来年1・9後楽園のメインでUNIVERSAL王座を争う上野勇希と自称“インディーレスラー”翔太が舌戦を展開!
28日のDDT会見では、来年1月9日、東京・後楽園ホール大会のメインイベントで、DDT UNIVERSAL王座を懸けて激突する上野勇希(王者)と翔太が(挑戦者=ガンバレ☆プロレス)が激しい舌戦を展開した。
調印を終えた翔太は「このベルトに挑戦するチャンスを与えてくれたのは、このインディージュニア(インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級)のベルトだと思ってます。このベルトを持ってない状態で、昨日のKO-D6人タッグの防衛戦で上野から取ったとして、上野、今林(久弥アシスタントプロデューサー)さん、お客さんがあそこまで同意してくれなかったと思う。翔太ごときが、DDT後楽園のメインでUNIVERSALのベルトに挑戦できる。ファンだけじゃなく、全世界、日本中のインディーレスラーに夢を見せるために挑戦したい」と意気込んだ。
上野は「昨日僕は6人タッグの選手権試合で負けて、20年が悔しいままで終わるのかと思いきや、翔太さんがこのベルトに挑戦したいということで、21年に目標とリベンジするチャンスをもらえた。願ったりかなったり。翔太さんの言うインディーというのは自分を下げた、よくないような意味に感じる言葉。インディージュニアのベルトは素晴らしい選手が戴冠して、素晴らしい選手が素晴らしい試合をして。翔太さんも素晴らしいレスラーで技術もあって経験もあって。そんなインディーという言葉で自分を下げるのは理解できないというか、やるせないというか。翔太ごときと言いますけど、僕はその翔太さんに負けてますから。そんな自分を下げているようなレスラーに負けるわけにはいかない。インディーとかメジャーとかわからないですけど、このベルトを必ず防衛したいと思います」と翔太の発言に疑問を投げかけた。
それを聞いた翔太は「上野は数年後にはスーパースターになっているような逸材だと思ってる。遠藤(哲也)、竹下(幸之介)、それに並ぶ逸材。でも1月9日だけは、上野をちょっとだけつまずかせたいなと思います」と応じ、さらに「日本人らしく謙遜してるだけ。僕のハードルを下げておくことが勝ちにつながるんです。油断してくれればくれるほど、弱いレスラーだと思ってくれるほど勝率が上がるんです。僕は自分のことを弱く見せようと必死に努力しています」と衝撃のコメント。
上野は「翔太さんのことを弱いと思ってないですし、そういう意味では翔太さんの作戦は破綻してたわけで。翔太さんはベルト2本獲って防衛して、『上野いけんな』と思ってると思うので。そんな翔太さんの足元をすくえたらなと思うので、油断も対策もたくさんしたいと思ってます」と言い返していた。