イタミ・ヒデオがケガの具合、WWE入りしてからの1年間、日本公演について語る!ブロック・レスナーの参戦が緊急決定
5月29日、都内のジェイ・スポーツにてWWE日本公演『WWE Live』(7月3日、4日 東京・両国国技館)のプロモーションで来日していたWWEスーパースターのイタミ・ヒデオのグループインタビューが行われた。
米国フロリダ州オーランドのフルセイル大学にて5月20日(現地時間)に行われたNXT特番『テイクオーバー:アンストッパブル』の直前、何者かによって駐車場にて襲撃されて損傷した左肩を吊った状態で登場したヒデオは、肩の具合について「脱臼してしまった際に中の骨が欠けてしまった。手術をしたんで、今の段階では動かすと痛い。まだ可動域が全然ない。完治までどれくらいっていうのはハッキリ分からないが、早く戻りたい」と説明。
WWE入りしてから約1年が経ったが「この1年、自分の中でもいろいろなことがあって、浮き沈みが激しい中で、いいときもあれば悪いときもあった。模索してきた1年だったが、ケガをしてしまったっていう部分で良かったとは言えないものになってしまった」と総括。
模索していたという部分に関して「最初は何を見せればいいのか、自分のスタイルは何なのかっていう部分をすごく見失っていた。自分らしさを失っていた中で(NXTゼネラル・マネジャーのウィリアム)リーガルだったりに『お前はお前でいいんだ』って声をかけてくださったし、トリプルHにも『もしお前が遠くに行ってしまったら、俺が引き戻してやるから、お前はお前らしくやればいい』って言ってもらえたときはすごく励みになりました」と説明。
とはいえ、NXT登場後わずか6ヶ月でWWE最大の祭典『レッスルマニア31』に出場したヒデオは「あれだけの規模の観衆の前でやるっていうのは初めての経験だし、自分の中ではすごく大きいこと。そういう意味でさらにっていうときだったのでケガは悔やまれる。でもあの時間は特別なものでした」と振り返った。
今年の名誉殿堂『ホール・オブ・フェーム』に藤波辰爾が選ばれたことに関しては「日本人がああいうステージで評価されるのは誇らしいことだし、身が引き締まる思い。藤波さんには『これだけの規模でやっているのは日本ではないことだし、こういうものを経験出来るっていうのはいいことだと思うので、経験したことでさらに上に行ってほしい』みたいなことは言われたので、そういう気持ちには応えたいですね」と語った。