キャリア19年で初のシングル王座戴冠!新王者となったSOSのツトム・オースギがインディープロレス統一を宣言!

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 18日、東京都・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『CREATION 1』が開催され、ツトム・オースギがキャリア19年で初のシングル王座戴冠を果たした。

 TTT(TOTAL TRIUMPH TEAM)とは、故・ターザン後藤さんに薫陶を受け、ミスター雁之助を師に持つ黎明期インディープロレスの後継者的存在であるガッツ石島が2020年1月に“インディープロレス統一”を掲げて旗揚げした団体であり、PWC、FMW、IWA JAPANなどの流れを汲むベテラン選手たちが数多く参戦中。90年代インディープロレスの“おもちゃ箱をひっくり返したようなプロレス”の魂を令和の世に伝え続けている団体だ。

 旗揚げ直後にコロナ禍を迎え、オマージュ元のFFFのごとく早々に“無かったこと”になることを危惧されていたTTTだが、同じくコロナ禍に苦しむ都内の商店会とタッグを組み、町興しのための『商店会プロレス』を各地で実施。街ゆく人々にプロレスの魅力を伝えていく草の根運動で堅実に足元を固めていったことで順調に客足を伸ばしていき、2023年1月に無事3周年を迎えた。

 昨年末にはTTTの絶対的エースとして君臨していたTORUが電撃退団したことで団体の至宝・TTT認定インディー統一無差別級王座が空位に。
 これを受け、団体一番の若手である瀧澤晃頼が発奮。今年1月に行われた新王者決定トーナメントを制して王座戴冠を果たし、自身の憧れであったというツトム・オースギを最初の挑戦者に指名した。


 試合は堅実なグラウンドレスリングに始まり、次第に互いの持ち味であるスピードを活かした闘いへとギアを上げていく。これまではスロースターターで序盤からガンガン攻め込んでくる相手にはトコトン弱かった瀧澤だったが、王座戴冠で自信を付けたか多彩な技で翻弄しようとするオースギに食らいついて終盤まで互角の戦いを展開。
 オースギが狙った雪崩式の攻撃を雪崩式RKOで切り返して勝機を得た瀧澤がチルト3からハンマーロックDDT。そして奥の手の右打ち(※腕極め高角度DDT)を狙うが、これを振り払ったオースギが一瞬の隙を突いてツキノイシで突き刺してカウント3を奪った。

 闘龍門の13期生として2004年にデビューしたオースギは、バナナ千賀とのタッグ“Speed of Sounds(SOS)”として数多のタッグ王座を戴冠してきた実力者として知られているが、意外にもシングル王座の戴冠はこれが初めて。同じくシングル王座戴冠歴の無い千賀より一歩先んじることとなった。

 自分だけのベルトを手にしたオースギは信じられないといった様子で「……マジかよ。千賀が先に獲ると思ってたよ、流石に。でも俺、勝っちゃったぜ!」と喜びの声を上げ、感動に浸る。

 しかし、そこへ私服の阿部史典がふらりと現れリングイン。
 聞けば、阿部は瀧澤と王座戦を行う約束をしており、今大会の裏で行われていたBASARAの大会を終えてから次期防衛戦の相手として立候補すべく新木場に駆けつけたのだという。


 阿部は、「あなた(瀧澤)、『キャリア近いからいつかベルトかけて闘おうよ』みたいな話してたじゃん?それが今かなと思ってたんだよ。なんで負けてんの?空気読めないわぁ~。なんでアンタ(オースギ)勝ってんの?どっちも空気読めないわぁ~」と心底げんなりした様子で文句タラタラ。
 王座戴冠の余韻をぶち壊されたオースギは苛立ちを見せていたが、阿部が「じゃあ、俺空気読めないから、ツトム・オースギから一発でベルト引き剥がしたいと思います」と挑戦表明すると、オースギは「この業界で俺が一番嫌いなやつが、今リング上にいる!お前から言ってくるんだったらやってやるよ!」と承諾。3月25日のTTT新木場大会にてオースギの初防衛戦が行われることが決まった。

 そして、改めて余韻に浸ったオースギは、「俺がこのTTTの主役になって、この名の通りインディーを統一してやるぞォ~ッ!」と野望をぶち上げ、王者として大会を締めた。

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