【試合詳細】10・30 666新木場大会 ラム会長&ヤス・ウラノ&先輩vs佐野直&佐野直軍 【666認定きかんしゃ級】”brother”YASSHI&木下亨平vsK666&寧々∞D.a.ivs竹田光珠&児玉裕輔 宮本裕向&阿部史典&遠藤マメvs雪ぺ真矢&小澤妹加&バナナ会長
『666vol.109~ハロウィン大会~』
日程:2021年10月30日(土)
開始:18:30
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)
▼神楽デビュー十五執念記念試合 時間無制限1本勝負
[Los Inmortales]●神楽/ダイナスティ
8分22秒 パールハーバースプラッシュ→片エビ固め
○葛西純(FREEDOMS)/GENTARO(FREEDOMS)
▼Los Inmortales対Rebel×Enemy 時間無制限1本勝負
[Los Inmortales]YANAGAWA /●ジャンボリー・バーブリッジ
8分28秒 両者リングアウト
[RebelxEnemy]山下りな(フリー)/●尾﨑妹加(フリー)
▼鬼将軍対地獄兄弟 時間無制限1本勝負
○ガッツ石島(TTT)/政岡純(フリー)
10分49秒 ゴーストバスター→体固め
[地獄兄弟]HELLBROS Ryu/●HELLBROS Ken
▼新生ヒダカヤ対RebelZeroEnemy 時間無制限1本勝負
[新生ヒダカヤ]宮本裕向/阿部史典(BASARA)/○遠藤マメ
10分17秒 宮本の石見銀山→体固め
[Rebel Zero Enemy]●雪ペ真矢/小澤妹加/バナナ会長
▼666認定きかんしゃ級王座決定戦 3WAYラダータッグマッチ 60分1本勝負
【挑戦者組/ピンクタイガーモンスター軍ネオ】○K666/寧々∞D.a.i
11分45秒 ベルト獲得
※もう2組は【王者組】"brother"YASSHI(ダブ)/木下亨平(ダブ)、【挑戦者組/艶尻creepy】竹田光珠/児玉裕輔(フリー)
※K666&寧々が新王者となる
▼2021年ラム会長軍対佐野直軍の果てなき闘い 時間無制限1本勝負
ラム会長/ヤス・ウラノ(フリー)/●先輩
17分58秒 フィッシャーマン・バスター→体固め
佐野直(フリー)/○佐野直軍
▼666ハロウィン名物かぼちゃ争奪お菓子バトルロイヤル 時間無制限1本勝負
○木下ユッキーナ
10分6秒 かぼちゃ獲得
※木下が優勝
今年の666ハロウィンを制したのは木下ユッキーナ!K666&寧々が忍に捧げる王座戴冠!Rebel Zero Enemyが分裂の危機?!神楽が15執念記念試合で玉砕!
第1試合
ロスインモvsFREEDOMSの構図となった神楽の15執念記念試合。試合前にはマスク職人のレイモンドさんから神楽に花束が贈呈。
FREEDOMSの2人が入場するなりロスインモが奇襲して場外に放り出し、神楽が場外へのファイヤークラッカープレス。続けてロスインモの2人がGENTAROをリングに放り込んでトレインラリアットを見舞い、ダイナスティがダイビングエルボードロップ、2人で太鼓の乱れ打ちとめった打ち。試合のさなかでこの試合はノータッチルールにて行われることがアナウンスされる。
2人は軽快にタッチを回しながらGENTAROがテーピングでガチガチに固めた右足に狙いを定めていたぶっていき、ダイナスティは足へのエルボードロップ、ギロチンドロップ、ロープを絡めたレッグロック。神楽はレッグロックで固めながらテーピングを剥ぎ取ってグリグリと踏みつけていく。神楽がGENTAROをロープに振ろうとするが、GENTAROは逆に引き寄せてバックドロップで叩きつけ、葛西にタッチ。
葛西はダイナスティに串刺しラリアットを見舞ってコーナーでグーパンチを連打していくが、神楽がカットに入り2人で葛西にダブルマンハッタンドロップ。さらに神楽が葛西を羽交い締めにしてダイナスティがジャンピングニーを発射も、これが神楽に誤爆。葛西は神楽にリバースタイガードライバーからパールハーバースプラッシュを投下するが、神楽はこれを回避して自爆させ、ラ・マヒストラル2連発、急所蹴りからの首固めと畳み掛けるがカウントは2。
神楽はアンパイア荒田レフェリーに掴みかかって抗議するが、葛西は神楽の振り向きざまに急所蹴りからの首固めでお返し。神楽がこれをキックアウトすると、葛西がラリアットで叩き伏せてからパールハーバースプラッシュを決め、これで3カウント。
GENTAROは倒れ伏す神楽と握手を交わして去っていくが、神楽がGENTAROを呼び戻し、ついでにアンパイア荒田も横に並ばせる。そして「誕生日おめでとうございます」とハロウィン大会で誕生日を祝われることが恒例となっている2人にプレゼントを手渡す。
自身の記念試合で敗北した上で相手の誕生日を祝う姿にダイナスティは「お前人が良すぎるぞオイ(笑)」と破顔し、観衆は温かい拍手で神楽を見送った。
第2試合
リーと妹加でゴングが鳴ると、妹加がショルダータックルで幾度もぶつかっていくもリーは余裕の表情。リーは逆にショルダータックルでなぎ倒してカミカゼを狙うが、妹加は背面着地してボディスラム。両者タッチ。
山下とYANAGAWAがロックアップで組み合うもパワーは互角。その後のエルボー合戦も互角の形勢も、YANAGAWAが山下の鼻をつまみ上げて手刀を落とすというラフ攻撃。怒った山下が頭部へのナックルを連打してロープに飛ぶが、YANAGAWAがドロップキックでカウンター。リーにタッチ。
リーはYANAGAWAとダブルショルダータックルを決め、山下をロープにくくりつけながらのスタンディング・キャメルクラッチ。さらにボディスラムで追い打ちしYANAGAWAにタッチ。
YANAGAWAはじっくりとしたネックロックから首投げ、ギロチンドロップと連撃。再びエルボー合戦となるもダメージの大きい山下が劣勢となり、YANAGAWAが打ち勝ってトラースキックを発射も、山下がしゃがんでかわして足払い。仰向けに倒れたYANAGAWAの股間にヘッドドロップ。加勢に来たリーを山下がカニバサミで倒し、リーもYANAGAWAの股間にヘッドドロップを見舞う形に。同じように妹加、荒田レフェリーもYANAGAWAの股間にヘッドドロップを見舞っていく。山下は雄叫びを上げてブレーンバスターを狙うが、YANAGAWAがブレーンバスターで返す意地を見せ、両者タッチ。
妹加はリーにラリアットでぶつかっていくがリーは倒れず耐えてエルボー連打。妹加のエルボー連打も涼しい顔で耐えて顔面をかきむしり、カミカゼからセントーンを発射。妹加はこれを回避して十八番のセントーン2連打で反撃し、アルゼンチン・バックブリーカー。これはYANAGAWAがカットして2人でロープに振るが、妹加はダブルラリアットでなぎ倒す。さらに妹加がリーにラリアットでの決着を狙うが、リーはラリアットでカウンターし、ブロックバスター。さらに突っ込んでいくリーだったが、妹加がロープを引き下げて場外に落とし、4人入り乱れての場外戦へ。そのまま場外カウント20となり、両者リングアウト裁定となった。
第3試合
昨年12月の666新木場大会で行われたガッツ石島&バナナ千賀vsHELLBROS Ryu&HELLBROS Kenのタッグマッチに於いて、Kenのボディスラムを受けたガッツは左鎖骨を骨折。約4ヶ月の欠場を強いられ、当時保持していたCCWカナディアンヘビー級王座も返上することとなった。そんなアクシデントから約10ヶ月の時を経てガッツと地獄兄弟が再び対峙。
ガッツは上記の出来事がトラウマになっているのかKenとのマッチアップを怖がり、政岡とRyuの対面でゴング。
丁寧なリストの取り合いからヘッドロックの奪い合いとなるも、政岡がRyuの長髪を掴んで引き寄せ顔面をかきむしり。さらにロープに飛んでいくがKenがエプロンからキックを見舞うアシストを見せ、地獄兄弟が「F●ck!」と叫んでからのサンドイッチドロップキックというダブ仕込みの連携。
Kenがタッチを受けてガッツを挑発すると、ガッツは病院に連れて行かれることが分かったときの子犬のような切なげな表情でタッチを受ける。
地獄兄弟が2人でガッツに襲いかかり、Ryuがボディスラムを狙うとガッツは「絶対ヤダー!」と絶叫して逆にボディスラム。続けてKenが出てくるとガッツは両手を合わせて命乞いしながら後ずさるが、Kenはガッツのトラウマをえぐるかのような左鎖骨へのアイアンクロー。さらに因縁あるボディスラムを狙うが、ガッツは大暴れして振り払いボディスラムで叩きつけて逃げ帰る。
代わる政岡はボディへのエルボーを見舞ってからスリーパーホールド。すぐにガッツにタッチを求め、ガッツは葛藤の末にタッチを受ける。
ガッツはKenをスリーパーホールドで捕らえながらすぐに政岡にタッチ。
政岡はKenの足をロープに絡めてのレッグロック、足へのDDTから回転裏足4の字固めと捕らえ、仰向けになりながらRyuを挑発。ガッツは嬉しそうに「ギブアップ?ギブアップか?!」とKenを指差しながら挑発。
Kenはなんとかロープに辿り着くとエルボー連打で政岡に意地を見せボディスラム。政岡がなぜか左鎖骨を押さえて苦しむ中、KenがRyuにタッチ。
Ryuは政岡のヒザを低空ドロップキックで打ち抜き、マンハッタンドロップを見舞ってからかがんだ政岡の側頭部にスライディングキック。さらに必殺のインプラントDDTを狙うが政岡が暴れて脱出。Ryuは政岡をロープに振って追走攻撃を狙うが、政岡がロープを使ったスタナーで迎撃し、トップロープを飛び超えてのエルボードロップで追撃。政岡はガッツにタッチ。
ガッツと政岡がRyuにトレイン攻撃を見舞い、ガッツがラリアットを発射もRyuがかわしてトラースキック。Kenにタッチ。
Kenが出てくるとガッツは怯えた様子で絶叫。Kenはエルボーを連打していくがガッツは倒れず。ならばとKenはロープに飛んで横回転式くるくるエルボー。さらにボディスラムを狙うがガッツは「絶対ヤダ!」と腰を落として耐える。KenはDDTで突き刺してからRyuとともにガッツをロープに振るが、ガッツはダブルラリアットでなぎ倒し、Kenに「立てコラ!」と怒鳴る鬼神ムーヴ。
ガッツはKenにラリアットを発射も、Kenがかわしてスクールボーイ、十字架固めと丸め込みでの金星を狙っていくが、これをキックアウトしたガッツがラリアットで叩き伏せ、政岡が頭頂部への踵落としで追撃。最後はガッツのゴーストバスターで3カウント。
試合後、ガッツがKenを助け起こすと2人は両手をしっかり握りながら互いに深々と一礼。泣きそうな表情のKenの腕をガッツが高々と掲げ上げた。
第4試合
Rebel Zero Enemyと新生ヒダカヤの対抗戦(?)となるこの一戦。
マメは「女は降りろ!女が来る場所じゃねーんだよ!女は男の言うこと聞いてりゃいーんだよ!」とTwitterで発言しようものならとんでもないことになりそうな暴言を吐き、阿部は「時代的にマズいよ!」と大慌て。
マメとバナナ会長の対面でゴングが鳴ると、バナナ会長がマメを突き飛ばして両手の中指を突き立てるラム会長ムーヴ。マメはこれに対抗してショーンキャプチャーポーズを決めながら「いわ~み銀山♪いわ~み銀山♪」とショーンキャプチャー音頭を踊り始めるが、バナナ会長も「たっかおっさん♪たっかおっさん♪」とオリジナル高尾山音頭で一歩も引かず。両者にらみ合いながらふしぎなおどりを続けると、互いにMPが尽きてしまったのかバタリと倒れ込み両者タッチ。阿部と雪ぺの対面へ。
阿部の低空ドロップキックをジャンプでかわした雪ぺがバズソーキックを発射も、阿部もこれをかわしてスクールボーイからバズソーキック。雪ぺもかわして距離を取り両者タッチ。
小澤はなぜか自分の乳を揉みながら裕向を威嚇し、幾度もロープに飛んでショルダータックル。裕向は倒れず耐えて何度も小澤をロープに走らせ、小澤のスタミナが尽きたところへなんらかの技を狙って飛びつくが失敗して顔面からべちゃりと着地。阿部からこれは石見銀山を狙ったという旨の解説が入り、マメがエプロンで狂ったようにショーンキャプチャー音頭を踊る。
阿部と小澤の対面となると、阿部がスリーパーホールドでスタミナを奪ってからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、小澤がショルダータックルで迎撃しセントーン。バナナ会長にタッチ。
バナナ会長は阿部にフライングクロスボディを連発し、マメをスクールボーイの形で転がしてから顔面への低空ドロップキックを叩き込み両中指を立てるラム会長ムーヴ。さらにオリジナル高尾山音頭から阿部にフェイスクラッシャーからの619を発射も阿部が回避し足をキャッチしてのドラゴンスクリュー。カットに来た小澤へ裕向がドラゴンスクリュー。マメが雪ぺにドラゴンスクリューのようななにかを見舞う。
新生ヒダカヤの面々は3人並んで「ショーンキャプチャー!」とポーズを決めて各々の相手に突っ込んでいくが、バナナ会長&小澤はこれを回避し阿部&裕向が自爆。マメは避けずに仁王立ちしていた雪ぺをいそいそと引き倒して足をショーンキャプチャーのような形に捕らえるが小澤がすぐにカット。
バナナ会長が裕向をエルボーでふっとばすと裕向はアイル・ビー・バックで帰還。裕向がバナナ会長をバックエルボーでふっとばすとバナナ会長もアイル・ビー・バックで帰還。バナナ会長が裕向をエルボーでふっとばすと裕向はアイル・ビー・バックで帰還。裕向が雪ぺをエルボーでふっとばすと雪ぺがアイル・ビー・バックで帰還。雪ぺがマメをナックルでふっとばすとマメはアイル・ビー・バックのようななにかで帰還。マメがエルボーで小澤をふっとばすと小澤はアイル・ビー・バックで帰還。なぜか小澤が雪ぺをエルボーでふっとばすと雪ぺはアイル・ビー・バックで帰還。2人は味方同士で誤爆していたことに気付き互いに指差し合って笑顔を見せるが、その真横から裕向&阿部がドロップキック。バナナ会長が裕向にコードブレイカーを見舞うと両者タッチ。マメと雪ぺの対面へ。
雪ぺは唐突に雪妃真矢を彷彿とさせる鋭いロー&ミドルキックを連打していき、マメが半泣きになる中で側頭部へ無情なハイキック。さらに小澤とともにトレイン攻撃を見舞い、小澤のアルゼンチン・バックブリーカー+雪ぺのダイビングニードロップの合体攻撃が炸裂。さらに雪ぺがスノウトーンボムを見舞って体固め。裕向がカットのために放ったミサイルキックはマメの耳のあたりに突き刺さり、場内から大きな悲鳴が上がる中でマメが虫の息に。
小澤は救援に来た阿部にラリアットを発射もこれが雪ぺに誤爆。阿部が小澤を伊良部パンチで排除するとバナナ会長が阿部にエルボー。場外に吹っ飛んだかと思われた阿部はアイル・ビー・バックで帰還してバナナ会長に伊良部パンチ。そして雪ぺへ「野良犬ハイキック!」と叫びながらの野良犬ハイキック。さらに裕向が「石見!銀ッ!山ッ!」と叫びながらの石見銀山を畳み込み、2人で全く動かなくなったマメを引きずって雪ぺの上にかぶせ、2人がショーンキャプチャー音頭を踊り狂う中で3カウントが叩かれた。
半死半生のマメを引きずりながら意気揚々と去っていく新生ヒダカヤに対し、Rebel Zero Enemyは敗北の原因を押し付け合って小競り合いを開始。
小澤「お前がなあ、チンタラやってるから負けちゃんだよ!」
雪ぺ「ヴォイ!お゛前ふざけんじゃねーぞ!お゛前のラリアットがよぉ、ちゃんと入ったら取っとったわこのオタンコナス!」
小澤「お前がちゃんとホールドしてればこんなことになんなかったんだよ!」
雪ぺ「クソビッチ妹加コノヤローお前!」
バナナ会長「(※ラム会長のような気だるげな口調を過剰に再現しながら)ねぇ~え~、ケンカはやめなよぉ~。ダメだよケンカはぁ。そこまでするならさぁ、プロレスラーなんだから試合すればいいじゃーん。来月のさ、別冊、そこでシングルマッチやればいいとラムち思うよ~?詳細はさぁ、ツイキャスで。みんなたくさんお茶爆してねぇ~♪シングルマッチねぇ~。じゃ、みんな帰ってエンコーしにいこ~?」
ハロウィン仮装コンテスト
休憩時間には、666のハロウィン大会恒例の仮装コンテストが開催。仮装をして来場した観衆がコンテストに参加し、大いに盛り上がりを見せた。
第5試合
今回の王座戦は木下はきかんしゃ級のベルトを保持しているにも関わらず他団体のベルトは持って入場するのにきかんしゃ級のベルトは持って入場していないことに因縁をつけたK666が挑戦表明をしたことに端を発する。その後、木下の負傷欠場もあって王座戦は実現せずにいたが、8月大会でタッグマッチながらK666が木下から直接フォールを奪いハロウィン大会での王座戦の約束を取り付けることに成功。その後、K666&寧々に連勝した“艶尻creepy”の光珠&児玉がきかんしゃ級王座戦への参入を熱望し、3WAYタッグでのラダーマッチでベルトを争奪することとなった。
ゴングとともに6選手が一斉にリング中央に設置されたラダーに群がり、思い思いの方法でベルトに手を伸ばすも収拾付かず。YASSHIがラダーをどかし、寧々へ「F●ck!」と叫んでからのサンドイッチドロップキックのダブ連携。そこへ艶尻creepyがロープに振ってのバックエルボーからダブルのドロップキック。さらにピンク軍のK666&寧々が艶尻creepyに腕を取りながらの左右のミドルキック→ドロップキックと各軍の連携攻撃が冴え渡る。
続けて光珠&児玉とYASSHI&木下がリング上でラダーを押し合う力比べを展開し、K666&寧々が光珠&児玉に加勢。ラダーでコーナーに串刺しにされたYASSHI&木下にK666が串刺しジャンピングニーを叩き込む。そしてその背後から光珠&児玉がK666&寧々を急襲し、児玉がK666の上にラダーを乗せてのセントーンアトミコ。
光珠は意気揚々とラダーを立てていくが、その背後からYASSHI&木下がこっそり忍び寄って光珠に一撃。2人はどうラダーを使うか楽しそうに笑いながら作戦会議を行い、2人でラダーを持って光珠に殴りかかるも光珠がこれをかわしてドロップキックでラダーごと2人を吹き飛ばす。
光珠は笑顔で雄叫びを上げてラダーを立て始めるが、頭を強く打ってしまったのか上下逆のV字にラダーを展開。V字状態のラダーをK666&寧々と押し合い、光珠が2人まとめてコーナーに押し込む怪力を見せるものの、K666がVの間を飛んでのライダーキック。YASSHIがピンク軍の妨害に入るが、ピンク軍はYASSHIをラダーごとコーナーに叩きつけてトレイン攻撃を見舞いダブルのブレーンバスターを狙うものの、YASSHIが二子玉川で動きを封じる。そこへ首にラダーをかけた木下がグルグル回って敵4人を蹴散らしていく。
木下がラダーを支える中でYASSHIが上がっていくと、光珠が追いすがってラダー上でのエルボー合戦。これに打ち勝った光珠はラダーからの雪崩式サンセットフリップという超大技を叩き込む。
続けて光珠と木下がラダーに登っていくが、K666がラダーの横っ腹にミサイルキック。場外に吹っ飛んだ4人へ寧々がラダーの頂上から場外へと飛んでいく超高高度プランチャで圧殺。満を持してラダーを登ったK666が吊り下げられたベルトを獲得し、見事王座を奪取した。
K666「ベルト獲ったぞーッ!せっかくね、ベルト獲ったからこれからどんどんどんどんタイトルマッチやって、このベルトの価値を上げてね。木下!悔しかったらもっかい来いよコノヤロー!光珠!光珠どこ行った?!(※光珠がどこにもいない)……早いな、帰んの。挑戦したいやつがいたらとっとと名乗りあげてこいよ!ってことで最後、いつもので締めましょうか!じゃあ皆さんご起立ください!ピンクタイガーモンスター軍!う~っ!ネオ~っ!」
第6試合
※この試合は主催者側の要請により、試合詳細・試合写真は一切掲載出来ません。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。
かぼちゃ争奪バトルロイヤル
リング上に吊るされたかぼちゃを取った選手が勝利というルールのバトルロイヤルだが、 例年通り選手たちがお菓子を求めて練り歩きしばらくラダーは放置される。その後誰かがラダーに登っては下からコスチュームを脱がされて落下していくというハプニングがハプニングを呼ぶ展開から木下ユッキーナがかぼちゃを獲得。
通例ではかぼちゃの中にマイクが入っており観衆に生歌を届ける権利が与えられるが、今年はなんとかぼちゃの中にマイクが入っており観衆に生歌を届ける権利が与えられることに。
木下は「せっかくポンキッキもいるのであの歌を歌いたいと思います!」と叫び、紆余曲折の末に登場していたガチャピン&ムックとともに『歩いて帰ろう』を熱唱。全員での記念撮影を行った後に大会は大団円の内に終わった。