元・純烈メンバーのアンドレザ・ジャイアントパンダが盟友のピンチを救出しプロポーズを熱踊!
20日、両国国技館にて『Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~』が開催され、アンドレザ・ジャイアントパンダが試合には敗れるもかつての盟友の危機を救った。
アンドレザ・ジャイアントパンダは、かつて北海道根室市を拠点として活動した日本最東端のプロレス団体・新根室プロレスの知名度を全国区レベルまで高めた名物選手。
一般的なパンダに比べて異常に大きく育ってしまう奇病を発症したことで両親に捨てられ、さらに周りのパンダたちからイジメに遭ったことで対熊猫恐怖症となってしまっていたが、2017年に来日してプロレスラーデビューすると瞬く間にスター選手に。その3mの巨体を活かした豪快なファイトスタイルは大きな話題を呼び、プロレス以外でも各種メディアに引っ張りだこ。“スーパー銭湯アイドル”純烈に加入するなど大きな注目を集めた(※純烈は加入当日に脱退)。
今大会では、2018年10月に両国国技館でスーパー・ササダンゴ・マシンと死闘を繰り広げたアンドレザが約3年半ぶりにDDT両国国技館大会に登場。ダークマッチのタッグバトルロイヤル(6組参加)にかつての仇敵・ササダンゴとのタッグで出場した。
現在のDDTを彩るおなじみのメンバーの中、初期DDTで活躍した橋本友彦と諸橋晴也のタッグが大暴れする大混戦が展開されていき、最終入場者としてアンドレザ&ササダンゴが登場。
アンドレザはその圧倒的な巨体で残存選手たちを圧倒していくが、火野裕士の強烈なチョップを背中に受けて倒れ込んでしまい、総出で袋叩きにされて身体がペチャンコになってしまうほどの大ダメージを受ける。
ムクムクと膨らんで復活したアンドレザは必殺の2階からの光速ヘッドバッドで次々と選手たちをなぎ倒していくものの、因縁の火野へ放ったヘッドバッドがササダンゴに誤爆。あまりの威力に失神したササダンゴが3カウントを奪われ、アンドレザは失格となった。
そして、この日の第5試合ではLiLiCo&小田井涼平&彰人with純烈(酒井一圭&白川裕二郎&後上翔太)vs[フェロモンズ]男色“ダンディ”ディーノ&飯野“セクシー”雄貴&今成“ファンタスティック”夢人の6人タッグマッチでLiLiCoの引退試合が実施。
試合に敗れたLiLiCoがフェロモンズにさらなる恥辱を与えられようとし、純烈の面々も試合で大ダメージを負って救出に行けないという絶体絶命の状況が生まれるも、ここで突如アンドレザが現れ、2階からの光速ヘッドバッドでフェロモンズを撃退。
“元・純烈”のアンドレザも純烈の面々に加わり、LiLiCoへ贈る『プロポーズ』とともに踊った。