【試合詳細】8・13 HERO新宿FACE大会 藤波辰爾&友龍vs田中稔&土方隆司 【WBCタッグ】加藤茂郎&千葉智紹vsリッキー・フジ&大和ヒロシ

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

バリアフリープロレスHERO「HERO29」
日程:2021年8月13日(金)
開始:19:00
会場:東京・新宿FACE
観衆:未発表

▼シングルマッチ 20分1本勝負
○渡辺宏志
5分34秒 コブラツイスト
●海和択弥

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○ケン・片谷/後藤恵介/清水来人
6分15秒 パイルドライバー→体固め
●ワイルド・ベアー/ワイルドZERO/大野“ワイルド”翔士

▼3WAYマッチ 30分1本勝負
長井満也
11分53秒 無効試合
藤田峰雄
※もう1人はUTAMARO。収拾つかず

▼ミクスドタッグマッチ 30分1本勝負
○真霜拳號/真琴
11分11秒 無道
スーパータイガー/●笹村あやめ

▼WBCタッグ選手権 60分1本勝負
【挑戦者組】○加藤茂郎/千葉智紹
11分18秒 逆さ押さえ込み
【王者組】リッキー・フジ/大和ヒロシ
※リッキー組が2度目の防衛に失敗。加藤組が第4代王者組となる

▼タッグマッチ 無制限1本勝負
田中稔/○土方隆司
9分17秒 フィッシャーマンバスター→体固め
藤波辰爾/●友龍

聾レスラーの友龍が藤波辰爾と夢のタッグを結成しいつかの対戦を約束!加藤茂郎&千葉智紹がWBCタッグ王座奪取!豊島修二会長が9月29日を以て団体活動休止を発表

オープニング


 8月2日にがんのため、逝去したワイルド・シューターの追悼セレモニーが行われ、10カウントゴングが捧げられた。

第1試合


 かつて、渡辺宏志塾の塾生だった海和たっての希望で師弟対決が実現。海和はドロップキック連打、サソリ固め、ミサイルキックなどで猛攻を見せたが、渡辺のバックドロップからコブラツイストで絞め上げられてギブアップ。
「短い時間だったけど、持ってるものをたたきつけてきた。体感できた。プロとして成長してる。何度でもやりたい」(渡辺)、「持ってる攻め出したけど、全部受け止められた。完敗です」(海和)

第2試合


 ワイルド軍はベアー、ZERO、大野で出陣。正規軍は後藤、清水の若手に、ベテランの片谷が加わった。ワイルド軍は片谷に3人がかりのスーパーパワーボムを見舞うなど先制攻撃。その後、正規軍が盛り返すと、セコンドのバニーが乱入して片谷に見舞おうとした張り手がベアーに誤爆。すかさず片谷がパイルドライバーを決めて、3カウントを奪取。
 片谷は「ワイルド軍、セブン、シューターがいなくなってこんなもんか。(後藤、清水に)オマエらもしっかりしろ。テメエらで取れ!」とマイク。ワイルド軍マネジャーのワイルド・コモンは「ワイルド軍はこれから。次はケンから3つ取る。覚えとけ」と言い返した。

第3試合


 長井VS峰雄VSUTAMAROの3WAYマッチは、やはり峰雄独特のムーブでスタート。長井は付き合うも、UTAMAROは高みの見物。峰雄が長井のチ○コをつかむと、怒った長井はイス攻撃を仕掛けようとするも、峰雄が急所打ち。長井が持っていたイスがレフェリーに当たってダウン。峰雄がUTAMARO、長井の股間にヒザ攻撃で2人は悶絶。ここで豊島会長が制止に入ると、長井が豊島会長に急所打ち。収拾つかない状況でレフェリーはノーコンテストを宣した。
「こうなったらどっちかがチ○コもげるまでやってやるよ」(長井)、「これじゃ5対1、6対1のハンデ戦。長井さん、正々堂々シングルでやりましょう」(峰雄)、「こんなプロレスもあるのか」(UTAMARO)

第4試合


 真霜&真琴VSSタイガー&笹村の異色のミクスドタッグマッチは男女関係なく、激しい闘いを展開し、真霜とSタイガーは蹴撃戦を繰り広げた。笹村は丸め込み連発で真霜を追い込むも、真霜の無道で捕獲され無念のタップ。

加藤茂郎、千葉智紹のダークソウルが、WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王者のリッキー・フジ、大和ヒロシ組を破り、悲願の王座奪取を果たした。

 加藤はパイルドライバー、足4の字固めなどで大和を攻め立てるなど、ダークソウルが優勢に進めた。しかし、10分過ぎ、リッキーと大和がダブルのカミカゼを決めると、大和は加藤にミサイルキック、投げ捨てジャーマンを見舞い、強烈なヘッドバットをたたき込んだ。だが、ここでうまく切り返した加藤は逆さ押さえ込みで大和を丸め込んで電撃フォールを奪い、王座を手にした。

 加藤は「ワンチャンで獲ったぞ。次の大会、決まってないらしいけど、防衛戦が組まれれば永遠に防衛してやる。やっとつかんだベルトだ。絶対手放さない」とマイク。

 ダークソウルは次期挑戦者決定戦への出場が決まっていながら、対戦相手の負傷欠場で流れるなど、不運が続いていたが、ようやくベルトにたどり着いた。加藤は「ベルトへの執念が違うよ。俺たちはこの団体に、このベルトを獲りに来たんだから。強いチャンピオンに勝って、ここにベルトある。ベルトへの執念が彼らとは違う。誰が挑戦してきても絶対守ってやる。何ヶ月か空く? 次の防衛戦、さっさと決めろ」と言うと、千葉は「今日負けたら、もうここのリングには上がれないと思ってた。とてつもない相手だったけど、自分が耐えて加藤さんにつなぐ勝ちパターンでいけた」と胸を張った。

 実力者チームで、長期政権をも思わせていたが、王座から陥落したリッキーは「悔しいけどうまい。うまいだけ。強いのは俺たち。しばらく(GPSは)休むらしいけど、復活したら、俺らでまた挑戦させてもらう」と、大和は「もう1回! 今日は俺が負けたけど、必ずベルトを俺とリッキーさんで獲り返す。そのときまでベルト落とすんじゃないぞ」と王座奪回を期していた。

インフォメーション


 第4試合終了後、同団体の運営協力をしているGPSプロモーション・豊島修二会長がリングに上がり、新型コロナウイルス感染拡大を理由に、9月29日の「Growth8」(東京・浅草花劇場)をもって一端活動を休止する意向を明らかにした。「皆さんにリスクがなくて、明るく楽しく見てもらえる日が来るまで休養します。言ってる今でもどうするか悩んでいますけど。(ワイルド)シューターのことがあった矢先で悔しいけど、必ず戻ってきます」(豊島会長)。

第5試合


加藤茂郎、千葉智紹のダークソウルが、WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王者のリッキー・フジ、大和ヒロシ組を破り、悲願の王座奪取を果たした。

 加藤はパイルドライバー、足4の字固めなどで大和を攻め立てるなど、ダークソウルが優勢に進めた。しかし、10分過ぎ、リッキーと大和がダブルのカミカゼを決めると、大和は加藤にミサイルキック、投げ捨てジャーマンを見舞い、強烈なヘッドバットをたたき込んだ。だが、ここでうまく切り返した加藤は逆さ押さえ込みで大和を丸め込んで電撃フォールを奪い、王座を手にした。

 加藤は「ワンチャンで獲ったぞ。次の大会、決まってないらしいけど、防衛戦が組まれれば永遠に防衛してやる。やっとつかんだベルトだ。絶対手放さない」とマイク。

 ダークソウルは次期挑戦者決定戦への出場が決まっていながら、対戦相手の負傷欠場で流れるなど、不運が続いていたが、ようやくベルトにたどり着いた。加藤は「ベルトへの執念が違うよ。俺たちはこの団体に、このベルトを獲りに来たんだから。強いチャンピオンに勝って、ここにベルトある。ベルトへの執念が彼らとは違う。誰が挑戦してきても絶対守ってやる。何ヶ月か空く? 次の防衛戦、さっさと決めろ」と言うと、千葉は「今日負けたら、もうここのリングには上がれないと思ってた。とてつもない相手だったけど、自分が耐えて加藤さんにつなぐ勝ちパターンでいけた」と胸を張った。

 実力者チームで、長期政権をも思わせていたが、王座から陥落したリッキーは「悔しいけどうまい。うまいだけ。強いのは俺たち。しばらく(GPSは)休むらしいけど、復活したら、俺らでまた挑戦させてもらう」と、大和は「もう1回! 今日は俺が負けたけど、必ずベルトを俺とリッキーさんで獲り返す。そのときまでベルト落とすんじゃないぞ」と王座奪回を期していた。

第6試合


メインイベントでは同団体のエースで聾レスラーの友龍が“レジェンド”藤波辰爾と夢のタッグを結成も惜敗。それでも、次は藤波との初対戦に夢を馳せた。

 元新日本プロレスの練習生で藤波ともスパーリングでともに汗を流した、同団体創設者の故ヤミキさんの思いも背負って、藤波とタッグを組んだ友龍は田中稔、土方隆司の元バトラーツコンビと激突。藤波が聾レスラーと同じリングに立つのは初めてのこととなった。

序盤、友龍は田中組の蹴りを駆使した攻撃で劣勢に回ったが、5分過ぎ、稔にチョップを繰り出すと、藤波が土方、稔に立て続けにドラゴンスクリューを見舞った。チャンスと見た藤波は稔にスリーパーからドラゴンスリーパーに移行して決めにいくも、土方がカット。友龍は土方にチョップ連打。ブレーンバスター、逆片エビ固めと猛攻。その後、友龍のチョップと、土方のエルボーの打ち合いとなり、土方が張り手からハイキック。さらに、土方はPKからフィッシャーマンバスターを決めて、粘る友龍から3カウントを奪った。

 バックステージで藤波は「息が合わなかったことはあるけど、(初めてで)しょうがない。またチャンスがあったら、もう1回。次は・・・」と言うや、友龍とロックアップで組み合った。藤波は友龍を認め、会心の笑顔で次回の対戦を約束し、友龍も「次は闘いたい」と夢の対決を熱望した。

 土方は「藤波さんと試合できて光栄。友龍選手は耳が悪くて、人によってはハンデというかもしれない。でも彼は立派なレスラーだった。ビンタ、蹴り、フィッシャーマンバスターは彼に対する敬意。素晴らしい選手です」と、稔は「藤波さんには仲人をしていただいて、試合ができて楽しかった。友龍選手が頑張る姿を見せてくれて。PKで終わるかなと思ったけど、跳ね返していた。メッセージをもらった」と友龍の健闘を称えていた。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別

ページ上部へ戻る