【試合詳細】3・6 RIZIN LANDMARK 配信大会 平本蓮vs鈴木千裕 吉成名高vs白幡裕星 鈴木博昭vs昇侍
『+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2』
日程:3月6日(日)
開始:19:00
会場:RIZIN LIVEほか全9社でPPV配信
観衆:非公開
▼RIZIN MMAルール 5分3R 63.0kg
○CORO(K-Clann)
判定2-1
●増田拓真(総合格闘技道場reliable)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 61.0kg
●魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
判定0-3
○伊藤空也(BRAVE)
▼RIZIN キックボクシングルール 3分3R(※肘有り)52.5kg
○吉成名高(エイワスポーツジム)
2R 1分2秒 TKO
●白幡裕星(Battle-Box)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg
●昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)
1R 1分12秒 TKO
○鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)
▼RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
判定3-0
●平本蓮(ルーファスポーツ)
吉成名高がRIZINでのKO連勝記録を更新!鈴木千裕が拳を痛めながらも平本蓮に勝利!怪物くんが昇侍を1RKO!
第1試合
増田がローで牽制し、COROが出足を蹴ってリングを周る。増田が飛び込んでスーパーマンパンチから組み付くが、COROがコーナーに押し込んで足を刈っていくが増田はロープを背にして倒れない。
COROが振り回すが増田はコントロールして倒れずコーナーを背にし、COROはふとももへの膝をコツコツを打ち込んでいく。逆に増田が払腰で叩きつけサイドポジションから肘をコツコツ落とし、ガードポジションからマウントを狙うがCOROが下からコツコツと殴っていく。COROは胴締めフロントネックで捕らえるが、増田が耐えて首を抜くとパウンドを落とすがそのまま1R終了。
2R、増田がローで牽制し、右ストレートを当ててそのままワンツーで前に出る。クリンチしコーナーに押し込むと、バックを取ってジャーマンスープレックス。立ち上がったCOROがロープをつかもうとし、これが注意されると増田が振り回してグラウンドとなりガードポジションへ。COROはフロントネックで捕らえるが、増田はこれを抜くとパウンドを落とし、COROは下から肘を連打。COROの上半身がロープの外に出てしまったため、一度リング内に戻し再開。そのまま展開なく2R終了。
3R、増田がローで牽制し、COROのローに左ストレートのカウンター。COROもハイキックで牽制するが、増田がワンツーから膝を叩き込み、COROは崩れながらボディに組み付いてコーナーに押し込むと足を刈って倒す。
増田は立ち上がるもCOROは強引に振り回してリングに叩きつけるがすぐに増田は立ち上がり、COROは足に絡みつく。耐えた増田を振りましたCOROだったが、ラスト10秒で離れるとCOROがワンツーから大ぶりフック連打。ここで試合終了。
判定2-1でCOROの勝利となった。
CORO「始めまして、DEEPから来たK-Clann所属のCOROです。増田選手ありがとうございました。全然つまんない試合で、正直どっちかわかんなくて自分的にあんまり勝ったと思ってません。またチャンスがあれば次はもっと魅せれるように頑張るので応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
<試合後コメント>
増田拓真
――試合後の率直な感想を
「まー、えー、誰やねんって感じです」
――決着がつけられなかった理由は
「僕の課題ですね。寝かせた、1R目で投げれたんもそうですし、最後抑え込めたのもそうですけど、抑え込めたって言うので安牌を狙いすぎたかなと言うところですね」
――ジャーマンは元々得意なんですか?
「いや、初めてやりましたね(苦笑)」
――レスリングの練習は
「ないですね」
――狙っていなかったと
「勝手に。あんな練習もしたこと無いんで」
――相手の印象は変わりましたか?
「いやまあ、印象は一緒ですけど、遠かったかなって感じですね。距離も。打撃は特に」
――RIZINに出ていかがでした?
「大きい舞台で最高の舞台でやったんで、こんな試合内容じゃ呼んでもらえないのわかってるんで、次ちゃんとやって結果残して戻って来たいなと思います」
――今後の展望は
「勝ち負けに拘らんと、見てくれてる人を熱い思いにできたらええかなという思いです」
――CORO選手が下になってもかなり仕掛けていて、そこはプレッシャーでしたか?
「いや特には。プレッシャーはなかったんですけど、デフェンス、殴られへんようにするのとか、手首持たれたりとか、抜こうとしても抜けんかったりとかは多かったですね。僕の力不足、技術不足ですかね」
――3Rはどちらも消耗していたように見えたが、とくにどのへんが消耗しましたか?
「普段せーへんのに押さえ込みしたりだとか2R目、2R連続で押さえ込みしたのが疲れましたね」
――普段やらないことをしたと
「そうですね。投げたり押さえ込んだりしたときにイケルと思って、そこで楽をとってもうたのが裏目に出ました」
――今日始めて見た方はこういう選手なのかって思っちゃったと思うんですが、普段は全然違う感じなんですか?
「ん~、まあ試合内容、内容によるんですよ(苦笑)今日はああいう試合内容になって、僕からああいう内容にしてもうたという感じですね」
――最後CORO選手の打撃は採点で有利になったと思うが、ベテランの上手さを感じましたか?
「いや最後来るのわかっとったんですけど、わかっとったんですけどって感じですね。僕もいけんかった。またSNSで誰やねんて叩いてください。ありがとうございました」
CORO
――試合後の率直な感想を
「全然だめでしたよね。なんか、リングと金網の違い、予想以上にやりづらくて、なんかその、考えないとなと思いました」
――作戦通りでした?
「組を嫌がって打撃ができなくなるなとわかっていたんですけど、その前に決める予定だったので、それはだめですね」
――印象は変わりました?
「組の対策をしてたのと、63kgで、相手もバンタムの選手なんですけど体の大きさが違かったというか、自分より大きくて、テイクダウンができなかった。そこがちょっと。パワーがあったって事なんですけど」
――初めてのRIZINの印象は
「いつものDEEPと違ってちょっと緊張しましたね。でもこんな試合してたんじゃ呼んでもらえないので、もっと頑張んないとなと」
――最後の打撃はどういった思いで
「少しでもなんか見せないとと(苦笑)」
――最後印象づけるためと
「はい」
――今後の展望は
「また呼んでいただけるのであれば次はもっと見せれるように頑張ります。次、RIZINでもDEEPでもやることは変わらないのでまた次も頑張ろうと思います」
――リングと金網の違いでやりづらかったというのは、リングでの試合経験もあると思うが
「経験あったんで大丈夫だろうと思ってたんですけど、ロープから頭が出て、自分の頭がロープにかかってる状態になるのがやりづらいなと。力が入りづらいなというのはありましたね」
――攻めるうえでの違いは?
「頭がロープにかかっちゃってるのが、三角だったり、頭がついてないと技やりづらいんですよね。そこでやりづらさ感じました」
――実際前日軽量では誰やねんと言われてましたけど戦ってみてどうでした?
「誰やねんとは言ったんですけど、映像はYoutubeとかでちょこっと見てて、体が大きいなと。あと練習してるだけあって弱くないですよね。弱くない強い選手だなと思いました」
――最後は消耗されていたように見えましたが、1Rのギロチンが理由ですか?
「いやもうちょいいけたんですけど、これで極めきれなかったらヤベーなと思って一回外して、3Rいくっぽいなと思って流しちゃった部分もあるんですけど」
――そのタイミングですでに3R行くと考えたと
「なんか、こう、ガツガツパウンド打ってくるタイプじゃなかったんで狙いづらさはあったんですよね。そこで3Rいくの想定しながらにはなりました」
――見せ場をつくったという部分でベテランの上手さを感じましたが自分ではどうですか?
「もっといかなきゃだめですよね、最初からいけよという話なんで。すいません」
第2試合
伊藤が前に出ると魚井がリングを周り距離を一定に保つ。伊藤がハイキックで牽制し前に出るが、魚井は動じずリングを周る。そのまま2分半が経過。
お互いローで牽制し魚井がハイで牽制。蹴り合いを伊藤がキャッチするが、魚井は回転して逃れ伊藤の追撃をかわす。
伊藤がミドルも魚井が大ぶり左フック。これは浅い。
伊藤が飛び込んで右ミドルも魚井は下がり、伊藤がミドルから左ストレートも魚井がフックを放ったところに伊藤がタックルを仕掛けてコーナーに押し込む。だがここで1R終了。
2R、魚井がソバットで牽制するが、伊藤が前蹴りから飛び込んで組み付くも、魚井がフロントネックを狙いながらコーナーを背にして倒れない。
ブレイクとなり、伊藤のミドルと魚井の左のフルスイングが相打ち。お互い大ぶりの打ち合いになるが空を切り、伊藤がタックルから担ぎ上げてテイクダウンを奪うと魚井は下から肘を打ち込んでいく。ガードポジションのまま展開無く、伊藤が立ち上がると飛び込んで踏みつけるがここで2R終了。
3R、魚井がワンツーミドル。ガードした伊藤へ左右のフック。打ち終わりに伊藤が低空タックルも、魚井は耐えると再度大ぶりフック。伊藤がハイキックからタックルでテイクダウンを奪い、ハーフガードから抜けた魚井がヒールホールドを狙うが、伊藤が立ち上がり蹴り上げると、魚井はロープ際にたたらを踏むが伊藤はタックル。魚井はフロントネックで捕らえるが、そのまま立ち上がった伊藤はバスターしてガードポジションへ。魚井は下からコツコツ殴っていくが、これはブレイク。
伊藤がハイキックからタックルで組み付きアームロック、これを抜いた魚井が下から殴っていくがここで3R終了。
判定3-0で伊藤の勝利となった。
伊藤「まあ、自分も打撃をカウンターで当ててくつもりだったんですけど、ちょっと安全な試合しすぎちゃって、自分が求められてるものができなかったから、ちょっと、自分自身にちょっと悔しいですね。はい。(連敗は止まりました)止まったんですけど、次に繋げられればいいかなと思ってます(ラウンド中の宮田代表からの指示は)3R目お前行くよな?って、ぶっちゃけお前の求められてるほどに比べたらつまんないぞと言われたんで、ただそれでもいけなかったっていうのが、ちょっと、多分、終わった後控室で怒られると思います。去年はバンタム級トーナメントに出させていただいて、その後にコロナにかかっちゃってホントはココに出るはずだったランドマーク出れなかったんですけど、自分もRIZINバンタム級を盛り上げていきたいんで、自分ができる仕事しっかりしていきたいです。これからまた1から頑張りたいです。応援よろしくお願いします」
<試合後コメント>
伊藤空也
――試合を終えて率直な感想を
「勝ってホッとしたんですけど、まあ、求められてるのは勝ち負けじゃない。プロとして求められてるものができなかった。そこが残念ですね」
――2R目には激しい打撃の応酬があったが手応えは
「右のキックが当たったと思うんですけど、1R目にフェイント仕掛けてそこで相手がカウンター狙ってくるのわかって、まあうかつにちょっと出せない、いけれなかったのは反省ですね」
――試合後のマイクで控室で怒られると言っていたがどうでした?
「やっぱ言われました。はい。気持ちは判るんだけど、まあただ、オリンピックじゃないんだからと。アマチュアの試合じゃないんだからそこはわかってるだろと。行くべきだったよねと言われました。ぐうの音も出ない」
――相手の印象は変わりましたか?
「そうですね、左がガードの上からでも重いなって感じましたね。ただやっぱ作戦だったと思うんですけど相手もそこまでこなかったんで、それにはまっちゃったというのはありますね」
――今後の展望は
「また呼ばれるかどうかわからないですけど、求められてる試合ができるように、ちょっと練習でだめなところ改善しなきゃ。行くとこいかないと駄目かなと。ちょっとそこの気持ちをもうちょっと作りたいですね」
――フルスイングは見えましたか?
「そうですね、はい。見えました」
――試合のどこかでテイクダウンで行こうと思ったのはどこで
「別にテイクダウンを狙ったつもりじゃなくて流れでああなっちゃった。とれるならとろうと」
――テイクダウンでいこうと思ったわけではなかったと
「別にはい」
――いけるところいけるだけいこうと
「とれたら」
――気持ち的にはバチバチな試合をやろうとしてた
「なんだったら別に立たせても良かった。離れ際にもうちょっと打撃を狙っていっても良かったと思いましたね」
――それができなかった理由は
「ちょっと、勝ちにこだわっちゃったですね」
――それは前回の試合があったから?
「それもあったし、あとはちょっと、欠場で出れなかったというのもあって、そのぶんしっかり勝たなきゃなって気持ちのほうが大きかったですね」
――応援してくれてる人を喜ばせたいと言っていたが、今後もやっていきたいという気持ちは
「はい、あります」
魚井フルスイング
――率直な感想を
「いい経験はできましたが、こんな試合してすいません。すごいいい経験になりました」
――伊藤選手があまり相手がこなかったのは作戦だったんじゃないかと言っていたが
「いや焦らず作っていこう、試合を作っていこうと思ってたんですけど、気落ちが多分相手選手のほうがしっかり入り込めてたんじゃないかな。自分は少し上ずってたような気がします振り返ってみると」
――具体的にどういうところが経験になりましたか
「やっぱり今こうやってインタビューされてても、こんな照明とかカメラとかマイクとか、関わってるスタッフの数、他に出ている選手たちのレベルや知名度、全てが国内、メジャーって言い方好きじゃないですけど、メジャーじゃないって言われてる修斗やパンクラス、DEEPの会場、他の団体と比べるとやっぱりこういうところを経験してるしてないというのは選手として違ってくるんじゃないかなと。この場に立てたというのはすごい大きい経験、財産になったと思ってます」
――相手もフルスイングしてきたが、戦ってみて印象は変わりましたか?
「ちょっと詰めてくる方向っていうのが、圧力をかけてくる方向っていうのが自分の想定と少しずれてましたね。研究、相手陣営もしてきたのかなと思うんですけど、もう少し自分からすると違う方向に詰めてくるイメージだったんで、そこはちょっと違いました」
――方向というのはリングのどこにという方向ですか?戦い方ですか?
「サウスポー相手にもう少し自分から行って、膝に、奥足側のほうに入り込んでいくイメージだったんですけど、結構真正面に淡々と詰めてくるみたいな感じだったので、そこが少し想定とは違いましたね」
――今後の展望は
「ダメージがそんなにないので、とにかく一刻も早く練習に戻りたい。自分が何が弱いかとかっていうのは現実的にも、技術以外の面でもわかってるつもりだったんですけど、今回セコンドについてもらった人たちに、アドバイスと、お叱りと言うか(苦笑)受けて、早くそこを埋めたいので、一刻も早く練習に戻りたいと思います」
――序盤は手数が少なかったがカウンターを狙っていた?
「最初はそのつもりだったんですけど、試合の途中から伊藤選手のほうが前にグッと気持ちが入っていて、少し、悪い言い方をすると自分のほうが怯えていたというか、良い言い方をするとちょっと冷静すぎたという感じですね。それでずっと見合う時間が長くなったという感じです」
――プレッシャーを感じていたと
「もちろん伊藤選手の気持ちとか気迫とか、それもあったんですけど、自分の中の問題かなと。自分の中の試合に対しての持っていきかたの問題だったと思います」
――伊藤選手はバチバチの試合をすると言っていたが、テイクダウンに来ると予想してましたか?
「ある程度は。BRAVEなんでそういったことも想定してました」
――そこでペースを握られてしまったということに関しては
「やっぱり試合に入り込めてなくて、自分が攻めている時ですら後手後手になっていたからじゃないですかね」
――原因はわかっている?
「そうですね、あんまり言い方を間違えると言い訳になっちゃうんで、やっぱりその、勝ちたい、出し切りたいという気持ちより、負けたくないっていう気持ちになったんじゃないですかね。だから、伊藤選手のほうが自分に、勝ったからああ言う風に前に出はったんじゃないですかね」
第3試合
お互いローで牽制し、白幡がジャブで距離を見る。
白幡のミドルに吉成がロー。お互いローの打ち合いから白幡が飛び込もうとするが吉成がフックでカット。
お互いミドルの打ち合いから距離が詰まるとクリンチになるがブレイク。
白幡がワンツーからミドルも、ガードした吉成がローから右のジャブ。白幡のジャブに吉成がミドルも、白幡がキャッチし倒す。
白幡のローに吉成が前蹴り。白幡のミドルを吉成がキャッチし倒す。
お互いミドルをガードし、吉成がジャブからハイも打ち終わりに白幡がジャブ。
吉成が右ストレートから前に出るが白幡はガード。白幡もストレートを返していくが、これは空を切り1R終了。
2R、白幡がローで牽制していき、吉成はジャブとローを混ぜて牽制。前蹴りの相打ちから吉成が前蹴りをキャッチするが白幡は下がる。
白幡がワンツーで前に出るが吉成が右フックでダウンを取る。
白幡がラッシュを仕掛けるが首相撲で倒す。
白幡が飛び込んで左のストレートも、吉成がカウンターの左ストレートでダウンを奪い、即座にレフェリーがストップした。
吉成「今回あの、色んな件があって自分のために色々動いてくださった皆様のおかげで、こうやってRIZINのリングに戻ってくることができました。本当にありがとうございます。実は白幡選手とは何度か一緒に練習もしたことある後輩で、今回の試合色んな思いもあったんですけど、今回自分が勝ったんですけどほんとに雄星選手もほんとに強い選手なんで、これからまたどんどん活躍してほしいなと思ってます」
榊原CEO「おめでとうございます。素晴らしかったですね。あっぱれです。あの、まあまあ、色々ね、これまでありましたけど、仲直りしたんで、未来目指して頑張りましょう。おめでとうございました」
吉成「やっぱり、さっき仲直りしたって榊原CEOもおっしゃってたように自分の中でも完全に精算して次に進んでいこうと思っています。今日は今生で見てくださっているみなさんほんとにありがとうございます。これからも自分のスタイルを貫いてKOの山を築いていけるようにこれからも頑張りますので応援よろしくお願いします」
<試合後コメント>
吉成名高
――試合後の率直な感想を
「今回でRIZIN5戦目になって、4戦4勝で来ててパーフェクトレコードで来てて、それをまた更新することができたのは嬉しく思っています」
――練習を一緒にしていた相手だったが印象は変わりましたか?
「そうですね、練習での動きより試合での方が早くて、1R目は結構自分が翻弄された場面もあって自分が崩されたりもして。ほんとにやっぱりKNOCK OUTのチャンピオン獲ってるだけあって、なんだろう、その技術もありますし試合中でも冷静だと感じました」
――今回パンチでダウンさせて今までと違う自分を見せれた?
「そうですねやっぱり、今回肘打ち以外の技でも倒すって言ったように他の武器も見せようと思って試合したので、新たな武器、カウンターを使って倒すことができたのはすごく嬉しいです」
――試合前の煽りVで言っていたような部分が出せた?
「1R目はなんか自分の中でも色んな思いがあって固くなってしまった部分があって、もちろんそれは白幡裕星選手がすごく強かったという事でもあるし、まだまだ自分の強いところは見せれるなと思ってます」
――今後の展望は
「これからもどんどん、今の武器を伸ばしていって、逆に足りない部分も強化していって、ほんとにオールラウンダー、何でもできる選手、何でも倒せる選手になっていくのが次の目標です」
――1Rは結構前蹴りで相手をとめてたりと落ち着いてるように見えたが
「一回自分がすごく上手く崩された場面があったんですけど、普段僕、なかなか練習とか試合でもあんまりこかされないので、やっぱりそういう足をすくうタイミングとかは上手いなと思いました」
――力強さは感じた?」
「蹴り、ミドルキック、左のミドルキック何発か蹴って、自分カットはしたんですけどやっぱり重さはすごく感じましたね」
――1Rは見ていこうと思いましたか?
「元々1R目は様子見ようと思ってたんですけど、ただ様子見ながらももうちょい相手の技術を殺しながら?相手のペースで見ていこうと思ったんですけど予想以上に相手の攻撃がうまくて、何度かもらいかけたシーンもあったと思うので、はい」
――2Rカウンターがあたったのは相手の動きが見えたから?
「そうですね、2R目に入ってちょっと白幡選手のステップが変わって、パンチで踏み込んできそうな感じがあったので、そこで、一回目が右のフックをあわせて、二回目が左のストレートだったんですけど、パンチで出てくるところにカウンターというのはいつも練習してた動きだったのでそれが出たかなと思います」
――相手のステップが変わったからパンチで踏み込んでくるのがわかったと
「なんとなくそうですね。パンチ狙ってそうだなというのはなんとなく感じましたね」
――今回52.5kgですが、この体重が一番あっていますか?
「いやまだちょっと、ベストは52kgぐらいだと思うんですけど、落とそうと思えば51kgとか50.8kgとかフライ級まではまだ全然落ちてしまうので、やっぱりその上の階級、バンタムで適正でやるためにはもう少し体大きくしないといけないのかなという風に思います」
――煽りVなどでも打倒榊原とか、吉成vsRIZINになっているが、どうだ見たかって気持ちはありますか?
吉成「どうだ見たかっていう気持ちはないですけど(苦笑)やっぱKOしたんで、そうですね、まあKOして少しは大会に貢献できましたか?って感じです」
白幡裕星
――試合を終えて率直な感想を
「強かったですね。なんか、もっと、もっといきたかったですね」
――練習もしていた相手だが戦ってみた印象は変わりました?
「練習と試合は全然違いますね。やっぱ緊張感もあるしっていうのもあるし、その中で僕ができたこととできなかった事あったんで、まあそこはまた、練習しに行きたいですね」
――パンチをもらった場面は相手のスピードが上回っていた?
「そうですね、一瞬のズレとかスキですね。自分の甘いとこが出たという感じですね」
――RIZINの印象は
「なんか、他の団体と全然違うところもいっぱいあって、いい経験になりました。すごい」
――今後の展望は
「今後は、階級を2つぐらいあげて、世界のベルトとりたいですね」
――なぜ2つ
「ちょっと減量苦しいってことに、今回半年ぶりの試合だったんで気づいて、今後は52.5kgや53kgは厳しいんで、自分のベストの動きをして世界のベルトをとりたい。なんで2つぐらいあげようかなと」
――1R、すごく距離が遠いなと思いながら戦ってるように見えたが
「いや、まあそんなに、まあでも映像見てないからわかんないですけど、別に自分で思っている以上はそんなに遠くなかったと思います」
――あたりそうな感覚はあったと
「そうですね。1Rちょっと感覚掴んで2Rいこうと思ってたところですね」
――1Rは距離を測るのは決めてました?
「そうですねまあ、距離図って何出してくるのかなと探ったり、あとちょっと肘を警戒してました結構。なので遠目にいたのかもしれないです」
――2Rはどうしようと思ってました?
「2R入った瞬間に、名高選手の構えが変わったんですよ。来るなと思ったんで、俺もいかなきゃなと焦りが出たのかなと。それが今回の結果に繋がっちゃったのかなと思います」
――吉成選手の構えが変わったんで自分も身構えてしまったと
「いかなきゃいけない、打ち合おうと思っちゃった自分がいたっすね」
――いったところカウンターとられたと
「そうですね」
――スピードや反応は予想以上でしたか?
「予想以上だったからこの結果だと思ってるんで、予想以上ですね。カットとかも一個一個のディフェンスも上手いんで、こういう結果になってしまいました」
――一気に2階級上げると言っていたが、吉成選手へのリベンジは
「名高選手へのリベンジは、エイワスポーツジムで、スパーリングでやらせていただきます(笑)」
――先程二階級上げるとおっしゃっていましたが55kgですか?
「55kgか54kgで。54kgでもいけるけど、55kgでいこうかなという感じです」
第4試合
昇侍がリング中央をとるが、鈴木が左ストレートで押し出し中央をとる。
鈴木が左ストレートから首をとり膝。昇侍がカウンターを狙っていくが、鈴木はくらいながらも前に出てパンチのラッシュやハイキック。そのまま崩れ落ちながら下がった昇侍に鈴木はラッシュを止めず、コーナー際で崩れた昇侍の頭に膝蹴り。逃げようとする昇侍を鈴木が容赦なく殴り続け、ふらつきながらも腕を振り回していた昇侍だったが出血しているのを見たレフェリーが鈴木を羽交い締めにして試合を止めた。
鈴木「(血の匂いがしたら仕留めに行く嗅覚はすごいですね)血の匂いがした瞬間、ちょっと記憶ないですね。あっ、血の匂いだ!ってなって、吸い寄せられちゃいましたね。(昇侍選手からは塩試合をすると予告があったが)あの、どうだろう・勝つためにやることって全部美しい姿ですよ。野生でいったらどんな手使ってでも食い殺すっていうのが一番美しい姿なんで、なんでもきてくれって、俺を潰すために全力で来てくれたらそれでいいと思いました。(今後闘い隊選手は)これでRIZINランドマーク二千して、なんか海外でr何度マークやるって話もちらっと聞いてるんですけど、そこで海外の選手、海外さんの美味しい選手楽しみ痛いと思います。Mr.ランドマークとしてがんあb履帯と思います。(最後にファンへメッセージを)どうも皆さんこんにちは!ベルウッドファイトチーム、盆栽柔術の皆さんご存知怪物くんです!今日はありがとうございました!また、皆さんとこうやってみんなの間ででKO勝ちできて心から嬉しいデウs。そんなまた皆さんの前に現れたいと思いますので、その日がまた来るのを楽しみにしてます。それまで皆さん、また会おう。フハハハハハ!ありがとうございました」
<試合後コメント>
鈴木博昭
――率直な感想を
「嬉しいです。嬉しいです、それにつきますね」
――ランドマークでは2回連続KO勝ちですが、ランドマークだと燃えるものがあるとか
「いやいやそういうわけじゃないですよ!そういうわけじゃない」
――相手の印象は
「まあ、やり合う前に終わってしまったんで、でも、うん、昇侍選手とやるっていうのでやっぱり萌えた部分てすごいあるから、結果がどうこうじゃなくて、ほんとに、すごい尊敬する選手です」
――大晦日からガンギマリMMAで、今回は
「あん時ちょっと色々と見せようとしすぎたりとか色々やろうとしすぎて結局ばらばらになっちゃったなと思うんで、アレのおかげで自分のやるべきことに集中しようというのになりましたね」
――試合前に久々に筋トレしたそうですがそれの成果は
「出たのかもしれないですね。筋トレの成果出たかもしれない」
――今後の展望は
「いまこれで3戦してMMAだって去年の8月のお盆から初めてMMAを。まだ一年も経って無いから、半年ちょいぐらい?だから、新人がね、とやかく言ってる場合じゃないんでドンドン組まれればどんどん試合してという感じですよねっていう。最終的には僕はやっぱ海外で勝負したい気持ちも、今このね、もちろんRIZINにかけてるんですけど、もしその海外要因としてもあれば、どんどん勝負していきたいですよねと思います」
――戦いたい相手は
「もちろん強いって言われてる選手だったら誰でもっていう感じですね。チームメイトというか先生でもあるクレベル・コイケ以外だったら誰でもやりたいですよ。彼はほんと同じチームの仲間だからやること絶対ないんですけど、それ以外だったら誰でもやりたいですね」
――打撃だったら他のファイターに負けないことを見せられた
「打撃だったらっていう考えって僕ほんとに無いんでうすよ。キックボクシングやってるわけじゃないし打撃だけだったらね、ほんとに、打撃だけの勝負いけよって思ってるから。MMAの打撃っていうのを今回見せれたのかなって思ってます。誰とかそういうのないです」
――試したかった部分は
「今回ですか?年末はね、できれば下になった時下から極めたかったっていうのはどうしても。ボンサイ柔術習っているっていうのでちょっと欲かいちゃったっていうのがあるんで、今回欲かかずにぶっ飛ばしに行こうっていうのが今回の作戦、今回みんなにも言ってたんですけど、今回の作戦は左ストレートでぶっ飛ばす。だけですって言っときました。左ストレートでぶっ飛ばす。まっすぐ行ってぶっ飛ばす。だけです」
――年末は色々練習したことを試しちゃおうと
「そうです。色んな動き、スイッチコロコロ変えたりフック入ったり、ちょっと堀口選手とのイメージやったりとか、ボンサイ柔術の下からの極めとか、その、ディフェンスとかそういうのを色々やりたくて、なんだろう、人に見せたくて見せたくてという部分が強すぎたなというのはあります」
――今後は今日みたいな感じでいくのか
「染み付いていけば自ずと使えるようになると思ってるし、極めももちろん練習してるしというのはありますよ。はい」
――どれぐらいのMMAファイターとしての満足度が
「まだまだ全然始まったばっかでしょうって話なんで、満足するわけがないじゃないですか。こっからですよ。今日もほんとは途中で極めようかって一瞬だけ悩んだ瞬間があったんですけど、今回サトシ先生の、なんだろう、指示じゃないけど最初はほんとに極めあんま考えなくていいからと言われてたんで、あの、まあとりあえず打撃で勝負してみようと思いました」
――対戦相手は誰でもいいと言っていたが特に喰いたい相手は
「ほんとになんか今、特に今どうですかね?しいていえばメインの勝ったほうとやりたいかなというぐらいですかね。パッと見てあーって思ったんで、はい」
昇侍
――試合の感想を
「完敗です」
――盛り上げたい病と言ってましたが
「そうですね、もちろん寝技に行くプランも練習もしてきたなかで、打ち合いの中からテイクダウンのタイミング。もちろん警戒もしていたので、序盤は入れないなと思っていたので、最初はある程度いこうと思ったんですけど、一発目のパンチであの、目が、あの多分まだ検査してないのでわかんないですけど眼窩底骨折して、左目がちょっと見えなくなったんで、そっからは劣勢な展開が続いて倒されたという感じですね」
――印象は変わりました?
「まあほんと警戒してましたけどやはりパンチの打撃のスペシャリスト。パンチも重かったし、練習してた以上にすごくコンパクトな左ストレートを食らってしまって、そっからペースを持っていかれたというふうな感じです」
――メインの2人のイメージは
「いやまあ素晴らしい試合で、若者2人がお互いに戦ってる姿をみるのはすごくいいなという風に思いました」
――フェザー級でやっていくとのことだが今後は
「ちょっと左目の具合を明日病院に行ってみていかないと今後の展望は見えないところはあるんですが、厳しい展開、状況の中ですけども、臥薪嘗胆という言葉があるように、しっかりとこの敗戦を受け止めて、また諦めずにしっかり努力して、また素晴らしく活躍できるように頑張りたいと思ってます」
第5試合
鈴木がローで牽制するが、平本は構わずワンツー。下がった鈴木に再度ワンツーも、鈴木が右フックを打ち込むが平本はかまわずワンツーからロー。鈴木の右ストレートがきまり一瞬動きが止まるが、平本が前に出ると鈴木がクリンチして膝。平本も膝を打ち込み、近距離でのフックと肘の打ち合いから鈴木がワンツーフック。平本も右を打ち込み、ラッシュを仕掛けるが鈴木のフックが顔面を捕らえ、平本がクリンチも鈴木が振り回してテイクダウンを奪う。鈴木はサイドポジションからハーフガード。平本は逃れようとするが、鈴木はパウンド連打。平本はもらいながらも立ち上がるが、鈴木は小手投げからギロチンを離し際にジャブからストレート。平本は組み付くが、鈴木はコーナーに押し込み肘を打ち込んでいく。鈴木はボディから膝蹴りを打ち込むが、これがローブローとみなされブレイク。
鈴木のジャブに平本がタックルで組み付くが、鈴木は近距離で肘から膝。平本も膝で返していくが、離れ際に平本がフックを狙うも鈴木はすぐに組み付いていく。これはブレイク。
鈴木が肘を打ち込んでいき、平本がラッシュを仕掛けるとフックが顔面を捕らえるがここで1R終了。
2R開始前に平本の顔面から出血が見られるためドクターチェック。
試合が再開し、鈴木がフックから組み付いていくが、下がった平本が殴り合いを狙う。だが鈴木が組み付いてコーナーに押し込み、ロープ際で切り返しあうと平本が肘を打ち込んでいく。鈴木も膝を打ち込んでいくがこれはブレイク。
平本がフックからストレートの打ち合い。鈴木がタックルも平本が倒れず鈴木はコーナーに押し込む。膝の打ち合い。これもブレイク。
平本が肘を打ち込んでいくが、鈴木が組み付いてテイクダウンを奪うと鈴木はサイドポジションから肘を落としていく。マウントをとるがラスト10秒になり、亀になった平本の背中に乗るが平本はそのまま立ち上がりここで2R終了。
3R、鈴木がミドルも平本が左右の肘連打で前に出てコーナー際に押し込むと鈴木がクリンチ。そのまま振り回してバックを取ると、すぐに平本が回転して向き合うが鈴木は膝。コーナーに押し込むと、鈴木が振り回すが平本はロープを背にして耐える。これはブレイク。
タイムストップになり、平本がロープを掴んだことにより注意が行われる。
再開し、平本がワンツーも鈴木がクリンチしてコーナーに押し込む。これはブレイク。
鈴木の前蹴りに平本がワンツー。鈴木は前蹴りからがガードして前に出るが、平本は構わず殴り続け、鈴木はコーナーに押し込みブレイク。
鈴木は再度ガードして前にでてコーナーに押し込む。平本は膝蹴りを連打し、押し込むのを辞めない鈴木へ平本は肘打ち連打。強引に倒した平本が鉄槌を連打するが時間切れに。
判定3-0で鈴木の勝利となった
鈴木「えっと、まず一番は今日までずっと練習見てくれた会長、セコンドの方々ほんとにありがとうございます。渡慶次さん、KOできなくてすいません。次は渡慶次さんの番です。また僕らでRIZIN盛り上げましょう。そして、会場に来てくれた方々ほんとにありがとうございます。僕のこと知ってる方は少ないと思うんですけども、これからもっとみんなに知ってもらえるようにもっともっと頑張っててっぺん目指すんでこれからも俺をよろしくお願いします。(プランは)そうですね、僕はやっぱり、キックボクシングで、僕はチャンピオンになってるんですけど、そん時はKO一択でずっと行けたんですけど、やっぱMMAってほんとに難しいんですよね。まだまだ僕全然未熟で、KOできる技術をまだもってないんで、僕が、ここからチャンピオンになるまで、どんどんどんどん強くなってくんで、僕のストーリーを見てください。ほんとはKOしたかったっす。でもまだまだ実力足んないです。だから次!絶対KOできるように頑張るんでよろしくお願いします(戦いたい相手は)そうですねあの、昨日かな?一昨日僕のSNSのコメント欄に朝倉選手がコメントしてくれて、今回の試合盛り上げてくれたんですけども、あのときの激励の言葉ほんとにありがとうございます。素直に嬉しかったです。そして、朝倉選手が引退するまでの間に、僕、朝倉選手と戦えるように実力つけてこっから上がっていくんで、そんときは俺と戦ってください。お願いします。二刀流を体現します。チャンプのように頑張るんで俺を見てください。よろしくお願いします。たぶん親指折れました。以上!」
平本「負けました。けど、負けてないっす。またすぐやります。やっぱ、ほんと死ぬ気でやってきたんで、今日はほんと後悔ないっす。もっかい、這い上がります。絶対頑張る(この1年間はどういうものだった?)これからの試合で見せていきます」
<試合後コメント>
鈴木千裕
――試合後の率直な感想を
「そうですねやっぱあの、平本選手強かったっすよ。ほんとなんか、あれ?キックボクサーだったっけって思うぐらい。総合だなと思います。ほんとにキックボクサーって言ってるじゃなくていちMMA選手と試合してるんだなと思って、本当に強かったです」
――どこが想定と違いました?
「想定、予想通りの試合展開だったんですけど、やっぱ予想以上にほんとに打撃が上手かったんで、自分の思うようになかなか形が取れなかったですね。それこそK-1選手だったんで元々、肘とか使ったこと無いんだろうなと思ってそこまで警戒してなかったんですけど、すごい肘とか使ってきて、うわーやりにくいなと思いましたね」
――鈴木選手も1Rから肘を出していたが、作戦だったのか平本選手が出したからやったのか
「意地ですね。やられたんで、おんなじようにやってやるよと思って」
――作戦ではなかった
「なかったです。やられたからクソーやってやると思ってやったっすね」
――最後まで肘を出してた
「はい。やっぱり近距離が多いんで、近距離はストレートより肘のほうが有効だなって、試合の中で学びました」
――今冷やしている手は
「ちょっと両手折りましたね。両手折れました。やっぱり、ボクシンググローブだとなんていうんですかね、まだクッション性があるんですけど、やっぱオープンフィンガーだと自分の威力に拳が耐えられないんですよね、パワーがありすぎて(苦笑)」
――最後まで組んでいたが影響は
「めちゃくちゃ痛かったです。でも、僕試合で骨の1,2本くれてやろうって思ってたんで、なのでこれはしょうがないですね。勝利への代償だなと思って、折って負けたら最悪ですけど、折って勝ったのでなんでもいいっすよ」
――KOしたかったという話もあったが、最後まで狙っていた?
「ほんとはもっと予想通りいけば倒して、パウンドでバンバンバンバンいこうかなと思ったんですけど、ほんとにMMA選手になってたんで、よつレスリングとか。それこそタックルも入ってきたんで、完全にアメリカ修行、行った成果が出てるんだなって。でも僕も練習してたんで、そんな感じですかね」
――最後のマイクで朝倉未来の名前が出ましたが
「そうですねやっぱ、なんていうんですか、SNSで僕返信したんですよ、勝てるよみたいに言われてまかしてくださいって。そのSNS見てる方、格闘技ファンの方が朝倉選手に媚びたとか、同階級なのに媚びてるんじゃねーみたいな声が結構あったんすよ。別にその日戦うのは朝倉選手じゃなくて平本選手なんで、別になんていうんですか?激励もらって、いつか戦うときに僕は勝てばいいと思ってるんで。そういう感じでしたかね」
――今後の展望は
「まあその、やっぱ二刀流を体現するにはチャンピオンしか、チャンピオンになること以外無いんで、なので、そうっすね、誰がいいんだろう、そこ、対戦相手を決めるのはほんとにRIZINファン、格闘技ファン、RIZINの方々だと思うんで、用意された相手を倒しますね」
――左右の拳はどのへんでやったのでしょうか?
「平本選手の眼窩底付近、目元付近が結構腫れてたと思うんですけど、あそこへのストレートと左右のフックっすか?左右のフック打ったときに多分これ折れたなって。序盤ですかね。開始早々の打ち合いだと思います」
――そこから痛みに耐えつつ
「めちゃくちゃ痛かったです。でもその覚悟で僕もやってるんで、折れようが死なない限りは戦い続けるんで」
――今日ストレートがよく出てましたが練習されてたんですか?
「元々打てるんですよ(笑)ただフックの打ち合いでいつも試合が終わるだけで、引き出しはあるんですよ?」
――いつも出ないストレートが今日出たのはなぜですか?
「あの、そこが空いてたからですね。ガードが、真ん中空いてたらストレート打ちますし、ガード落としてたら左右のフック打つ感じなんで、相手を見て空いてたんでそこ打ちました」
――フック警戒してくると思ったんですけど意外性は
「フック、ほんとはそれで突き通そうと思ったんですけど、フックバンバン打って倒そうと思ったんすけどあまりにもガードがしっかりしてたんで、じゃあガードの上からじゃなく直接生身当てないと駄目だなと思ったんで、そこでシフトしてストレートに変えました。グローブだったらガードの上から倒せるんですけど、やっぱオープンフィンガーだとなかなか、その、振動を伝えられないんで。試合の中で学びましたね」
――試合が終わって何がしたいですか
「いやまあ、手が折れてるかわかんないですけど一応レントゲン撮って、折れてないようだったらまた次戦に向けてすぐ練習再開しようかなと思ってますね」
――いつもの試合だと、ラウンドが始まるとすぐ鈴木選手がプレッシャーをかけていくことが多いイメージですが、平本選手にかけられてるように見えたが
「いやあの、やっぱり試合データがなかったんで、最初どう出てくるのか見ない限り、見ないと試合が作れなかったんで、なので最初攻めてくるのかな?守りに徹しているのかチェックする必要があったんで、ちょっと見ましたね」
――全体的に落ち着いて試合に臨んでいたと
「それはチームのおかげですよ。セコンドが冷静にさせてくれて、活路をいつも作ってくれてるんで、なのでほんとにチームで勝ったって感じですね。僕一人じゃここまで来れないんで」
――試合終盤の組み付きからテイクダウンの展開が多かったが、序盤で折れていたから?
「手がって事ですよね?そうですねでもその、それでもがむしゃらに行こうと思ったんですけど痛くて、力が一瞬抜けちゃうところがあって、まあ言ったらいいわけになるんでとくにあれですけど、とにかく全力でやりました、はい」
――平本選手のパンチで何が一番効いたっていうのはありますか?
「これ効いたっていうのはなかったんすけど、肘ですか?僕今まで肘って受けたことないんで、肘ってこんなに揺れんだなって。肘だけちょっと、おぅって感じでした」
――オープンフィンガーで自分の拳が壊れちゃうってなると今後戦い方を考えないとと思ったりは
「腕が折ったらひたすら木殴って拳強化するしか無いんで、はい。それだけですよ。昭和と同じです。木殴ったり鉄殴ったり」
――打撃の試合で詰められる事あまり見ることはないが、あの距離での打撃の圧力をどう感じましたか
「やっぱりほんとに打撃に自身持ってるんだなって。SNSとかで平本選手は打撃がピカイチだってすごい書き込みとかあったんですけど、そう言われる理由がわかったっすね。今回打撃の勢いに飲まれなかったのは、やっぱりそのKNOCK OUT、僕KNOCK OUTのチャンピオンすけど前回戦ったタップロン選手とか、すごい圧が似てたんで、なのでその、一緒、似てるなと思って、これはキックで勉強したと思って。なのでそこまで焦らなかったっすね」
――相手にダメージを与えられたのは立ち際の打撃だったと思います。押さえ込みながら打つというのは練習の成果ですか?
「そうですね、その成果も出たんですけど、やっぱり、課題はいっぱいありますよね。攻めきれなかった自分もいますし、その、やっぱまだまだほんとにもっと練習しないとチャンピオンになれないなと素直に思ったんで、課題だらけでしたね」
――ブレイクは結構早く何回もあったが、その時点で腕はパンパンだったんじゃないですか?
「パンパンすよもー!やべーと思って、こんなに乳酸たまんのかよと思ったんですけど、けどやっぱそこ、何度も言いますけど、応援してくれる人のやっぱ声と、セコンドの千裕諦めんな!大丈夫お前ならできる!って言ってくれてる言葉聞いて、俺は負けちゃだめだ、俺は勝たなきゃいけないんだって自分を奮い立たせながら戦えてたんで、なので大丈夫でした」
――渡慶次さんの声がきこえてたと
「そうです」
――渡慶次選手との約束は後で話すとおっしゃっていましたが
「今年渡慶次先輩と自分で大晦日に出ることです。2人で」
平本蓮
――率直な感想を
「またすぐやります。すぐやる」
――1年3ヶ月ぶりの試合でしたが試合感は
「まあ正直試合、試合になってみて別もんだって練習しててわかってたんですけど、自分に足りないのは総合格闘技の試合の経験だと思ったんで、それが今日はっきりすごくわかったから、どんどんもっと試合して、こんなんで引いてらんないんで、ほんとRIZIN出て、どんどん試合してこうと思ってます」
――接近戦での肘は作戦?
「ちょっと効かせて、最初作戦今回、テイクダウン取りに行こうと思ったんですけど、ちょっと肘効かせたのもあって、試合なんで倒しにいこうとちょっとこだわっちゃったかなと。もっと色々できたのになと思うんで、こんなんで終わりじゃ無いです」
――3R最後まで目が死んでいなかった
「勝ちたかったです。もっかい、また戻ってきます」
――相手の印象は変わりました?
「まあほんと、戦う前からわかってたですけど、いい拳持ってました。自分も打ち合い得意っていうのもあって変に熱くなっちゃった部分があって、試合して、ほんと、こんなんで終わらせないです。ガンガンやってくだけです」
――今後の展望は
「もうガンガン今年は試合したいと思うんで、すぐ、すぐ練習復帰してまた戻ってきます」
――目の状況は
「腫れてるだけです」
――折れたりは
「大丈夫です」
――試合中見えなかったりは
「全然大丈夫です」
――パンチで一番効いたのは最初の右ストレート?
「ちょっと出会い頭に、自分も倒す気っていうか打ち気になってた部分であれなんで、良い拳持ってたなあって。全然問題ないです。怪我はないです」
――あれで試合のプランが狂ったりとかは
「いやそれはないですけど、ちょっとまあ、試合感も久々で総合格闘技の試合の経験というのは、これから積み重ねていくものだと思うんで、またすぐ復活してっていうか、どんどん今年は試合しようと思います」
――あの距離で戦えたと思いますが手応えは
「元々近い距離で戦うっていう風に思ってたので、でもまあもうちょい自分のファイトスタイル的に色々治す部分も見つかったので、はい、明日からまたやっていきます」
――相手のテイクダウンに関しては自信はあった?
「僕も変に打ち気、ちょっと試合感というか、ちょっと試合中の総合の打ち合いの決まった感じになっちゃって、もうちょい自分も作戦通り遂行できたらなと思うんで、経験だと思うんで、自分何が一番足りないかって言ったら経験だと今回明確にあがったというか、もっともっと出せる自分の実力があるんで、それを次の試合までに見せたいです」
――テイクダウンに行こうと思ってたというのは打撃の中に混ぜていく作戦だった?
「元々僕はテイクダウンにいこうと思ってて、試合なんで抜けちゃう部分もあったんで、これからはもっと試合して、自分の強さをもっと磨いていきたいと思います」
――試合前から色んなSNSで盛り上げて自分を追い込む形になったと思います。プレッシャーはなかったですか?
「プレッシャーとかは別にないっす。もうまじクソって感じです。またやってやるっていう(笑)悔しいです」
――MMAこれまでやってきて難しいと感じてる部分は
「うーん、難しいなっていうよりかは、ほんと、こっからまだまだ楽しいなっていうか、やることいっぱいっすね」
――もってるものが出し切れてないというのが大きいですか?
「それはすごいあります。ガンガン試合して、自分の持ってるものを最大限出せればすごい強い自分を見せれると思うんで、明日からまた頑張ります」
――試合をもっとやっていきたいということですが、リングはRIZINにこだわってる部分はあるんでしょうか
「このまま引くわけにはいかねーなっていう感じです。もうRIZINで絶対、誰よりも強くなってみせます」
――DEEPなど他のリングは
「こだわりはないっすね。ほんとにRIZINで死にものぐるいでやっていきます」
――組み付かれてコーナーに押し込まれる時間長かったと思うが、そこからの脱却はどうしたかった
「組み疲れはそんなになかったんですけど、逆に自分の攻め手、こうしようああしようっていうのがあったんですけど、試合中ちょっと飛んじゃって、ああいう風にできたのになっていう後悔が、今自分の中に反省点っていうか、あそこでもっと展開作れたのにっていうのが正直あるんで、その次の試合までにそこをもっと自分の力を見せれるように、能力っていうか、また、ジム行ってクソほどやってやるぞって感じです」
――3Rの展開で不利だと思ってたと思うんですが、逆転の打撃勝負しかなかったと思うが
「いや色々と作戦を遂行する、今回の作戦があって、いろいろというか固まってたものがあるんですけど、そこに持っていくまでにちょっと色々と打撃で相手が効いてた部分もあったんで、そこで変にこだわりすぎた部分とかもあって、もっとこういう風に攻めれたらまた違う展開になったのになって試合終わって石渡さんと喋った時に色々と、あーそういえばもっとこうできた、もっとこここうできた、こうできたなっていう後悔が自分の中であるから、ほんとに、勝てないこともまあこれからあるだろうなと思うんですけど、絶対負けないというか、負けないっす。これからも戦いは続いていく。自分の中では」
――2人負けた相手にリベンジは果たしたいですか?
「はいやりたいです」
――今年中にリベンジを果たしたい?
「もうほんとに死にものぐるいでやってやります」
――SNSでやりあってきてて、2敗したということでガンガンやる気持ちは控えめになっちゃうとかは
「いや別にないですよ(笑)」
――変わらない平本イズムが
「そんな黙ってられるタイプじゃないんで(苦笑)」
――朝倉未来選手がまだまだ話にならんなと言ってますがどう思われますか?
「いやどうも思わないです。俺のほうが絶対強いと思うんで、ほんとにどんどん試合して、必ずRIZINの頂点とります。絶対諦めない」
――2R以降鈴木選手が徹底的に組み付いてくる展開だったと思うんですが、精神的にどう思ってましたか?
「組みの展開は別に僕も組んでいこうと思ってたんで、その展開にきついとかはなかったですけど、ちょっと色々打撃とか含めて、総合格闘技としてちょっとこうもっとこうできたなって部分がほんとに、ほんとにあるっす。だからまたすぐほんとに復活したい。復活したいというか、すぐ試合します。もうこれはほんと試合重ねてって、経験を手に入れて、絶対自分の力出せる日が必ず来ると思うんで、止まらないです。ガンガン試合します、引かないです」
榊原代表総括
「お疲れさまでした。ランドマーク2回目ということで、まあまああの、なんていうのかな?RIZINとしては3つシリーズがあるうちの一つ、このコロナ禍の中で、サバイブするために生まれた大会ではあるんですが、むちゃくちゃまあ、会場に入っていただける数に限りがあるんであれですけど、映像見ていただいている方にどれだけ伝わっているかあれですが、すごく色気があると言いますか、会場で見ていただいた人も密封されたと言うか、閉塞したっていったらあれだけどその中での音だったり迫力だったり、大会場でライブで見ていただくパターンとまた違った臨場感が生まれて、すごくある意味色気のある大会が作り出せて、空間が作り出せてるかなという感触を持ちました。やっぱりそういう空間の中なんで、選手、リング上の選手、今日170~180人の観客の方に入って頂いてますが、そういう周りで見つめる視線というか、その観客、見てる方、そしてリング上でのエネルギーの交換みたいなのもすごくダイレクトに行われている感じがあって、選手たちに特別な臨場感とか、特別な思いを起こさせる空間かなとそんな風に思ってます。
全体試合としては5試合の中で、まあ上3つ非常に名高選手の試合以降、とてもこう、見てるファンの皆さんが求めるような試合展開だったかなと。前半2つは、それぞれお互いしっかり戦ってはいるんですけど思うように噛み合わなかった部分若干あったかなと思いますが、格闘技なんでリアルファイトで進めると必ずしもファンの期待に、期待が高いぶんその期待に答える試合を形にするっていうか表現する、作品として選手どうしで作り上げるのって難しいなという風には思うんですけど、まあおしなべて5試合、素晴らしいランドマークの2回目の大会になったと、プロモーターというか主催者代表して、今日戦った10人の選手に心から感謝したいと思います。ありがとうございます。素晴らしかったです。
印象に残ったのは当然名高、吉成名高の圧倒的なスピードと、見事なKO勝利。RIZINの中で気づけば5連勝。5連続KO勝ちという、こっから先彼がどうRIZINの舞台だけに限らずですね、その、彼が愛するムエタイを、どれだけ体現していくのか、対戦相手を磨いていくことが大変だな、見つけてくるのが大変だなっていう風に思いながら。まだ発表してないと思いますが、名高選手にもまたさらなる大きなチャレンジの構想があるっていうのも、中川会長の方からも聞いてますので、いろんな形でキック界を牽引してく、先頭に立っていく、そういう気概をもってくれたらいいなとそう思っています。素晴らしい試合でした。
そして、Mr.ランドマークと自ら言ってましたけど、鈴木選手、怪物くんですね。なぜかランドマークになるとと言ったら怒られちゃうかもしれませんけど非常にしっくり来てると言いますか、まあ昇侍選手と激しい、ファンが求める壮絶な殴り合いを制してMMA2勝目を飾って無傷だということなんで、早いタイミングで怪物くんの試合を組んでもいいかなと思っております。
メイン、平本蓮選手と鈴木千裕選手。ファンの皆さん期待に違わぬ、若き20代前半ですね、22歳の鈴木千裕と23歳の平本蓮、きっとRIZINの舞台でも、RIZINの舞台を離れてMMAの世界の中ですごい良い意味で刺激をし合う、ライバルな関係になるんじゃないかなと思います。これが初戦で、2戦目3戦目っていうのが見たくなるし、何年後になるかわからないけど、またMMAファイターとして成長した二人の戦いは是非見てみたいなと思わせる、非常に気持ちの込もった良い試合だったと思います。残念なのは鈴木千裕選手が1Rの早いタイミングで拳をですね、親指の付け根を骨折してる、この後ドクターチェックでレントゲン撮ってみないとわかりませんが痛めてしまって、相当痛みを感じてなかなか彼としても打撃の試合に3R通して平本蓮の求める試合スタイルに付き合えなかったところはあると思いますが、総合格闘家としての成長度合いは両選手ともすごいスピードで成長してると思いますし、負けはしましたけど平本蓮選手の成長もしっかり見てとることができましたし、怪我がなければほんとに、この先の4月とかのRIZINの大会で出てきても、トリガーとかの大会だったら面白いんじゃないかなという風に思いました。これからも両選手のですね、RIZIN及び、鈴木千裕に関して言えばKNOCK OUTの試合も二刀流ですから、続けていくことになると思いますけども、目が離せない2人になったなとそう思います。いずれにしても素晴らしい試合だったと思います。私からは以上です」
――怪物くんがメインの勝者とやりたいと
「まあまああの、千裕選手の怪我次第だと思いますけど、どっち、平本蓮がいっても千裕がいっても、怪物くんとキャリア的な事を考えると、スタイルとしても噛み合いそうな感じがするので面白いんじゃないかなと思いますね」
――メインの2人がフェザー級の未来になってくるとおっしゃってましたがふさわしい形ですか?
「そうですね。やっぱり、常々思うんですけど、技術はほんとに時間とともにその間ほんとに血と汗と涙をどれだけ多くのものを流して精進したかによって、必ずスキルアップもするしレベルアップもすると思うんですけど、圧倒的にファイティングスピリットっていうのは、これはもう、ハートは鍛えようがないっていうか、持って生まれの部分があるし、やっぱり最後行けるかいけないかっていうところで言えば鈴木千裕も平本蓮も、しっかりこう、戦う男としてのファイティングスピリットは持ち続けている。それと、平本蓮に至っては、負けた後でも負けてないという、自らに重たい十字架を背負わせる。あのこうやっぱり悔しさと言うかですね、諦めない姿勢というのはほんとに彼らを強くすると思うんで、そういう意味では鈴木選手においても平本蓮においても、そこのハートの根っこの部分、持ってて欲しいものはしっかり、RIZINのファイターとして持ってて欲しいものはしっかり垣間見る事ができたんで、期待がさらに増したなとそう思っています」
――次のランドマークは
「今日の結果を受けてですね、当然PPVのBAYの数字も、速報値ではかなりいい数字が今でて来てるんで、ここでしっかり大会として成立するなというふうに、数字的なものも、毎回やるのは良いけど毎回赤字で大会をやることもなかなか続いていかないと思うんで、そのへんの数字の検証もしたうえでですが、早いタイミングでこの4月5月6月の格闘技界のビッグマッチ前には、もう1大会、3回目をやれると良いなと思ってます」
――海外でのランドマークという話がでましたが
「やるとするとアメリカでやることになると思いますね。随分入国の規制も緩和されてきてるんで、近々アメリカに僕も再度飛んで、スコットと話をして、ベラトールの協力を得ながらやっぱり外国勢の選手たちと、日本から出向いていって、相手のホームに乗り込んで戦う機会を作れたら良いなと思ってるので、そういう環境でなかなかRIZINでずっと国内で大会を続けていますから僕ら、海外でしっかり協力してアライアンスを組んで動いてくれるプロモーションが必要になるんで、そこはあのスコットが全面協力すると言ってくれてるんで、ベラトールの協力を得ながら早いタイミングで海外での大会を開きたいとそう思っています」
――平本選手が先程すぐ次の試合したいとお話していたが
「ほんとに本人のドクターチェックをした上でしっかり話して、マネジメントとも話してになるけども、僕はまあ圧倒的に足らないのは実戦経験だと思うんだよね。まあキックの試合での経験は当然K-1の選手でトップまで行った選手なんであれですけど、MMAの、これ石渡の今日の紹介Vでも言ってたように、戦うまでの道場ではほんとに強いんだと思うんだわ。だからあとは戦う、ほんとにリアルで試合をする中での引き出しをどう出すかは実戦でしか学べないことが多々あると思うんで、次回の4月のトリガーになるのかナンバーシリーズになるのかあれですけど、しっかりやって、もう一試合経験して海外に戻るんなら戻ってトレーニングするとか、だからまあ、僕らとすると来月の大会からさっそく戦う機会を提供したいなとそう思っています」