三浦春馬さんの親友・江幡睦が勝利し「僕と、塁と、春馬。3人で観た景色、あれをもう一度見たい」と大晦日RIZIN参戦を直訴！

　27日、さいたまスーパーアリーナにて『Yogibo presents RIZIN.24』が開催。第2試合では江幡睦vs良星の試合が行われた。

　睦は、双子の弟である江幡塁が昨年の大晦日に那須川天心と戦い敗北。その時に一緒に入場した親友であり幼馴染の三浦春馬さんが今年7月に急逝し、並々ならぬ思いを持って今回のRIZINに参戦。

　試合は良星のヒットアンドアウェイに翻弄されるが、1Rの最中にアジャストすると的確に出足を止めていき2度のダウンを奪う。
　その後も良星のパンチやハイキックをガードし、顔色を変えずにコツコツとダメージを与えていき判定勝利。

　ノーコメントで会場を去った良星とは対照的に、笑顔でバックステージに現れた睦は「1ラウンドで倒せると思ったんですけど、久しぶりの試合感覚の中で倒し切ることが出来なかったというのが心残りです。僕は今回がRIZINの初陣になります。今回しっかり勝って、僕が見たい景色があります。去年の12月31日に弟が試合をして、そのときに見た景色があります。入場のときに、僕、そして春馬（三浦春馬さん）と。大晦日の舞台というのは格闘技の中で一番の大舞台だと思います。そこの入場で、僕と、塁と、春馬。3人で観た景色、あれをもう一度見たいと思っています。そして、やっぱりあのリングで、僕が笑って、塁が笑って、春馬が笑って、3人で笑って、最後あのリングに立っている姿を僕は見たいと思います。今回の試合は、その景色を見るために、今回RIZINに上がりました。今回しっかり勝って、12月31日……それに僕は必ず出て、見たい景色があります。最後、あそこで手を挙げるのは、次は、僕たち江幡兄弟だと思っているので。今はアイツはいないですけど、絶対に見てると思うので、そこでまた入場して、最後リングの上で笑顔で手を上げたいと思ってます」と、大晦日にかける思いを語った。