ドラゴンゲート11.6後楽園大会 スモーズvs.ヴェルセルク全面対抗戦3番勝負、OVER GENERATION後楽園初登場

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CROWN GATE 2015
日時:2015年11月6日(金)
開場:17:30 開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1850人(超満員札止め)

▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○ドラゴン・キッド/Kzy
8分30秒 バイブル
●U-T/ヨースケ♡サンタマリア

▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○戸澤陽
8分36秒 高速ジャーマンスープレックスホールド
●石田凱士

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
Gamma/●山村武寛
13分37秒 砲丸投げスラム→エビ固め
望月成晃/○ビッグR清水

▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
吉野正人/T-Hawk/●しゃちほこBOY
14分39秒 ロコモーション式タイガースープレックスホールド
CIMA/Eita/○エル・リンダマン

▼第5試合 スモーズvsヴェルセルク全面対抗戦3番勝負① シングルマッチ 時間無制限1本勝負
[スモーズ]○スモー・ハゲトラ
1分45秒 PTキック→片エビ固め
[ヴェルセルク]●問題龍

▼第6試合 スモーズvsヴェルセルク全面対抗戦3番勝負② タッグマッチ 時間無制限1本勝負
[スモーズ]スモー・ススム/●スモー・クネスS.K.S
11分00秒 ギャラリア→片エビ固め
[ヴェルセルク]○YAMATO/Kotoka

▼第7試合 スモーズvsヴェルセルク全面対抗戦3番勝負③ 8人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
[スモーズ]スモー・フジ/○斎藤“スモー”了/堀口元気S.U.M.O/スモー・神田
21分14秒 斎了ロケット→片エビ固め
[ヴェルセルク]鷹木信悟/土井成樹/●サイバー・コング/谷嵜なおき

スモーズが3番勝負でヴェルセルクに勝利!Gammaが鷹木のDG王座に挑戦決定
CIMA、望月、フジイにOGの未来を担うパンチを加え、ヴェルセルク討伐へ!

第1試合

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_第1試合ニューコスチュームで登場したU-Tとマリア。マリアはセーラームーン風のコスチュームでステッキも持参。先発を買って出たKzyがU-Tを指名して試合開始。「かわいい〜」とU-Tの頭を撫でたKzyは手をつないでウェーブダンス。
U-Tはコルバタを返すとドロップキックで吹っ飛ばしてマリアにタッチ。腰を突き出すマリアに思わず目を背けるキッド。ドラゴンリングインしてマリアのおしゃまポーズに思わず同調するキッドだが、調子に乗りすぎてキッドだけおしゃまポーズ。

そこにKzyが入ってきてボディスラムで叩き付けるが、怒ったマリアはキッドをボディスラムで叩き付けると、コーナーに逆さ吊りにしていく。U-TもKzyをコーナーに逆さ吊りにすると、マリアがよ〜く狙いを定めてからキッドの顔面にハイハイしてケツを押し当てる。
さらにKzyの顔にもケツを押し当てていったアリアは、半泣き状態のKzyにチョップ。楽しくなってきたKzyだが、怒りのエルボースマッシュでカチ上げると、キッドと連係攻撃。

キッドはニードロップから倒立するが、顔が近くにあったマリアはキス。さらにKzyにスピンキックを叩き込むと、U-Tが飛び付きDDTからコーナーへ。だが、エプロンからキッドが足止めすると、Kzyが追いかけていった肩車。そこにキッドが盛り上がれ!(=超高層雪崩式フランケン)。
さらにKzyの串刺しエルボーからキッドが619。KzyがBEAT-BOMで叩き付けてからコーナーへ昇るとKZ.time(=フロッグスプラッシュ)を投下。かわされて自爆したKzyにマリアが迫るが、キッドが救出。

背後から抱きついたマリア。そこにU-Tが突進するが、キッドがかわしてマリアに誤爆。思わず殴ろうとしたマリアだが、ハグしてU-Tをユルルト和解のキス。そこをキッドが飛び付いてバイブル(=デ・ジャヴ→横十字固め)で押さえ込んで3カウント。

第2試合

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_オーバージェネレーション所属するユニットの名前が「OVER GENERATION」に決まった石田凱士。ユニットの特徴であるマントを羽織り、CIMAら全員で登場。マイクを持ったCIMAは「我々7人がこのドラゴンゲートの最先端・最新ユニットのOVER GENERATIONです」と改めて挨拶。一番上の世代と一番下の世代が組んで新しい時代を見せていくというのが、このユニットのコンセプト。「世代を飛び越えて全員で上に行きますので応援よろしくお願いします。まだまだ若いメンバーが多いんで、このメンバーだけでは新しい時代を作れない」というCIMAは、会場に来ているちびっこに“ゴングキッズ”として、試合開始のゴングを鳴らしてもらうという。

敢えて対戦相手の戸澤が所属するMONSTER EXPRESSのTシャツを着たちびっ子を指名したCIMA。9歳の男の子がゴングキッズとして試合開始のゴングを鳴らして試合開始。いきなりミドルキックを叩き込んだ石田はショルダータックルでぶつかっていくが、戸澤は倒れない。
しかし石田はカウンターのドロップキックで戸澤を場外に追いやるとプランチャを投下。戸澤をリングに戻してサッカーボールキックを叩き込んだ石田は逆水平チョップ。だが、敢えて受け止めた戸澤は逆水平チョップで反撃。

そこからフェイントを入れてのグーパンチで殴り倒すと、セントーンを連続投下。「下向くな!」と檄を飛ばすCIMAだが、戸澤はまたもフェイント入りグーパンチから串刺し式ジャンピングエルボー。逆エビ固めに捉えた戸澤だが、石田は必死にロープに脱出。ならばと戸澤はコーナー最上段からダイビング・セントーンを投下。
カウント2で返した石田はブレーンバスターを狙った戸澤の背後に着地するが、戸澤はローリングエルボー。しかしカウンターのニールキックから串刺し式ジャンピングエルボー、ハーフハッチと決めてミサイルキック。

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_第2試合これをかわして自爆させた戸澤は予告付きブレーンバスターを狙うが、逆に投げた石田は今度こそミサイルキックをヒットさせると、ミドルキックを連打。「もっとだ、コラ!」と胸を突き出した戸澤に対し、顔面をハイキックで蹴飛ばした石田だが、怒った戸澤はジャーマンで投げ捨てると、串刺しフロントキックからバックドロップ。
カウント2で返してみせた石田だが、戸澤はバックを取る。必死に抵抗する石田。どうにか逃れた石田はソバットからスクリューキックを叩き込むと、カサドーラで丸め込む。しかし戸澤はキックアウトしたのと同時に高速ジャーマンで投げて3カウント。勝った戸澤も石田の腕をあげて健闘を称えた。

そしてマイクを持った「石田凱士、20歳いかがでしたか? 戸澤陽が20歳の頃は何とか塾でしたよ。めちゃくちゃかっこいいやないかい! 蹴り過ぎや。頭痛い。この間の大阪でブレイブゲートを落としてしまいました。いまMONSTER EXPRESSにはベルトがありません。T-Hawkが入ってから何の結果も残せていません。いまトライアングルが空位になっているみたいなんで、MONSTER EXPRESSでトライアングルのベルト狙っていっていいですかー!」と、CIMA&フジイ&Gammaが返上したトライアングルゲート狙いを宣言した。

<試合後コメント>
石田凱士
「負けてしまいましたけど、まだまだデビューしたばかり。これから、努力して、精進して、必ず次、戸澤さんと当たった時には、自分が勝って! 後楽園を盛り上げたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」

第3試合

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_第3試合OVER GENERATIONの上の世代であるGammaと一番下の世代の山村武寛がタッグ。先発を買って出た望月は山村を指名。試合が始まると、まずはロックアップから望月がロープに押し込んでクリーンブレイク。再びロックアップすると、またもロープに押し込んだ望月だが、体勢を入れ替えた山村はチョップをお見舞い。
すると望月は手四つを要求。山村が応じようとしたところにミドルキックを叩き込むが、山村もカウンターのドロップキックを返すと、チョップを連打。しかし望月は山村をエプロンに出して座らせると、ランニング式サッカーボールキック。

続いてGammaが清水にショルダータックルでぶつかっていくが倒れない。ならばと顔面に口に含んだ水を噴射してからショルダータックルでなぎ倒したGammaは山村とダブルの低空ドロップキック。さらに山村が抑え付けた清水に汚水攻撃からペットボトルを投げつける。
ボディスラムを狙う山村だが、重たい清水は押し潰す。逆にボディスラムで叩き付けた清水が逆片エビ固め。Gammaがフロントキックでカットするが、望月が口に含んだ水を山村に噴射。さらに控えのGammaにも噴射すると、山村を蹴り飛ばしていく。

山村もチョップを返していくが、望月はロープに押し込んで渾身のチョップ。さらにニークラッシャーからローキックを叩き込んでからアキレス腱固め。そこに口に水を含んだGammaがマーライオン。だが、望月はGammaの足も掴んで同時にアキレス腱固め。どうにかロープに逃れた山村だが、望月はミドルキックの連打で蹴り倒す。
ロープに飛ばされるのを拒否した山村は、強引に飛ばした望月にジャンピングエルボーアタックを叩き込むとGammaにタッチ。清水が入ってきて合体攻撃を狙うが、ドロップキックで2人まとめて吹っ飛ばしたGamma。

しかし望月は串刺しフロントキック。Gammaもすぐに串刺しフロントキックをお返しするが、望月はソバット。Gammaはトラースキックからガンマスペシャルを狙うが、望月が防御すると延髄斬り。清水と山村が入ってきて山村がジャンピングエルボーアタックからカニ挟みで倒して側頭部に低空ドロップキック。
さらに清水のコーナースプラッシュをかわしてフィッシャーマンを狙ったが、清水が持ち上がらない。チョップ合戦から一気に肩口まで持ち上げた清水はバックフリップ。山村の串刺し攻撃を清水がかわすと、望月が飛び込んできて串刺しフロントキックからランニングロー。

さらに清水が亀有公園前固め(=抱え込み式逆エビ固め)に捉えるが、山村はそこから回転エビ固めで切り返す。キックアウトした清水はネックハンギングボム。Gammaがカットに入って山村とダブルのドロップキックを発射。さらに山村がスワントーンボムを投下すると、Gammaもコーナーに登っていくが、望月が足止め。
すると起き上がった清水がデッドリードライブで投げてからコーナースプラッシュ。そして豪快なライガーボムでカウント2まで追い込んだ清水は、砲丸投げスラム(=砲丸投げポーズからのチョークスラム)を狙うが、Gammaは顔面への唾攻撃で防御すると、ガンマスペシャルで叩き付ける。望月が顔面へのソバットでカットするが、Gammaはラリアットを返すと、場外に追いやってトペを発射。

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_ヴェルセルクが乱入その間に山村が清水にミサイルキックからカサドーラで飛び付く。回転させず踏ん張る清水だが、どうにか投げ飛ばした山村。だが、清水は砲丸投げスラムで叩き付けて3カウント。そこにヴェルセルクが乱入して一斉に襲いかかるが、Gammaが竹刀攻撃で応戦。
だが、鷹木が竹刀へのショートレンジラリアットで吹っ飛ばすと、Gammaにパンピングボンバーを叩き込む。マイクを持った土井が「ヴェルセルクが後楽園に帰ってきたぞ! しかもパワーアップして帰ってきたんや」と言うと、デビュー7年目にしてブレイブゲートを初戴冠したkotokaを紹介。

ブーイングが起こるが、ドリームゲート、ツインゲートとベルトを独占状態のヴェルセルクだけに、スモーズとの対抗戦に納得がいかない様子。それでも土井は「スモーズよりヴェルセルクのほうがいいよな? こっちにはヴェルセルク1の狂戦士kotokaがおるんや!」とアピールするが、場内はブーイング一色だった。

第4試合

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_第4試合CIMAと吉野の先発で試合開始。まずCIMAがアームドラッグで投げていくと、リンダマンが入ってきてストンピング。だが、CIMAがリンダマンを下げて「若気の至りや」と吉野に謝罪。腕の取り合いから互角の展開を見せたCIMAと吉野だが、スピーディーなロープワークから吉野がコルバタで投げると、リンダマンが飛び込んできてショルダータックル。
しかしT-Hawkが入ってきてダブルチョップで吹っ飛ばすとEitaがリングイン。アームドラッグからドロップキックを叩き込んだEitaだが、T-Hawkはショルダータックルでなぎ倒す。

そこにCIMAが入って来るが、吉野と2人がかりでレッグスプリット。しゃちがコーナーに登って「声出して行こう!」とハスキー過ぎて全然出ていない声で叫ぶ。しゃちのチョップを受け止めたCIMAはミドルキックからフロントキックで反撃するとスリングショット式アトミコを投下。Eitaも同じ技で続くと、カウンターエルボーを叩き込んでからチョップ合戦へ。
ロープに飛んだしゃちがウラカンホイップを返すと、T-Hawkが入ってくるが、Eitaはリンダマンとダブルのブレーンバスターを狙う。これをT-Hawkが逆に投げると、吉野がEitaをボディスラムで叩き付けてから振りかぶってのチョップを叩き込む。

だが、場外ではCIMAがしゃちを急襲して「ボケッとするな!」と一喝。リング上ではT-HawkがEitaに逆水平チョップを叩き込む。グロッキー状態のEitaだが、場外ではしゃちがCIMAを鉄柱に叩き付けて反撃。リング上ではT-Hawkが滞空時間の長いブレーンバスターでEitaを投げていく。
吉野が入ってくるが、Eitaはロープに飛び乗ってミサイルキックを返してリンダマンにタッチ。払い腰で吉野としゃちを投げたリンダマンは、T-Hawkもどうにか払い腰で投げると、CIMAとのダブルドロップキックでMONSTER EXPRESSを場外に追いやる。

するとOVER GENERATIONの3人はトペを同時発射。CIMAがT-Hawkをリングに戻してバッククラッカーからリバーススプラッシュ式フットスタンプ。だが、続くリバーススプラッシュ式ダブルニーをかわしたT-Hawkはバックドロップを狙う。着地したCIMAだが、T-Hawkは逆水平チョップ。CIMAもドロップキックを返すが、T-Hawkがニーリフトを叩き込むと、しゃちがミサイルキックで飛び込む。
場外に出たCIMAにしゃちはケブラーダを発射。リング上ではリープフロッグを狙ったEitaを吉野がドロップキックで撃墜してから旋回式ネックブリーカー(スリングブレイド)。そこから超高角度ミサイルキックを発射した吉野だが、かわしたEitaは戻ってきてCIMAと低空ドロップキックを同時発射。

さらにリンダマンがスパインバスターで叩き付けると、T-HawkにはEitaがスイングDDT。そこからリンダマンがぶっこ抜きジャーマンを狙うが、踏ん張ったT-Hawkはウラジゴク(=リバースみちドラII式フェースバスター)。MONSTER EXPRESSはトレイン攻撃。さらに吉野がCIMAに超高角度ミサイルキックを発射し、そのままリンダマンにセントーン。
しゃちのムーンサルトプレスをかえしたリンダマンは熊殺し(=シットダウン式急角度一本背負い)を狙うが、しゃちはスピンキックを返す。だが、リンダマンはバックを取るとジャーマンを狙う。踏ん張るしゃちだが、そこにCIMAとEitaがダブルのトラースキックを叩き込むと、リンダマンがロコモーションジャーマンで投げてからそのままタイガースープレックスで投げて3カウント。

マイクを持ったCIMAは「結成以来、連戦連敗つづきでしたが、この聖地・後楽園でリンダマン勝つことが出来ました! まあねEitaとCIMAと組んで分かったと思いますが、リンダマンちょっとおっちょこちょいのところがあります。でもそれもキミの魅力だと思うから。自力は持ってますから、それをCIMA、Gammaがどれくらい伸ばせるかだと思いますので。OVER GENERATIONはこれからドラゴンゲートのリングで攻めて攻めて攻めまくりますよ」とアピールした。

第5試合

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_スモーズ土俵入り第4試合終了後、欠場中のカゲトラが拍子木を鳴らす中、スモーズが土俵入り。化粧まわし代わりにこの日限定発売されたスモーズTシャツを腰に巻きつけ、リングを一周するように並んだスモーズはパチンと手を叩いて土俵入りポーズを披露。そのまま休憩へ。

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_第5試合休憩明け、まずはジミーズのテーマ曲をきちんとスモーズバージョンに替え歌にしたテーマ曲で浴衣姿のスモーズが入場。浴衣を脱ぐと、みんなスモーフジとお揃いのマワシ付きワンショルダーコスチューム。ただしハゲトラは欠場中のカゲトラのコスチュームを着用。
3番勝負の第1戦はハゲトラと問題龍のシングルマッチ。ハゲトラはソバット、水面蹴りからの延髄斬りや、コーナーからトップロープを掴んでの側転など“カゲトラムーブ”を見せると、PTキック(=ヤクザキック)を叩き込んで3カウント! まずはスモーズが先勝。

第6試合

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_第6試合①続いてクネスカとYAMATO&kotokaのタッグマッチ。ススムのヒップバットからクネスがカニ挟みで倒したkotokaにススムがキャメルクラッチ。すると、クネスは突っ張りをお見舞い。さらにYAMATOも合体攻撃で攻撃したクネスカは「どすこい!」ポーズ。
だが、エプロンからkotokaがクネスを捕まえると、YAMATOが串刺しジャンピングエルボー。そこからkotokaがコーナーで馬乗りになって「ヴェーーーーー」と三連続で叫んでから……そのままタッチ。

2人がかりで踏みつけたヴェルセルク。そこからYAMATOがドロップキックを叩き込むと、kotokaがカニ挟みで倒してクネスをセカンドロープに叩き付ける。場外に出たkotokaは場外で距離を取って助走をつけてからエプロンに飛び乗ると、クネスの目の前でストップして「ヴェーーーーーーー」。
そしてYAMATOにタッチ。チョップ合戦からサミングを見舞ったYAMATOだが、クネスも延髄斬りを返すと、さらに「ヴェーー」と叫んでいるkotokaにも延髄斬りを叩き込んでススムにタッチ。ラリアットでYAMATOを場外に蹴散らしたススムだが、kotokaはことごとくススムの攻撃をかわして「ヴェーーーーー!」。

だが、そのままコーナーに登ったkotokaを追いかけて、「ヴェーーーーー!」と逆にやってみせたススムは雪崩式エクスプロイダー。さらにクネスカはトレイン攻撃から須賀ドラニー(=合体ニードロップ)。ススムはカナディアンで担ごうとするが、背後に逃れたkotokaは、ススムの串刺し攻撃をかわす。
そこにYAMATOが串刺しドロップキックで飛び込んでくると、逆にヴェルセルクがトレイン攻撃。さらにkotokaがダイビング・フットスタンプを投下してからYAMATOがギャラリア(=ドラゴンスリーパーからのドライバー)の体勢。

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_第6試合②しかしススムはYAMATOのタイツを掴んでTバック状態にして脱出。そこにクネスが飛び込んできて昇龍脚から介錯(=バズソーキック)。さらにクネスカはトレイン攻撃から幻壊(=ハイジャック式夢限)を決めるが、kotokaがカウント2でカット。ならばとクネスカはkotokaにジャンボの脚(=横須賀のジャンボ勝ち!+クネスの昇龍脚)。
立ち上がってきたYAMATOにススムがジャンボの勝ち!を叩き込むが、YAMATOは倒れない。だが、ススムが渾身のジャンボの勝ち!でなぎ倒すと、クネスがダークネスバスターの体勢。

リバースで吉明けしたYAMATOだが、クネスも丸め込みで切り返す。さらに股下に潜り込んだクネスは光の輪を狙う。しかしkotokaがレフェリーをコーナーカバーで殴打してカット。すかさずYAMATOがクネスをギャラリアで叩き付けて3カウント。
これでヴェルセルクも1勝してイーブンに持ち込んだ。

第7試合

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_第7試合①スモーズvs.ヴェルセルク1勝1敗となり、3番勝負の最後は8人タッグマッチ。いきなり場外乱闘で試合開始。ジミーズを裏切った谷嵜は斎了と殴り合い。フジはバルコニー席からYAMATOを落とそうとするが、そこに鷹木が駆け付けて逆に2人がかりでフジを落とそうとする。
リングに戻された堀口がピンチと判断した斎了が「S・U・M・O」コールを煽ると、フジが鉄製の仕切り板を手にリングサイドまで戻って来る。鷹木も鉄柵を持って威嚇。リング上では土井と谷嵜が堀口にダブルのカウンターエルボー。

だが、斎了が入ってきてサイバーに向かって四股を踏むと、相撲勝負を挑もうとするが、サイバーはまだ四股を踏んでいる最中の斎了に襲いかかる。しかし斎了もサイバーのショルダータックルを受け止めて「どすこい!」と強がると、ウラカンホイップで投げ飛ばす。
ここで問題龍が足をすくって倒すが、フジがフロントキックで問題龍を蹴散らし、バケツの潮を奪い取る。すると斎了は塩を撒いてから相撲勝負を挑むが、サイバーはアッサリうっちゃる。

次々にスモーズをうっちゃるサイバーだが、フジだげは投げられない。逆に上手投げでサイバーを投げ飛ばしたフジは鷹木に逆水平チョップから突っ張り電車道。だが、鷹木もショルダーブロックでフジをなぎ倒すと、堀口と神田をダブルラリアットで吹っ飛ばしてから。堀口の髷を掴んでへアーホイップ。
谷嵜も堀口をヘアーホイップで投げるが、怒った堀口はドロップキックを返して斎了にタッチ。マライサがY字状態で谷嵜を固定すると、フジが谷嵜の股間に突っ張りをお見舞い。神田がカウンターエルボーからエルボーを見舞って行くと、谷嵜もチョップからサミングを返して土井にタッチ。

リストロックで絞め上げていった土井だが、神田もどうにか斎了にタッチ。斎了が足で土井を固定すると、フジが肘グリをお見舞い。そこからマライサがマラハイサッパ(=堀口のフェースクラッシャーから斎了の顔面への低空ドロップキック)を決めるが、谷嵜は続くゴムパッチンは阻止。
10分が経過し、鷹木とサイバーが斎了にダブルタックル。しかしフジがサイバーに向かってペットボトルを投げつける。怒ったサイバーが詰めると、フジは場外に逃走。追いかけるサイバー。その間にリング上では谷嵜が斎了に急所攻撃をお見舞い。

悶絶する斎了に鷹木がスリングショット式ボムズアウェイを投下すると、土井がスリングショット式エルボードロップ。さらに鷹木がベアハッグに捉えたところに谷嵜が地獄の断頭台を投下。完全にグロッキー状態の斎了だが、鷹木にチョップを連打。だが、殴り倒した鷹木はブレーンバスター。
突進してきた鷹木に猫だましからウラカンホイップを決めた細流は堀口にタッチ。YAMATOをコルバタで堀口が投げると、神田が谷嵜にスワンダイブ式エルボーアタック。さらにスモーズ全員で突っ張り電車道でヴェルセルクを場外に追いやると、エプロンに出てからのプランチャを同時投下。

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_第7試合②リングに戻ってきた神田は谷嵜にジョン・ウーを狙うが、谷嵜は阻止。それでもパワースラムで叩き付けた神田は斎了とダブルのフラップジャック。そこから斎了が土井をカニ挟みで倒すと、スモーズの面々が次々にカニ挟みでヴェルセルクを倒して全員でサイクリングヤッホー。
フジも斎了に教えてもらいながらようやく決めたが、問題龍が乱入してカット。その背後からハゲトラが問題龍を蹴散らすと、土井がハゲトラが襲いかかるが斎了がジャーマンで投げる。堀口がサイバーの巨体をブレーンバスターで投げてから鷹木にバックスライド・フロム・ヘブン。

だが、惜しくもカウント2。逆に鷹木がMADE IN JAPAN(=ギロチン式ラストファルコンリー)を決めるがカウント2でフジがカット。谷嵜が堀口を羽交い締めにするとエプロンから問題龍がボックス攻撃。しかし堀口がかわして谷嵜に誤爆させると、すかさずフジがラリアットから袈裟斬りチョップ。さらに斎了の後頭部ラリアットからフジがのど輪落としで叩き付けると、神田がダイビング・エルボードロップを投下。
しかしジョン・ウーを狙った神田にヴェルセルクがトレイン攻撃。だが、サイバーの攻撃をかわすとスモーズがトレイン攻撃をお返しして、ススムがジャンボの勝ち!。さらにフジのパワーボムに斎了と神田がコーナーからダイブしてハイジャック式で合体。神田がドラゴンリングインからのエルボードロップを投下。続けて斎了が斎了ロケット(=ドラゴンリングイン→その場跳びジャンピング・ボディプレス)を投下してサイバーから3カウント!

エンディング

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_Gammaが鷹木のドリームゲート王座に挑戦表明しかし土井は「こんな勝ちなしやー! 認めへんぞ!」と叫ぶ。続いて鷹木が「何がスモーズだくだらねぇな。お前らもこんなん見て喜んでバカじゃねぇか? オイ、フジ! お前は望月成晃と一緒で俺に叩き潰されてんだ。なにメインで偉そうに試合したんだ! お前なんかドラゴンゲートにいらねぇんだよ!」と言い放つ。勢いの乗った高木はOVER GENERATIONに対しても「無能な奴と無能な奴が組んでも無能なだけなんだよ!」と吐き捨てると、中でもGammaに対して「あんなのはお笑いレスラーでもない、ただのヨゴレだ!」と暴言を吐く。

そこにGammaが飛び込んできて竹刀で鷹木を殴打すると、「人が黙って聞いてりゃ散々バカにしてやがって。お笑いだ? ヨゴレだ? お前は俺のスタイルを否定するのか? お笑いだろうがな、女装だろうが、ヨゴレだろうが、ピエロだろうが何だろうが、お客さんが楽しんでくれるんだったら俺は何だってするんだこの野郎! そういうお前こそガッチガチのカッチカチのプロレスしか出来ない、ドラゴンゲートで一番無能なレスラーなんじゃないのか?」と言い返すと、「お前の持ってるドリームゲートのベルトに俺が挑戦してやる!」と宣戦布告。
それを聞いた鷹木は「俺はお前のような客に媚びるレスラーがこの世で一番嫌いなんだよ!」と反論すると、12.3後楽園でGammaの挑戦を受ける構え。するとGammaは「お客さんの反応を気にしてマイクばっかりして、客に媚び売ってるのはお前のほうだろ」と言うと、無能呼ばわりされたOVER GENERATIONの若い選手たちを指差して「彼らは無能なんかじゃないぞ。こいつらはドラゴンゲートの未来だ! こいつらのためにもお前と刺し違えても必ずドリームゲートのベルト獲ってやるよ!」と言い放つと鷹木の顔面に唾を吐きかけた。

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_ツインゲート最多防衛記録6回を持つ2チーム続いてYAMATOとのタッグでツインゲートを6度防衛し、最多防衛記録タイになったことを報告した土井が、「最多防衛タイ記録になったということは、6回防衛したタッグがもう1組いるということや!」と言って、そのもう1組の望月&フジイを呼び付ける。望月は「言っておくぞ。お前らはようやく俺らに追いついたってことだ」と上から目線。
最多防衛記録を持つ者同士で対戦するのかと思いきや、土井は6回防衛して最多防衛記録に並んだということを“報告”しただけだと言い出す。だが、望月が「報告だけで俺たちを呼び出したのか? だったら俺たちがお前らの新記録を阻止してやるよ!」と逆に宣戦布告。そこまで言われてようやく土井が望月&フジイの津応戦を受けることを承諾。

さらに望月はベテランのことをバカにし過ぎだというヴェルセルクに向かって、ユニットが違ってもいつでもベテランが組んで潰してやると宣戦布告してから、CIMAに「久々、俺たちと組んでこいつらぶっ潰してやろうぜ!」と呼び掛ける。土井から「お前らは若手と一緒に共倒れじゃ!」と言われたCIMAは「確かに俺もフジイさんと御大のドリームゲート戦と、Gammaちゃんが飛び込んでいく姿を見て、何も感じなかったわけやない。今年もあと2か月を切っているのに、いつまでもヴェルセルクに好き勝手させるわけにはいかんわな」と言ってから、モチフジと組んでヴェルセルクと対戦することを承諾。
だが、若手を伸ばすことがいまの自分の使命だというCIMAは、パンチ冨永を呼び込んで「お前らが一番クソミソに言っていたこのパンチ冨永を入れてお前らとやってやろうやなか!」と言い放つ。すると土井はYAMATO、谷嵜、kotokaが組むと発表。12.3後楽園で鷹木vs.Gammaのドリームゲート戦と、CIMA&望月&フジイ&パンチvs.土井&YAMATO&谷嵜&kotokaが決定。

2015-11-6ドラゴンゲート後楽園_エンディング「ヴェーーーー」と威嚇するkotokaにCIMAは「大体お前の半年先見えたわ。いまがピークだから楽しんでおけよ。年内もつかな?」とバッサリ。そしてスモーズとOVER GENERATIONのメンバーをリング上に呼び込むと、スモーズの姿を見ながら若手たちに「よう見ておけよ。これがドラゴンゲートや。お前らも10年ぐらいしたらこういうときが来るかも分からんからな」と言って観客の笑いを誘う。
改めてこの日スモーズの助っ人として活躍したパンチをみんなが称えると、CIMAは「何で来月の4対4にパンチを入れたかと言うと、このOVER GENERATIONはパンチ冨永、すべてお前に懸かってるんや。お前が上がるか下がるかで、俺らも上がるか下がるか、全員運命が決まってるんや。俺とGammaちゃんは死ぬ気でお前と、ここにいるメンバー全員をドラゴンゲートの最前線に必ずつれていくからな! お前ら目ン玉かっぽじって俺らの生き様をよう見ておけよ。本物のドラゴンゲートっていうものを俺らが見せたるから」と若手たちにハッパをかけた。

斎了も「俺たちも少しは見ておいてください! ベテランでもこういうことやってるんです! これもプロレスのスタイルのひとつです。恥ずかしがらずに、お客さんに喜んでもらうことがプロレスなんです! ……以上です。どすこい」と付け加える。結成から4年目だというジミーズは、闘龍門JAPAN時代を含めて最長ユニットになるかもしれないが、そのジミーズと一番新しいユニットのOVER GENERATIONが切磋琢磨していこうというCIMAは「もうバッドエンドはこりごりや。ジミーズとOVER GENERATIONと一人Dia.HEARTS(=望月)が必ず素晴らしい2016年に皆さんを一緒に連れていきます!」と約束した。

<試合後コメント>
スモーズ
斎了「ありがとうございました!」
全員「ありがとうございました!」
フジイ「ひとまず、ね、ここ一発っていうね、結束力。なんなんかなこれな?」
斎了「2対1で勝ちましたからスモーズが」
ススム「(クネスカが負けて)すいませんね」
斎了「いやいや、あれはしょうがないっす。反則ですから」
ススム「三ついきたかったね」
フジイ「てか、スモー・ハゲトラすごかったね」
堀口「やってくれましたね」
神田「あいつすげー」
堀口「今日は大助っ人でしたね、あいつね」
フジイ「あれで勢いつけてくれたから」
斎了「あれで火ついた。まあとりあえずフジイさんも今後ね、またまた……」
フジイ「あれ? (スモーズは)今日で終わり?」
斎了「やることいっぱいあるじゃないですか。ツインゲートとかやるんでしょ?」
フジイ「今日で終わり?」
斎了「それはね」
堀口「ほんとは一夜限りって言ってたけど、あんなに反響あったらねぇ」
斎了「まだ見たいって声があれば、地方巡業でも……」
フジイ「10年限りとかじゃなくて?」
斎了「長いわ。飽きられるでしょ。まあ皆さんの見たいというご要望があれば、地方場所も行きたいと思いますんで」
フジイ「だってせっかくね、(コスチューム)作ったのに」
斎了「どうでした? 初めてこれ着て」
ススム&神田&堀口「恥ずかしい」
ススム「お尻やだ、お尻」
斎了「俺が初めて着た時、ゲラゲラ笑ってた罰ですよ」
フジイ「(堀口元気)S.U.M.Aだっけ?」
堀口「(S.U.M.Aじゃ)スマじゃねーか」
斎了「でもフジイさんデビュー戦、これでしたからね」
フジイ「26歳でね」
斎了「そんな感じで、また声があれば帰ってきましょうフジイ部屋。いつものアレでしめましょう。1、2、3ドスコイで。それでは12月の2回の後楽園皆さん楽しみにしといてください!」
全員「1、2、3、どすこーい!」(※バラバラ)
フジイ「息あわんなー」

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