"天下無双の歌媛”清水ひかりが長期欠場から涙の復帰戦!「もがいても、もがいても、上手く行かないのが申し訳なくて…」
14日、東京都・後楽園ホールにて『Actwres girl’Z 後楽園ホール大会』が行われ、長期欠場を繰り返していた"天下無双の歌媛”清水ひかりが復帰戦を行った。
Beginningは『女優によるプロレス団体』をコンセプトに所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げされた女子プロレス団体。その後全体の統一名称がActwres girl’Zとなり、BigininnguとColor’sの2団体に分裂。今年7月までプレイングマネージャーとして所属していた堀田祐美子の指導を受けて短期間に急成長を遂げ、現在ほぼ全ての女子団体にアクトレスガールズが参戦している。
清水は2017年にデビューし、ダンスをバックボーンとした身体能力の高さから他団体へ数多く参戦。井上京子や高橋奈七永などとのシングルを経験し成長していったが、2019年に入り左肩を負傷し、度々欠場を行ったすえに手術を受けるため長期欠場となっていた。
復帰戦となったこの日は、SAKI&林亜佑美vs茉莉&清水ひかりのタッグマッチで参戦。後輩の林によるハイテンションな動きに翻弄される清水だったが、欠場前に劣らないスピードと蹴りでSAKIと林を圧倒していく。しかしSAKIが茉莉と清水を同士討ちさせ流れを変えると、林とSAKIでマジックキラーを叩き込み、最後はSAKIが必殺のカワイルドバスターで清水から3カウントを奪った。
試合が終わるなりマイクをとったSAKIは「一番に言いたかった、復帰おめでとー!そしてここにいる皆さんの声を代弁しておかえりー!」と涙ぐむ清水を立たせる。
清水は号泣しながら「もっと、もっと早く復帰したかったんです。3月に手術をしたんですけど、ホントは手術をせずに筋肉を鍛えて鍛えて、鍛えるだけで復帰しようと思ってて。だけど自分が思った以上に復帰に向けてトレーニングしている最中に悪化しちゃって……それで、結局手術を選んで、治療中している間に筋肉が落ちてしまって……。もがいても、もがいても、上手く行かないのが申し訳なくて。待っててくれているファンの方とか、Color’sのみんなに申し訳なくて……胸張って復帰しなきゃと思って、でも……SAKIさんに『行って来い!』って言われて、ベルトを獲りに行きたい。『まだ早い』って言われる選手じゃなくて、誰もが認める選手になってアクトレスのベルトを巻きたいです」と思いの丈を語った。