3・14後楽園でEXTREAME級王座に挑戦するクリス・ブルックスを“スーパーハードコア勝俣“が襲撃!
10日、都内で開かれたDDTプロレスの記者会見で、14日の後楽園大会で勝俣瞬馬が保持するDDT EXTREAME級王座に挑むクリス・ブルックスが、“スーパーハードコア勝俣”に襲撃されボコボコにされてしまった。
冒頭、同選手権戦の試合形式が「有刺鉄線棺桶デスマッチ」と発表された。ルールは相手を有刺鉄線棺桶に入れてフタをした方が勝ちとなる。レフェリーが特に危険とみなしたもの以外、すべての凶器の使用が認められ、ロープエスケープやギブアップ、場外カウントは無効となる。
時間になっても一向に勝俣が現れず、クリスは一人で調印に臨み、「怖じ気づいてこないのか? 俺がカツマタだったら、逃げてこないだろう。4日後にはEXTREAMEのタイトルを奪って、公衆の面前で大恥をかかせてやる。今までカツマタはDDTで1度も俺に勝っていない。カツマタがEXTREAMEを獲った日(2月7日)の朝にプロデュース興行(無観客配信試合)で勝っている。今日来ても来なくても、4日後には彼はタイトルを奪われているし、こんな茶番に付き合わなくてもすむ」とコメント。
DDTで有刺鉄線を使った試合形式は異例だが、クリスは「俺にとっては有利にはたらく。日本ではあまりやってないけど、英国ではデスマッチを多数経験してきてるし、逆にカツマタは口で何と言おうが、有刺鉄線は痛いから嫌いなはずだ」と余裕を見せた。
EXTREAMEのベルトに関しては「(パートナーの)タカナシさん(高梨将弘)が過去に持っていたベルトで、そういう意味合いがある。今回に関しては意味合いの大半は、カツマタにとっては初めてのシングルのベルトだろう? 彼にとってはとても大切なもの。それによって大きな機会を与えられてるけど、そういったものすべてを奪い去ってやるのが一番の動機。彼が僕のTwitterを凍結させたように、同じ気持ちを味わわせる」と話した。
ここで会見は勝俣不在のまま終了と思いきや、スーパーハードコアバージョンのいでたちで勝俣が現れ、クラッカーで威嚇すると、急所蹴りを見舞った。さらに口の中でクラッカーを爆発させると、調印書に拇印を押し、クリスを足で踏んづけてベルトを掲げ、勝利をアピールした。