ガッツワールド後楽園でGWC認定シングルを奪取した達彦が、12.6新木場でダイスケの挑戦を受けることが決定

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

ガッツワールドプロレスリングが10月15日に10.12後楽園大会明け会見を行った。

会見には後楽園大会で新井健一郎を破り新王者となった吉野達彦とセミファイナルで田村和宏を破ったダイスケが出席。会見の前に会見を進行する団体関係者から12.6新木場で開催する10周年記念興行のメインイベントで、達彦vs.ダイスケによるGWC認定シングル選手権試合が決定したことが発表された。

12・6新木場でGWCシングル戦を行う達彦とダイスケ2会見に同席した新宿区議会議員、志田雄一郎GWC実行委員会会長代行は「後楽園大会のダイスケvs.田村、アラケンvs.達彦はどちらも素晴らしい試合だった。実行委員会と団体が協議した結果、新木場のメインカードはこの試合以外候補に上がらなかった。」とカードが決定した経緯について語った。

以下、記者と両選手との質疑応答。

吉野達彦
ーー初防衛戦の相手がダイスケに決定したが?
「そうですね。僕も初防衛戦は新木場でダイスケさんとやりたいなと思っていたので、申し分がない相手だと思います。」

ーー6月の北千住(KING OF GUTS 2014一回戦)では勝っているが?
「まだ僕が負け越しているんでね。(達彦の1勝2敗)連勝して成績も五分にして、このベルトを持って待たせてる翔太とか他団体の同期とかと凌ぎを削れるようなベルトにしたいですね。」

ーー先輩の挑戦を受けることに違和感はあるか?
「ダイスケさんの事は先輩だと思ってないので。僕はウチの団体で誰も勝てなかった新井健一郎から後楽園でベルトを獲れたことを誇りに思っているし、試合後も言いましたけどこのベルトを持ちながら他団体に喧嘩を売ることでガッツワールドの名前を広めて、もっと大きな団体にしたい気持ちがあるので、新木場でダイスケさんに勝たないと僕にとっての後楽園は終わらないと思ってます。」

ーー後楽園で初披露したファイヤーバードスプラッシュはアラケン戦用の秘策?
「そうです。チャンスがあれば出そうと思って練習してました。先に(アラケンに)出されましたけど、返す事が出来たので出すしかないなと。咄嗟の判断です。あれで勝てた気もするんですが、最後はアスリート(ジャーマン)で獲らなきゃ気が済まなかったというか。今まで勝とうが負けようがアラケンのマイクにやられて来たので、完勝出来て良かったです。」

ーー後楽園で感じた事は?
「入場した時にコーナーから見渡した満員の後楽園は爽快でした。新井健一郎のテーマ曲が鳴った時にスイッチは切り替わりましたけど。後楽園の試合や大会の評価が高いのは素直に嬉しいです。ただリング上でも言った通り、普段のガッツワールドも観に来て欲しい。僕たちは後楽園だからといって背伸びしたことはやってないですから。新木場でやるダイスケ戦は後楽園でガッツワールドを知った方には一人でも多く観に来て欲しいですね。」

ダイスケ
ーー後輩の達彦選手に挑戦する形になったが?
「何だろう。後輩に挑戦することに対する悔しさは全くないというか。逆に達彦をデビューする前から見ているので、メインイベンターになった達彦に対する喜びみたいなものを感じます。」

ーー後楽園前はメインを喰うことをテーマに掲げていたが達成した?
「うーん。メインをセコンドで見てましたけど、やっぱ凄い試合だったなと思いましたし、でもこうしてここにオレがいるということは負けてなかったんじゃないですかね。」

ーー後楽園大会では入場ゲートで笑みを浮かべていたが?
「感無量でしたね。たくさんの皆さんに支えられて後楽園まで辿りついたわけじゃないですか。しかもあんなにお客さんが入ってくれて。泣きそうな気持ちを抑えたら笑顔になったんですよ。リングにはライバルの田村和宏がいるしあの入場ゲートから見た光景は凄く嬉しかったです。」

ーー田村選手は戦前「俺たちの試合は東京ドームでも通用する」と語っていたが?
「それを聞いた時は「言い過ぎだろ?」と思いましたが、久々にシングルで手を合わせてみて、後楽園のお客さんが熱狂してくれたという声をたくさん聞いたので、これからも田村和宏とは色んな会場で試合してお互いに高めて行きたいですね。」

ーーダイスケ選手のデビュー10周年記念にもなる新木場大会でGWCシングルに挑戦するとは思っていた?
「KING OF GUTSで達彦に負けて、こんなに早くシングルに挑戦出来るとは正直思ってなかった。でも6月に達彦に負けて、7月に塚本選手、8月にミステリーに続けて勝って田村和宏にも勝ったので、あれ以来シングルで負けなしなんですよね。田村戦も実現するか分からない中、ラブコールを送ったら実現した。その田村に勝ったら当面ないと思ってたGWCシングルの挑戦権までついて来た。これはね、完全に流れはこっちにありますよ。」

ーー6月に対戦した敗れた試合の分析は出来ている?
「あまり負けた試合は振り返らないタイプなんで。まあでもオレも達彦も後楽園に向かって調子を上げてるし、短期間で凄く進化してると思うので、進化した達彦を倒して旗揚げ10周年とデビュー10周年の記念大会をGWC認定シングルチャンピオンとしてオレが締めます。」

ちなみに両者の対戦成績はダイスケの2勝1敗。

固定ページ:

1

2
  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

月別

ページ上部へ戻る