひとつ言っておくと、今の僕はめちゃくちゃ強いんで、気をつけてください。そのベルト、DDTに、そして、この僕に返してもらうんで」
イサミ「マイクで言い争う気はございません。まず場所を変わってください挑戦者なんですからこちらです(青コーナーに移動させる)去年、勝ってないんですよね。ずっと勝ってないんですよ。両国ってあんまいいイメージ無いんで、っていうことは、どうでもいいんです僕にとっては今の僕にとっては。HARASHIMAさんが、どんな風に来ようとどんなに潰しに来ようと。僕は楽しめるだけの実力を今は自信を持って出せます。勝負です」(握手しながらそのまま腕相撲のように腕を捻りあう。イサミが蹴って離れるとリングを後にする)

両国前最後の後楽園ということで全選手リングへ。
三四郎「本日はご来場ありがとうございます。昨年2月のさいたまスーパーアリーナ大会で両国開催を発表させていただきました。同じく昨年夏、両国の全面使用を発表させていただきました。3月21日両国国技館大会、我々にとっては大きな大きな一歩だと思います。かならず成功させます。そして、今日ここにいるお前たちも会場にいる皆も聞いてください。お客さんは、俺達が居なくても生きていけるけど、俺達は!チケットを買って見に来てくれるお客さんが居なければ、生きていけない。3月21日、両国は、見に来ていただいたお客さんを満足させる最高の興行にします!ご期待ください!」
HARASHIMA「僕たちは、ドラマチックドリームチーム、そして皆もドラマチックドリームチームでしょ。そのみんなが、力を合わせて両国大会、必ず成功させてやるさー!(なんでー?)皆両国見に来るさー!(なんでー?)そして両国の後ももっともっとDDT突っ走って大きくなってやるさー!(なんでー?)なんでかって、それは、鍛えているからだー!」
と、最後に円陣を組み両国大会に向け気合を入れた。

<試合後コメント>
HARASHIMA
――KO-D無差別級王座挑戦が決まりました
「もうあの、楽に勝てる相手ではなかったし、ほんとに、ほんとに強い選手なんで入江に勝てて一安心ですね。でも、まあほんとに、やっぱ次の両国イサミとやるの決まってるんで、はいもう、気を引き締めなおして、両国臨みたいと思います」
――入江選手に対して顔面への攻撃がエグい形でありましたが、入江選手の強さというか勢いを感じたからでしょうか
「まあ勝つために、やっただけですよ。あそこまでやれなきゃ勝てない相手だし、ほんと強いんで、危なかったですよ」
――王者のイサミ選手と向い合って、イサミ選手の印象は
「やっぱりその、どんな試合スタイルでもできるのと、男でもできる選手なんで、まあほんとに穴がない選手、強さを持ってる選手、まあ、凄い選手だなと思います」
――両国メインを何度も経験してますが、全面使用で挑戦者としてメインのリングに上がることでいつもと違う部分とかはありますか?
「特に気にしてないですけど、いつもビッグマッチは、一番最後に入場して一番最後に帰りたいなと思ってるんで、今回そういうんじゃないですけど特にそれぐらいの違いで、でもまあ全面というのも初めてやるんで、そのリングでメインのリングに立てる事になって、とりあえず良かったですというか、それで勝って絶対イサミに勝って、一番最後にリングを降りたいと思います」

木高イサミ
――相手がHARASHIMA選手に決まりましたが試合を観てていかがでした?
「いや、すごかったっすね。ちょっと、ちょっとどころじゃないすごく驚いちゃいました、試合内容に。それは、入江も含めて、二人の試合に驚かされてしまいました」
――HARASHIMA選手は入江選手の顔面を攻撃する場面もあったが、あそこまでやらなければ勝てなかったからやったまでですとHARASHIMA選手は言ってましたがああいう厳しい攻撃が両国でも来ると思います
「そうですね、逆にそれを引き出せなかったら僕が弱いって事なんで。全然自信ありますね」
――DDTの両国大会にメインで王者として入場してくるわけですがそれに対しては
「やっぱね、最後に入場して最後に帰るまでが、そこがチャンピオンだと思ってる。HARASHIMAさんも自分とDDTにこのベルト取り戻すって言い方してましたけど、なんか僕にはそれすらちっぽけに思えるぐらい、HARASHIMA戦が楽しみですね。なんだろうな?やっぱり、入江もそうだったように、僕もHARASHIMAさんには勝った事ないんですけど、まあ僕も過去のデータは参考にならないと思ってもらって大丈夫ですね」
――リング上で中津選手や関根選手がタイトルマッチをやらせてくれとアピールがありましたが、HARASHIMA戦防衛すればBASARAの選手と防衛戦をやってみたいという思いは
「ありますね。BASARAの選手とやってみたいというかそれはあいつらの主張なんで、あいつらが主張してそうしたいって言うんだったら、それを叶えてあげるのが僕の役目だと思ってる。あいつらがいつ権取ればいいんじゃないですか?もしくは、どういうルールなんですか?」
――今までは封筒が下がっていて
「もしくはバトルロイヤルに勝つ。勝ったら次期挑戦者なんですもんね?」
――今までは
「勝つか、獲るか、同じスタイルだったらそれをすればいいんですよね。それができなかったらあいつらが悪いと思うし、逆に防衛できなかったら僕が悪いと思うし、でも皆、いいですよ、BASARAの関根と中津も両国出ますけど、BASARAのためにとか別に思わなくていいです。自分のためだと思ってやってほしいですね。BASARAのために何かをしなきゃじゃない。そこに自分達の力をもってかないで欲しい。自分がやりたいことをやってって僕は思います。僕もその通りに闘います。ひいてはそれが最終的にはBASARAのためになる」

高木三四郎総括
「まああの、両国まで最後の後楽園ホール大会ということで、まああの、やっぱり、昨年からね、動いてた部分があって、やっぱりその両国は全面使用という初めての事にチャレンジするんですけど、やっぱりその今年が19周年で、来年が20周年を迎える中で、まあやっぱり、一つ一つ一歩一歩進んでいかなきゃいけないのかなという気持ちではいますね。だからまあ、本当にギリギリのギリギリだったんですけど、独立はしちゃいましたけど飯伏幸太が復帰戦をね、迎えることができて、まあ個人的には良かったのかなと思いますね。あとはまあ、なんだろう?やっぱり、今のうちが出せるベストなものを行けるんじゃないのかなという自負はありますね。揃えられたんじゃないかなというのはありますね。だからまあやっぱり、ほんとはこれやっぱり継続させていくというのが大事で、継続させながらもまあ常に発展させていくというようなものが必要なのかなと。2016年というのは、ほんと2015年が色々ありすぎて、ものすごい激動の年だったと思うんですよ2015年は本当に。これはもう成長していく過程の中では仕方ない事だと思うんですよ。2015年の一つの形で2016年を迎えて、2016年はやっぱりあの、2つあると思うんですよね。地固めをしながら、でも地固めしながら発展もさせていくという。だから先程も発表させていただきましたけども、まあ、ベストストレッチの3号店ですかね?オープンさせて、そっちはまあ接骨院なんかも兼ねてできればなと。最初はベストストレッチのオープンなんですけど、一応接骨院としてもできればなと思っています。ついこないだは新宿三丁目のバーもオープンさせたりとか、やっぱりその選手が安心してプロレスを続けていける環境をとにかく作ってあげたいなという気持ちですね。とにかく2016年はやっぱそういうほんと地固めをしながらも、色々と拡大させていくというほんと2つの難しい事をやらなくちゃいけないというのは僕の中でテーマなんですけど、なんとかそれをね、していってまずは3月21日の両国大会を成功させて、本当に昨日新崎人生さんがテレビで素晴らしい事言ってらっしゃるなと。あれがもう僕らも常に、ショービジネスの世界においてはやっぱり僕らがどうやって生活していくか、どうやって生きていくかというのはお客様のチケットに繋がるので、やっぱそこは大事にしていきたいなと。やっぱりファンのかたと信頼関係を、これからDDTを見ようと思う部分だったりとかね、そういった部分をどんどん大事にしていきたいなと思います」
――両国のメインが今年BASARAを立ち上げたイサミ選手のもつKO-D無差別級に昨年色々あったHARASHIMA選手が挑みますが
「そうですね、もうほんとにどっちが、入江が出てきてもおかしくなかったしHARASHIMAが出てもおかしくなかったし、ほんとになんて言うんですかね?しのぎを削る闘いだったなと思うんですけど、結果的にHARASHIMAが制して、イサミと闘うという。しかも挑戦者として闘うという部分はこれまたいつにもない形なので、イサミがじゃあ外敵なのかというと外敵でもない。pなじグループ内で支持もされている。二人にとってもすごく大事な試合なんじゃないかなという気はしますね。イサミもこれ以上BASARAをもっともっとステップアップしていきたいだろうし、HARASHIMAはHARASHIMAでもうやっぱり、なんていうんですかね?もっともっと引っ張って行きたいという気持ちはあるだろうし、そういう意味では楽しみですよやっぱり。だからまあ、そうっすね、その辺を楽しみにしてますね」
――藤波親子が参戦しますが
「うん、やっぱりすごく藤波さんだけじゃなくてLEONAくんというのが実は一番ポイントなのかなと僕は思っていて、今LEONA選手がどういう気持ちでDDTに混じってくるのかなというのがすごく楽しみな気がします。ハッキリ言って闘う相手は皆濃い選手ですよ。アントーニオ本多福田洋、すごく濃い。多分LEONA選手が今まで経験したことのない闘いが待ち受けてると思うんですよ。それで埋もれちゃうのか、それとも違うLEONA像を見せるのかっていうのは、すごく楽しみですね。だから、交渉の段階から最初からLEONAくんていうのはあったんで、とにかく藤波怜於南という存在がどう自分を出すことができるか。これを乗り越えたら次また色んな闘いが見えそうじゃないですか。坂口さんだって居るだろうし、うちの主力どころもいっぱいいるだろうし、僕もやりたいなと思うし、状況が許されるならLEONAくんを路上プロレスに引っ張り込んでやったっていいですし。本人ができるのであれば。リングのあるところでしか試合しないとか言ってるかもしれないけど、じゃあエニウェアルールで路上に引きずり込んでやりますよ。とかね、色んな広がりを見せていければなっていう。どんどんどんどんプロレスを、既存の、そここねーだろって人をどんどん巻き込んでやっていきたいですね。沸きましたねやっぱり藤波さんとLEONAくん」

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