大仁田厚が故・アントニオ猪木さんへ黙祷を捧げる「猪木さんがいなかったら、今の俺たちレスラーはいない」
10月1日(土)17時より、北海道旭川市ウエスタンパワーズ駐車場特設会場で開催された、『FMWE電流爆破〜なくそうイジメ!地方応援プロレスin旭川』の中で大仁田厚が、同日午前7時40分に逝去し訃報が報じられた、アントニオ猪木さんへ、黙祷を捧げた。
こどもプロレス体操教室をリング上で行い、第1試合のアンドレザ・ジャイアントパンダ(新根室プロレス所属)戦を終えた大仁田厚は、そのままリング上に残り、参戦選手全員をリングに迎え入れ、会場の観客と共にアントニオ猪木さんへ黙祷を捧げた。
大仁田は、「猪木さんは、馬場さんと共に、今のプロレス界を作ってくれた。ひとつの時代が終わった感じがして、とても寂しく思います。俺は猪木さんと対戦することがなかった。いつも心のどこかに引っかかっていた。」
と、いつになくしんみりと話した。
「今の俺たちレスラーがいるのは、猪木さんがプロレス界を盛り上げて礎を作ってくださったから。団体が一緒でも交流があったわけでもない俺ですが、会場にいるレスラーもプロレスファンのお客さんもみんな、猪木さんへの感謝の気持ちを持っているから、黙祷させてもらいました。」