12・5後楽園で佐々木大輔の持つUNIVERSAL王座に挑む高尾蒼馬が情緒不安定で乱心!
DDTプロレスが11月26日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、12月5日の東京・後楽園ホール大会で佐々木大輔が保持するDDT UNIVERSAL王座に挑戦する高尾蒼馬が情緒不安定な一面を見せ乱心した。
例によって、佐々木は缶ビール、高尾は缶チューハイを煽りながらの飲酒会見となり、両者は調印書にすんなりサインした。
高尾は「元はと言えば、佐々木大輔が自分をリングに呼び、蹴りを入れ、裏切り行為をしたことから今に至ります。こっちもそのままいるわけにもいかないんで、その報復をしてやろうかなと思ってます。このチャンピオンには似合わない、このベルトを奪って自分が巻いてやろうと思います」とコメント。
佐々木は「この試合は10年前にドッグフードを食わされた恨み、それを晴らすためだけの試合。高尾蒼馬に興味はない。上野(勇希)にも勝てないようなヤツに俺が負けるわけがないだろ。俺と高尾蒼馬が試合したって、誰も注目しねぇんだ。会社が無責任に作ったUNIVAERSALのベルト。俺はこのベルトを持ってる間は好き勝手やらせてもらう。高尾蒼馬はどうでもいいんだ。次も考えてるんだ。対抗戦もいいじゃねぇか。俺が対戦したいのはジョン・モクスリーだ」と発言。
「ダムネーションは遠藤(哲哉)、高尾が入って理想のダムネーションじゃなくなったか?」との問いに、佐々木は「俺の理想のダムネーションは世界を滅亡に導くような集団を目指していたけど、ご覧の通りの頭の悪さ。こんなヤツがいたら、そんなことできないだろ」とバッサリ斬り捨てた。
「ダムネーション時代は絆もあったように見えたが、ここまでの関係になったのは何があったのか?」と問われると、高尾は「こんな風に言われてますけど、一緒にベルトを巻き、9度の防衛をして、楽しく一緒に酒を飲んで、今でも心のなかで仲間だという気持ちがあると思ってます。こういう風になりたくてなったわけではない。非常につらい気持ちです」と涙ながらに語ると、突如立ち上がって「佐々木、俺が何かしたか?」と興奮して突っかかった。さらに、高尾は「俺なんかしたか? してないよね? 何もしてなくないか?」と佐々木に問い掛けた。
ここでフォトセッションに移るも、高尾は着席したまま。やおら立ち上がって、写真撮影に応じるのかと思いきや、飲み干したチューハイの缶で佐々木の頭を殴打して立ち去った。
突然、泣いたり怒ったりで情緒不安定な一面を見せた高尾。タイトル戦がどんな試合展開になるのか、まるで予想がつかなくなってしまった。