W-1 7.12後楽園大会 鈴木vs.KAIのW-1チャンピオンシップ、246vs.new Wild orderのタッグ王座戦、稔vs.吉岡のクルーザー級王座戦

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WRESTLE-1 TOUR 2015 SYMBOL
日時:2015年7月12日(日)
開場:11:00 開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1313人(満員)

▼第1試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○浜亮太/村瀬広樹/ジェイ・フレッディー
8分0秒 オオキドプレス→体固め
NOSAWA論外/●MAZADA/高橋匡哉(ASUKA PROJECT)

▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○AKIRA
9分14秒 ムササビプレス→片エビ固め
●熊ゴロー

▼第3試合 WRESTLE-1vsDESPERADO 6人タッグマッチ 30分1本勝負
中之上靖文/アンディ・ウー/○黒潮“イケメン”二郎
10分19秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
河野真幸/KAZMA SAKAMOTO/●土肥孝司

▼第4試合 WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負
[王 者]○田中稔
14分55秒 HEATクラッチ
[挑戦者]●吉岡世起
※初代王者・稔が5度目の防衛に成功

▼第5試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
藤原喜明/●大和ヒロシ/芦野祥太郎
15分5秒 閃光魔術→片エビ固め
○グレート・ムタ/ザ・グレート・カブキ/TAJIRI

▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
[王者組]カズ・ハヤシ/●近藤修司
21分17秒 ワイルドボンバー→片エビ固め
[挑戦者組]○征矢学/葛西純
※初代王者組チーム246の8度目の防衛に失敗。征矢&葛西が第2代王者組となる

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
[王 者]●鈴木秀樹
14分28秒 スプラッシュ・プランチャ→片エビ固め
[挑戦者]○KAI
※第4代王者・鈴木が3度目の防衛に失敗。KAIが第5代王者となる

鈴木を破り悲願の王座奪還に成功したKAIだが、選手にもファンにも認められない!?
武藤が最強決定トーナメントを提案!征矢&葛西がタッグ王座奪取!稔は吉岡に連勝

第1試合

2015-7-12W1後楽園_第1試合浜と論外の先発で試合開始。立ち合いから相撲対決を挑んだ論外だが、あっさりとうっちゃられる。ショルダータックルでぶつかっていっても浜はビクともしない。足を踏んづけた論外はボディスラムを狙うが、当然持ち上がらず逆に浜がボディスラムからエルボードロップ。
回転エビ固めを狙った論外だが、浜が回転をこらえるとMAZADAがドロップキック。しかし浜はそのまま尻餅をつき、論外にハマケツ(=雷電ドロップ)を決める格好に。ここで高橋がリングインし、「そこのミスターストイック!」と村瀬を指名。

ストイックポーズのまま高橋をアームドラッグで投げた村瀬は、立ち上がってストイックポーズを決めると握手を求める。だが、高橋はトーキックからショルダータックル。村瀬もショルダータックルを返すとジェイにタッチ。MAZADAにドロップキックを見舞ったジェイはキチンシンクから低空ドロップキック。
しかしジェイのブレーンバスターとジャーマンを防御したMAZADAは、足掛け式DDTで叩き付ける。さらに論外がキャメルクラッチに捉えると、MAZADAがジェイの顔面に低空ドロップキック。

論外がジェイの後頭部にバズソーキックを叩き込むと、MAZADAがレフェリーの見ていないところで急所攻撃。しかしジェイもMAZADAの串刺し攻撃をかわし、エプロンからジャンピングキックを叩き込むと、ミサイルキックで吹っ飛ばして浜にタッチ。MAZADAをラリアットでなぎ倒し、ショルダータックルでぶつかってきた論外を弾き飛ばすと、二人を同じコーナーにホイップ。
コーナースプラッシュは論外だけかわしたが、MAZADAはモロに食らってしまう。さらにスティンクフェイスもお見舞いした浜。高橋がカットに入ると村瀬が逆水平チョップを打っていくが、高橋はドロップキックで蹴散らす。

愚連隊が浜に向かっていくが、浜はダブルラリアットで迎撃。場外に出た論外にジェイがプランチャを投下すると、浜がMAZADAにオオキドプレスを投下して3カウント。

第2試合

2015-7-12W1後楽園_第2試合globeバージョンの『GET WILD』で登場した熊ゴローは緑と銀のハーフタイツに毛皮シューズで登場。AKIRAも青と銀のロングタイツを新調。どうやら新生new Wild orderはそれぞれにイメージカラーがあるようだ。
ヘッドロックの応酬からAKIRAをロープに飛ばした熊ゴローはショルダータックル。さらにAKIRAのドロップキックも弾き返してみせたが、AKIRAはショルダースルーから低空ドロップキック。さらにコーナーに力いっぱい投げつけたAKIRAは逆片エビ固めへ。

そこからオールド・ボーイ(=上半身がアブドミナルストレッチの形になるAKIRA式STF)にスイッチしたAKIRAだが、どうにか耐えた熊ゴローは串刺しラリアットを返すとフォアアームを叩き込む。しかしAKIRAはボディへヒザを突き刺すと、フォアアームを返していく。
殴り倒した熊ゴローは串刺し攻撃を狙うが、蹴りで迎撃したAKIRAはジャンピングラリアット。ブレーンバスターを狙ったAKIRAだが、熊ゴローが逆に投げようとするとAKIRAは背後に着地。しかし、そこにマッケンローをお見舞いした熊ゴローはその場飛びドロップキック。

ストレッチマフラーでAKIRAの動きを止めた熊ゴローはファイアーマンキャリーで担ぎ上げる。しかし背後に逃れたAKIRAはロコモーション式ジャーマン。3発目を踏ん張った熊ゴローだが、バックフリップで叩き付けると豪快なセントーンを投下。カウント2で返したAKIRAは延髄斬りを叩き込むとDDT。
シャイニング式延髄斬りからムササビプレスを投下したAKIRAだが、これをかわして自爆させた熊ゴローはそこからぶっこ抜き式のスピコリドライバーを狙ったがバランスを崩してしまう。ならばとバックフリップで叩き付けてから、コーナー二段目に登るとダイビング・セントーンを投下。

だが、やや当たりが浅くカウントは2。するとAKIRAはもう一度コーナーに登った熊ゴローをデッドリードライブで投げると、スライディングキックからスパインバスター。立ち上がってきた熊ゴローに延髄斬りを叩き込んだAKIRAは、熊ゴローの背中にムササビプレスを投下して3カウントを奪った。
試合後、熊ゴローを抱き起こしたAKIRAは同じnew Wild orderのメンバーとなった熊ゴローの健闘を称えた。

<試合後コメント>
AKIRA、熊ゴロー
ーー今日はワイルド対決でしたが、序盤のレスリングの攻防がAKIRA選手からの熊ゴロー選手へのメッセージだったのかと思ったのですが。
AKIRA「そうですね。やっぱり僕がみんなに対して自分のできることを伝えるというか、それも少ないんですけど。プロレス界はどんどん進化しているから。もしかして(何か)あるのならそれをすべて吸収してもらいたい。そんな余裕はないんですけどね(苦笑)。自分も必死にやっていかないと。この流れには全然ついていけないんですけど、その中でも五分なかたちでやり合いたいなと思ってやってみたんですけど」
ーーこうやって体格差や年齢差をカバーするコンディションの維持という部分ではいかがですか?
AKIRA「それはどうでもいい話で、熊は遠慮しちゃったかな。もっと隙があるところをどんどん来た方がよかったと思います。そこがやっぱりデビューして半年くらいだから、スタミナ配分とかね。パワーファイターとして押し切ったところが今回違ったのかもしれないですね。ただあのバックフリップが決まってたらどうなっていたら危なかったな。あそこで時間的な余裕ができちゃったんで。あれは10発中、8発は決まる技だと思うんでちょっと悔しかったと思うんだけど。でもこれはこれでいい勉強になったんで。僕にとっても。ただ、もしこの後のタイトルマッチ、葛西、征矢組が負けるんなら俺が出させてもらおうかなと思いますね。(会見場に来た熊ゴローに)どうだった?」
熊ゴロー「自分の力不足で……」
AKIRA「力は十分だよ(笑)」
熊ゴロー「技を失敗してしまったんですけど、あそこでもう少し切り替えて、技を畳み込んでいれば違ったのかなって」
AKIRA「その時の何か、”ボキャブラリー”は持っておけってことだよね。失敗しないと分からないことなんだよね。失敗して、今度は(同じ失敗は)やらねぇって思ってみんなうまくなっていくわけだから。どんどんトライしたってことはいいことで、またやっていこう。ありがとうな!」
熊ゴロー「ありがとうございました!」

第3試合

2015-7-12W1後楽園_第3試合黒潮がいつものようにリングインしそうでしないでいるところに殴りかかった土肥。そのまま試合開始になると、土肥は黒潮を鉄製の仕切り板に叩き付ける。リング上ではアンディがKAZMAをアームドラッグで投げてから水面蹴り。
さらにコルバタで投げ飛ばしたアンディはドロップキックで場外に追いやるが、背後から土肥が蹴っていき、そのまま場外に引きずり出す。KAZMAも黒潮を客席に叩き付けると、河野は中之上を西側の壁に叩き付ける。KAZMAは浴衣姿の女性客から飲み物を奪い取ると、口に含んでから黒潮に吹きかける。

リングに戻ったKAZMAはアンディに「ちょっと待った!」と叫んで、動きを止めたところに延髄斬り。黒潮が救出に入ってくるが、河野が場外に連れ出し、水をかけてから客席に投げつける。リング上では河野がアンディのマスクに手をかける。そこに黒潮と中之上が救出に入ってくるが、土肥とKAZMAが二人を場外に連れ出す。
河野はアンディにジャンピングニーを叩き込むと串刺し攻撃を狙ったが、エルボーで迎撃したアンディはスイングDDTを返す。土肥が入ってきてアンディを羽交い締めにし、KAZMAが襲いかかるが、アンディは二人まとめてヘッドシザースで投げると、続けてドロップキック。さらに河野に延髄斬り。

ここでタッチを受けた中之上が一気呵成で攻めて込んでいき、河野をバックドロップで投げてから逆エビ固め。KAZMAがカットに入るが、エルボーで迎撃した中之上は河野とKAZMAを二人まとめて逆片エビ固めに捉える。さらに河野にワンツーからローリングエルボーを叩き込むが、河野もカウンターのビッグブーツ。
しかし返す刀でKNOCK AWAY(=ランニングエルボー)を叩き込んだ中之上は黒潮にタッチ。大「イケメン」コールの中、土肥にニールキックからソバット、串刺し式シャイニング・ウィザードを叩き込んだ黒潮はシャリマティー(=コーナーからの飛び付き式前方回転ネックブリーカー)。

さらにコーナーに登っていくが、アピールしているところで土肥がロープを揺らしていき、股間を強打。さらにKAZMAが場外から攻撃すると、DESPERADOはトレイン攻撃。さらに土肥が体重の乗ったラリアットを叩き込むがカウントは2。ボディスラムで叩き付けてからコーナーに登った土肥だが、アンディが倒立で飛び付いて投げ落とすと、中之上がダイビング・エルボードロップを投下。
さらに黒潮が顔面にトラースキック。カウント2でカットされたところで10分経過。その間にアンディは場外の河野とKAZMAに向かって、コーナー最上段からトペ・コンヒーロを投下。リング上では黒潮がムーンサルトプレスを投下して土肥から3カウントを奪った。

<試合後コメント>
DESPERADO
KAZMA「たまたまですね、向こうが勝ったのは。イケメンの実力というか、周りの後押しの方が9割でしょう。1割しかないよ、実力なんか。9割の方でしょう。今日さ、土肥ちゃんと……お前ら見てるか分からないけれど、お客さんも見てるか分からないけれど、今日土肥ちゃんとやりたいことリング上でやってたんだよね。見てた? 見てないと思うけど」
土肥「アイコンタクトで! こっちはいろいろできてるんだよ」
KAZMA「今日タイトルマッチ、タッグのタイトルマッチあるけどよ。狙ってるぜ。忘れてるわけじゃないから。俺たちは虎視眈々と狙ってるぜ。タイミングだけ見させてもらってるよ。ということで……以上!」
土肥「そろそろ動き出すぜ!」

第4試合

2015-7-12W1後楽園_第4試合①先日の新宿大会で稔のクルーザーディビジョンに挑戦したものの敗れた吉岡。しかし試合後に「もう一度挑戦させろ」と要求。これを王者・稔が受諾したため実現したリターンマッチ。
吉岡は首、稔は腰にガッチリとテーピングが施され、両者ともに満身創痍。手四つになると見せかけてソバットを叩き込んだ稔。吉岡もスピードアップしながらロープに飛んだかく乱しようとするが、読んでいた稔はうまくかわしてドロップキック。

だが、吉岡は稔を場外に追いやるとロープの間からドロップキックを発射。リングに戻った稔は腕の取り合いから足をすくって倒した吉岡をキーロックに捉えていく。反転してデスロックで切り返した吉岡は稔の腰にエルボーを落とす。溜まらず場外にエスケープした稔だが、リングに戻るとブレーンバスターにいくと見せかけてクロスフェース。
ロープに逃れた吉岡は首を抑えて悶絶。その首を踏みつけた稔はエルボーを連打。首を抑えて苦しそうな吉岡だが、走り込んできた稔にカウンターのゼロ戦キック。場外にエスケープした稔だが、吉岡はすかさずケブラーダを発射。

稔をリングに戻した吉岡はミドルキックからジャンピング・カカト落とし。さらに稔の前転からのカウンタードロップキックを自爆させた吉岡はブレーンバスターから腰を蹴りながら逆片エビ固めに捉える。どうにかロープに逃れた稔だが、吉岡はサッカーボールキックから串刺し攻撃を狙う。
ヒザを立てて迎撃した稔はミサイルキックを発射。吉岡をコーナーに乗せた稔は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、吉岡はエルボーを連打。ロープを掴んで落とされるのを堪えていた稔だが、どうにか叩き落としてミサイルキックを発射した吉岡はハイキックからスイングDDT。

2015-7-12W1後楽園_第4試合②10分が経過し、首にエルボーを落としてきた稔に延髄斬りを叩き込んだ吉岡だが、バックの取り合いから稔がショルダースルーで投げていく。さらに反撃しようとする吉岡にカウンターのハイキックからダイビング・フットスタンプを投下した稔は、ミストクラッシュ(=相手の片腕をそれぞれハーフネルソンとタイガースープレックスの形でロックして投げるスプレックス)からのバズソーキック。カウント2で返した吉岡はトルベーノからラ・マヒストラルで丸め込むがカウント2で辛くも返した稔。
まだ立ち上がっていない稔に助走なしのS・K(=スライディング式レッグラリアット)を叩き込んだ吉岡だが、カウントは2。続くS・Kをかわした稔だが、吉岡はトラースキックを4連発で叩き込むとみちのくドライバーII。これもカウント2で返した稔だが、吉岡はバックドロップの体勢からロックボトムで叩き付ける。

そこから必殺のスワントーンボムで勝負に出た吉岡だが、かわした稔は飛び付いていき、ミノルスペシャルと思わせておいてHEATクラッチ(=相手の両足を挟んで丸め込むエビ固め)で抑え込んで3カウント。
あんたと組んでいたらいつまでもあんたを超えられない」と訴えた吉岡あと一歩まで追い込んで連敗した吉岡はマットを叩いて悔しさを露わにすると、マイクを持って「こんなんじゃダメだ! 稔さん、俺、あんたを超えたい。いや、あんたを超えなきゃなんないんすよ! あんたと組んでいたらいつまでもあんたを超えられないんだよ!」と叫び、そのまま足早に退場。稔は4本のベルトを持って胸を張って引き上げていった。

<試合後コメント>
吉岡世起
吉岡「今日最後、なんという技ですかね?なんで負けたんだ?よくわかんない内に丸め込まれて。道場マッチでベルト持って帰ってくるって約束して、挑戦して、負けて! 情けねぇよ。情けねぇけど、稔さんを超えなきゃ意味ないんですよ。稔さんと組んでますけど、組んで吸収しようとしても結局勝てなかった! 組んでちゃ勝てないんだよ! もっとガンガンやり合わないと! タッグでやってくつもりはねぇぞ。あのベルトがほしいんだよ!」

田中稔
ーータイトル防衛、おめでとうございます!
稔「先週土曜日タイトルマッチで、『何度でもやりたい』って言ったら『来週やりたい』って。こりゃもうマイク持ったら(言葉尻を取られて)ヤベぇなって。またすぐ道場マッチでとか言われても困るんで。おとといか、博多で試合をしてきたら腰をやっちゃったんで。ただでさえ痛みがひどいのに厳しい試合になったんで。まさか試合が終わって別れ話を持ちかけられるとは思わなかったんで。その別れ話のもつれから感情的になって事件を起こす。俺はもうそんな歳じゃないんで。
俺と組むのはやめる、対角線に行く。大いに結構ですよ。俺と彼がやり合ってる時の方が組んでる時よりもお客さんは盛り上がっているんで。だったら常に俺の対角線に立てよ。このベルト、力づくでもぎ取ってみろ。やれるもんならやってみろ、このスットコドッコイ!」

試合後、8.30後楽園大会に藤波辰爾が1年ぶりに参戦すること、10.9後楽園大会は旗揚げ2周年を記念してファン感謝デーを開催することを発表した。

第5試合

2015-7-12W1後楽園_戦国武将風ムタ大和と芦野が入場したあと、藤原組長が登場。TAJIRIに続いて登場したムタは戦国武将の甲冑のようなガウンと仮面を装着。そして最後にカブキが登場し、ヌンチャクパフォーマンスを披露するとムタ、TAJIRIと共に毒霧三重奏。
先発を買って出たのはカブキと藤原。腕を取ったカブキだが、足をすくって倒した藤原はスリーパー。ハンマーロックで切り返したカブキ。藤原がそのまま立ち上がると、ロープに押し込んでいったカブキは張り手。

怒った藤原はワキ固めに捉えると、ロープに逃れたカブキに張り手を叩き込む。アッパーカットを返したカブキはムタにタッチ。大和がバックを取るが、グラウンドに持ち込んだムタはマウントポジション。チキンウイング・アームロックを狙うムタだが、芦野がカット。
ここでTAJIRIと芦野がリングイン。藤原が身を乗り出すとニヤリと笑ったTAJIRIは芦野と対峙すると見せかけて控えの藤原を攻撃。そのまま場外に逃げていったが、リングに戻ってきたところを掴ませた芦野。しかしハンマーロックで切り返したTAJIRI。

ロープに逃れた芦野は手四つの力比べへ。TAJIRIがブリッジで耐えて押し返せば、芦野もブリッジからダブルリストアームサルトで投げていく。さらに飛行機投げから串刺し式エルボー。芦野が藤原にタッチしようとすると、必死で逃げ出そうとするTAJIRI。だが、タッチを受けた藤原は一本足頭突きからパンチをお見舞い。
2015-7-12W1後楽園_第5試合①動きが止まったTAJIRIにエルボーを落とした大和は逆水平チョップを連打。だが、TAJIRIも芦野に代わった瞬間サミングを見舞い、ようやくムタにタッチ。フラッシング・エルボーからレッグスプリットを決めたムタはSTFへ。そこに大和がドラゴンリングインし、カットはせずに松岡修造ばりに熱く檄を飛ばす。

10分が経過し、藤原がカット。しかしカブキがトラースキックからアッパーカットを叩き込み芦野を逃がさない。さらにTAJIRIがハンドスプリングエルボーからトラースキック。ブレーンチョップを落としていったTAJIRIにエルボーを返した芦野は、ハイキックを食らいながらもランニングエルボーを返して藤原にタッチ。
一本足頭突きから張り手を見舞った藤原は電光石火のワキ固め。ムタがカットすると、カブキがアッパーカット。さらにムタがヒザへの低空ドロップキックからドラゴンスクリューを決めると閃光魔術を発射。だが、足をキャッチした藤原はスタンディング式アキレス腱固め。

2015-7-12W1後楽園_第5試合②これはTAJIRIがカットしたが、大和がムタに串刺し式ショルダー。そこから足を踏みならした大和は一直線(=背面アタック式ヘッドバット)。だが、TAJIRIが入ってきて大和を場外に投げ捨てる。ならばと藤原も入ってきてムタとTAJIRIにヘッドバットを見舞っていくが、そこにカブキが入って来ると、藤原に向かって毒霧三重奏を噴射。
さらにムタとTAJIRIが大和と芦野に毒霧を同時噴射。そこからTAJIRIがハイキックで芦野を場外に追いやると、大和にトラースキック。そこにムタが閃光魔術はブチ込んで3カウント奪った。

第6試合

2015-7-12W1後楽園_第6試合①征矢は負傷している左ヒザにぶ厚いテーピングをして登場。葛西は豹柄と迷彩ズボン姿で登場すると、コーナーに登ってワイルドに缶ビールを額に叩き付けて開封してみせた。
カズと征矢の先発で試合開始。ロックアップからチョップを叩き込んだ征矢に対し、カズはアッパーで応戦。さらにいきなり左ヒザを蹴っていったカズだが、征矢は屈伸してヒザは大丈夫だとアピール。
しかしカズは征矢の左ヒザを蹴って動きを止めると、控えの葛西にフロントキック。これで葛西は場外に転落して後頭部を強打。リング上では近藤が征矢をロープに押し込んでいくが、ロープに飛ばされた征矢はショルダータックル。

さらにカズに逆水平チョップを叩き込んだ征矢はロープに振るが、カズはその勢いで控えの葛西にフロントキック。怒った葛西はリングに飛び込んでくるが、レフェリーと征矢が抑えてコーナーに下げ、改めて征矢が葛西にタッチ。カズにサミングを見舞った葛西はナックルパートから串刺し攻撃を狙う。
蹴りで止めたカズはコーナーへのコンプリート・ショットを狙ったが、足を出して食い止めた葛西は逆にカズをコーナーに叩き付けると、征矢と二人でカウンターチョップからの空手ポーズ。

そこから征矢が葛西と背中合わせになり、そこから葛西を持ち上げて突進する「ワイルドトレイン」を狙うが、カズはかわしてコーナーに誤爆させる。さらに近藤が征矢の左ヒザを蹴り上げるが、征矢はチョップで向かっていく。しかし近藤は征矢の左ヒザをヒザで蹴り上げるとロープに飛ばす。
ジャンピングラリアットで切り返した征矢は葛西にタッチ。串刺し式ショルダーからブレーンバスターで投げた葛西はハーリー・レイス式ダイビング・ヘッドバットを投下。さらに控えのカズにエルボーを見舞ってから近藤のラリアットを相打ちに持ち込むと、DDTからジャーマンで近藤を投げる。

2015-7-12W1後楽園_第6試合②カウント2で返されると腕サソリを決めた葛西だが、背後からカズがトラースキックでカット。近藤がマンハッタンドロップから低空DDTを決めると、カズがエルボーを打っていくが、葛西は遮二無二エルボーを連打。そこに入ってきた近藤にもエルボーを打っていくが、近藤はバックを取った葛西をKUBINAGE(=背後の選手の首をつかんで前方に投げつける荒技)で投げると、征矢の背後から左ヒザ目がけて低空ドロップキック。
葛西が近藤に延髄斬りを返すが、カズが葛西にニーリフトを連打。さらにコーナー下に座り込む葛西にトラースキック。だが、スクッと立ち上がった葛西は猛然とカズにエルボーを連打。近藤がカットに入ると、征矢も入ってくるが、近藤は征矢の左ヒザを踏みつけると、その上に葛西をボディスラムで叩き付ける。

悶絶する征矢の左ヒザの上にカズがダイビング・ボディプレスを投下すると、近藤が場外に連れ出してニークラッシャー。リング上ではカズが葛西にネックスクリューからワンツーエルボー、バックドロップからのクロスフェース。征矢が入ってくるが、近藤が立ちはだかる。すると征矢はワイルドボンバーで近藤を排除し、カズを引き剥がしてショートレンジラリアット。
ここで葛西が「学ちゃん!」とダイビングタッチすると、征矢はカズに逆水平チョップ。カズも左ヒザを蹴り飛ばすが、征矢は立ち上がり観客の「ワイルド」の声に合わせてヘッドバット。さらに飛び付いてきてスイングDDTを狙ったカズをブレーンバスターでぶっこ抜いて投げた。

だが、そこに近藤が入ってくると葛西もイスを持って飛び込んで来る。近藤はイスを奪い取って葛西の脳天に振り下ろすが、キングコング・ラリアットを狙った近藤を葛西はラリアットで迎撃。ならばとカズが二人をコーナーにホイップしてトレイン攻撃を狙ったが、new Wild orderはワイルドトレインで迎撃。すると葛西は「学ちゃん、早く治して帰ってきてくれ!」と叫んでからカズをコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターを狙う。
カズが踏ん張ると征矢が摩周で投げていく。さらにデスバレーボムで叩き付けるがカウントは2。ならばとサソリ固めに捕らえるが近藤がカット。葛西が近藤を場外に放り投げると、カズを征矢に向かってホイップ。征矢がオクラホマスタンピートで叩き付けると、葛西がパールハーバー・スプラッシュを投下。

これを剣山で迎撃したカズだが、征矢がワイルドボンバーを狙う。カズがドロップキックで迎撃するが、征矢はドロップキックを返すと、カナディアンバックブリーカードロップ。さらに葛西のゴーグルを拾って装着した征矢はコーナーへ。だが、近藤がエプロンから征矢を突き落とす。ロープに飛ばされたカズに近藤がタッチ。縦横無尽にロープに飛ぶ246だが、征矢は攻撃をかわして近藤をラ・マヒストラルで丸め込む。
カウント2で返した近藤は征矢の腕を掴んでショートレンジラリアット。しかし征矢はショートレンジラリアットで近藤をなぎ倒すとデスバレーボム。ここで葛西がもう一度パールハーバー・スプラッシュを狙うが、カズが征矢をコーナーに投げつけ、葛西は場外に転落。

2015-7-12W1後楽園_第6試合③征矢は近藤に向かっていくが、袈裟斬りチョップで止めた近藤はショートレンジラリアット。さらにパワーボムの体勢に。葛西が征矢の足にしがみついて阻止するが、カズが征矢をWA4で、近藤が葛西をカナディアン・パイルドライバーで叩き付ける。そこから近藤と征矢はラリアットの相打ちを連発。カズが飛び込んでくると征矢はワイルドボンバーで迎撃するが、近藤が征矢にキングコング・ラリアット。
葛西がカズをジャーマンで投げるが、カズも葛西をハンドスプリング・レッグラリアットで蹴散らす。だが、征矢が近藤をブレーンバスターで投げるとカズのバックを取る。そこに葛西がラリアットで加勢してジャーマンでブン投げると、征矢は近藤にワイルドボンバー。カウント2で返した近藤だが、征矢は後頭部ラリアットから渾身のワイルドボンバーを叩き込んで3カウント。

難攻不落なチーム246に勝利してタッグ王座を奪取した征矢&葛西抱き合って喜ぶ征矢と葛西をAKIRAと熊ゴローも祝福。ついに難攻不落のチーム246を下し、new Wild orderがタッグ王座を奪取! 『GET WILD』が鳴り響く中、腰にベルトを巻いた征矢&葛西はAKIRA、熊ゴローと4人揃ってワイルドポーズ。さらに抱き合ってキスまでした征矢&葛西はリングサイドの観客とハイタッチ。全身で王座奪取を喜んだ。

<試合後コメント>
チーム246
ーーお2人にとってはまさかの防衛失敗ということになるかと思いますが。
カズ「新しい風が入ったくらいで倒れる(チーム)246じゃないんだよ。誰に挑戦権がある? 葛西純、征矢学の試合を見て。リマッチだ!」
近藤「カズさん、すいません。僕もうカズさんとは出ないです(と言い残して先に控室へ)」
カズ「……リマッチだ。ファ●ク!」

new Wild order
葛西「学ちゃん、3つ獲ったぞ、3つ」
征矢「ワイルド有言実行だ! 4度目にしてnew Wild order、やっと獲れたぞ。新しい、新規new Wild orderだから、どうしてもこのベルトがほしかった!どうしてもだ。会社からはどう俺たちのことを思われているか分からないけど、ベルト持ったからには権限は俺たちにあるだろう。ベルトが通行証みたいなものだ。ベルトを持っていれば貿易の機能もスムーズに行くってことだ。なぁ純ちゃん」
葛西「分かってるな、WRESTLE-1! 一発目の挑戦で獲ったんだぞ、一発目の挑戦で。俺らワイルド、一筋縄ではいかないチームだぞ。会社の管理下で収まってるチームじゃないぞ。今後はどんどんワイルドに好き勝手にやっていくから。他の団体や会社じゃ思いつかないようなワイルドなこと、どんどんやっていくから。好き勝手にこのベルトを回していくぞ」
征矢「純ちゃんの言うとおりプロレスの枠内だけでやっていくわけじゃないぞ。いろいろな業界に、もしかしたら野上さんが演歌の歌出すかもしれないぞ! 分からないぞ!」
AKIRA「それは分からないけどさ。そう言えば俺たち次の挑戦者って順番決めてたけど、アレなくなっちゃうのかな?」
征矢「そんな話もありましたっけ?」
AKIRA「まぁいいや今日は。獲ったんだから! 俺はうれしいよ!」
征矢「俺たちに挑戦したいってことですよね? じゃあ葛西純をもうひとり探してこい! そうしたらやってやるよ」
AKIRA「え?」
征矢「征矢学、葛西純vs.葛西純、野上彰! ゲームみたいなもんだよ。色違いの葛西純を連れて来い!」
AKIRA「この個性、(他に)いるか(苦笑)?」
征矢「色違い。Aプレイヤー、Bプレイヤーとかあるだろ」
AKIRA「言ってること、わかんねぇよ!」
征矢「純ちゃんがパートナーなんだから、もうひとりいればいいんでしょう? 純ちゃんを連れてくれば俺らに挑戦できる!」
AKIRA「まぁ何言っても許す! よくやったよ、本当に!」
征矢「そういうことでnew Wild order、ワイルドに進んでいくから俺たちから目を離すなよ。それじゃあ最後に俺たちの決めセリフでお別れといこうじゃないか。これが……俺たちの」
全員「ワイルドだー!」
征矢「センキュー!」

第7試合

2015-7-12W1後楽園_第7試合①武藤敬司を破りW-1王座を奪取した際は新エースになると思われたKAIだが、外敵・鈴木秀樹に敗れてまさかの王座流出。その後、鈴木が次々にW-1の選手を撃破していくと、自ら坊主頭になってリターンマッチを直訴したKAI。
だが、周りの選手もファンもKAIにもう期待はしていない。それでも同じく鈴木に敗れた近藤が唯一の協力者となり、今回のKAIの挑戦を後押し。KAIはまさしく不退転の覚悟で鈴木に挑む。

鈴木はリングインする前にベルトをリングに放り投げる。「鈴木、遠慮なく勝ってくれ!」と声援を飛ばす観客のほうをチラリと見てニヤリと笑った鈴木。ゴングが鳴ると。まずは手四つの力比べに。ロープに押し込んだ鈴木は離れ際にエルボーを出すが、KAIは両腕でガード。
ロックアップからコーナーに押し込んだKAIだが、体勢を入れ替えた鈴木はエルボー。これもブロックしたKAIは串刺し攻撃を狙った鈴木にカウンターの延髄斬りを狙ったが、寸前でストップしてかわした鈴木。

両腕を広げて威嚇した鈴木。組み付いていったKAIだが、腕を取ってグラウンドに持ち込んだ鈴木はバックに回る。四つん這いのKAIは鈴木の足をすくって倒すと逆にバックマウントを取るが、鈴木も股の間から脱出するとスリーパー。ロープに逃れたKAIはエルボーを叩き込んでいくが、鈴木もエルボーで応戦。
さらにエルボースマッシュを叩き込むが、KAIは関節蹴りからロープに飛ばそうとする。そこをバックドロップで投げた鈴木だが、KAIはすぐに場外にエスケープ。鈴木も自ら場外に出るとKAIをリングに戻そうとする。しかしKAIは朦朧として倒れてしまう。

カウント19でどうにか生還したKAIだが、鈴木はキャメルクラッチに捉える。ロープを掴んだKAIだが、下から蹴り上げた鈴木は串刺し攻撃を狙う。蹴りで迎撃したKAIだが、鈴木はエルボーからもう一度串刺し攻撃を狙う。延髄斬りで迎撃したKAIはドロップキック。さすがの鈴木も場外にエスケープ。するとKAIは矢のようなトペ・コンヒーロで飛び込んでいく。
「いくぞー!」と絶叫したKAIは鈴木をリングに戻すとエルボーの連打から鈴木を踏みつける。だが、そのまま立ち上がってKAIを突き飛ばした鈴木。KAIも立ち上がって睨み合うと、エルボー合戦に。鈴木はそこからバックドロップを狙うが、KAIはDDTで切り返す。

KAIがフロントネックロックに捉えると鈴木は後方に投げようとしたが、KAIは高角度おDDTで切り返す。フェースロックに捉えたKAIだが、鈴木はロープに脱出。ロープに飛んだKAIをスリーパーで捕まえた鈴木だが、前方に投げて逃れたKAIはラリアット。さらにバックドロップで投げたKAIは走り込む。
しかしボディへのヘッドバットで迎撃した鈴木はエルボー。KAIは掌底を返すとショートレンジラリアットでなぎ倒してからコーナーへ。だが、鈴木は追いかけていって雪崩式フロントスープレックス。鈴木もなかなか立ち上がれないほどダメージが負っている様子。

10分が経過し、鈴木はダブルアーム・スープレックスを狙うが、KAIはコーナーに押し込んで阻止。ならばとツームストンパイルドライバーで叩き付けた鈴木は、ハーフダウンのKAIにエルボー。さらにエルボースマッシュでカチ上げるが、KAIは延髄斬りからジャーマンで投げるとLAT(=変形みちドラII)。パワーボムを狙ったKAIだが、踏ん張った鈴木はエルボースマッシュ。
ショルダーネックブリーカーで叩き付けた鈴木はバックドロップで投げていく。大の字に倒れたKAIだがカウント2で肩を上げる。鈴木はなおもバックドロップを狙うが、KAIはロープを掴む。だが、鈴木はドラゴンスープレックスにスイッチ。

2015-7-12W1後楽園_第7試合②これもカウント2でどうにか返したKAIは鈴木のバックドロップを身体を捻って押し潰すと、鈴木の顔面にトラースキックを叩き込んでからスプラッシュ・プランチャ。だが、剣山で迎撃した鈴木はワンハンド・バックブリーカー。そしてダブルアーム・スープレックスを狙ったが、リバースで投げたKAIはフェースロック。
下から蹴り上げて脱出した鈴木はバックドロップを狙うが、巻き投げで逃れたKAIはもう一度フェースロック。さらにパワーボムで叩き付けたKAIはスプラッシュ・プランチャを投下して3カウント。

エンディング

2015-7-12W1後楽園_エンディング①悲願の王座奪還に成功したKAIは、思わず受け取ったベルトを抱きしめる。そしてコーナーに登ってベルトを高々と掲げると、マイクを持ったKAIは「やっと、やっとベルトをWRESTLE-1に取り戻すことが出来ました!」と叫ぶと、観客からはブーイングも起こる。さらに「ちゃんと守ってよ、そのベルト」という声が飛ぶと、「必ずや次は守るよ! 守るから! このベルトを武藤さんから獲ったとき1回も防衛せずに他団体に流出させてしまったのが自分なので、また今日からがスタートだと思っています。どんどん防衛回数を重ねます。強い奴ともやりますよ。何回でも負けても食らいつくっていうのが俺にはあるんで……」と訴えるが、「負けないで!」と厳しい声が飛ぶ。
「負けないけど、勝負っていうのは必ず勝ち負けがあるんです! 負けるなんて一切考えてないけど、必ず勝ってみせるって言ってるじゃないか! でもこのベルト、落としちゃったんですよ! でも今日、こうして獲り戻せたからには、次は必ず、絶対に勝ちます! でもそれでも負けちゃったらスミマセン。でも負ける気なんて俺はサラサラないんだよ! でも勝負は分からないでしょ! 負けがあれば勝ちもある。でも俺は負けても負けても立ち上がるのが勝ちだと思ってますから!」と必死に訴えるが、ブーイングは大きくなる一方。

するとKAIは「ちょっとおかしいですよ、みんな。最後は勝てばいいんですよ! 皆さんも人生そんなに勝ってばっかりじゃない! 今日は俺が勝ったぞ! ブーイングしている奴も俺が勝ったのには変わりないから。何回でもブーイング受けさせてもらいます。ブーイングありがとう! 選手のみんなも文句あるのかな? 俺が獲って。ファンのみんな、ブーイングしてる人、何人かいるよね?」と困惑気味に。
そこに近藤が入ってくると、「近藤」コール。リングにあがった近藤はKAIに向かって「お前はよ、マイクもしょっぺぇなこの野郎! ふざけんなよ。お前の手助けはしたけどな、俺はお前を認めたことは一度もねぇんだ! 約束通りそのベルトに俺が第一に挑戦させろ」と、今回KAIを手助けした“見返り”として王座に挑戦させろと詰め寄る。

KAIが「それ、俺が決めていいんですか?」と言うと、近藤は「お前が決めろ! ちゃんピンだろ!」と一喝。だが、そこにタッグベルトを腰に巻いた征矢が登場して「まずはKAI選手ベルト奪還おめでとうございます。とりあえずはお前……」と言ったところで花道に黒潮が現れると、場内はイケメンコール一色に。
征矢は「ちょっと待ってくれ。人が話をしてるからね。……まあいいや。次、俺はそのシングルのベルトを狙っているんです。そのシングルのベルトに挑戦させてください!」とイケメンコールの合間を縫うようにして挑戦表明。

2015-7-12W1後楽園_エンディング②続いてファン待望の黒潮がジャンピングリングイン。「KAIさん! いや、KAIさん。俺はこのリングでエースになると言いました。エースになって船木さんと……いや、このリングに船木さんを呼んでタッグの続きをやりたいと宣言しました。そのためにはまずはあなたを超えないといけないと思っています。よろしくお願いします。フィニッシュ!」と、自分に期待してくれた船木のためにもエース獲りを宣言。
リング上の近藤、征矢、黒潮を見てKAIが「ちょっと待って。文句あるのはこの3人だけですよね? この3人しかいないでしょ?」と言うが、そこにチーム246や浜をはじめ、稔やアンディらクルーザー級の選手や愚連隊、さらにDESPERADOの選手まで、WRESTLE-1のほぼ全選手がリング上にあがってくる。

場内が騒然となる中、河野が「おーい、KAI。この状況がどういうことか分かるか? 先輩も後輩も、デビューしたばっかりの新弟子も、全員テメーがチャンピオンだって認めてねぇんだよこの野郎! ここにいる観客も全員お前のこと認めてねぇってよ!」とバッサリ。
2015-7-12W1後楽園_エンディング③その河野にKAIが殴りかかるとリング上は一気に大乱闘に。TAJIRIが花道から様子を伺っていると、その背後から武藤が登場。そのままエプロンに上がった武藤は「やめろー! やめろ、テメーら! やめろ!」と一喝。
乱闘をやめさせた武藤は「大体お前らの気持ちは分かったよ。全員で誰が一番強いかトーナメントで決めろ、トーナメントで!」とだけ言い放って退場。すると蜘蛛の子を散らすように選手たちがリングから降りていく。

リングに一人残されたKAIは「武藤さん、トーナメントってどういうことですか? ちょっと、さっき俺が言ったよ。誰の挑戦でも受けるって言ったよ。俺も今日チャンピオンになったけど、俺の気持ちはずっとチャレンジャーの気持ちでいるから、俺もトーナメントに出で優勝して、このベルトを改めて俺が巻きたいと思います」と王者にもかかわらずトーナメントへの出場を宣言したが、観客からはブーイングと共に「ベルトを返上して出ろ!」という厳しい声も。
それでもKAIは「いいよ、ブーイングしても。応援してくれる人が一人でもいる限り、俺が必ず優勝します! このベルトを獲ったからには久しぶりにあのお馴染みのフレーズ、復活させたいと思います! よろしいですか?」と叫ぶが、拍手の一方でブーイングは鳴り止まない。

2015-7-12W1後楽園_エンディング④それでもKAIは「なんでブーなんだ? いいですか? いいですかー? いいですかー? いいですかー? いいですかー? ブーイングされようと! 誰が何と言おうと! 誰が何と言おうと! 誰が何と言おうと! 誰が何と言おうとぉ! WRESTLE-1のエースは俺だー!」と叫んで締めくくった。しかしKAIが自他ともに認めるWRESTLE-1のエースになるまでは、まだまだ険しい道のりを進むことになりそうだ。

<試合後コメント>
鈴木秀樹
「負けたからない」

KAI
ーータイトル奪還おめでとうございます。
KAI「おめでとうかもしれないですけど、ブーイング出てますからね(苦笑)」
ーー外敵からベルトを取り返してこれだけブーイングされるというのはかつてないとは思いますが?
KAI「でもこの、ブーイングもそうだし、外敵に流出したのも全部俺のせいなんで。俺は負けた時から覚悟はしていたし。覚悟以上のものかもしれないですね。でもブーイングしてくれるってことは、ネガティブであったりポジティブ人間でもあるんで。両方持ち合わせているんで。このブーイングていうのもある意味観客の、お客さんのみなさんの期待の裏返しかなって。そう感じてるんで。何も俺に対して興味がなかったらブーイングすら起きていないでしょう」
ーープロレスは凄い試合をし続ければ、すべてがチャラになる特殊な世界でもあるので……
KAI「さっきもリング上で言ったように、ずっと勝ち続ける。その気持ちは持っていますよ? でも人生と一緒で勝ち続ける人なんていないんですよ。負けても負けても、負けても負けても、それでも立ち上がっていくのが俺だと思っているんで。ブーイングされてもブーイングされても。それを声援に変えるまで。その声援をまた更に大きくさせるまで、俺は戦い続けます」
ーー試合後にはほぼ全選手がリングに上がり、流れ上KAI選手もトーナメントに入るってなっていましたけれど……
KAI「それはどうなるか分からない。でも俺はチャンピオンになったけれど、いつでも挑戦者のつもりでいるし、その気持ちを捨ててしまったら進化も変化もしないと思うんで。チャレンジャー精神で」
ーー1試合1試合防衛戦のつもりで……
KAI「そうですね。トーナメントがあるんだから、いろんな人と闘うチャンスなんだから」
ーー試合後はちょっと異様な雰囲気でしたが。
KAI「初めてですからね、あんなの。でも人生味わえないことを味わってるのはもしかしたらいいことかもしれないですから。ピンチはチャンスなんで。もう前向きにやっていくしかないでしょう。一回ベルトを失ったんですから。そこから取り戻したんですから」
ーーどんなチャンピオン像を描いていますか?
KAI「俺チャンピオンだけど、もうチャレンジャー精神で。俺は常にチャレンジャーのつもりで闘います。俺がチャレンジャーだって言ってもファンの人から『KAIがチャンピオンだ』って言ってくれたら本望です」
ーー試合を振り返ると、鈴木選手には存在感や強さで圧倒されていたように思いますが……
KAI「いや強いですよ」
ーー最後は執念で勝ったというところでしょうか?
KAI「やられてもやられても立ち上がるのがプロレスでしょう。強さだけを見せるのがプロレスじゃないです」

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