【試合結果】12・2 ガッツワールド新木場大会 ダイスケ&ガッツ石島&翔太vsミスター雁之助&マスクド・ミステリー&大谷譲二 【GWCタッグ】TORU&阿部史典vs松田慶三&YUJI KITO
『ガッツワールド vol.114 ガッツワールド旗揚げ13周年記念&ダイスケ引退興行』
日時:2017年12月2日(土)
開始:19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:389人・超満員札止め
▼「ダイスケ引退ロード第3弾~室田渓人デビュー戦~」 20分1本勝負
○ダイスケ
5分5秒 逆片エビ固め
●室田渓人
▼「ダイスケゆかりの選手達による6人タッグマッチ」 30分1本勝負
田村和宏(HEAT-UP)/新納刃(魔界)/○山田太郎(666)
4分40秒 X固め
●佐野直(フリー)/忍(666)/ヘラクレス千賀(フリー)
▼「ドレイク兄弟 vs 武闘派タッグ」 30分1本勝負
○ドレイク森松/ドレイク高井
6分1秒 ドレイクドライバー→片エビ固め
アミーゴ鈴木(フリー)/●梁和平(新北京)
▼「TECHNICAL TAG WAR」 30分1本勝負
黒田哲広(フリー)/●小仲=ペールワン(666)
8分1秒 クシィドライブ→片エビ固め
松崎和彦(フリー)/○石田慎也(スポルティーバ)
▼「ハッとしてgood vs 道雄CHAN」 45分1本勝負
○新井健一郎(DRAGON GATE)/バッファロー(魔界)
10分16秒 横入り式エビ固め
●影山道雄(フリー)/CHANGO(フリー)
▼「特別試合」 60分1本勝負
△折原昌夫(メビウス)
14分27秒 両者KO
△ディック東郷(フリー)
▼「GWC認定タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組】○TORU(道頓堀)/阿部史典(スポルティーバ)
12分2秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
【挑戦者組】●松田慶三(フリー)/YUJI KITO(ASUKA)
※第15代王者組が初防衛に成功
▼「ダイスケ引退試合~永遠エース THE FINAL~」 60分1本勝負
●ダイスケ/ガッツ石島/翔太
22分14秒 ランニングエルボーバット→片エビ固め
ミスター雁之助/マスクドミステリー/○大谷譲二
ダイスケ引退試合で大谷譲二がダイスケから勝利!TORU&阿部史典がIWA熱波軍相手にタッグ王座防衛!ディック東郷vs折原昌夫のシングルは両者KO!?
第1試合
ゆっくりリングを周り、ロックアップからダイスケがロープに押し込みクリーンブレイク。再度ロックアップからリストの取り合い。室田がヘッドロックで捕らえていくが、ダイスケはリストを取り返しグラウンドへ。ダイスケはフロントネックから首投げで倒していくも室田はリストを取り返し倒すと足の極め合い。室田が足へのエルボードロップも、ダイスケはヘッドロックで切り返しショルダータックルで倒す。ダイスケは再度走り込むと室田はアームホイップを狙うが、耐えたダイスケがエルボーからロープに振るとアームホイップで叩きつける。ダイスケは首投げからチンロック。室田はロープへ足を伸ばしブレイク。
室田はチョップを連続で叩き込んでいき、ダイスケは受け切るとチョップ合戦へ。室田のチョップ連打にダイスケがチョップ一発で倒す。ダイスケはボディスラムからフォールも2。
ダイスケは再度ボディスラムから逆エビ固めも室田はロープを掴む。
ダイスケは投げようとするが、耐えた室田が首固めも2。今度はスクールボーイも2。ならばと逆さ押さえ込みも2。ダイスケはボディにエルボー連打からロープに振ろうとするが、逆に振った室田がドロップキックを叩き込んでフォールも1。
室田はロープに振ろうとするが、逆に振ったダイスケがバックエルボーで倒しフォールも2。ダイスケは膝蹴りからブレーンバスターで叩きつけフォールも2。ダイスケは逆エビ固めで捕らえ、これで室田はギブアップ。
ダイスケは室田とガッチリと握手し、室田は四方に礼をしてリングを後にした。
<試合後コメント>
室田渓人
――ますはデビュー戦を終えてみて如何でしたか
「いやー、なんでしょうね。もっと頭パーンと飛んで何も考えられなくなると思ったんですけど、思ったよりお客さんの声援とか名前を読んでくれる声とか、思ったよりも見えて、それがありがたかったですね。今までガッツワールドが築いてきてくれた場所に自分が立たせてもらえた。そこでダイスケさんに胸を貸してもらえた。そういうことも含めて、ガッツの13年間に感謝したいです。こんな贅沢なデビュー戦、無いんじゃないかなと思います」
――デビュー戦のプレッシャーもあったと思うのですが、ダイスケ選手の最後のシングルマッチの相手ということに対する想いは
「それはあまりなかったですね。言われてみたら、僕がダイスケさんの最後のシングルマッチの相手だったんですね。言われるまであまり意識になかったというか、とにかくこの日に、この場所でデビュー出来ること、ダイスケさんに胸を貸してもらって何をやれるのかっていうことだけ考えていましたね。そういうところのプレッシャーはあまりなかったと思います。試合終わってみて、そしてメインの6人タッグを見て、『ああ、そうか。今日はダイスケ選手の引退だ』という感覚が湧いてきました」
――試合の中でダイスケ選手から伝わってきたものはありますか
「ハッキリとはいえないんですけど、一発一発がすごく重くて、練習やスパーリングのときとは比べ物にならない……打撃にしろ寝技にしろ非常に重くて、『僕なんかのために本気の力を出してくれてるんだな』という感覚がありました。こちらはやられているのでキツいはキツいんですけど、それが本当に嬉しかったです。嬉しかったから、『この野郎!』という気持ちにもなりましたね。まだまだ見えてないこと、感じられてないことのほうが多いと思います」
――目標とするプロレスラー像は
「プロレスラーの前に、必ず一個思い浮かぶ人がいて、エレファントカシマシというグループのボーカル、宮本浩次さんという人がいらっしゃるんですけど、その人の歌とか生き方がなにをやるにしても一番最初に浮かびます。それをどうプロレスに応用できるかは別問題ですけど、あの人が今まで生きてきた中で一番影響を受けてるし、感銘を受けてる人です。じゃあそれをどうすんだって話なんですけどね、プロレスやる上で。なにをやれるんだっていうのはあるんですけど、その人が最初に来ますね。レスラーは……色んな人がいますけど……難しいな……自分で言ってて何を言っているのか意味が分からないんですけど、『あっ!この人いいな!』と思う選手、先輩方はもちろんたくさんいるんですけど、具体的に誰か挙げろと言われるとまだ『この人!』と挙げられないのがあるかもしれないです。いるんですけどね。好きなレスラーはたくさん」
第2試合
乱戦から場外乱闘で試合開始。
リングに千賀と山田が戻り、千賀がストンピングから佐野にタッチ。佐野と忍がロープに振ってトリプルドロップキックを叩きこむ。それぞれヘッドロックで捕らえ中央に走り込むと同士討ちから全員が倒れカウント2で全員起き上がる。
場外の山田へ千賀が三角飛び、田村がウルトラタイガーアタック、佐野がトペ・アトミコ、刃がノータッチトペコンヒーロ、忍がケブラーダを発射。
佐野のビンタに山田がチョップからDDT。チョップの打ち合いから佐野がスタンリーちゃんボンバーも山田がX固めで切り返すが、田村と千賀がカット。田村は千賀にウルトラタイガードロップ。山田が佐野にDDTからチョップの打ち合い。佐野がスタンリーちゃんボンバーも山田がX固めで切り返す。忍がカットすると、佐野がビンタから刃が忍にブレーンバスター。
山田が佐野にDDTからチョップの打ち合い。佐野がスタンリーちゃんボンバーも山田がX固めで切り返す。これに忍がカットしようと場外からリングに上がろうとするが、刃がコスチュームを掴み引っ張ると忍が全裸へ。忍は助けることができず佐野がギブアップをした。
第3試合
和平とアミーゴが殴りかかり試合開始。和平と高井が殴り合い、和平が高井を場外に投げ出しそこへ和平は飛び込む。
リングでは森松とアミーゴ。アミーゴが首投げから顔面を踏みつけ和平にタッチ。
和平は首投げから顔面を踏みつけ、ロープ往復式の顔面蹴りから顔へのニードロップ。和平は腕を掴んでアミーゴにタッチ。
アミーゴはコーナーに振ると串刺しラリアットから和平がアミーゴを踏み台にしての串刺しエルボー。さらにアミーゴを馬跳びしてのヒップアタックを森松に叩き込み、アミーゴがキャメルクラッチで捕らえるとその顔面へ和平がスライディングキック。フォールも2。
アミーゴはラリアットも、受けきった森松がラリアットの相打ちから急所蹴り。森松は高井にタッチ。
高井は和平をロープに振ってエルボー。さらにアミーゴにもランニングエルボーから和平とアミーゴに交互にチョップを叩き込み、同士討ちさせると走り込むが、和平とアミーゴはガットショットで迎撃。だが高井はロープに飛んでダブルラリアットから和平にハングリーバスター。高井は森松にタッチ。
森松はアミーゴにイス攻撃から和平にもイス攻撃を狙うも、和平はイスをキャッチするが森松はイスを一度広げて手を挟む。森松はラリアットからフォールもアミーゴがカット。
高井はアミーゴをラリアットで迎撃し、森松が羽交い締めにした和平に走り込んでラリアットも、これは和平が避けて誤爆。森松は高井の耳を掴んでコーナーに押し込むと和平が走り込むが、高井はガットショットで迎撃し奴隷区兄弟でダブルショルダータックル。さらにサンドイッチラリアットも、和平が避けて同士討ちさせる。和平は森松のバックを取るが、上がらないと見るやアミーゴも助けに入るも森松は二人まとめて急所蹴り。森松は和平にドレイクドライバーを叩き込んで3カウント。
第4試合
先発は黒田と松崎。ロックアップからバックの取り合い。リストの取り合いも松崎がロープへ足をかけブレイク。
手4つから黒田が足をかけ倒すも松崎が腕を極め上を取ると、そのままスタンドになり石田にタッチ。
石田は黒田の腕を蹴り上げていくが、黒田がリストを取りペールワンにタッチ。
ペールワンはロープに振ってバックエルボー。ペールワンはフロントネックで捕らえ黒田にタッチ。
黒田とペールワンはダブルのショルダータックルから股裂き。黒田は石田の足を鉄柱に叩きつけて、リングに戻るとコーナーに押し込み足を捻り上げていく。黒田はコーナーに振ると走り込むが、石田は足を伸ばしてカットしコーナーに上ると飛びつきフランケンで投げ捨て松崎にタッチ。
松崎はペールワンと黒田に交互にエルボーを叩き込むと黒田にブルドッキングヘッドロック。松崎はさらにバックドロップを狙うが、エルボーで逃れた黒田が走り込むが松崎はコブラツイストで切り返す。これはペールワンがエルボーでカット。松崎は石田にタッチ。
石田と松崎はロープに振っていくが、黒田はダブルラリアットで迎撃し、石田をコーナーに振って串刺しラリアットからてっちゃんカッター。黒田はペールワンにタッチ。
ペールワンはマンハッタンドロップから河津落とし。さらにローリングクレイドルでフォールも2。
バックの取り合いから石田がペールワンを転ばせると尻へのドロップキックから619。さらに石田はコーナーに登るとミサイルキックからフォールも2。
石田はスイングDDTを狙うが、ペールワンはマンハッタンドロップで切り返し、黒田とともにダブルブレーンバスター。ペールワンが羽交い締めにした石田に黒田が走り込むも、石田はペールワンを突き飛ばして同士討ちさせると松崎がペールワンをロープに振ってジャンピングラリアット。石田がペールワンに低空ドロップキックからヘッドハンター。フォールし3カウント。
第5試合
場外乱闘で試合開始。リングにバファローと影山&CHANGOが戻り、ダブルのバックエルボーからCHANGOのギロチンドロップと影山のフットスタンプの同時投下。さらにダブルのブレーンバスターを狙うが、これはアラケンがカット。
アラケンとバファローはロープに振られるが、二人は同時に前のめりに倒れる。影山とCHANGOが引き起こすが、アラケンとバファローはそれぞれ急所攻撃。
バファローが影山にエルボーからロープに振ってバックエルボー。バファローはアラケンにタッチ。
アラケンはリストを取って腕を痛めつけうるとバファローにタッチ。バファローはその腕にエルボーからフロントネックで捕らえアラケンにタッチ。
アラケンは尻を蹴りつけネックブリーカードロップからフォールも2。アラケンはサミングからバファローにタッチ。
バファローはナックルからブレーンバスターで叩きつけてギロチンドロップ。フォールも2。
バファローはストンピングからヘッドバッド連発。バファローはアラケンにタッチ。
アラケンは顔面を肘で擦り、エルボーからコーナーに登りダイビングハンマー。フォールも2。
アラケンは首投げからロープにもたれかかる影山にバファローがエプロンから後頭部にギロチンドロップ。さらに場外を走り込んでのドロップキックを顔面に炊き込み、アラケンが足を引っ張り中央に戻すとフォールも2。アラケンはバファローにタッチ。
バファローはコーナーに振って串刺しラリアットからバックドロップを狙う。耐えた影山にバファローはヘッドバッドから走り込むが、影山はレッグラリアートで迎撃しCHANGOにタッチ。
CHANGOは走り込んで首固めも2。バファローを蹴りつけ迎撃するとミサイルキックからダブルアームの体勢も、バファローはガットショットでカットし走り込むが、CHANGOはこれを避けて場外に投げ捨てるとノータッチトペコンヒーロ。
CHANGOはバファローにガットショットからジャンピングかかと落とし。フォールも2。
CHANGOはフロントネックもバファローは切り替えしてファイナルカット、バファローはアラケンにタッチ。
CHANGOがアラケンをコーナーに振るが、アラケンはホイップし投げようとするがCHANGOは逆さ押さえ込みも2。アラケンのパントキックにCHANGOがギロチン式ファイナルカット。CHANGOは影山にタッチ。
影山は串刺しエルボーから串刺しゼロ戦キック。さらにファルコンアローからフォールも2。
影山は走り込むが。アラケンはマンハッタンドロップで迎撃し走り込むが、CHANGOが蹴りつけカットし影山がノーザンライトボム。フォールも2。CHANGOと影山が合体攻撃からフォールもバファローがカット。
バファローをコーナーに振り影山が串刺しラリアットからCHANGOが影山を踏み台にしてのニールキック。影山がサッカーボールキックからアラケンにローキック連打。ハーフダウンのアラケンにサッカーボールキックも、直撃したはずのアラケンがすぐにスクールボーイで3カウント。
アラケンはおぼんを腹に仕込んでおり、これを服の中から出すと、バファローがおぼんを受け取り次々脳天に叩き込んでいった。
第6試合
折原がスピアーからマウントナックル連打。東郷はロープに押し込みナックル連打から走り込むが、折原はショルダースルーで場外に落とすと場外乱闘へ。
東郷が流血した状態でリングに戻り、折原がストンピングから傷口に指を押し込む。折原は蹴りつけていき、さらにキャメルクラッチから傷口をこする。折原はロープに押し込むと、東郷はナックルも血で滲んでカスる。折原はストンピングから膝で潰しフォールも2。
折原はケンカキックから起き上がりこぼし式のチョップ。さらにボディスラムで叩きつけてエルボードロップを投下。フォールも2。
折原はWARスペシャルで捕らえるが東郷はロープを掴む。折原は振り子式エルボードロップも、避けた東郷がナックルから場外に投げ捨て場外乱闘へ。東郷はシャッターに折原を叩きつけ折原も流血。
リングに戻り、東郷はナックルパートからロープに振ってドロップキック。フォールも2。
東郷はスリーパーで捕らえ、これを離すとロープに振るが折原がショルダースルーで叩きつけラリアット。折原はコーナーに座らせるとスパイダージャーマンを狙うが、東郷はバックエルボーで落としハンマーブローを狙うが折原がボディブローで迎撃。
折原は投げようとするが、東郷は脇固めからクリップラークロスフェイス。折原はロープを掴みブレイク。
東郷はペディグリーからコーナーに上るも、折原は正面からエルボーを叩き込み、雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
ナックルの打ち合いから東郷がロープに飛んでショルダータックル。受けきった折原がラリアットも、東郷は受け切るが両者ダウン。立ち上がるとナックルの打ち合いから東郷がロープに飛ぶとラリアット。ラリアットの相打ち3連発から折原がロープに飛ぶも、東郷のエルボーを避けてラリアット。これで東郷は倒れるが、打ち切った折原もそのまま後ろに倒れ両者ダウン。そのまま10カウントで両者ノックアウトとなった。
二人はガッツリと握手し、お互い健闘を称え合った。
折原「ディック東郷!東郷!ありがとう。ありがとう!」
第7試合
熱波軍が急襲し試合開始。KITOがフォールも2。TORUが走り込むが、熱波軍はダブルのスパインバスターから松田が担ぎ上げてKITOがそこへエルボードロップ。フォールも2。
KITOは阿部をコーナーに押し込み顔面を踏みつけていくと、阿部にサイドバスターからフォールも2。KITOは松田にタッチ。
松田は一流の念仏ブレーンバスター連発も、一流の滞空ブレーンバスターを狙ったところで阿部が逆にブレーンバスター。タッチしようとするもKITOがこれをカット。
松田は再度一流のブレーンバスターを狙うと宣言して首固めも2。松田はKITOにタッチ。
KITOはニードロップからダブルアームスープレックスで叩きつけてフォールも2。
KITOはエルボーも阿部は大旋回ソバット。さらに伊良部パンチを狙うがKITOはエルボーで迎撃。阿部がロープに振ってドロップキックもKITOはロープを掴んでタイミングをずらしロープに飛ぶが、阿部は再度ドロップキックを発射し迎撃。阿部はTORUにタッチ。
TORUはランニングエルボーも松田がガットショット。TORUは松田をロープに振ってドロップキックで迎撃すると、KITOを投げようとするが耐えたKTIOへ延髄斬り。TORUはボディスラムでセットしコーナーに登るとダイビングフットスタンプからフォールも2。
TORUはコーナーに押し込んで串刺しエルボーから、阿部に走るよう指示し、阿部をフロントスープレックスでKITOに投げるがKTIOが避けて自爆。KITOはラリアットでTORUをなぎ倒し、ナックルパートからフライングショルダータックル。さらにバックドロップからフォールも2。
KITOは投げようとするが、耐えたTORUにナックル、だがTORUはチンクラッシャーで迎撃するも、KITOは卍固めで捕らえ河津落とし、KITOはそのままグラウンド卍で捕らえ、松田が阿部にIWAスペシャル。何とか抜けた阿部がKITOをカット。KITOは松田にタッチ。
松田はミサイルキックをTORUに叩き込み、コーナーに叩きつけると串刺しラリアットからコーナーに座らせ雪崩式フランケン。フォールも2。
松田はナックルからコーナーに振って串刺し攻撃も、TORUが避けてエプロンを走り込んだ阿部が延髄斬り。
阿部をTORUがフロントのスープレックスで松田に投げつけるが、松田が避けて自爆。松田はTORUをラリアットでなぎ倒すとコーナーに登るもTORUはエルボー。さらにビンタから正面に登ると、阿部がその横に登りダブルの雪崩式ブレーンバスターを狙う。だが投げられないと見るや、TORUは阿部の股の間に入り、阿部もろともパワーボムで叩きつける。
TORUはコーナーに上るも、KITOがナックルから正面に登り、松田がKITOもろともパワーボムで叩きつける。
松田はワンハンドシットダウンボムから投げようとするが、耐えたTORUがロープに飛んで走り込むとラリアットの相打ち。TORUが再度ロープに飛ぶがKITOがエプロンから蹴りつけ羽交い締め。松田が走り込むも、これはKITOに誤爆し、TORUと阿部が連携攻撃を叩き込んでフォールもKTIOがカット。
TORUは松田にシャイニングウィザードを叩き込んでフォールも2。TORUは後頭部にシャイニングウィザードから垂直落下式ブレーンバスター。これで3カウント。
第8試合
先発はダイスケとミステリー。ミステリーがロープに押し込みクリーンブレイク。ダイスケがバックを取るが、ミステリーがリストを取りヘッドロック。そのままグラウンドの攻防となるがダイスケが一度距離を取る。
ダイスケはヘッドロックからグラウンドもミステリーはヘッドシザースで切り返し距離を取る。両者タッチ。
大谷と翔太となり、大谷がヘッドロックで捕らえショルダータックルで倒す。大谷は再度走り込むが、翔太はリープフロッグからアームホイップで投げる。大谷は下から蹴り上げ走り込むが、お互い足を刈って切り替えしあい睨み合う。大谷は雁之助にタッチ。翔太もガッツにタッチ。
チョップの打ち合いから雁之助がガットショット。ヘッドロックで捕らえショルダータックルも、受けきったガッツとショルダータックルの打ち合い。雁之助がガットショットからボディスラムを狙うが、ガッツが逆にボディスラム。雁之助がボディスラムでやり返し「立てコラ!」と怒鳴る。ガッツは翔太にタッチ。
翔太はナックルからコーナーに叩き込んでナックル。再度コーナーに叩きつけるとコーナーに登るが、雁之助がエルボーからデッドリードライブ。雁之助は蹴りつけてミステリーの膝に叩き込むとミステリーにタッチ。
ミステリーはストンピング連打からナックル。ミステリーは首投げからニードロップを投下し、フォールも1。翔太はガッツにタッチ。
ガッツはハンマーブローからジャンピング脇固め。さらに腕へのエルボー連発からジャンピング脇固め。ガッツはミステリーにガットショットからダイスケにタッチ。
ダイスケは首投げからチンロック。これを離すとその場飛びボディプレスを投下しフォールも2。
ミステリーはフロントネックで捕らえたまま下がり大谷にタッチ。
大谷はコーナーに叩き込んで強烈なチョップ。ダイスケは体勢を変えてチョップ連発も、大谷は髪を掴んでコーナーに押し込み強烈なチョップ。再度強烈なチョップを叩き込み、首投げからスリーパー。ダイスケはなんとかロープへ足を伸ばす。大谷は間髪入れずに足を蹴りつけ雁之助にタッチ。
雁之助と大谷がダブル攻撃で倒し、雁之助がボディスラムからチンロック。これを離すと首投げからスリーパー。ボディシザースから首4の字へ移行し回転しフォールも2.返されると雁之助は大谷にタッチ。
大谷は首投げから首4の字。大谷はそのままミステリーにタッチし、ミステリーはダイスケを起こすと首投げから首4の字。ダイスケはロープを掴む。ミステリーは雁之助にタッチ。
雁之助は首4の字で捕らえるが、ダイスケはロープを掴む。だが雁之助はねじってリングに戻すとミステリーにタッチ。
ミステリーは俵投げからセントーン・アトミコ。さらにランニングボディプレスからフォールも2。ミステリーは大谷にタッチ。
大谷はチョップも、ダイスケはエルボー。大谷はチョップから投げようとするが、耐えたダイスケを強引にブレーンバスターで叩きつけフォールも2。大谷は雁之助にタッチ。
雁之助はファルコンアローからフォールも2。雁之助はファイヤーサンダーを狙うが、着地したダイスケにバックエルボーから走り込むも、ラリアットを避けたダイスケがランニングエルボーで倒しガッツにタッチ。
ガッツはショルダータックルで次々倒すが、雁之助が背後からエルボー。ミステリーとダブル攻撃を狙うが、ガッツはダブルラリアットでなぎ倒し雁之助をロープに振るとパワースラム。フォールも2。
雁之助がガッツをコーナーに振るが、走り込んだ雁之助をガッツはラリアットで迎撃。
ガッツはヘッドバッド連発からショートレンジラリアットでなぎ倒し、さらに走り込むが雁之助はカウンターのラリアット。雁之助はミステリーにタッチ。ガッツも翔太にタッチ。
ミステリーはガットショットからコーナーに振るが、翔太は足を伸ばしてカットし走り込むとコルバタで投げ捨て、さらにコーナーに叩き込むとコーナーから飛び込むが、ミステリーはチョークスラムの体勢でキャッチも、なんとか逃れた翔太が走り込むがミステリーはクロスチョップで倒しバックドロップ。フォールも2。
ミステリーはチョークスラムを予告するが、翔太はカサドーラで丸め込むも2。
ミステリーは再度チョークスラムを狙うが、翔太は巻き投げてから延髄斬りを叩き込んでダイスケにタッチ。
ダイスケはコーナーに叩きつけるとエルボー。逆コーナーに振って串刺しエルボーからフィッシャーマンスープレックスで叩きつけてコーナーに登るとダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
ダイスケは投げようとするが、耐えたミステリーがブレーンバスターの体勢もダイスケは着地。ダイスケは走り込むもミステリーはパワースラムで叩きつけてフォールも2。
雁之助がダイスケをコーナーに振って、大谷が串刺しエルボー。ミステリーも串刺しバックエルボー。雁之助が串刺しラリアットからコーナーに登り、スーパーパワーボムで叩きつける。フォールも2。雁之助は大谷にタッチ。
大谷はコーナーに登るとミサイルキックを叩き込んでフォールも2。
大谷は串刺しバックエルボーからロープに飛ぶが、ダイスケは追走エルボーからチョップを叩き込みロープに振るとジャンピングエルボーからランニングエルボー、避けた大谷をエルボーで迎撃しファルコンアロー。フォールも2。
翔太とガッツが大谷をロープに振って、ダイスケとともにトリプルドロップキック。ガッツが大谷にデーモンボムから翔太がフロッグスプラッシュ。さらにダイスケもフログスプラッシュを投下しフォールも雁之助がカット。
ダイスケはスライディングDも大谷が横十字固めで切り返すが2。ダイスケは雁之助クラッチも2。
エルボーの打ち合いから大谷がジャーマンを狙うが、ダイスケはエルボーで撃ち抜くも大谷がエルボーで返す。大谷のローリングエルボーをダイスケがエルボーで迎撃し、ロープに飛ぶも大谷は走り込んでRKO。ミステリーがチョークスラムから雁之助がファイヤーサンダー。大谷がリストクラッチ式ノーザンライトスープレックスホールドも翔太がカット。
大谷はランニングエルボーを叩き込んでフォールも1。大谷は再度ランニングエルボーで倒し3カウント。
ダイスケ引退セレモニー
ダイスケ「本日は、多数のご来場いただきまことにありがとうございました。僕のプロレス人生が、ベストだったのかどうかはもう、今となってはわかりませんが、僕自身のプロレス人生最後まで全うできたと思います。最後まで応援ありがとうございました」
引退セレモニーとなり、一人目に出てきた唯我がエルボー。ダイスケはガッチリとエルボーで返す。
元ガッツワールドの稲葉稲造&松井漠&吉野達彦が登場すると、ダイスケに吉野と松井がボディブローからロープに振ると、松井がクロスチョップ、吉野がアスリートジャーマンで叩きつけて3カウント。
佐野直&ヘラクレス千賀&レオナルド高津は素直に花を渡してリングを降りる。新納刃&山田太郎も花を渡し、山田は号泣。先日タイトルマッチをおこなった同期の忍は
握手から花を渡し、忍はチョップを打ち込みリングを後にする。
田村和宏は素直に花を渡し、自分のスマホで記念撮影。高井憲吾&石田慎也の名古屋チームは高井の携帯で記念撮影。
ディック東郷&梁和平&アミーゴ鈴木からはノーサイドで花束が渡される。
黒田哲広&小仲=ペールワンも素直に花束を渡し握手。ペールワンは黒田に携帯を渡し、2ショットの記念撮影を要求。
影山道雄&CHANGOもノーサイドで花束を渡し一礼。新井健一郎&バファローは花束を渡し拍手。折原昌夫は一人で登場し、殴るかに見せかけて笑顔で花束を渡す。
ニード手島レフェリーが花束を渡し一礼、松田慶三&YUJI KITOは花束とともに惜別の熱波。TORU&阿部史典は阿部が抱きつき、TORUは花束を渡し握手。
室田渓人&大谷譲二&ドレイク森松&マスクド・ミステリー&翔太の所属5人が登場。ミステリーは自撮り記念撮影をおこなう。森松は惜別のイス攻撃を急所に叩き込む。
ミスター雁之助はマイクを奪うと「ダイスケ!俺はお前と試合できたことほんとに誇りに思ってるよ!13年間お疲れ様でした!ありがとう!」と叫び抱きしめる。しかし最後にファイヤーサンダーを狙うが、ダイスケは流石にこれは逃れてロープへ。
最後にガッツ石島が登場。「ダイスケ、俺ら初めて会ったのはもう2003年の春だったと思う。もうかれこれ来年で15年の付き合いになるよ。この15年間、楽しいこともあったし、苦しいこともあったし辛いこともあったし、どっちかっつったらよくねー事のほうが多かったかな。でもな、俺とお前が二人で初めたからここまでこれたんだと思う。ダイスケ、ほんとに、俺についてきてくれて今までありがとう。ダイスケ、第二の人生でも絶対に一番になれよ。第二の人生でも永遠エースになれ。13年間、ご苦労様でした」
ダイスケ「このマイクを、置いてしまったら、僕のレスラー人生が終わると思うと、何とも言えない気持ちですが、ほんとにプロレスに出会えて、ガッツワールドの仲間に出会えて、応援してくれる皆さんに出会えて、13年間幸せでした!いままでありがとうございました。レスラーとしての僕は終わりますが、これからの第二の人生に向かって頑張っていきます。ほんとに、言葉がありません。今日これだけの皆さんに集まっていただいて、ほんとに僕は幸せもんです。今日はみなさんありがとうございました!」
10カウントゴングから胴上げを行い集合写真。最後はダイスケが「しめっぽく終わるのはなんなんで、最後にみんなでガッツルして終わりましょう!皆さん3,2,1ガッツルガッツルで終わりたいと思います!よろしいですか!いままでありがとうございました!ガッツルするぞ!3!2!1!ガッツルガッツル!!ありがとうございました!」
<試合後コメント>
ダイスケ&ガッツ石島&ミスター雁之助&マスクドミステリー&翔太&大谷譲二
――引退試合を終えた率直なご感想を
ダイスケ「これでもうプロレスができなくなると思うと、寂しい気持ちはありますけど、13年間全力で走り抜けて、ホントに頼りになる仲間と応援してくれる皆さんに囲まれながら13年間走り続けてこれたことはすごく幸せに思うので、悔いはありません。本当に13年間感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
――改めて、最後にこの6人で戦われたということについては
ダイスケ「本当に小さな団体ですけど、ここに所属してみんなが一致団結したから後楽園で出来たり、色々と団体としての価値を高められたのかなと。もちろんレギュラー参戦してくれているフリーの選手にも助けていただいてますけど、最後は所属6人でやりたいという気持ちがあったので、そのワガママを聞いてもらえて本当に嬉しかったです」
――雁之助選手、"ライバル"と仰っていた三人の中で、こうして引退する選手はダイスケ選手が初めてだと思うのですが、それについては
雁之助「もう試合が今日でできなくなるというのは寂しいことですけど、ダイスケが決めたことなので。本当にインディープロレスにとってもガッツワールドにとっても、ダイスケが居なくなるということはものすごい損失だと思うんですよ。まだ若いしね。インディープロレス、ガッツワールドを引っ張っていく存在だったわけですから。でも、それはもう言ってもアレですから。残ったメンバーはまだプロレスをやりますからね。ダイスケの分まで頑張ってくれると思います。ダイスケには、今日で終わりなんで、今日まで13年間本当にご苦労様という言葉しか無いですね。ただ、このメンツじゃなかったらね、ガッツワールドってすごく蔑まれてきた歴史があるんでね。ガッツワールドってだけで。生い立ちから、色んな言われようだったと思うけど、途中から参加してガッツワールドがどんどんステップアップして、こんな満員の会場で出来たってことはダイスケとかガッツとかみんなが頑張ってきたことが認められたってことだから。それには誇りを持って、ダイスケの第二の人生の糧にしてもらいたいね」
――大谷選手は、最後ダイスケ選手からピンフォールを奪ったわけですが、それについて"ダイスケ選手の意志を継いだ"というお気持ちはありますか
大谷「全然、僕は継げるなんて器じゃないんですけど、でも、ダイスケさんに教えてもらったこととか、考え方とか、僕が共感した部分がたくさんあるので、ダイスケさんが引退しても、僕が頑張ります!継いだとか、そういうのは分からないです」
――ダイスケ選手としては、"後を託した"という思いはありますか
ダイスケ「雁之助さんだったりはキャリアの長い選手ですけど僕がそういうことを言うのは……でも、一人だけじゃなくて今日当たってくれた選手には組んでる選手とか当たってる選手とかいますけど、みんなに組むことや当たることによって、何か一つは託せたらなという思いで戦っていたので、それは大谷に限った話ではないんですけどね。もちろん大谷に関しても、一番若いですから、ホントにこれから頑張ってほしいという気持ちは込めて試合をしました」
」
――翔太選手、最近はダイスケ選手とあまり組むことはなかったと思うのですが、最後に組んでみて如何でしたか
翔太「最後ダイスケさんが引退という機会があったことで生まれたこの6人タッグで、普通の興行では絶対にできない6人タッグなので、『ああ、ダイスケさん引退しちゃうんだなあ』というのも会ったんですけど、ガッツワールドはプロレスが好きな馬鹿な人しか集まってないんだなぁっていう……」
雁之助「プロレス馬鹿だな(笑)」
(一同破顔一笑)
翔太「いい意味で!いい意味でプロレス馬鹿が集まった!(笑)そんな団体だからプロレスに真摯に取り組めたのかなと、ダイスケさんの引退という機会で再認識させられた感じがします。寂しいですけどね、これをきっかけに気付かせてくれたので、ダイスケさんに。僕は途中からガッツワールドの所属になったんですけど、ダイスケさんと一緒に数年間所属としてできたことに『ああ良かった』と思いながら戦っていましたね」
――ミステリー選手、GWC戦線でダイスケ選手と激しい戦いを繰り広げていましたが、最後にあたってみて如何でしたか
ミステリー「タイトルマッチで二回ダイスケと試合して、二回とも負けてしまった記憶しかないんですけど、最後今日こうやって少しダイスケに触れることが出来て、『あわよくば獲ってやろう』という気持ちでは居たんですが、最後は獲れる場所には居なかったですね。でも、最後は対角線上に居てよかったと思います。ダイスケとは組むより、最後なら当たって終わりたかったと思っていたので。この後は、先に辞めていくダイスケへの想いを背負って、まだまだプロレス人生を続けていきたいと思っています」
――ガッツ選手、ずっと一緒にやってきた盟友が引退してしまいます
ガッツ「彼との付き合いはさっきリング上でも言ったけど、15年になろうとしているところですけど、『彼とだったらプロレス団体が出来る!』と若気の至りで思いまして、ガッツワールドを旗揚げして、これまで13年間一緒にやって来れたことをおれは誇りに思います。俺は、プロレス団体……いいことも悪いことも会って、悪いことのほうが多かったけど、ガッツワールド作ってよかったなって今日は心から思いましたね。これだけのメンバーが最後メインで揃って熱い戦いが出来たので、ここまでの団体になったんだなって、非常に実感しました。今日は本当に、ダイスケの引退試合ということだったんですけど、ガッツワールドにとっては寂しい現状はありますが、それとはまた別に実のある大会だったんじゃないかなとは思いますね」
――ダイスケ選手、最後に改めてファンの方にメッセージを
ダイスケ「本日を持って私、ダイスケはプロレスラーとしての人生に幕を引いたわけですけども、ホントにプロレスに出会って、仲間たちと出会って、ガッツワールド所属として13年間プロレスラーを出来たことを本当に幸せに思っています。今まで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!」