鈴木鼓太郎が吉岡世起との元WRESTLE-1クルーザー級王者対決を制しGHCジュニア王座防衛も金剛ジュニア勢が襲撃!

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 30日、神奈川県・カルッツかわさきにて、プロレスリングNOAH『KAWASAKI,GO!2020』が行われ、吉岡世起からGHCジュニアヘビー級王座を防衛した鈴木鼓太郎を覇王ら金剛ジュニア勢が襲撃した。

 今年4月にWRESTLE-1が活動休止に入ると、元WRESTLE-1戦士たちが全日本プロレス、DDTなど数多くの団体へ参戦し、各団体内の勢力図は大きく書き換えられた。
 NOAHにもその影響は及び、武藤敬司がM’s allianceを結成して業界内外に話題を振りまき、シリアスモードの征矢学が金剛に加入してヘビー級戦線を活性化。そしてWRESTLE-1最後のクルーザー級王者である吉岡世起の参戦によりNOAHのジュニア戦線にも変化が訪れた。

 吉岡は今年4月に杉浦軍の一員としてNOAHに参戦するも、同じく杉浦軍の大原はじめ、STINGERの小峠篤司とともに新ユニット“FULL THROTTLE”を結成して新勢力を興す。吉岡と同じくかつてWRESTLE-1クルーザー級王座を戴冠していた現GHCジュニアヘビー級王者の鼓太郎と抗争を展開し、NOAH初参戦から約4ヶ月半で同王座への初挑戦のチャンスを掴んだ。

 鼓太郎は機動力を武器にする吉岡の足を一点集中攻撃していくが、吉岡は敢えて多彩な足技で応戦して意地を見せ、ケブラーダやスワントーンボムなどの空中技も繰り出して王者を追い詰める。
 しかし吉岡がトラースキック、ハイキックと連打して攻め込んだところで鼓太郎がデスサイズを叩き込み、吉岡のバズソーキックをかわしてアッパー掌底から正面&後頭部へのローリングエルボー。ふらついた吉岡をマスドライバーで突き刺して3カウント。

 4度目の防衛に成功した鼓太郎だったが、勝利を喜ぶ間もなく金剛の覇王、仁王、タダスケが襲来し、仁王&タダスケの合体パワーボムから覇王のファイヤーバードスプラッシュで鼓太郎をKO。覇王が「おい鼓太郎、次の挑戦者は俺、覇王だ」と挑戦表明し、会場は騒然となった。

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