「負けたら僕はもうRIZINに出るつもりはない」ブレイキングダウン初参戦のYUSHIが笑顔なしの遺恨清算戦へ

　18日、幕張メッセにて『BreakingDown7』の前日会見が開催。第30試合で戦う【マッスルプリンス】YUSHIがRIZINファイターとしてのプライドを語った。

　YUSHIは2021年の大晦日『RIZIN.33』にて“キングカズ二世”三浦孝太のデビュー戦の相手を務めた選手であり、その華美なパフォーマンスやファイトスタイルで一気に注目を浴びた。入場から会場をヒートアップさせることからRIZINの第1試合を務める事も多くなり、看板選手と言っても過言ではない存在に。
　しかしYUSHIも地下格闘技出身ということもありブレイキングダウン勢から様々な声があがっており、今回の対戦相手となった【叛逆の問題児】こめおがオーディションに参加したYUSHIに対戦表明。YUSHIも「こめおくんが俺とスパーやってダウン取ったって話をいろんなところでしてるっていうので、俺もちょっと恥をかく場面が多くて、お前の事好きだったけどその一件で、なんかこいつちょっと男らしくねーなって思ったんだけど、本気で勝てんだったら、この舞台で戦って自慢してくれたらいいのかなって思って今日来たんだけど」とお互いの意思で試合が決定した。

この日の会見でこめおは「明日十分な殴り合いができんのかなと思いますけど。RIZINの選手がここで負けたら二度とRIZNの舞台に立てないと思うんで、ここでちゃんとしっかり叩きのめして、RIZINの舞台目指してちゃんとここで実力を証明したいと思います」とYUSHIを踏み台にすることを宣言。

　YUSHIは「今回始めてブレイキングダウン出させてもらうんですけど、RIZINからブレイキングダウン出た選手いないと思うんでかなり批判の声多かったんですけど、あんまりちょっと舐められた状態で放置すると勘違いするやつも多いのかなと思ったんで、明日しっかりレベルの差を見せつけたいと思ってるんで、楽しみにしててください。彼と俺とでは色々大きな差があると思って、それで勘違いしてRIZIN出ると言ってますけど、それは彼には無理な事だなって俺は思ってるんです。自分に勝つことができたら、僕はもうRIZINに出るつもりはないですし、彼がRIZINに出れるように薦めたいと思ってるんですけど、それがありえることではないんで。僕はしっかりレベルの差を見せつけて、RIZINに出たいと言ったこと後悔させるような試合にできたらなと思っています」と笑顔を見せず、RIZINでは見ることができない厳しい表情で語った。