大日本 7.20両国大会 関本vs.岡林のストロングBJ戦、アブ小vs.伊東のデスマッチヘビー級戦、ツインタワーズvs.ヤンキー二丁拳銃のタッグ王座戦

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両極譚~RYOUGOKUTAN~
日時:2015年7月10日(月・祝)
開場:14:00 開始:15:00
会場:東京・両国国技館
観衆:3985人

▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
谷口裕一/●菊田一美
11分2秒 逆片エビ固め
佐久田俊行/○宇藤純久

▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○MEN’Sテイオー/ツトムオースギ/ヘラクレス千賀
12分4秒 トリプルエクスター→エビ固め
ツバサ/丸山敦/●忍

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
金本浩二/●高岩竜一
13分51秒 ノーザンライトボム→エビ固め
○橋本和樹/橋本大地

▼第4試合 両国Death祭り〜狂気でわっしょい〜 30分1本勝負
“黒天使”沼澤邪鬼/○竹田誠志/塚本拓海
20分22秒 裏Uクラッシュ→片エビ固め
関根龍一/高橋匡哉/●SAGAT

▼第5試合 横浜ショッピングストリート6人タッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者組]バラモンシュウ/バラモンケイ/●植木嵩行
10分58秒 テキサス・クローバー・ホールド
[挑戦者組]○グレート小鹿/星野勘九郎/稲葉雅人
※第6代王者組の初防衛に失敗。小鹿&平成極道コンビが第7代王者組となる。

▼第6試合 タッグマッチ 30分1本勝負
征矢学/○河上隆一
12分23秒 ハリケーンドライバー→片エビ固め
浜亮太/●神谷ヒデヨシ

▼第7試合 BJW認定タッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者組]佐藤耕平/○石川修司
18分41秒 クロスアーム式スプラッシュマウンテン→体固め
[挑戦者組]木高イサミ/●宮本裕向
※第39代王者組ツインタワーズが7度目の防衛に成功

▼第8試合 BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 20周年記念20アイテムデスマッチ 30分1本勝負
[王 者]●アブドーラ・小林
20分53秒 ドラゴンスプラッシュ→体固め
[挑戦者]○伊東竜二
※第31代王者アブ小が初防衛に失敗。伊東が第32代王者となる。

▼第9試合 BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負
[王 者]●関本大介
21分24秒 パワーボム→エビ固め
[挑戦者]○岡林裕二
※第6代王者・関本が2度目の防衛に失敗。岡林が第7代王者となる。

大日本旗揚げ20周年を記念した初の両国大会で岡林が関本に悲願の初勝利!
20周年記念アイテムデスマッチでアブ小轟沈!ツインタワーズが二丁拳銃撃破!

オープニング

2015-7-20大日本プロレス両国_オープニングまずは登坂栄児社長がリングに上がると、観客からは「とさか」コールが起こる。「それぞれの会場でプロレスをやらせていただいていると思っています」と言う登坂社長は、両国国技館を1回で終わらせたくないので大事に使ってほしいと諸注意。
登坂社長がリングを降りると場内が暗転し、「大日本」コールが起こる。オープニングVはアブ小、伊東、関本、岡林が大日本に入門した頃の思い出をその当時の映像をともに語る。アブ小は最後に「デスマッチがあったからこその20年だと思ってますからね」と語った。

第1試合

2015-7-20大日本プロレス両国_第1試合真っ赤なロングガウンで登場した谷口だが、旗揚げメンバーだけあって認知度が高く、「谷口くーん!」という声援が多く飛ぶ。谷口は宇藤の口に手を入れたり、あらぬ方向を指差してそっちを向いた佐久田にサミングを見舞う。さらにコーナー下に座らせて股間を押し付けると、木曽レフェリーに「(カウントが)遅いよこの野郎!」と言いたい放題。
菊田のサッカーボールキックを3発耐えた佐久田はトーキックで反撃。さらに菊田の膝を2人がかりで攻撃していく。佐久田は串刺しショルダーを叩き込むと、対角線ダッシュしてから串刺しセントーンのような形でぶつかっていく。

さらにハーフダウンの菊田の後頭部に低空ドロップキックを叩き込むと、その場飛びムーンサルト。一本足頭突きからロープに飛んだ佐久田だが、菊田はドロップキックで迎撃して谷口にタッチ。谷口は「発車!」と叫んでから串刺しクロスチョップからノーザンライト・スープレックス。
ダウンした佐久田を何度も飛び越えて左右のロープに飛んだ谷口は、ジャンピング・ボディプレス。さらにカーフブランディングを狙うが、佐久田はデッドリードライブで投げてサマーソルトドロップ。

これをかわした谷口は菊田にタッチしてトレイン攻撃。さらに菊田が串刺し低空ドロップキックからミドルキックを連打するが、佐久田はハイキックをかわしてコルバタえ投げる。続いて宇藤が串刺しラリアットからレッグドロップ。だが、菊田もジャンピングニーを返すと、ミドルキックの連打蹴り倒す。
ソバットからフィッシャーマンバスターで叩き付けた菊田は、宇藤の逆水平チョップにエルボーで対抗すると張り手を連打。宇藤も張り手を返していくが、菊田は右ハイキック。10分が経過し、宇藤もラリアットを返すが、カウント2で谷口がレフェリーにストンピングを見舞ってカット。ならばと宇藤は逆エビ固め。さらにリング中央に引きずってきて逆片エビ固めにスイッチすると菊田がギブアップ。

<試合後コメント>
佐久田俊行&宇藤純久
――大日本プロレス両国国技館大会の第1試合を勝利で収めました。
宇藤「やっぱり、お客さんの数も桁違いに多くて、緊張したんですけど、沢山の人に声援受けてありがたいことなんで、これからも頑張って行きたいなと思います。ありがとうございます」
佐久田「ほんとはね、今日俺取りたかったんですけどね、パートナーが今日ガッチリ勝ってくれたんで、今日は良かったと思うんですけど、今日両国で20周年特別な大会なのかもしれないですけど、両国でやるっていうのが当たり前、そういう風な大きい存在にならないといけないと思うんで、これからも両国で当たり前のようにやって当たり前のように熱い試合になれるような、そんなレスラー、団体にしていきたいと思います」

谷口裕一&菊田一美
谷口「大日本の旗揚げメンバーの俺とさ、入ったばっかりの一番下のお前がさ、両国国技館て場所でさ、タッグ組めたのが良かったよ」
菊田「ありがとうございました」
谷口「リングに感情持ってっちゃダメだけど、20年前大日本できた時こんな所でできるなんて思っていなかったし、大日本プロレスだけで両国国技館できて、しかもそのリングに一番下の菊田と組めたっていうのはすごい嬉しかったよ。これがさ、当たり前になっていくようにさ、皆で頑張っていこうよ」
菊田「ありがとうございました」
谷口「今日負けて悔しいだろうけど、肥やしにして頑張ろうぜ」
菊田「俺は身体小さいですけど、丸め込みとか小細工やるの嫌いなんでね、宇藤だろうが、神谷、河上、関本、岡林、関係ないですよ。真っすぐ行って、正面から行って、蹴り倒してそれで俺がピンフォール取ってやりますよ。以上です」

第2試合

2015-7-20大日本プロレス両国_第2試合この試合はタッチなしで交代が認められるノータッチルール。テイオーは満員の場内を見渡して頷く。丸山が先発を買って出たのを見て、千賀とオースギが「僕が行きます」と手をあげると、テイオーも「じゃあ俺が」と手を上げる。その瞬間、SOSは「どうぞどうぞ」と先発を譲る。
テイオーは蹲踞の体勢で挑発。相撲で勝負かと思われたが、ヘッドロックに捉えていったテイオー。腕を取って捻り上げたテイオーだが、ヘッドシザースで切り返した丸山。するとテイオーは倒立してから頭を抜いて脱出。

忍と千賀がリングイン。スピーディーなロープワークからコルバタで忍を場外まで投げた千賀。そこにツバサとオースギが入ってきてロープワークからツバサがケブラドーラ・コンヒーロ。さらに千賀が飛び込んできてダブルのドロップキックを発射すると、丸山にはサンドイッチ低空ドロップキック。
しかし忍がSOSの二人をまとめてフランケンで投げていく。そこからテイオーが敵味方関係なくうっちゃっていくが、空気が読まず千賀がテイオーを投げていくと、「千賀●ね」コール。忍が張り手を見舞っていくが、千賀が急所を蹴り上げてブーイングを浴びる。

丸山が千賀を捕まえると、ツバサがスリングショット式アトミコを投下。さらに忍と二人がかりで踏みつける。そこに相手側のテイオーも加わって千賀を踏みつける。それでも千賀は串刺し攻撃を狙った忍を回転エビ固めで丸め込むと、顔面んいトラースキック。
テイオーにダイビングタッチすると、テイオーは忍、ツバサをパワースラムで叩き付け、丸山にはワンハンドバックブリーカー。さらに忍をカウンターのミラクルエクスタシーで叩き付けると、滞空時間の長いブレーンバスター。

忍もトップロープを下げてテイオーを場外に出すt、ケブラーダを狙うが足を掴まれて阻止される。だが、オースギ、ツバサ、千賀、丸山が次々にダイブすると、テイオーまで飛ぼうとする。ここで忍が立ちはだかりウラカンホイップで場外に投げ飛ばすと、今度こどケブラーダを発射。
リングに戻った忍は千賀にミサイルキックを発射すると、SEXボンバーを狙うが、千賀はエルボーでブロックするとダッシュ。カウンターのラリアットで迎撃した忍はブレーンバスターを狙うが、着地した千賀が忍をバックブリーカーで捕まえると、そこにオースギがスワンダイブ式ネックブリーカー。

続いてツバサがSOSをヘッドシザースで投げると、オースギにアストロシザースからラ・マヒストラル。カウント2でカットされると、丸山がハイキック、ソバットをテイオーに叩き込むが、テイオーもエルボーを返す。そのテイオーに忍がモンキーマジック(=張り手からの蹴りとソバットのコンビネーション)を叩き込むが、テイオーはフルネルソンバスターを返すとテイオーロック。
これをツバサと丸山がカットすると、SOSが場外に追いやって同時トペコンを発射。その間にテイオーはミラクルエクスタシーを狙うが、忍は飛びヒザやウラカンで切り返す。それでも三度目の正直でミラクルエクスタシーを決めたテイオー。

これをカウント2で返した忍だが、そこにSOSが戻ってきてダブルのトラースキックを忍に叩き込むと、テイオーのミラクルエクスタシーにSOSが合体するトリプルエクスタシーで叩き付けて3カウント。
試合後、テイオーと握手をしてゴキゲンな千賀だが、テイオーは張り手を見舞って制裁した。やっぱり千賀のことが嫌いなようだ。

<試合後コメント>
MEN’Sテイオー&ツトムオースギ&ヘラクレス千賀
テイオー「両国でもね、後楽園でも、東北の小さな会場でも、基本的にはやることは一緒。仕事として、プロとして、そこに来たお客さんにニーズのある試合をやる。そういう意味で、今日のニーズには今日みたいな試合がいいかなと。良くやってくれました。ほんといい選手だよツトムは。もっと、もっともっと行ってもいい」
ツトム「はい!」
(千賀がインタビュースペースへ)
千賀「ちょっと! ちょっと! テイオーさん! いや、大塚さん! 今日は控室で、皆で仲良く試合しようって言ってたじゃないですか! なんで殴るんすか!(※泣きながら)なんで! なんで殴るんすか! 控室で、両国の控室で両国は楽しんで試合しようって、言ったじゃないですか! なんで! なんで!?」
テイオー「(冷たい目で見ながら)ありがとうございました(ツトムを連れて控室へ)」
千賀「なんでよ〜〜〜〜!」

ツバサ&丸山敦&忍
丸山「ふざけんな! こんな目にあわしやがって」
忍「チーム関西、僕も大学、立命館なんでチーム関西ですよ!」
丸山「そうなんすよ!」
忍「関西と、関東メンズクラブ……メンズクラブあれね、千賀がいたから負けたよ! 千賀がいたから負けた。全てペースを乱す、あいつは」
丸山「ゆるさねーぞ」
忍「でもね皆さん、あの千賀の役割は俺、4年前ぐらいに3年間ぐらいずっとやってました。そして、成長してくでしょう千賀さん。丸山さんツバサさん今日はありがとうございました」
丸山「おい、ゆるさねーぞ。とりあえずな。俺たちが許しても(忍が股間を触り)おい、やめろよ、世間がゆるさねー(忍が股間を触り)おい触んなオイ、世間がゆるさねーぞ。お前らよ。俺たちが言ってもあれだからよ、ツバサさんに喋ってもらうぞ!」
忍「お願いします」
丸山「わかってんのかオイ!」
ツバサ「よくわかんねーけど、大日本プロレス、両国国技館に呼んでいただいてありがとうございます。またね、抗争してんのあいつらと?」
忍「全く抗争してないです!」
ツバサ「よくわかんないけど、また俺も入れてくれ、仲間に」
忍「すごい心強い!」
丸山「おいツバサさんに文句があるなら言ってみろ! 千賀!」
忍「ツバサさんだぞ!」
丸山「ツバサさんに無茶できるようになってから来い!」

第3試合

2015-7-20大日本プロレス両国_第3試合①復活した橋本大地と橋本和樹のチーム大和が、新日本ジュニア黄金時代を支えた金本&高岩と対戦。『ジャンクション』で入場した金本&高岩は、チーム大和に握手を求めるが、金本の手を払った大地は額をくっつけて睨み付ける。
そして大地vs.金本で試合開始。ローの打ち合いから金本がガードを下げると、大地もガードを下げる。組み合ったところから腕の取り合いに。グラウンドに持ち込んだ金本は頭を踏みつける。

ガムシャラにつっかかっていった金本は大地をロープに押し込むと張り手。大地も張り手を返すが、金本はヒザ蹴りを叩き込む。大地が自軍のコーナーに押し込んで和樹にタッチ。頬を差し出して和樹に「中央に行け」と指示した金本は張り手の打ち合いからニールキックを叩き込むと、倒れた和樹に馬乗りパンチ。
続いて高岩がエルボー合戦からショートレンジラリアットでなぎ倒すと、金本と高岩は2人がかりで踏みつける。そこに大地が飛び込んでくるが、高岩がラリアットで迎撃すると餅つきパワーボム。

餅つき式で持ち上げていく高岩だが、そこに金本が近づいていき、持ち上げられた大地の両腕をリバースフルネルソンに捉えると、そのままタイガースープレックスで投げ捨てる。そこから金本は大地を場外に連れ出して客席に投げつける。リングに戻った金本は和樹にソバットとローキックを叩き込むが、和樹もエルボーを返していく。だがエルボー合戦に打ち勝ったのは金本。
続いて高岩が逆水平チョップからカウンターエルボーを叩き込むと逆片エビ固めへ。腕立てすると和樹の顔面を金本が蹴り飛ばすが、大地がカットに入る。金本は和樹をコーナーに叩き付けると飛びヒザ蹴り。

そして顔面ウォッシュからソバット、飛びヒザと叩き込んでロープへ。しかしラリアットで迎撃した和樹は大地にタッチ。ミドルキックの打ち合いから張り手の打ち合いになると、大地は金本をコーナーに叩き付けてミドルキックを連打。さらに串刺しニーからバックドロップ。ハーフダウンの金本は大地のランニングローをキャッチすると、ハイキックからのバズソーキック。
タッチを受けた高岩は逆水平チョップから串刺しラリアット。ダイビング・エルボードロップを投下したところで10分が経過。高岩のブレーンバスターを背後に着地した大地は、振り解いた高岩にカウンターのニールキック。

2015-7-20大日本プロレス両国_第3試合②タッチを受けた和樹は串刺し式レッグラリアットから顔面ウォッシュ。そこから踏ん張る高岩をフィッシャーマンバスターで叩き付ける。しかしランニングローをキャッチした高岩は肩口まえ持ち上げてデスバレーボム。さらに和樹をコーナーに乗せると、雪崩式ブレーンバスターで投げていく。そこに金本がムーンサルトプレスで続く。
立ち上がった和樹に高岩がラリアットを叩き込むが、大地がカウント2でカット。金本が大地を場外に連れ出すと、高岩はデスバレーボムを狙う。しかし背後に逃れた和樹が突き飛ばすと、エプロンの大地がハイキック。

さらに和樹がジャーマンで投げ捨てからランニングロー。続けて大地がシャイニング・ウィザードを発射。さらに大地が金本を持ち上げると、そこに和樹がネックブリーカーで合体し、そのまま大地が投げ捨てる。だが、高岩も和樹のハイキックをかわしてドリラーで叩き付ける。脳天からマットに突き刺さった和樹だが、カウント2で大地がカット。
すると和樹は掟破りの逆デスバレーボム。カウント1で返して意地を見せた高岩だが、和樹はエルボーからヘッドバット。ガクッとヒザをついた高岩にバズソーキックを叩き込んだ和樹はノーザンライトボムで叩きつけて3カウント!

試合後、倒れながらもガッツポーズをする和樹。そこから和樹と高岩はお互いに正座しながら一礼。偉大なる先輩を撃破した和樹は天を仰ぎ深々と頭を下げる。金本もそんな和樹に拍手。大地が金本に「もう1回」とアピールすると、金本は笑顔で頷いて握手した。

<試合後コメント>
チーム大和
和樹「勝ったのは俺じゃねー、俺たちだ。今日、大日本プロレス、初の両国譚、両国国技館大会、第3試合、相手は(元)新日本のレジェンド、高岩、金本。相手にとって不足はねー。そして何より、タッグパートナーって言葉じゃ安いぐらいだ。ほんとに、こいつは、俺の、俺のほんとに心を許せる、こいつが何をしようがほんとに心を許せる。なんでも許せるほんとに俺にとって兄弟みたいな大地。大地と組んでほんとだったらメインイベント、タイトルマッチとか挑戦したほうが会社としてはいいのかもしれない。格がつくのかもしれない。そんなことより初めての両国、大地と組んで試合して、勝って、ほんとにこいつとどっちが弟どっちが兄じゃなくて、ほんとに俺の兄弟。実生活では去年弟が亡くなって、勝手に弟の遺影持って試合に来ちゃったけど、プロレス界の兄弟と、そして天国で見守ってる弟、今日は俺のいるリングに一緒に降りてきてくれたと思ってるし、試合その他はダラダラ偉そうに喋ったからあとは大地に、託す」
大地「なんもねーよ(苦笑)。とりあえず今日、勝ちが、お前が取ったんだ」
和樹「そうだけど、やっぱ大地がいなかったら勝てなかったよ」
大地「そう言ってくれるのはほんと嬉しいし、今日、大日本が両国をやるって言ってさ、こんなでかいところ、俺らのタッグで、チーム大和で出させてくれたこと、スゲー嬉しいし。俺らが勝ち取った時、こいつが最後勝ち取った時、スゲー嬉しかったよ。それ以外全部こいつが言っちゃったよ。でもな、ただ、俺ら何回も言ってんじゃん。これから俺らドンドン上がってくぞ。両国の、今日が1ページ目だ! 俺らの物語もう始まってるけど、勝ちという物語、勝ちを取っていくという物語は、本番はこっからなんだよ。メインはこっからなんだよ。こっから話が面白くなってくんだよ!」
和樹「おっしゃぁ、さすが兄弟だ! 話がわかってる! 大体よ、なんで俺と大地が第3試合なんだよ! オイ、もっと上でいいだろう! 俺たちは両国の一発目第3試合、次は俺たちがメインを張るつもりで行ってやるからなオイ。俺たちの事をいつまでも軽く見てんじゃねーよ! 会社〜〜! チーム大和は、誰の挑戦でも受けるぞ」

金本浩二&高岩竜一
金本「大地がよ、橋本真也の…尊敬してる偉大な人だったけど、俺にそんなの関係あるかい。お前が二世やって、最初っからパワーでやってるのかもしれへんけど、俺ガンガン出る杭は打ち込むそれだけ。橋本真也、橋本大地、全く別モンやから。まあもっかいやりたいな。和樹とももっかいやりたいし、俺、負けて終わるの嫌やし、和樹ともやりたいし、大地もアレやし、また同じカードでもいいから、やろうよ」
高岩「リベンジ」
金本「9対1で」
高岩「9対1?」
金本「頑張れ9!」
高岩「あぁ、頑張ります。まあ金本さんと出会ってから、もう24年……」
金本「お前出会ってからって、付き合ってんちゃうぞ」
高岩「いやいや、結局そこから考えて24年経ってもこうやってできるって事は、しかもこうやって素晴らしい会場で、すごい素晴らしい事で、でもその中でやっぱり、勝ちたい。今日丁度会場も沸いてたんで」
金本「でもよ、大和かなんかしらんけど、あいつら勝ったからってもう俺とか高岩の時代じゃない、そんなん言わせへんからな。今日は無理やったかもしれんけど、次やったらわかんない。実際、フォール行ったの俺らのほうが多かったっけ」
高岩「そうですね、追い詰めた。ワンチャンスを彼はものにしただけなんで」
金本「そうやな。また機会あったら」
高岩「いつでも大日本には行く用意があるので」
金本「1対2でもなんでもええぞ。和樹、大地、1対2でも。こいつが1や」
高岩「でも僕、大地とも和樹ともようやってるんで」
金本「そうか」
高岩「金本さんという強いパートナーが加われば」
金本「もう俺、歳やけど」
高岩「いやいや、関係ないですよ」
金本「そうやな、関係ないな。俺、何歳か知ってる?」
高岩「来年50ですよね?」
金本「馬鹿野郎! ……あぁそうか、今年49で。まあ頑張りますわ。お前は今68か?」
高岩「いや、43です」
金本「俺より下やないかい! なんやそれ! お笑いで終わりましたけど頑張りましょう」

第4試合

2015-7-20大日本プロレス両国_第4試合お揃いの半被姿で登場した関根、高橋、SAGAT。一方、竹田はビールを一気飲み。それぞれデスマッチアイテムを持参してきたが、一斗缶で作った巨大ハンマーを手にした塚本が、思いきり振り下ろすが、高橋はかわしてカラーボックスで殴りかかる。だが、ハンマーで迎撃した塚本はハンマーで高橋を殴打。
そこから場外戦になると、塚本は一斗缶で高橋を殴打。高橋もカラーボックスの蓋で塚本を殴打していく。リング上では竹田がSAGATにソバットを叩き込んでから空き缶をびっしり貼り付けたボードで殴打。

さらに串刺しランニングニーを叩き込む。さらに空き缶ボードの上に叩き付けようとしたが、噛みついて防いだSAGATは逆にフェースバスターで竹田を空き缶ボードに叩き付ける。続いて沼澤が関根を十字架カッターボードに投げつけるが、ギリギリで踏み止まった関根は、逆に沼澤をカッター部分に押し付ける。
額が切れた沼澤に対し、関根は背中に十字架カッターボードを押し当ててから串刺しタックル。さらにミドルキックを叩き込むが、沼澤はヘッドバットで応戦するとカミカゼで十字架の剃刀部分に叩き付ける。

塚本は巨大ハンマーで高橋を殴打すると、フィッシャーマンバスターの体勢。高橋が踏ん張るとソバットからロープに飛ぶが、ドロップキックで迎撃した高橋は巨大ハンマーの上にドリラーで叩き付ける。しかし塚本も串刺し式トラースキックからコーナーへ。だが、エプロンから追いかけていった高橋はSAGATと関根が沼澤と竹田を抑え付けている場外に向かって雪崩式ブレーンバスター。
竹田をリングに戻したSAGATはヘッドバットから竹田の首にチェーンを巻き付けてからロープの外に投げ出して絞首刑にしていく。沼澤がカットに入ったが、高橋が戻ってきて竹田にスピアーを叩き込むと、関根のランニングローからSAGATが十字架カッターボードの上にサモアンドロップで叩き付ける。

エクソシストの体勢から突進したSAGATだが、ニーリフトで迎撃した竹田は体落としで叩き付ける。そして自らの頭の十字架カッターボードをバンバン叩き付けてから、SAGATの額にカッター部分押し付けると、そこにランニングニーを叩き込む。さらに空き缶ボードの上に垂直落下式リバースDDTでSAGATを叩き付けて3カウント。自ら十字架カッターボードを当てたせいで大流血しながらも勝利した竹田は、沼澤の持った「BFJ」(B Faultless Junky’s)のボードをアピール。さらにファンが差し出したタオルで血を拭って返してみせた。

<試合後コメント>
BFJ
沼澤「祭りだよ、今日は祭り。自分が楽しんだだけ。相手に何もありません。ただ単に、俺らはやりたいことやるだけ。俺らやりたいことやるだけだから。竹やんとかまだ元気いいよ」
竹田「両国! 血で汚しちゃダメだからっていうからタオル持ってきてやったよ! 巻け巻けうるせーんだよ! 気使ってんだよ!」
沼澤「両国、俺らの挑戦受けてみろ」
竹田「コレひとつでな、次の両国できなくなったらどうすんだ! あ? それとよ、両国大会よ、あんな雑魚共あててんじゃねーよ。こうでもしなきゃテンション上がんねーっつうの!」
塚本「以上です」

第5試合

2015-7-20大日本プロレス両国_ゴッドファーザースタイルのグレート小鹿&平成極道コンビ煽りVから放送禁止用語を言いまくりのバラモン植木。そして国技館に『ゴッドファーザーのテーマ』が鳴り響く中、小鹿が新日本プロレスとの対抗戦のときにも見せた黒いスーツ、赤いマフラー、ハットにサングラスの“ゴッドファーザー”スタイルで登場。平成極道コンビも極道スタイルではなくマフィアスタイル。
名前をコールされた瞬間、新土リングアナに左右から口に含んだ水を拭きかけるバラモン兄弟。そこから奇襲攻撃を仕掛けると、いきなり小鹿のワイシャツを引き裂いていき、そのワイシャツで首を絞める。

さらに場外に連れ出すと、「署長(=目を黒線で隠されたピー●くんのぬいぐるみ)」でゴムパッチン攻撃を狙ったが、引っ張った植木がゴムパッチンの餌食に。ならばと小鹿をリングに戻し、シュウがゴムがついた署長をコーナーの上まで引っ張ってゴムパッチン。おじきのピンチに救出に入った極道コンビはケイにダブルのカウンターエルボー。
しかしケイが稲葉を羽交い締めにすると、シュウが道路標識で脳天を殴打。さらにバラモン兄弟が抑え付けた稲葉に、植木がコスチュームのショルダーを外し、自慢の胸毛に歯磨き粉をたっぷり垂らしてから胸毛ウォッシュをお見舞い。

2015-7-20大日本プロレス両国_第5試合①さらにケイが小鹿をコーナーに押し込み、スーツケースを押し当てると、シュウがボーリングの球を投げてストライク! シュウが稲葉に襲いかかるが、裏投げで投げていった稲葉は星野にタッチ。植木を吹っ飛ばした星野は、合体攻撃を狙ったバラモン兄弟をスピアーで吹っ飛ばす。
さらに兄弟をコーナー下に押し込むと、植木もそこに押し込んでからスーツケースをセット。そして「おじき、お願いします!」とボーリングの球を指差す。小鹿は若干弱めに投げてしまったが、どうにかストライク。しかし植木にスーツケースを投げつけた小鹿はシュウを羽交い締めにする。

星野がロープに飛ぶが、場外からケイが道路標識で殴打。その隙にシュウが小鹿に急所攻撃。そして植木が入ってきて小鹿の串刺し攻撃を蹴りで迎撃してから胸元から拳銃を取り出す。あっさり手で払った小鹿だが、植木はショットガンを取り出す!
すると敵味方どころかセコンドも国技館の観客全員をショットガンで威嚇してホールドアップさせてから「確保ー!」と敬礼しながらダイブしたが、全員にかわされて自爆。するとバラモン兄弟が豚の頭を小鹿に叩き付けてからサンドイッチ・バズソーキック。

2015-7-20大日本プロレス両国_第5試合②しかしカウント2で返した小鹿はキチンシンクでバラモン兄弟を蹴散らすと、植木にのど輪落とし。カウント2でカットされたが、極道コンビがバラモン兄弟を場外に連れ出す間に小鹿は何と植木をテキサス・クローバー・ホールドに捕らえていき、体勢が崩れながらも絞め続けて植木からギブアップを奪った。
横浜ショッピングストリート6人タッグ王座を奪取した小鹿&極道コンビ。腰にベルトを巻いた日本最高齢レスラーの小鹿は誇らしげに極道コンビの腕をあげた。

<試合後コメント>
バラモンシュウ&バラモンケイ&植木嵩行
シュウ「おい! 何、負けてんだよ!」
ケイ「何、負けてんだよ」
シュウ「73歳のジジイにギブアップなんてとられてんじゃねーよ!」
植木「あのジジイは、ただのジジイじゃない。死の淵から蘇ってきたジジイだ」
ケイ「蘇ってねーよ! もうすぐ死ぬんだよ!」
植木「俺がおじいちゃんにされてしまったよ」
シュウ「腰やられてか? そういうことか?」
植木「もう俺の腰はガクガクだ」
シュウ「チキショウ、大体両国ってなんだよ! 両国国技館は俺たちには狭すぎるぜ!」
ケイ「ほんとだよなオイ」
シュウ「俺たちの良いところひとつも出ねーよ!」
ケイ「なんにもやんないうちに終わっちゃったもんな? 何にもしないうちにこいつが勝手に暴れて勝手にやられて終わっちまったよ」
シュウ「やりたりねーよな〜?」
ケイ「もうしょうがねーから二人で家帰ってプロレスしようぜ」
シュウ「ふざけんなよな」
植木「おい、俺も混ぜろ」
シュウ「お前はおじいちゃんだからできなーだろ!」
ケイ「俺たちは勝手にプロレス楽しむ、家でよ」
シュウ「俺たちのリングは地球上全てなんだよ! いや、宇宙大戦争してるぐらいだからな、宇宙全体が俺たちのリングなんだよ!」
ケイ「おう、両国なんてせめーな!」
シュウ「狭すぎるよ! 何にもできねーじゃねーかよ! 俺たちは客のいないところでやってやるからな」
ケイ「そうだよ、ふざけるな」
植木「オイちょっと待て、俺だって、この地球上が、俺の管轄外だ。良く覚えとけ、グレート小鹿そして、平成極道コンビ、お前らの巻いたベルトには、俺の、俺の呪いがかかっているんだぞ」
シュウ「勝手にかけるなよ!」
ケイ「そしたら呪いかかってるんだったらな、あのベルト巻いた瞬間に小鹿があの世にいっちゃうかもしれないよ!」
シュウ「明日にはあいつ死んでるからな」
植木「覚えとけよ」

グレート小鹿&星野勘九郎&稲葉雅人
稲葉「やっと平成極道コンビのタッグチームに、ベルトを巻くことができましたよ。会長ありがとうございます。ね、アニキ」
星野「オジキありがとうございます。やっぱり、我ら、この極道一家! 極道一家でベルト巻きたかった! 嬉しい。しかも、オジキを交えてベルト巻けた。本当に嬉しいよ」
稲葉「両国大会で巻けるなんて」
小鹿「ひとつはどんなベルトであれ、その団体が管理するベルトだったら、レスラーは絶対に腰に巻きたいんです。僕はあの、アメリカで4年回全日本時代に修行して、その地域で試合をした場合に、ベルトのあるレスラーとないレスラーの差が大きい。やはり大日本プロレスのリングを主戦場とするならば、やはり誰でもがどういう名目であれ、ベルトがほしい。そして、そのベルトは腰に巻いたレスラーだけが、これから大日本の看板になるか、またお客さんにそっぽを向かれるか、巻いた選手の責任。だから僕ら3人は、これからベルトの名を高めるために、一生懸命頑張ります。もう何回という目標ではなく、1回1回積み重ねて、何回目っていう二桁になるように育てます」
星野「いや誰にも渡す気ないよ。誰にも渡さないから」
稲葉「自分たちで価値高めて、商店街で、何回でも商店街でやりましょうね会長。アニキ見てください、あいつら磨いておくと言いながら全然磨いてないですから」
星野「そうだなきたねーな」
稲葉「自分らが磨きますか、綺麗に」
星野「俺たちがピッカピカの綺麗にして、このベルトの価値高めるから」
稲葉「会長と3人で、よろしくお願いします」
小鹿「よろしく、ありがとう」
――73歳でベルト戴冠なんですがそれについては?
小鹿「いや、歳考えたらベルトに挑戦できないし、ベルト考えたらこの先読めない。歳を関係なく、幸いにして元気でリング上がっている以上は、歳考えずにその日その日の試合をこなしていく。それがレスラーのやるべき事だなと僕は思っています。誰に何言われようが耳塞いでます。腹は立ちますけど、腹は立ちますよ。塞ぎます。今日会場に来てくれたお客さんがどれだけ喜んでくれるか、また、不平を持った奴がいるかも。僕らだけで満足しちゃいけない。お客さんもともにこのベルトがあると思うし、それに努力するのがレスラーだと僕は思っています。だから歳は関係ないです」
――大日本プロレス両国国技館大会という場でベルトを獲ったということに関してはいかがでしょう?
小鹿「そうですね、これが誰がどのように考えたのかわかりませんが、僕自身はこのベルトあるってわかんなかった。ただその、降って湧いたようにチャンスが来たからこれをとるチャレンジした。それが幸いにして20周年記念の両国国技館だったという事だけ。これをとって俺はほんとラッキーだと思う。まだまだ、この73になってもラッキーな部分が俺にあるかなって、レスラーの部分でですね。これからまだまだイケると思います」
――フィニッシュがテキサスクローバーホールドでしたが。
小鹿「あれはね、1975年にテキサス行った時に、テリー・ファンクにかけられた技です。あれを思い出して。いや。上手くいくかなと思ったら、まぁ50%だな。最初はあいつキツかったと思う。だから目一杯の力であの技で反発して、最後崩れたけど、あれに入れたという事はよかった。だけど俺の点数は50点。本当は最後までレフェリーが俺の肩叩くまで、あの技で持ちこたえたいと思ってます。日本で使ったのは初めてです」
――外国では出していたんですか?
小鹿「僕は(テリーに)やられたほうだから。それを思い出してこういうとこでああいうの決まったらいいなって思ってやっただけ。だから、なんて言うのかな?負けても、悲観することない。負けて覚える、ここ相撲の国技館ですから。負けて覚える相撲かなと。負けて覚えるプロレスかなと。かもわかんない。だからね、この国技館というとこは僕にとってものすごく思い入れのある、ハウスだし、蔵前と両国がありますけど、やはり両国でこのようにベルト、名誉あるベルトをとれて嬉しく思います」
――世界最高齢のベルトという意味ではファビュラス・ムーラさんが76歳で……
小鹿「女性が? 76歳? 何ヶ月?」
――そこまでは……
小鹿「ムーラっておったよね、俺の時。強かったもんね。あと3年? 頑張れっていうの?(笑)」
稲葉「会長、行けますよ!」
小鹿「1日1日先の事は言えません! 1日1日過ごして、やってればやがてその日が来るだろうと、僕は自分の中で期待してます」
稲葉「抜きましょうよ。バックアップしますから自分らも」
小鹿「簡単にグッといかんもんね、この世界だけは、ね」
星野「いや、オジキならできます」
小鹿「頑張ります」

第6試合

2015-7-20大日本プロレス両国_第6試合煽りVでは河上&征矢のワイルドネットワークのワイルド特訓の模様が映し出される。そのワイルドっぷりに音響係がやられてしまったのか、神谷&浜組の入場で一瞬『GetWild』が流れてしまうハプニング。神谷&浜が入場したあと、改めて『GetWild』が流れる中、何とワイルドネットワークは歌いながら入場。これには場内も騒然!
征矢と神谷の先発で試合開始。いきなり「ワイルド」コールを煽った征矢は手四つの力比べからお互いの胸をガンガンぶつけ合うと、神谷がダブルリストアームサルトで投げていく。征矢が「ワイルド!」とチョップを叩き込むと、神谷もチョップを返すが打ち勝った征矢は河上にタッチ。

まずは控えの浜を攻撃する河上だが、浜はビクともしない。征矢とダブルのカウンターチョップを神谷に決めた河上はスヌーカポーズ。タッチを受けた浜はぶちかましで河上を後退させると、走り込んできた河上にラリアット。さらにエルボードロップを落とした浜は悶絶する河上のお腹の上に乗っかっていく。
続いて神谷がチョップから串刺しラリアット。さらに踏ん張る河上をボディスラムで叩き付けた神谷はスリーパーに捉える。ロープに逃れた河上だが、浜がヘッドバットからコーナースプラッシュをお見舞い。そこからTバック状態にした浜はスティンクフェイス。

「Hoooooo!」と雄叫びをあげた浜はジャンピング・ボディプレス。これは間一髪かわした河上は征矢にタッチ。串刺しラリアットからコーナーで馬乗りナックルを見舞った征矢はヘッドバットを打ち下ろしてからブルドッキングヘッドロック。ワイルドボンバーを叩き込んでも倒れない浜に、征矢はダイビング・ラリアット。
それでも倒れない浜に「上げますよー!」と叫んでボディスラムを狙った征矢だが、持ち上げたところで浜が押し潰す。タッチを受けた神谷はショルダータックルでなぎ倒すと、コーナーに登ってダイビングショルダー。しかしロープに飛ばされた征矢もスピアーを返して河上にタッチ。

逆水平チョップからグーパンチを叩き込んだ河上は、逆水平チョップとグーパンチを交互に叩き込んでから豪快なボディスラム。逆片エビ固めに捉えたところに浜が入ってきて河上を突き飛ばしてカット。10分が経過し、河上がフォアアームを叩き込むと、神谷はチョップで応戦。
エルボーでなぎ倒した河上はもう一度逆片エビ固め。しかしまたも浜がカット。征矢が入ってきて浜にワイルドボンバーを叩き込むと、河上もエルボーで続く。そっからワイルドネットワークは合体ブレーンバスターで浜の巨体を投げていく。

河上が神谷のバックを取ると、征矢がラリアット。そこから河上がジャーマンで投げ捨ててカバーするがカウントは2。ならばとランニングエルボーを叩き込んだ河上だが、これもカウントは2。河上はダメ押しのハリケーンドライバーで叩き付けて3カウントを奪った。
勝ったワイルドネットワークは客席に入っていってファンとハイタッチをかわしていった。

<試合後コメント>
浜亮太&神谷ヒデヨシ
浜「いやもうほんと、なんかもう神谷…神ちゃんがデビューした頃から知ってるんで、ほんと、身体も試合内容もね、勝ちには繋がらなかったけど、僕一応先輩だけど逆に玉砕した姿見て励まされましたね。まあよくやったと思うよほんとに。やっぱ、両国国技館ていうのはね、僕のほんとすごい思い入れのある場所なんで、そういう所で試合させてもらえて大日本プロレスにはほんとありがとうございましたと素直にそう言いたいです。ありがとうございました。でも勝ちたかったな正直! やるからにはね」
神谷「今回は、きっと、準備不足でしたね」
浜「もっともっとやっていければ、良い物もっと生まれると思うし、神谷も大分馬力あるから。人生勢いなんで、今丁度勝ちに恵まれなかったけど勢いのってると思うんでそういう時にガッと攻めていけるような僕達になりたいと思います。でも勝ちたかったね」
神谷「勝ちたかった。今度勝ちましょう」
浜「反省はするけど後悔はしてないです」
神谷「ありがとうございました」
浜「お疲れ!」

ワイルドネットワーク
河上「両国再出発、見事決まったんじゃないの?」
征矢「ワイルドネットワークでね。なかなかこうやってね、こう大きいところでこういう機会を与えてくれて本当にありがとうございました。まあこれもあの、ワイルドトレーニングが功をなして、勝利に繋がったんではないかと。まああのね、ヒルに噛まれても臆すること無く、両国まであの川を泳いでですね、なかなかワイルドなトレーニングが実を結んだかなと思ってます」
河上「まあ、俺らの目的であった豚人間、撃破はできなかったけど撃退はできたと思うんで、久々にやったらやっぱ、重さがあってすごいけど、なんか俺も成長したのかそこまでじゃなかったからな。衝撃ではあったけど、うちの団体では200kg越えとかいないし、そういう意味では刺激的だったからね、もう一回豚人間狩猟に行ってもいいんじゃないかな」
征矢「そろそろ出荷してもいい時期じゃないかな。あれも豚人間も体重また増加して、そろそろ食べ頃になってきたんじゃないかなと。まず我々が最初にですね、豚人間を料理して、皆さんに豚汁を振る舞いたいなと」
河上「ワイルド豚汁?」
征矢「ワイルド豚汁です。何が入ってるかわかりません。チョコレートとか入ってるかもしれません。ご了承ください」
河上「僕、料理得意です」
征矢「私、料理得意じゃないです」
河上「僕は料理得意なんで、僕が豚人間で豚汁作って皆に食べてもらいたいですね」
――入場の生歌も非常に気持ちよかったと思うが。
征矢「まあちょっとひとつだけビックリしたのは、名前がちょっと豚人間の名前コールされたので、あらららとなったんですけど、両国で歌うの初めてだったので、清々しくGet Wild歌えたなと思っています」
河上「気持ちよかった。まるで歌手になったかのような」
征矢「清々しい」
河上「清々しい」
征矢「非常に」
河上「まあ今日は両国ということでね、再出発をかねて勢い良く、俺もワイルドヘアーにして、再出発決めたんでね。俺が大日本のタッグ戦線かき回して行こうと思っています」
征矢「そうですね。やってやろうじゃないか!」
河上「やってやるぜ!」
征矢「そういうことだ! ワイルドネットワークこのまま突っ走るぜ!」
河上「突っ走るぜ!」
征矢「センキュー!」
河上「センキュー」

第7試合

2015-7-20大日本プロレス両国_第7試合①前回の対戦が時間切れ引き分けだったツインタワーズvs.ヤンキー二丁拳銃の大日本タッグ最高峰の闘い。まず先に入場した“最高”タッグのヤンキー二丁拳銃はステージ上でヤンキー座りしてから入場。続いて“最強”タッグのツインタワーズは2人揃って黒のロングガウンを羽織って入場。
握手を交わすと石川vs.宮本の先発で試合開始。ロックアップからロープに押し込んだ石川だが、まずはクリーンブレイク。腕を取った石川だが、切り返していった宮本はグラウンドに持ち込む。そこからイサミにタッチすると、ロックアップからロープに押し込んだ石川だが、体勢を入れ替えたイサミはクリーンブレイク。

タックルを狙ったイサミだが、持ち上げた石川はそのまま自軍のコーナーまで運んで耕平にタッチ。その上からエルボーを打っていったイサミだが、耕平はエルボー一発でイサミを吹っ飛ばす。さらに高々とボディスラムで叩き付けた耕平に続き、石川は背中にハンマーを打ち下ろす。
持ち上げた石川はコーナーにイサミを投げつける。続いて耕平がサッカーボールキックからニーインザベリー式の逆片エビ固め。宮本がカットに入るが、石川が花道に連れ出してパワーボムの体勢。しかし、これは宮本がリバースで切り返す。だが、石川はすぐにドリラーで叩き付ける。

リング上では耕平がイサミにニーリフト。そこに石川が戻ってきてダブルタックル。イサミは自ら背中を出して手招きし、耕平のエルボーを受け止める。すると耕平はバックブリーカーで背中を叩き付けてから滞空時間の長いファルコンアロー。パイルドライバーを分アプト他イサミはリバースで切り返すが、まだ宮本がコーナーに戻ってきていない。
耕平の投げ捨てジャーマンを着地したイサミはカウンターのドロップキック。ここでようやく宮本がコーナーまで戻ってきてイサミのタッチを受けると、耕平にチョップ合戦を挑んでいく。そこにエプロンから石川がエルボーを叩き込むと、ツインタワーズは合体攻撃を狙う。ドロップキックを放った宮本だが、ビクともしないツインタワーズ。

ならばとハンドスプリングエルボーで2人まとめてなぎ倒した宮本は耕平にミサイルキック。さらにコブラツイストを決めていくと、イサミも石川に卍固め。しかしあっさり脱出した耕平はサッカーボールキック。タッチを受けた石川は串刺しラリアットからコーナー二段目からのダイビング・フットスタンプ。
10分が経過し、宮本はカウンターのフロントスープレックスを狙うが、かんぬきで捕まえた石川はヘッドバットからブレーンバスターを狙う。これを逆に投げた宮本はイサミにタッチ。串刺しジャンピング・フロントキックから投球フォームチョップを叩き込み、石川を座らせたイサミはバズソーキックからランニングホームラン。

2015-7-20大日本プロレス両国_第7試合②しかしダイビング・クロスボディーをキャッチした石川はファイヤーマンキャリーに。その状態で腹固めを決めていったイサミだが、耕平がカット。あが、宮本が入ってきてトレイン攻撃を決めると、続けて二丁拳銃を発射。イサミはダイビング・ダブルニードロップを投下するが、石川がかわすとうまく着地してコルバタで石川を投げる。
タッチを受けた宮本だが、石川は串刺しラリアット。だが、宮本も対角線をダッシュしてラリアットで突進してきた石川を迎撃。ファイヤーサンダーを狙った宮本だが、これは石川が逆にドリラーで叩き付ける。

そこから耕平が串刺し攻撃。さらに石川のニーリフトからサンドイッチエルボー。石川はスプラッシュ・マウンテン(=BTボム)を完璧に決めたが、宮本はカウント2で返す。「みやもと」コールが起こる中、石川はもう一度スプラッシュの体勢。しかし背後からイサミがダイビング・ダブルニードロップを背中に落としてカット。
イサミがロープに飛ぶとエプロンから耕平が蹴って行く。耕平を睨み付けたイサミはエルボー。耕平もロープ越にエルボーを返すが、フロントキックを叩き込んだイサミは突進してきた石川をかわして耕平に叩き付けて場外に転落させると、石川の攻撃をかわしてトペを発射。宮本が入ってきて石川にハンドスプリング・オーバーヘッドキックを叩き込むと、イサミの勇脚→石川の巨体を持ち上げてファイヤーサンダーで叩き付けるがカウントは2。

ならばとムーンサルトプレスを投下するが、耕平が戻ってきてカバーしている宮本をぶっこ抜きジャーマンで投げる。だが、その耕平にイサミがミサイルキックを発射。立ち上がった宮本は石川にエルボー合戦を挑む。石川はそこからニーリフトを叩き込むとスプラッシュの体勢。背後に逃れた宮本は逆さ押さえ込み。さらにラ・マヒストラルから直伝・雁之助クラッチまで出したが耕平がカット。
イサミが耕平に向かっていくが、耕平はジャーマンで投げ捨てる。そこに石川が走り込んできてランニング・ニーリフト。これでイサミをKOしたツインタワーズは宮本に対して、耕平がパイルドライバーで叩き付けてから石川がジャイントドライバー(=ドリラー)。宮本はカウント1で返す意地を見せる。しかし、石川は間髪入れずクロスアーム式スプラッシュ・マウンテンで叩き付けて3カウント。

ヤンキー二丁拳銃を叩きのめしてタッグ王座を防衛したツインタワーズ。マイクを持った石川が「二丁拳銃、お前らやっぱり最高チームだよ。でも、そんな最高のチームに勝った俺らがこのベルト、どんどん強い奴らと闘って防衛していくんで応援よろしくお願いします」とアピールした。

ツインタワーズ
――最高の挑戦者を最高の舞台で撃破しました。
佐藤「前回引き分けてたんで、きちんとした決着の場だと思ってたし、それが大日本プロレスの20周年の両国大会の場で、防衛して、素直に今嬉しいしホッとしてます」
石川「結果として、最高の舞台で最高の相手とベルト防衛戦できて、やっぱりプロレス冥利につきるというか、大日本で耕平さんと出会ったのはね、岡林の欠場から生まれたほんとキッカケが運命だと思ってるんで。そこからここまで来たんでね、せっかく生まれたタッグなんで、これからもどんどん強い相手とやりたいなって思います」
佐藤「とりあえず、防衛したんでね、また年末……年末か、最狭タッグがあると思いますけど、去年はそこでねチャンピオンとしてコケたんでね、今年はそのリーグ戦を制覇したいなと。もうひとつ、ちょっと自分の中で気になってるタッグ、今日メインで闘う関本&岡林、今KO-Dのタッグチャンピオンでもありますけど、あのチームともキッチリとした決着がついてない」
石川「そうですね」
佐藤「あそことももう1回やらないといけないと思うんで」
石川「決着はちゃんとつけて、どんなチームでもいいんでね、自分たちに勝てる自信があって、それを応援するお客さんが居るんだったら、いつでも相手しますんで。逃げも隠れもしません」
佐藤「あと今日メインでね、岡林と関本がタイトルマッチやりますけど、個人的にはね、インターコンチのパートナーでもある関本、だいぶ調子がいいみたいなんで、またベストタッグパートナーとしてね、しっかり勝って、こっちのチームともしっかりきちんとやってくためにも、大介には是非勝ってもらいたいなと思います」
――二丁拳銃とはこれで決着がついたということでいいんでしょうか?
石川「まああの、3回やって僕ら2勝1引き分けなんで。でももう1回二丁拳銃が勝てるって思ってくるんだったら何回でも受けます。僕は勝ちで終わると思ってないんで。何回来たっていいです」
佐藤「勝ち逃げはしないです。何度でもやります」
――前回との違いは感じました?
佐藤「あの、僕らのチームの連携だったりとか、そういう穴を突いてきてましたね。僕らはそう思ってないですけど、彼らからしたらそこが穴だったり弱点として見て攻めてきたんだと思います。そこが前回と違う闘い方だったと思うし、でもその間に何回も試合してるんで、彼らが思ってる以上に俺らのチーム、だんだん穴がふさがって弱点がなくなってきてるんで、はい。もうこれでまた、チームとしての力が一つ上がったと思います」
石川「二丁拳銃がパワーアップしたよりも、ツインタワーズが前回試合した時よりもパワーアップしたという違いだと思うんで。僕らもその間防衛戦重ねてるんでね、その違いかなと思います」

ヤンキー二丁拳銃
イサミ「負けた〜」
宮本「負けたね」
イサミ「しょうがないですね、相手が強かったんだもん。それだけです」
宮本「この負けはね、絶対忘れないよ。絶対に、この負けは忘れるわけにはいかないです」
イサミ「相手が強かったんならもっと強くなればいいだけですから」
宮本「それだけ。強くなるしかない」
イサミ「なるしかないよ。これを糧にするしかない。この悔しさを糧にするしかない」
宮本「次に繋げよう。この大舞台でベルト取りたかったですけどね、負けたんでね、そんなくよくよ言ってられないし」
イサミ「くよくよしてるけどね(苦笑)」
宮本「次に繋げるしかない」
イサミ「この分ね、また次、強くなればいいだけの話だから」
宮本「そうね」
イサミ「今回はツインタワーズのほうがヤンキー二丁拳銃より強かったっていうただそれだけですね」
宮本「最高で最強になるべく」
イサミ「最高で最強にならなきゃダメだよ」
宮本「練習しましょう」
イサミ「言うか、珍しく言うか俺も」
宮本「練習しましょう」
イサミ「俺練習禁止だから」
宮本「基礎体やってたじゃない」
イサミ「練習するか俺も、たまには」
宮本「コッソリやってる」
イサミ「言うな、やめろ」
宮本「いいよ、練習して頑張って」
イサミ「強くなろう」
宮本「なろう」
イサミ&宮本「なぜなら、俺たちは、強い!」

第8試合

2015-7-20大日本プロレス両国_第8試合①最初に登坂社長が説明した通り、キャンバスをデスマッチ用に交換してから煽りVへ。横浜文体で宮本を下して「デスマッチの“深化”を見せてやる!」と宣言したアブ小と、両国の相手として指名されたのは、「まだまだ新しいデスマッチを見せることができると思っている」と答えた伊東。この試合はデスマットの大日本vs.メインのストロングBJの闘いでもある。最後に「両国だから普段大日本を見ない人たちに、『これが大日本のデスマッチだ』っていうのを見せる」と語ったアブ小。

すでにリング上にはコンクリートブロックを土俵のようにリングに並べ、20周年記念のデスマッチアイテムが所狭しと置かれた状態に。その中、真っ白なロングガウンを羽織った伊東が入場すると、エアギターを披露しながら首にベルトをかけたアブ小が入場。
名前をコールされた伊東は力士ばりに塩を撒く。するとアブ小も両手に持った塩を巻きながらレインメーカーポーズ。

試合開始のゴングが鳴ると、アブ小は相撲対決を要求。伊東が応じると、いきなり上手投げで投げたアブ小だが、伊東は有刺鉄線ボードに叩き付けると、竹刀で何度も殴打していく。ボードをどかした伊東はアブ小の背中にコンクリートブロックを置くと、その上からコンクリートブロックで殴打。剣山をアブ小の額を押し付けた伊東は、四つん這い状態のアブ小の背中を何度もイスで殴打。
折れ曲がったイスを見た観客から「戻せ」コールが起こると、伊東はイスをマットに置いてボディスラムを狙ったが、さすがにこれは無理。結局、反対側でアブ小を殴打してイスを元に戻した。

2015-7-20大日本プロレス両国_第8試合②アブ小も五寸釘ボードに伊東を叩き付けると、有刺鉄線バットで殴打してから額に押し付ける。フォークを持ったアブ小はまさしくアブドーラの名に相応しく、伊東の額に突き刺していく。その切れた額に両手に持ったレモンを搾ってレモン汁をかけていったアブ小は、倒れた伊東に有刺鉄線ボードを乗せて、有刺鉄線バットで殴打。
さらにアイアンフィンガー・フロム・ヘブンで殴打してからベアークローを装着し、コーナーに登って「愛してまーす!」とダイブするが、ブロックした伊東はベアークローを吹き飛ばす。ならばとノコギリで伊東の額を斬り裂いたアブ小は、伊東の両足をトップロープの上に乗せてDDT。

そしてサボテンを抱きかかえたアブ小だが、ノコギリで切り裂いた伊東はサボテンの破片をアブ小の顔面に押し当てると、ノコギリで額を斬り裂いた。場外に出たアブ小に対し、テーブルを投げつけた伊東は、場外にテーブルをセットするとその上にアブ小を寝かせてからコーナー最上段へ。
そこからプランチャを投下してテーブルクラッシュ。さらにテーブルの破片でアブ小の脳天を殴打していった伊東はアブ小をリングに戻す。ここで10分が経過。竹串の束を手に取った伊東はアブ小の額に突き刺していく。

自らの手で引き抜いたアブ小だが、ステープラーでクギをアブ小の額に打ち込んだ伊東はレモンの汁をかけていく。だが、アブ小も伊東を殺虫器ボードに叩き付けると、お互いにコンクリートブロックを持って叩き付け合う。ブロックの破片がそこらじゅうに落ちている中、剣山をアブ小の額に突き刺した伊東だが、アブ小も伊東の頭に剣山を突き刺す。
伊東はアブ小の額にレモンを擦りつけると、お互いに塩をかけ合う。塩まみれになった両者だが、伊東はフライングメイヤーで投げるとコーナーからムーンサルトプレス。かわしたアブ小はヘビーローテーションネックブリーカー(=スリングブレイド)からバカチンガーエルボーを投下。カウント2で返した伊東だが、滾ったアブ小は「イヤァオ!」と叫んでからヒムロックからの回し蹴り(=シャイニング・ウィザード)。

2015-7-20大日本プロレス両国_第8試合③15分が経過しレインメーカーポーズからレインメーカー式バックブローを叩き込んだアブ小はラダーに登っていき、一番上からダイビング・エルボードロップを投下。そこから必殺の逆エビ固めへ。どうにかロープまで這って行った伊東だが、殺虫器ボードと五寸釘ボードを寝かせたアブ小は、伊東の背中に水を拭きかけてから殺虫器ボードの上に叩き付けようとする。
だが、逆に伊東がボディスラムでアブ小を殺虫器ボードの上に叩き付ける。さらに五寸釘ボードの上にノーザンライト・スープレックスで叩き付けた伊東はレモンや大量の唐辛子、ラダー、イスを乗せると塩をぶっかけてからコーナーへ。

全部乗せ状態のアブ小の上にダイビング・ボディプレスを投下したがカウントは2。「こばやし」コールの中、伊東はリング下から注射器を持ち出すと、口の中に注射器をねじ込み、頬に針を貫通させる! 場内から悲鳴にも似た声があがる中、20分が経過し、口から注射器が出ている状態のアブ小にエルボーとグーパンチを叩き込んだ伊東。そしてアブ小がダウンしたところでコーナーに登り、ドラゴンスプラッシュを投下して3カウント。
試合後、敗れたアブ小は伊東の腰にBJW認定デスマッチヘビー級のベルトを巻いてやる。そして握手を交わしたアブ小は口に刺さった注射器を引き抜いてから悔しそうに叩き付けた。

2015-7-20大日本プロレス両国_デスマッチヘビー級のベルトを伊藤の腰に巻くアブ小マイクを持った伊東は「目も開けられないし、鼻水も流してみっともない姿ですが、デスマッチのベルトを巻くことが出来ました! セミファイナルだというのに、こんなメチャクチャな形式を許してくれた大日本プロレス、そしてファンの皆様、感謝しております!」と言うと、片付けのため場をつなぐことに。
「もう(ベルトを)落とすことがないようにこれからもまだまだ頑張っていきたいと思います! 大日本プロレス初の両国大会、あと1試合あります! 皆さんまだまだ元気ですか? 皆さん、最後まで盛り上がっていきましょう! ありがとうございました」と言ってメインに繋げると、リング上では敗れたアブ小自らキャンバス交換を手伝った。

<試合後コメント>
伊東竜二
「あー、いやー、疲れました。塩で途中目が開かなくなって、呼吸をするたびに鼻水が出て、みっともない姿でしたけども、なんとか小林からベルトを獲る事ができました。ベルトを獲ったからには、すごいことをやろうと思います。ただの蛍光灯じゃなくてね、面白い相手ともやりたいですし、かつてデスマッチやってたけど今はやらなくなった、そういった人間、そいつのポリシーと反するかもしれないですけど、そういうのともやってみたいと思いますし、まだまだ面白いデスマッチをやっていきたいと思います」
――塩はどうでした?
「すごいですね! ちょっと、自分が調子乗って100kgとか言ったんですけど、やるもんじゃないですよ。前回、25kgの塩使ってそれを口にした小林がひと晩寝れなくなったと言ってたんでね。俺ももしかしたら自分も今日は寝れないのかなと思いますね。ちっと、高血圧症なんで、要注意です、はい(苦笑)」
――この20アイテムの中で一番効いたアイテムはなんでした?
「一番! なんでしょうね、でもやっぱり塩ですかね〜。最初に撒いたのでもう足が滑るようになって、そっから目に入ったら目は開かなくなるし、傷口に入ったら体中が痛いし、とんでもないアイテムだなと思います。はい。早く顔を洗いたいです。ありがとうございました」

アブドーラ・小林
「勝てなかったですね。まあ、ね、色んな物をひっくり返そうと思いましたけどね。例えば、メインに対するセミファイナルとかね、棚橋さんに対する私とかね、伊東に対する私とかね、この試合に勝てば色んな物がひっくり返ったと思うんですけど、チキショウ…今日まあ正直負けましたけど、色々と感謝の気持ちはありますね。感謝の気持ちは。両国国技館に大日本が進出できた。やっぱね、ファンの皆さんのおかげというのはありますからね、そういうのの感謝。まああと色々問題はあったと思うけど快く貸してくれた両国国技館に感謝ですね。伊東にも感謝ですし。やっぱりね、ストロングBJにもね、闘ってみて感謝の気持ちありましたね。だからなんかね、俺も撤収しなきゃなと思って軽く手伝ってきましたけど。こういう試合こそ勝ちたかったけど、まあ、涙じゃないですからね! 塩ですからね、皆さんわかってる通り。まあ、あー、なんかあんまり余計なこと言葉に出てきませんけど、まあ勝ちたかった一戦でしたね。今日ね、色んな物に対する私と言いましたけど、ね、まだ20年しかやってませんから僕は。グレート小鹿もあんなに頑張ってたんでね、僕もまだまだ頑張って、今に見てろよ精神で、どんどん上を目指そうと思います。20年で両国行けるなら40年で東京ドーム行けんじゃないか? 今から東京ドーム根回ししておこうと思います、はい。けど今日勝ちたかったですね」
――20アイテムの中で何が一番効きましたか
「何が一番効いた? 何が一番効いたかな? なんだろう、なんだろう? 思い出せません。とりあえず色んな痛みがありますけど、それになんか塩・レモン・唐辛子が加わると3倍になった感じですね。だから調味料系は意外と効きます。調味料は効きました。夜血圧上がって、明日健康診断なのに血圧が一気に上がった感じがしますね。血圧上がった勢いで勝てれば良かったんだけどなチキショウ。調味料系意外と効きます。はい」
――本日、大日本の選手がまた両国でという言葉や両国が当たり前にという言葉を発していますが、小林さんとしても?
「両国なんか通過点ですから! さっき言ったでしょ、東京ドームって。カード見てもらってわかる通り、大日本で現在最高のカード出したの。これよりもっと上ができるわけだからこれから。僕はもう、上を目指してます。また両国でやりたい? また遠足行きたい小学生みたいな事だから。常に上を目指します。僕は東京ドームでやってみたいです」

第9試合

2015-7-20大日本プロレス両国_第9試合①大日本プロレス初の両国大会のメインは関本vs.岡林のBJW認定世界ストロングヘビー級選手権。岡林にとってプロレスラーになったキッカケこそが関本だった。関本に興味を持ってからたまたま見た試合が2008年の関本vs.マンモス佐々木の試合で、衝撃を受けた岡林は「これは運命だと。ここしかないと思った」と履歴書を大日本に送ったという。
そしてレスラーになって関本と対戦することになった岡林だったが、何度やっても勝てない。そのときに見たのはアブ小がインタビューで語った「ストロングBJの奴らはみんな関本のコピー」という言葉。そこで岡林は関本以上のパワーを身につけるためにデッドリフトをやり続けた。

岡林はTシャツ、王者・関本は「夢一歩」と背中に書かれたロングガウンを羽織って入場。ゴングと同時に両者ダッシュするともの凄い勢いでロックアップ。一旦離れた両者だが、早くも岡林は鼻から出血。それでもショルダータックルでなぎ倒した岡林は、関本のショルダータックルを受け止める。関本も岡林のショルダータックルを受け止めると、交互に入ってのぶつかり合いから両者が入っての相打ち。
そこから関本がショルダータックルでなぎ倒すと、岡林を場外に放り投げる。関本はトペを狙ってダッシュするが、岡林はエプロンからの逆水平チョップで迎撃。場外に落ちた関本に逆水平チョップを叩き込んでいった岡林はボディスラムで叩き付けてからリングに戻る。

すると岡林はプランチャを投下。さらに逆水平チョップを叩き込むが、関本も逆水平チョップで応戦すると、岡林を鉄柱に叩き付けてからリングに戻る。岡林が関本をコーナーにホイップすると、関本はエプロンへ。突進してきた岡林を蹴り飛ばした関本はダイビング・クロスボディー。キャッチしようとした岡林だが、これは失敗。
ならばと逆水平チョップの打ち合いから関本はショートレンジラリアットでなぎ倒す。岡林を引き起こした関本は渾身のエルボー。コーナーに追い詰めていった関本はなおも振りかぶってのエルボーを打ち込んでいくと、滞空時間の長いブレーンバスター。

キャメルクラッチに捉えた関本だが、岡林はロープに逃れる。ショルダーネックブリーカーを決めた関本はスリーパーへ。そこからドラゴンスリーパーにスイッチした関本だが、肩口に担ぎ上げた岡林はオクラホマスタンピートで叩き付けて脱出。フォアアームで殴っていく関本に対し、逆水平チョップを返す岡林だが、関本はフロントキック。だが、岡林は関本をコーナーに叩き付けてからバックドロップ。
2015-7-20大日本プロレス両国_第9試合②岡林はボディスラムからジャンピング・ボディプレスを落とすと、両者マットに両ヒザをついたまエルボーを打ち合う。10分が経過し、岡林はパワースラムで叩き付けると、スリーパーからコブラツイスト。どうにかロープに逃れた関本だが、岡林は逆水平チョップ。関本もコーナーに飛ばされるのを踏ん張ると逆水平チョップを叩き込んでからコーナー二段目に乗ってミサイルキック。

さらに串刺しラリアットからブレーンバスターで投げた関本は、アルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げる。これをスリーパーで切り返して脱出した岡林は逆にアルゼンチン・バックブリーカー。しかし関本もスリーパーで切り返すと胴絞めスリーパーへ。そこからジワジワと立ち上がった岡林は後方のコーナーに叩き付けて脱出。
逆水平チョップから串刺し攻撃を狙うが蹴りで迎撃した関本は突進。だが、ランサルセのような形で持ち上げた岡林はコーナーに叩き付けてからターンバックル・パワーボムで叩き付けていき、さらにブレーンバスターから逆エビ固めへ。逆片エビ固めにスイッチした岡林だが、関本がロープに逃れたところで15分が経過。

拳を握った岡林は「いくぞー!」と叫ぶとコーナーへ。だが、起き上がった関本は強烈なチョップを叩き込んでからコーナーに登ってエルボー。しかしショートレンジラリアットで叩き落とした岡林は、立ち上がってきた関本のアゴ目がけてミサイルキックを発射。しかし関本もパワーボムを狙った岡林をリバースで切り返すとラリアットを狙ったが、岡林は相打ちに持ち込む。
三度の相打ちからその場飛びドロップキックを放った関本は岡林のバックを取る。踏ん張る岡林をコーナーに叩き付け、後頭部にラリアットを叩き付けてからジャーマンで投げるが、すぐに立ち上がった岡林はラリアットの相打ちからレフトハンド・ラリアットを叩き込む。

ダブルダウンからダウンカウント5で立ち上がった両者はショルダータックルの相打ちから関本はエルボ-、岡林は逆水平チョップ。関本は袈裟斬りチョップにスイッチしたが、岡林はしょーと岡林。だが、関本もショートレンジラリアットを返してバックを取る。KUBINAGE(=背後の選手の首をつかんで前方に投げつける荒技)で投げていった岡林はロープに飛ぶが、関本は追走してラリアット。
そこから延髄斬りを2連発で叩き込んだ関本は完璧なジャーマンで投げたがカウントは2。ロープに飛んだ関本は立ち上がってきた岡林をラリアットでなぎ倒すがカウントは2。20分が経過し、ぶっこ抜きジャーマンを狙う関本だが、岡林が踏ん張ると後頭部にヘッドバット。

2015-7-20大日本プロレス両国_第9試合③そこから張り手の打ち合いになると、岡林が左右の張り手を叩き込んで関本が朦朧とする。そこに渾身のラリアットを叩き込んだ岡林だがカウントは2。ならばとゴーレムスプラッシュを投下したが、これもカウントは2。岡林は関本を高々と持ち上げると、豪快なパワーボムで叩き付けて3カウント!

エンディング

2015-7-20大日本プロレス両国_新王者・岡林と敗れた関本が握手BJW認定世界ストロングヘビー級のベルトを受け取った岡林は歓喜のガッツポーズ。大観衆の「おかばやし」コールを受けてマイクを持った岡林は「勝ったぞー! やっと、やっと勝つことが出来ました! 関本さん! 関本さん!」と叫ぶ。エプロンで倒れていた関本は朦朧としながらも岡林が差し出した手を握る。「関本さん、今日は本当にありがとうございました!」という岡林の言葉を聞いた関本は、実に悔しそうにその手を勢いよく離した。

岡林は「でも関本さん、でもこの1勝はただの1勝です。本当の意味での関本超えはまだしてません! 関本大介を超えるためにこれからも精進して頑張っていきます! そして関本さん、これからも一緒に大日本プロレス引っ張っていきましょう! お願いします!」と言うと、観客からは「大日本」コールが起こる。
岡林が「この20周年の両国大会、一人の力では絶対に出来ません! みんなの力でこの大会を成功させました! 今日、試合してくれた選手、上がってきてください」と言うと、全出場選手がリング上や花道、ステージ上に並び立つ。

2015-7-20大日本プロレス両国_エンディング②岡林は「この20周年大会、開催できたのもここにいる皆さんの……いつも地方で大日本プロレスを応援してくれる皆さんのお陰だと思っています! で、最後に岡林の夜明けを叫んで締めようと思ったんですが、まだまだこれから大日本プロレス、もっともっと上に行かないとなりません! もっともっと上を目指して選手一同、一丸となって頑張っていきます!」と言うと、最後は「スミマセン、スタンダッププリーズ!」と観客を総立ち状態にしてから「じゃあ行きますよ、いいですかー! いいですかー! 大日本プロレスの夜明けは近いぜよー!」と叫んで大日本初の両国大会を締めくくった。

<試合後コメント>
岡林裕二
「いやほんとに、やっと、やっと勝ったって感じです。やっと勝ちました!」
――自分の運命を変えた関本選手から大きい舞台で素晴らしい勝利でした。
「もうほんとこの勝利は、一生忘れません。絶対忘れません。でも、ただの1勝です。こっからがスタートですから。こっから、いま丁度同じ目線に立った所ですから、関本大介と。こっからがスタートです。こっから、どんどんどんどん闘って行って、絶対関本大介を超してみせます」
――最後にたくさん集まったお客さんを見回して大会をしめることができ最高の景色だったのではないでしょうか?
「さっきも言いましたけど、絶対、この大会この1勝、一生忘れる事はないでしょう。ほんとにこんなに沢山のお客さんに、声援していただいて、その中で勝利したね、ほんとに、一生忘れないです。いやほんとに、強い。ほんとに強い。もう気持ちが、途中で折れそうになりましたけどね、なんとかもう食らいついて食らいついて、ほんとに、最後は気力で勝ち取りました」
――序盤に鼻血を出してしまい呼吸が苦しかったのではと思うが。
「そうですね、組んだ時にちょうど拳が鼻にあたって(出血した)。呼吸最初苦しかったんですけど、まあそんなことでね、へこたれていられないんで。最後はもうほんとに、気力でした。ほんとにこれから、どんどんどんどん防衛していって、河上、橋本、神谷、ほんとどんどんベルトかけて闘っていきたいです。そしてどんどん、大日本プロレスをもっと上に上げていきたいと思います。ありがとうございました」

※関本はノーコメント

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