KAIが浜口道場へ王座奪取報告と鈴木秀樹戦に向けた特訓!W-1 4.1後楽園大会の全カード決定!稲葉がしばらくの間欠場
3月15日、WRESTLE-1の3.8後楽園ホール大会にて武藤敬司を破り、第3代WRESTLE-1王者となったKAIが自身の師匠であるアニマル浜口氏に王座奪取の報告に浜口道場を表敬訪問した。
王座奪取の報告を受け、祝福の言葉をKAIに贈る浜口氏。またそれと共に先日のKASSENにて両者リングアウトながら鈴木秀樹にエプロンで締め落とされたことも耳に入っていた浜口氏はそのままKAIを道場の練習に誘う。基礎体力練習からスリーパーの防ぎ方やポジション取りなどを自らKAIに指導し、最後は気合いの10連発でKAIを激励した。自身の原点に返ることで、改めて基礎体力練習などの基本の大切さを実感したと言うKAI。4.1後楽園ホールに向け、気持ちを新たにした新王者の闘いはもう始まっている。
浜口氏「凄いベルトだね! まずはおめでとう! 武藤選手に勝ったんだろ!? すごいな! いいベルトだ、重いね。これから責任も重くなってくるだろうけど。前に来た時もそうだったけど、KAI選手は思いきりがあったよね。技の一つ一つがキレてるよ。KAI選手は物覚えは早いし、おもいきりがいいし、すぐ上の方に行けると思ったけどヘビーのベルトを獲るのに8年かかって。でもちゃんとベルト獲ったというのは凄いよ。素晴らしい。この重たいベルト、かっこいいよ。これからお客さんを呼べるチャンピオンになって、人を感動させるような試合をしてね。ますます責任と重圧が押し寄せてくるだろうけど、KAI選手はそれだけのものを背負っても崩れない肉体と精神を持っているから大丈夫だと思いますよ」
浜口氏はKAIに花束が贈ったあと、こう続けた。
浜口氏「ところで情報聞いたよ! 2、3日前に鈴木選手! スリーパー! スリーパーでのばされたらしいじゃないか! あの鈴木選手はね、レスリングと関節、絞め技が優れているからね、気をつけた方が良い。バック絶対取らさないように。常にバックを取らさないように、逆にとる、上になるというかポジションどりが大切だから。鈴木選手はそういうのうまいから。これから練習だから一汗かいていけばいいじゃないか!」
その後、アニマル浜口道場の練習生と共に基礎体力練習、打ち込みなどをみっちり行い、さらに浜口氏より直々にスリーパーの防御方法やポジション取りの指導を受けたKAI。練習後のインタビューは下記の通り。
KAI「僕がプロレスラーを目指した上で一番の師匠ですからね。WRESTLE-1のベルトを獲ることが出来て、その報告ができて良かったです。会長もすごく喜んでくれたので。ああいうのはホントに嬉しいです。僕もなんとなく原点に返るっていう意味を込めて、プロレスラーを目指していた時この浜口ジム、浅草に通っていた時にやっていた練習を体験したいなって思って。練習着持ってきていたので。やっぱり僕もそう思っていたのでああいってもらえてうれしかったです。でもこういう本当の基礎の基礎。もしかしたら僕もサボっていたのかなっていうのがあるので、また新たに大切にやっていきたいなっていう気持ちが芽生えてきましたね。しかしやっぱりキツイですね。でも大切なことだなっていうのを改めて感じましたね。ウエイトトレーニングとかそういう事以外でも」
ーー鈴木秀樹戦に向けての練習も行っていましたがいかがでしたか?
KAI「スリーパーの逃げ方とか色々と指導いただいて。昔教わっていたことと実は変わらないんですよ。そういうのを思い出して。ためになりましたね。忘れかけていたものを思い出したので、さらに身が引き締まりました」
ーー先日のKASSENでは屈辱的な結果になりましたがその点についてはいかがでしょうか?
KAI「まぁそうですね。両者リングアウトという結果ですけど、自分は落とされていますからね。情けないですよ。次は絶対無いようにしなきゃいけないし、必ずやり返さなきゃいけないですよ」
ーー新時代を作っていく上で、負けられない戦いになると思われます。
KAI「新時代というか、俺の時代を作っていかないといけないので。やっぱり武藤さんは親であって、俺はどうしても子ですから。子供の時代を作っていかなければいけないので。スタートしたばかりですから。次の防衛戦で止まっていられないです。鈴木秀樹戦まで1ヶ月もないですけど、今日の練習も加えて攻略しますよ」
【記事提供/WRESTLE-1】