新日本5.22後楽園大会 BEST OF SUPER Jr. XXII開幕戦、田口vs.外道、KUSHIDAvs.ドラダ、ライガーvs.小松
BEST OF SUPER Jr. XXII
日時:2015年5月22日(金)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1580人(超満員)
▼第1試合「BEST OF SUPER Jr. XXII」Aブロック公式戦 30分1本勝負
○獣神サンダー・ライガー【1勝=2点】
8分36秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め
●小松洋平【1敗=0点】
▼第2試合「BEST OF SUPER Jr. XXII」Bブロック公式戦 30分1本勝負
○タイガーマスク【1勝=2点】
8分03秒 タイガースープレックスホールド
●ニック・ジャクソン【1敗=0点】
▼第3試合「BEST OF SUPER Jr. XXII」Bブロック公式戦 30分1本勝負
○アレックス・シェリー【1勝=2点】
5分32秒 オートマティック・ミッドナイト→片エビ固め
●デビッド・フィンレー【1敗=0点】
▼第4試合「BEST OF SUPER Jr. XXII」Aブロック公式戦 30分1本勝負
○バルバロ・カベルナリオ【1勝=2点】
7分15秒 カベルナリア
●チェーズ・オーエンズ【1敗=0点】
▼第5試合 10人タッグマッチ 30分1本勝負
○後藤洋央紀/真壁刀義/棚橋弘至/柴田勝頼/本間朋晃
14分19秒 昇天・改→片エビ固め
中邑真輔/石井智宏/矢野通/桜庭和志/●YOSHI-HASHI
▼第6試合「BEST OF SUPER Jr. XXII」Bブロック公式戦 30分1本勝負
●ロッキー・ロメロ【1敗=0点】
13分06秒 ヒザ十字固め
○ボビー・フィッシュ【1勝=2点】
▼第7試合「BEST OF SUPER Jr. XXII」Aブロック公式戦 30分1本勝負
●バレッタ【1敗=0点】
13分04秒 腕ひしぎ逆十字固め
○カイル・オライリー【1勝=2点】
▼第8試合「BEST OF SUPER Jr. XXII」Bブロック公式戦 30分1本勝負
○KUSHIDA【1勝=2点】
8分53秒 ホバーボードロック
●マスカラ・ドラダ【1敗=0点】
▼第9試合「BEST OF SUPER Jr. XXII」Aブロック公式戦 30分1本勝負
●田口隆祐【1敗=0点】
14分00秒 外道クラッチ
○外道【1勝=2点】
BOSJ開幕戦のメインで外道が田口を撃破!放送席のオカダが祝福のインタビュー
KUSHIDAがドラダを下し、reDragonがロッポンギ・ヴァイスからそれぞれ勝利
第1試合
小松は入場してきたライガーにドロップキックで奇襲攻撃。まだマントを着けた状態で場外に落ちたライガーに小松はエプロンからミサイルキックを発射。
すぐにリングに戻った小松はコーナー最上段からのトペコンを投下。ライガーもカウンター掌底を返すと、場外で投げ捨てパワーボムからの垂直落下式ブレーンバスター。
場外カウント19でどうにかリングに戻った小松だが、ライガーはロメロスペシャルで吊り上げると、そこからカベルナリア、キャメルクラッチ、逆片エビ固めと痛めつけていく。
小松も串刺し攻撃を狙ったライガーを蹴りで迎撃するとエルボーで反撃。そしてドロップキックを叩き込んだ小松はハーフハッチで投げてから、タックルでテイクダウンしてから逆片エビ固めへ。ロープに逃れたライガーはケブラドーラ・コンヒーロ。続いてライガーボムの体勢に入ったライガーだが、小松がウラカン・ラナで切り返す。張り手を見舞った小松はファルコンアローで叩き付ける。
カウント2で返された小松はコーナーに登っていくが、起き上がったライガーは下から掌底を突き上げると、コーナーに登って雪崩式ブレーンバスター。小松はすぐに立ち上がって意地を見せるが、ライガーは掌底2連発を叩き込むと、ダメ押しの垂直落下式ブレーンバスターで叩き付けて3カウント。白星スタートを切った。
第2試合
まずはタイガーがロープに押し込みクリーンブレイク。今度はニックが押し込むとクリーンブレイク後に「ソケット!」とポーズを決め、これに怒ったタイガーがショルダータックルで倒すも、ニックはマットに倒れながら「ソケット!」と挑発。起き上がったニックをエプロンにたたき落としたタイガーだったが、ニックは懲りずに「ソケット!」と挑発。これにタイガーはドロップキックを叩き込み場外に落とすと、タイガーはそこに飛び込もうとするがニックは場外を急いで逃げる。
リングに上ったニックがタイガーをロープに押し込みサミング。カウント4で離すと、レフェリーに向け「1・2・3・4」とソケットポーズ。
ニックはタイガーをコーナーに押し込み挑発すると、座り込んだタイガーを蹴りつけ、さらにスナップメイヤーからニードロップ。横たわるタイガーの首に膝を落としロープに振ると、場外でホールが足を引きずり落とし、さらにそこへニックは飛ぼうとするが、タイガーがホールを盾にしてふせぐ。ニックはエプロンを走りスーパーキック。だがこれも誤爆。ニックは場外ムーンサルトも避けられ、タイガーが場外でパイルドライバー。
リングに戻るとタイガーはカニバサミからアンクル。しかしこれはホールがカットに入る。改めてタイガーは足関節を取りに行くが、ニックはロープを掴みブレイク。
タイガーが走りこんだ所をニックがショルダーでカット。ニックはコーナーに登るが、正面に登ったタイガーが雪崩式タイガードライバーを狙うが、暴れたニックをそのままリングに向け投げ捨てる。ニックは迫ってくるタイガーにレフェリーを盾にしてぶつけると、タイガーが逆打ちをきめるがこれはレフェリーが見ていないためカウントが数えられず。
タイガーにニックがスーパーキックをきめフォール。これでレフェリーがなんとかカウントを叩くが2。
ニックはファイヤーバードスプラッシュを投下するがタイガーは剣山で迎撃しタイガードライバー。これは2。
タイガーはソバットからタイガースープレックスホールド。これで3カウントを奪った。
第3試合
デビッドのヘッドロックからリストの取り合いへ。これを抜け距離を取るとシェリーは「心臓を捧げよ」のポーズ
シェリーはアトミックドロップからスーパーキック。ロープに飛んで走りこむが、デビッドがクロスボディで迎撃しチンロック。さらに顔面にグーパンチを落としフォールも2。デビッドはスリーパーにすぐさま移行。
抜けたシェリーは走りこんできたデビッドを豹馬殺しで投げ捨て、串刺しエルボーからエプロンを走っての延髄斬り。そのままダイビングクロスボディを放つが、デビットはその勢いのまま回転し丸め込む。2で返したシェリーはスーパーキックをはなちコーナーにもたれかかると、走りこんできたデビットの顔面をコーナーに叩きつけ、デビッドへダイビングフットスタンプを放つ。しかしこれを避けたデビットが串刺しエルボーからフォールも2。
デビットはエアレイドクラッシュを狙うが、着地したシェリーにスーパーキック。デビットはロープに飛ぶもスーパーキックで迎撃したシェリーがオートマティック・ミッドナイトを叩き込み3カウントを奪った。
第4試合
バルバロは棍棒のようなものを持ち入場。チューズは手4つにいこうとするが、バルバロは理解していない様子。謎のバルバロコールが会場から起き両者動揺。
バルバロは足を引っ掛け倒し、見た目とは裏腹に堅実なグラウンドテクニックを見せチューズを攻めていくが、チューズも抜け出しフェイスロック。しかしバルバロはその手を噛み抜け出す。
バルバロはコーナーに振るが、チューズは串刺し攻撃を避けロープに飛ぶと、場外に逃げたバルバロへトペを発射。
チューズはリングにバルバロを投げ入れるとフォールも2。チューズはバルバロの髪を掴んでいき、ショートレンジのジャンピングラリアットを叩き込んでフォールも2。
チューズは山折りからフォールも2。チューズはヘッドロックからエルボーを落とし走りこむが、バルバロはチューズをキャッチし肩に担ぐと正面に落とし、そこへ助走をつけたロープ際でのリバーススプラッシュ。フォールも2。
バルバロはコーナーに登り、そこへ走りこんできたチューズへミサイルキック。そのまま場外に落ちたチューズへバルバロは場外ダイビングボディプレス。
15でエプロンに来たチューズにバルバロは走りこむが、チューズは飛びつきデュランダル。さらにアトミックドロップからパッケージドライバーを狙うが、着地したバルバロにエルボーを叩き込みフォールしようとしるも、バルバロはそこから抜けバックから走りこみカベルナリアの体勢へ。チューズはそのままギブアップした。
第5試合
先発は柴田と桜庭。バックの取り合いから柴田がスナップメイヤーで倒しローキックを放つも、桜庭はマットに寝転がりこれを避け矢野にタッチ。柴田も棚橋にタッチ。
棚橋は手首をひねると「痛い痛い痛い!」と矢野はロープを掴む。逆に矢野が腕をひねると棚橋も痛がりロープへ。棚橋は矢野に太陽ブローを叩き込むと、矢野は場外に逃げ中邑にタッチ。棚橋も後藤にタッチ。
中邑は腕を捻った後後藤を挑発。後藤はエルボーで倒し本間とともにダブルのショルダータックル。後藤は本間にタッチ。本間は串刺しエルボーから小こけし。これを避けられるとCHAOSが出てきてエプロンの選手たちを落とし、中邑が本間の顔面に膝を落とす。
中邑は本間をコーナーに押し込むとYOSHI-HASHIにタッチ。
YOSHI-HASHIは串刺しラリアットからフォールも後藤がカット。YOSHI-HASHIは後藤を外に放り出すと石井にタッチ。石井は本間にボディスラム。そのまま逆片エビ固めに捉えるが、真壁がエルボーでカット。石井はそのままエルボー合戦を受けて立ち、打ち勝った石井は本間にチョップ連打。だが本間はカウンターのエルボーから小こけしを投下するがこれも避けられる。しかし本間はブレーンバスターでなんとか石井を投げ捨てタッチしようとするが、中邑がカットに出てくる。これを迎撃した本間が小こけしをきめ真壁にタッチ。
真壁は次々エプロンの選手を落とすと、YOSHI-HASHIにエルボー、石井にパワースラムから、二人に次々串刺しラリアット。石井にコーナー上からのグーパンチ連打からノーザンライトスープレックスも2。
真壁と石井はグーパンチを打ち合ってから石井が走りこむも、これを真壁がラリアットで迎撃しフォールも2。バックを取った真壁の顔面にバックエルボーを石井が叩き込み、そこへ真壁が走りこむも石井はパワースラムで迎撃。さらに串刺しラリアットから走りこむも、真壁はラリアットをラリアットで撃ち落とし、ラリアットのぶつかり合いへ。3発目で石井が打ち勝つが、すぐに立った真壁がラリアット。これも石井がすぐに立ち走りこみぶつかり合うが、真壁がショートレンジラリアットで倒し後藤にタッチ。石井も中邑にタッチ。
中邑は後藤のラリアットをハイキックで迎撃しニールキック。コーナーでブルブルするも、後藤はすぐに立ちエルボー合戦。打ち勝った中邑が誤答をコーナーに横たわらさせ串刺しランニングニーからバックをとるが、後藤は頭頂部にエルボーを落とし、コーナーの中邑へ村正。フォールも2。
後藤はブレーンバスターを狙うが着地した中邑を強引にバックドロップ。フォールも2。後藤は中邑を担ごうとするが、声援がうるさいYOSHI-HASHIに先にラリアットを叩き込んだところで中邑が後ろから蹴りつけYOSHI-HASHIにタッチ。
CHAOSは後藤にトレイン攻撃からYOSHI-HASHIがデュランダルを叩き込みフォールも2。
YOSHI-HASHIは後藤のラリアットを避け、逆にラリアットを叩き込みフォールも2。
YOSHI-HASHIはパワーボムからエビ固め。これは真壁がカット。真壁は石井と中邑をダブルラリアットで叩き伏せ場外に出し、その間YOSHI-HASHIが後藤にスクールボーイ。YOSHI-HASHIは走りこむが、後藤が肩に担ぎ牛殺し。そこへ柴田がPKを叩き込み、後藤が昇天・改で3カウントを奪った。
第6試合
ボビーがロープに押し込みクリーンブレイク。ロッキーはロープに飛び走りこむが、ボビーはショルダータックルで倒す。
ロッキーは立ち上がり再度走りこむが、ボビーはロッキーを倒すとアンクルホールド。すぐさまロープを掴んだロッキーの顔面にボビーは膝を押し付ける。
ボビーはロッキーをコーナーに座らせ顔面を踏みつけると、ロッキーの頭のゴムを奪い自分につける。
これに怒ったロッキーは腕を振り回すが、サミングから胸にチョップ。ロープに飛んで走りこむとボビーの胸に強烈なチョップから、場外に落ちたボビーにエプロンを走りこんでのジャンピングニー。ロッキーはボビーをリングに投げ入れると卍固め。ボビーはロープへ。
ロッキーのラリアットを避けたボビーがタックルでコーナーに叩きつけストンピング連打。ボビーはロッキーを立たせるとニーリフトから、スナップメイヤーで倒しスワンダイブ式セントーンを叩き込んでフォールも2。
ボビーは高速ブレーンバスターからフォールも2。ロッキーはエルボー連打からロープに飛ぶも、ボビーはニーリフトで迎撃し垂直落下式ブレーンバスター。フォールも2。
ボビーはロッキーのバックを取るも、バックエルボーで抜けたロッキーがロープに飛びつき挑発。そこへ走りこんだボビーを場外に落とすとロッキーは場外トペ。
ロッキーはダイビングクロスボディからコルバタで投げ捨て、串刺し攻撃を狙うがボビーはこれを避ける。だがロッキーはコーナーに登りダイビング岩鬼。ロッキーは連続串刺しラリアットからラリアットを叩き込む。さらにロッキーは飛びつき式の不知火からボディスラムの体勢。だがボビーは着地しエルボー。ロッキーは「泣かすぞ」と挑発してからエルボー。ロープに飛んで挑発するが、読んでいたボビーが場外に先に折り足を掴んで落とす。ロッキーは先にリングに戻り、エプロンに登ってきたボビーに走り込もうとロープに飛ぶが、これをセコンドが迎撃し、ボビーがエクスプロイダーでロッキーをコーナーに叩きつけフォールも2。
ボビーはパワーボムの体勢になるが、これをフランケンで返そうとしたロッキーにボビーは逆片エビ固め。ロッキーはロープへ。
ボビーは連携のミドルからハイ。ロッキーのキックをキャッチしたボビーだったがロッキーはそのまま延髄斬り。ボビーはロッキーのキックを改めてキャッチし軸足を蹴りつけ倒す。さらにパワーボムを叩き込んでフォールも2。ボビーは膝十字固め。これでロッキーはギブアップした。
試合後ボビーがロッキーに攻撃を続けたためバレッタが助けに入り、ロッキーとダブルジャンピングニーで迎撃。そこへカイルが助けに入り、そのまま第7試合が開始された。
第7試合
場外戦を繰り広げた後リングに戻ってきた二人。バレッタがカイルを倒し、エプロンで挑発した後リングインし顔面を踏みつける。カイルをコーナーに押し込むとバレッタは強烈なチョップ。さらにコーナーに振り走りこむが、カイルは足を伸ばし迎撃しネックスクリュー。
カイルはショルダーアームブリーカーからロープを使っての腕ひしぎ。再度腕をとろうとするが、バレッタはショートレンジでエルボー。カイルは水面蹴りでバレッタを倒し、徹底的に腕攻め。カイルはバレッタが前方回転エビ固めを狙ったところを腕を掴み腕ひしぎ。バレッタはロープへ足を伸ばす。
カイルはバレッタをコーナーに座らせそのまま腕を極めていく。バレッタはカイルをリングに落とすとミサイルキックを叩き込む。強烈なチョップからロープに飛ぶが、カイルがジャンピングニーで迎撃。だがバレッタがサイドスープレックスでフォールも2。
バレッタは串刺しエルボーからスイングDDT。バレッタはコーナーに振るが、ハイハイして股をくぐって避けたカイルがニーリフトからサイドスープレックス。これは2。
カイルは串刺し攻撃を狙うが、バレッタは足を伸ばして迎撃しそのまま踏みつけるとジャンピングニーを狙うがカイルが飛びついて正面から胴締めスリーパー。バレッタはそのままロープ際にいき、二人まとめて場外に転落。場外でカイルがバレッタの腕を椅子に叩きつけ、さらにエプロンを走りこんでの腕へのフットスタンプ。
カイルはリングに戻るとコーナーに登るが、バレッタが正面から登りカイルをリングに投げると、ミサイルキックからドロップキックを叩きこんでフォールも2。
エルボー合戦からバレッタがチョップ、カイルがミドルの打ち合い。バレッタがツバを吐き迎撃すると、カイルはソバットからPK。そこを丸め込んだバレッタが顔面にスーパーキックを叩き込む。バレッタがバックをとるが、カイルがショルダーアームブリーカーからミドルキックのコンビネーション。カイルの水面蹴りを避けたバレッタが延髄斬り。だがカイルはラリアットからブレーンバスター。2で返したバレッタの腕をとり、腕ひしぎでバレッタからギブアップを奪った。
第8試合
オーソドックスな攻防からドラダがコルバタ、KUSHIDAはこれを着地しハンドスプリングエルボーを避けると腕ひしぎへ。これはドラダがロープへ。
KUSHIDAはエプロンでドラダの腕をカッター。もう一度ロープで腕を破壊すると、アトミックドロップから低空ドロップキック。さらに顔面にドロップキックを叩き込みフォールも2。
KUSHIDAは変形腕固め。これはドラダはロープに足を伸ばす。
KUSHIDAはドラダの腕を踏みつけ、コーナーに押し込みチョップ連打から走りこむ。だがドラダが足を伸ばし迎撃すると、ドロップキックを放つがKUSHIDAはこれを避けその場飛びムーンサルト。だが剣山で迎撃したドラダが場外に降りたKUSHIDAへロープ渡りからケブラーダ。
ドラダはスワンダイブ式ボディアタックからフォールも2。ドラダはムーンサルト。これを足を伸ばしてKUSHIDAは迎撃。場外に降りたドラダへKUSHIDAはコーナーから場外ダイブ。
リングに戻るとKUSHIDAがショルダーアームブリーカーからロープに飛ぶが、ドラダは丸め込みフォールも2。ドラダはラ・マヒストラルも2。
ドラダはボディスラムでコーナー下にセットすると、ロープ渡りからセントーン。さらに肩に担ぐが着地したKUSHIDAがミドルキック連発。ドラダはキャッチしエルボーを落とすと、ハンドスプリングエルボーを狙うがロープで倒立になった所をKUSHIDAは顔面ドロップキック。立ち上がったドラダへKUSHIDAは飛びつき式のホバーボードロックを極めギブアップを奪った。
第9試合
田口が69ポーズを決めたところで外道が正面から蹴りつけ試合が開始。開始早々田口が丸め込むが2。
外道は田口の顔面を踏みつけ、さらに場外に降りて髪の毛を掴み引きずり落とす。
リングに戻ってきた田口を外道はすぐに場外に投げ捨てグーパンチ。さらにゴングを鳴らすハンマーで田口を殴っていき、レフェリーに注意されるとリングへ戻る。レフェリーの注意が場外へ向いている隙に外道はコーナーマットを剥がし、リングに田口が戻ってくるなりTシャツを脱がすと金具が剥き出しのコーナーに叩きつける。
外道は田口の顔面にストンピング。改めて金具が剥き出しのコーナーに叩きつけ、顔面に膝を押し付けていくと、今度はキャメルクラッチの状態から田口の髪を引っ張っていく。
外道はフェイスロック。田口はそのまま立ち上がりエルボーを外道の腹に打ち込むと、ロープに振ってヒップアタック。だが外道はロープを掴みそれをスカすと、ナックルパートからスナップメイヤーでハーフダウンにし顔面にスーパーキック。フォールも2。
外道は田口をコーナーに振ろうとするが、田口が逆に外道をコーナーに振る。外道は前方回転エビ固めを狙うが、これに耐えた田口がヒップトス。だが外道はこれを避けてロープに飛ぶも、田口はヒップアタックで迎撃。さらに場外に逃げた外道へエプロンを走ってのヒップアタック。
リングに戻ると、外道の顔面に田口はヒップアタック連打。さらにロープワーク式のヒップアタックからフォールも2。
外道はWARスペシャルでとらえた後クロスフェイス・オブ・JADOへ以降。これを田口がアンクルホールドで返すが、外道が丸め込みフォールも2。
田口が串刺しヒップアタックから外道をコーナー下にセットすると、ダイビングヒップアタック。フォールも2。
田口は外道の急所攻撃を避け低空ドロップキックから顔面へドロップキック。アンクルホールドでとらえるが、外道がロープをつかもうとしたところで田口が中央へ引き込みどどん。フォールも2.9。
田口は外道を肩に担ぐが、外道は頭頂部を殴り場外へ。外道はハンマーを手に持ち殴りかかろうとするが、田口が逆にハンマーで殴りかかろうとする。これを避けた外道がリングに戻ると、田口はそのままリングに上がりハンマーで殴ろうとする。これは当然レフェリーに注意されハンマーを没収されるが、レフェリーがハンマーを戻している隙に田口に外道は急所攻撃。外道はそのまま外道クラッチで3カウントを奪った。
外道は解説席のオカダ・カズチカと勝利の喜びをわかちあうと、解説席にそのまま座りオカダがインタビューへ。
オカダ「外道さん、勝利しましたけども今の気持ちは?」
外道「特に……その前に、さっき東スポに聞いたぞ、あいつは絶対勝てないって言ったみたいだな」
オカダ「そんなこと言ってないです。優勝しないって言ったんです」
外道「どっちみち冷てーだろお前!」
オカダ「いや、優勝候補、ですよほんとに。僕優勝候補は最初はバルバロだったんですけど、カイル・オライリーかなって思って、メイン見たらやっぱカイル・オライリーかなって」
外道「今日は俺手応え掴んだよ。田口は俺たちのブロックの大本命だろ! それに勝ったんだよ。大阪ではダブルタイトルマッチやろう。レインメーカーがAJとのIWGPでメインイベント、俺はケニー・オメガ相手にジュニアやってやろう!」
オカダ「珍しくやる気ですね! いきますか!」
外道「いこう!」
――今年新日本でのリングでは初めてのシングルマッチだったらしいですね。
「そこ聞いちゃう? 実は初めてなんですよ。シングルのメインに関しては2年ぶり」
――プリンス・デヴィット戦以来と。
外道「あれ以来だね」
――そしてメインイベントで見事勝利しました。
外道「新日本としてみたら予想外だったかもしれないけど、ケニーオメガがドタキャンしたからじゃないかなと」
オカダ「マイク自分で持ってもらっていいですか?」
――主役は外道選手ですね。
外道「(マイクを持って)上手くはまったね。何個か用意してたんだよはめるパターンを。一個途中読まれてたんだけど途中で。ヤバいなと思ったんだけど、もう一つあったね」
オカダ「こんな素晴らしいレスラーと思わなかったですけど」
――木槌をもったりコーナーを剥いだりとか、セコンドでは見せないやリかたで、オカダ選手も放送席で驚いてました。
外道「相手によって変えるんだよ」
オカダ「僕のイメージダウンに繋がるんでやめてもらっていいですか」
外道「それは大問題だね。まずいね」
――勝つためには引き出しを開けていかないと。
外道「しゃあないね。勝とうと思ったら手段選んでらんないよ」
――試合の中でエプロンサイドから断崖式のDDTも。
外道「使わしていただきました。鉄柵がなくてびっくりしちゃった。レインメーカーのおそれ多いけど使わしてもらいました」
――闘いの中で色んなメッセージが込められていました。WARスペシャルも出ましたし。
外道「首を狙ってたんでね。最初のDDTいってそっからもう、レインメーカーとかぶるいつもの首攻めを。一点集中で。その関連で有効かなと」
――さらにクロスフェイス・オブ・JADOまで出した。レインメーカーも出した。
外道「邪道を背負ってるからね俺も。うそくさかった? 大丈夫?」
オカダ「その邪道さんを背負ってる外道さんをぼくは背負ってるわけですから」
外道「いつもお世話になってます」
――これからリーグ戦続いていきます。7.5大阪城ホールで夢を叶えるために、改めてお願いします。
外道「もちろんよ、レインメーカーが、AJのもつIWGPを挑戦するだけじゃねぇ。必ずとる。そして俺はこのリーグ戦勝ち抜いてケニーオメガに挑戦してやるよ。そうすると大阪城に何が起きると思う? もちろんよ、金の雨が振るぜ」
というと、外道の入場曲の中オカダがリングに上がり外道とともにレインメーカーポーズをきめ、外道が開幕戦をしめた。