「『絶対また会える』と言え!」ウナギ・サヤカが負傷休業を控えるジャングル叫女と再会を誓うフェイスペイント

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 5日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングZERO1『創立22周年記念大会』が開催され、ウナギ・サヤカとジャングル叫女が対戦後に再会を誓いあった。

 “ギャン期”に突入し、スターダムから放浪の旅に出てプロレス界を股にかけた “査定”を行っているウナギ・サヤカ。
 ウナギの行動力はすさまじいものがあり、数多の女子団体へと飛び込んで荒らし回り、男子団体である全日本プロレスにまで乗り込んで諏訪魔に真っ向からケンカを売ったりと、その傾奇者ぶりは留まるところを知らない。

 この日の第4試合では、ジャガー横田&ジャングル叫女vsウナギ・サヤカ&ななみのタッグマッチが実施。

 叫女は、故・木村花さんの盟友として知られスターダムの中心選手として活躍していたが、左膝前十字靭帯と右膝外側側副靭帯の断裂及び右肩・肩鎖関節完全脱臼の手術のため長期欠場を発表し、そのまま2021年9月に退団。2度の手術を経て2022年9月にフリーランスとして海外のリングで復帰を果たしたが、2度目の手術も失敗していたことが明らかに。
 現在は力を入れると激痛が走るなど日常生活に支障をきたす状態になっており、この日の試合と4月14日に開催される『NOMADS’vol.3』を最後に無期限休業に入る事を発表していた。


 叫女のスターダム時代から縁あるウナギは、叫女とのマッチアップを積極的に求めていき、敢えて真っ向からのぶつかり合いを要求。叫女がショルダータックルやラリアットを見舞っても、ウナギは雄叫びを上げて突貫。
 ウナギと叫女がバチバチと打ち合う中、終盤戦はジャガーとななみの師弟対決が中心に。ななみが丸め込みで粘りに粘ってダイビング・ボディプレスやノーザンライト・スープレックス・ホールドを決めていくが、トドメを狙って担ぎ上げたところでジャガーが電光石火のリバース・フランケンシュタイナーで頭から突き刺して3カウントを奪った。

 試合後、叫女がジャガーと復帰後の再会を誓い合うコメントを終えて控室に戻ろうとしたところへウナギが乱入し、「おい!ジャングル叫女ァ!やっと会えたのに……最後じゃないよな……?」と涙声ですがるように問いかける。

 これを受けた叫女は「いつから私のことこんなに好きなんですか?(笑)」と苦笑しつつ、「今日闘って『熱い女だな』って感じることが出来たし、リングで闘うことで会話をして彼女のことが少し分かったかなと思った矢先に、(無期限休業まで)あと1試合になってしまって。いつウナギに会えるか分からないし、もう会えないかもしれない」と語り始めるも、ウナギが無理やり口をふさいで「『絶対会える』と言え!『絶対会える』と言え!」と絶叫。

 すると、叫女は「約束の証を作ろう」と、自身のフェイスペイントに使う筆を持ち出し、「このペイントには私なりにすごく熱い想いがあって、約束したペイントもあるんです。その内の1つ、私の思いを込めてこれからもペイントして欲しいなって。じゃ、ウナギのピンクはジャングルのピンクってことで」と上書きでペイント。
 ウナギは「ジャングルが必ず帰ってくるってことで、それまでにお前が獲れなかった華々しい功績を私が獲る!」と宣言。ジャングルも「その功績も次帰ってきたら上書きしてあげる」と不敵な笑みを浮かべ、しっかり握手を交わした。

 なお、現在CAMPFIREにて叫女のプロレスラー復帰に向けての支援を募るクラウドファンディングが実施中。実際に使用されたコスチュームや秘蔵写真など豪華なリターンも用意されており、見逃せないものとなっている。
https://camp-fire.jp/projects/view/659092

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