SKE48荒井優希が2・11後楽園での鈴芽との同学年対決に意欲!「負けたくない相手なので自分の意地を見せていけたら」
東京女子プロレスが1月31日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「Positive Chain '22」(東京・後楽園ホール)に向け記者会見を開いた。人気アイドルグループSKE48のメンバーで、同団体でプロレスラーとして活動する荒井優希は鈴芽との一騎打ちに意欲を見せた。
両者は98年生まれの同学年で、1月20日、東京・新宿FACEでの「第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」2回戦(鈴芽、遠藤有栖組VS宮本もか、荒井組)で対戦し、荒井組が白星を挙げているが、シングルでは初対決となる。キャリアは3年目の鈴芽に対し、ルーキーの荒井とは2年ほどの差がある。ともに同団体では期待の若手選手とあって注目の一戦となる。
荒井は「東京女子にはたくさん同級生がいるなかで、鈴芽さんはすごく先を行ってるような印象がある先輩だったので、シングルで闘えることをうれしく思います。最近何度か試合をさせていただいて、自分にないものをたくさんもっていて。すごく対照的な部分が私たちにはあるなって感じていて、難しい試合だとは思うんですけど。私はやってきた期間は短いけど、積み重ねてきたものもしっかりあると思ってるので。負けたくない相手でもあるので、しっかり自分の意地を見せていけたらいいなと思います」と意気込んだ。
鈴芽は「優希ちゃんとはあまり試合する機会がなくて、いろんな人と試合してる姿を見て、ずっと闘ってみたい相手だったので、シングルできるのはすごくうれしいです。最近は何度か試合をさせていただいて、この前のタッグトーナメントで、私たちのチームは優希ちゃんともかのチームに負けて。みんな同級生っていうのもあって、いつも以上にどの負けより悔しかったかもしれないくらい。今回の大会では、有栖ともかのシングルも組まれているので、私たちがそれぞれ勝って、リベンジがしたいって気持ちが強いです」と勝利宣言。
タッグトーナメントではベスト4で敗退となったが、荒井は「準決勝まで進むことができたんですけど、それはもかさんとだったからというのが大きいと思っていて。2人で突き進むことができて、すごくいい経験になったなって。ここで得た自信はシングルマッチでも絶対に生きてくると思うので。一人になっても、トーナメントで学んだこととか、今まで試合をしてきて学んだことを生かしてシングルでも強さを見せられるよう頑張りたい。(勝つとしたらどんなイメージか?)デビューから大事にしていたFinally(カカト落とし)を決められたら勝ちが見えるんじゃないかなって思います」とコメント。
どうしてもアイドルとの二刀流の荒井に注目がいってしまう形での対戦となるが、鈴芽は「優希ちゃんのことを応援してる人がたくさんいるのは分かってるんですけど。以前(昨年12月4日、新宿)、バトルロイヤルのときの(出場選手決定の)人気投票で私にもたくさん投票してくださった方がいて、私にもたくさん応援してくれる人がいるっていうのに気付くことができたので。注目度っていう意味では、そこまで気にしてないというか、東京女子の一員の優希ちゃんに、東京女子の一員の私として勝ちたいと思ってます」とキッパリ。
同団体では屈指の人気者同士のシングル戦になることについて、荒井は「ありがたいことにたくさん注目はしていただいているんですけど。注目されたら勝てるっていう甘い世界ではないと思うので。そこはあまり気にせず、プレッシャーにも感じず、練習に励むように心がけてるんで。2人で真正面からぶつかり合いたいと思っています」と話した。