赤井沙希が地元・京都への凱旋でアイアンマン王座を電撃奪取!「常に危機感を持って最多防衛記録を狙います」
DDTプロレスが11月13日、京都・KBSホールで『D王 GRAND PRIX 2022 in Kyoto』を開催。地元・京都出身の赤井沙希がメインイベントに登場して躍動。試合後にはアイアンマンヘビーメタル級王座を奪取し、まさしく故郷に錦を飾った。
この日、赤井は坂口征夫、HARASHIMAとトリオを結成し、アジャコング、上野勇希、勝俣瞬馬組と対戦。勝俣は幼少期にアジャに抱っこされたことがあり、約25年後のタッグ結成で、アジャ風ペイントを施してリングイン。赤井は凱旋試合とはいえ、場外でアジャに観客の傘で殴られたり、バックドロップ、裏拳を食らったりで手荒い攻撃を受けた。それでも赤井はアジャにエルボー、張り手の連打、ミドルキック、ビッグブーツで対抗。場外の上野と勝俣めがけてダイブを敢行し、上野とも激しくやり合った。坂口が勝俣を飛びつき三角絞めで極めると、アジャが一斗缶攻撃でカット。さらにアジャは坂口を一斗缶で殴打しようとするも、勝俣に誤爆。坂口はハイキック、神の右ヒザを叩き込んで勝俣から3カウントを奪い、赤井組が勝利した。
勝俣は前日(11・12大阪)、竹下恵子さん(竹下幸之介の母)から色仕掛けでアイアンマンのベルトを譲渡されていたため、ベルトは坂口の手に渡った。ところが、坂口がベルトを掲げて勝ち名乗りを受けていると、背後から味方の赤井がスクールボーイで丸め込んで3カウントを奪取。赤井が新王者に就いた。
赤井は「どんなときも隙を見せちゃいけないって、教えてくれたのは坂口さんじゃないですか。晴れて京都の凱旋でアイアンマンのチャンピオンになりました!」と歓喜。
バックステージで赤井は「京都凱旋のメイン。昼は東京女子、夜はDDTを象徴するお2人と組ませていただいて、光栄に思ってます。大切な凱旋で、京都のお客さんにベルトを巻いている姿を見てもらいたかったので。“背中を見せられたら襲え”って学びがありますので、襲わせていただきました。自分はベルトを奪ったら背中は絶対見せません。常に危機感を持って最多防衛記録を狙います」と意気上がっていた。