『佐山サトルの息子』佐山聖斗と『ケンガンアシュラ』作者のサンドロビッチ・ヤバ子が神田明神でコラボトークショーを実施！初代タイガーマスクモチーフのキャラが実現なるか！？

　9月3日（土）、東京・神田明神にて、『トークイベント　世界の格闘技～ケンガンアシュラ、ケンガンオメガ×神田明神～』が開催。『ケンガンアシュラ』や『ダンベル何キロ持てる？』の作者であるサンドロビッチ・ヤバ子氏と、“初代タイガーマスク”佐山サトルの息子であり格闘家の佐山聖斗が公開トークショーを行った。

　神田明神では3年ほど前より佐山サトルによる講演や、初代タイガーマスクコラボの勝守りの授与などが行われている。また格闘漫画の『ケンガンアシュラ』、続編の『ケンガンオメガ』も神田明神とコラボを行ってきた縁があり、今回はその両者が交わることとなった。

　ヤバ子氏は大学の卒業論文で『神道と武道の関係』について書き、冒頭10ページ5000文字ほど佐山サトルに関して書いたという。さらに1986年発刊の『佐山聡の佐山聡のシューティング入門』も購入し、漫画の参考にしているという。聖斗は父・佐山サトルが先月神田明神で発表した新武道『神厳流総術（しんがんりゅうそうじゅつ）』を改めて解説。
　お互い神田明神とのコラボはファンの方々や関係者からも好評で、ヤバ子氏は偶然テレビの取材でお守りを授与されていた空手少女が手にしていたものがケンガンアシュラとのコラボお守りで嬉しかったというエピソードも語った。
　ケンガンシリーズには高山善廣、関本大介、ルスラン・カラエフなど実在の選手をモチーフにしたキャラクターも多数いるが、聖斗をモチーフにしたキャラの話になると「上背もあるしヘビー級の打撃が強い選手ですかね」と観察。さらに初代タイガーマスク・佐山サトルをモチーフに今後キャラクターを書く話にまで盛り上がった。

　後半で観客からの質問を募ると、聖斗には『合宿動画の佐山サトルのイメージと実際はどうなのか』という質問が飛び、実際にはあの動画の続きでテレビ向けの演出が入っていたことを本人が口にしているとフォローしつつ、格闘技の怖さや厳しさを『初代タイガーマスクに会える』という気持ちで入ってきた人たちに教え込まないといけないという思いもあったと語る。息子としてはあの動画だけで誤解されてしまう部分には悔しさがあるという。
　ヤバ子氏には『キン肉バスターのように実際の選手に使ってほしい技があるか？』と質問が飛ぶと、「全部死にますからね（笑）」と即答。「今後死なない技も作ります」とのことだ。

　最後に聖斗はNFTの会社を新たに設立したことを報告。ヤバ子氏は2023年に『ケンガンアシュラ』アニメ2期がNetflixにて配信されることを告知し、超満員札止めとなったトークショーを終えた。