元ビューティー・ペアのマキ上田さんがスターダムに来場!「もっとチャラっぽいのかと思っていた」
3日、横浜武道館で行われたスターダム『TRIANGLE DERBY I開幕戦~NEW YEAR STARS 2023~』へ、元ビューティー・ペアのマキ上田さんが約6年ぶりに試合会場に来場した。
ビューティー・ペアはマキ上田さんとジャッキー佐藤さんによるタッグチームであり、女子プロレス界のアイドルタッグとして第1世代とも呼べる存在。当時一世を風靡し、国民的アイドルとして熱狂的な人気を得ていた。
スターダム内で今年結成され“令和のビューティーペア”を目指すという中野たむ&なつぽいのアイドルユニット『meltear(メルティア)』が、マキさんのお店である浅草の釜飯屋『田毎(たごと)』に12月末に訪れ対談。
メルティアのアイドル的な活動に関して批判的な声が上がることもあるが、これにマキさんは「(ビューティー・ペアは)プロレスが強いから文句を言う人はいなかった。プロレスが弱いから言われちゃうんじゃないのかな?タッグの2人ともが『自分が自分が』でやっているとどっちも潰れちゃうから、ここは我慢して引くとか、相手を輝かせてあげる気持ちが大切だと思う」とアドバイスを送っていた。
マキさんが見守る中で行われたこの日の試合は、連携を崩そうとするたむとSAKIをひめかがパワーで蹴散らしていき、レディ・Cと舞華がなつぽいを連携攻撃でいたぶる。なんとか形勢逆転しようとなつぽいがフェアリー・ブリンクを繰り出すが、これを舞華が丸め込み3カウント。
マキさんにいいところを見せる事ができなかったたむとなつぽいは涙を流しながらインタビュースペースへ。
初めてスターダムの試合を見たマキさんは「ハッキリ言ってもっとチャラっぽいのかと思っていたけど、そういう形じゃなくてビックリした。自分の頃だったら、もっとこんなキレイなかっこしたかったな(笑)これからのプロレス、今風のこれからの女子プロをどんな風に進化させていくのか興味があったし、これからの時代を作っていくのが君たち(メルティア)になる。今自分に憧れて入ってきた子がどんどんプロレスを作っていって、クラッシュギャルズ(長与千種&ライオネス飛鳥)や後輩のジャガー(横田)とか。だけどどんどん新しい子たちが入ってくるから、どんな風になっていくのか記録にのこしておきたい」とコメント。
これを聞いてなつぽいは「2023年始まったばっかりなので、年末でベルト落としてしまったんですけど、ここでくよくよしてたらメルティアじゃないと思うので、ここから這い上がって行けるように力強く戦っていきたいと思います」と宣言し、たむも「一番かっこいいベルト姿見せます」と、翌日1・4東京ドームでのIWGP女子王座戦を前にマキさんに勝利を誓った。