中井祐樹の弟子が女子プロレスの柔術マッチで圧勝し王座を防衛!

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 9日、神奈川県・横浜文化体育館にて『アイスリボン横浜文化体育館大会FINAL』が行われ、チェリーがWUWワールドアンダーグランドレスリング女子王座を防衛した。

 WUWワールドアンダーグランドレスリング女子王座(WUW女子王座)とは、オーストリア生まれの地下プロレス育ちというテクラがアイスリボンに持ち込んだベルトであり、長らく“地下プロレスの女王”としてアイスリボンで活躍してきたが、先月のSKIPシティ大会でチェリーを相手に王座陥落。
 そして、先月25日の後楽園ホール大会で初防衛を果たしたチェリーは、かつてのプロレス教室の教え子であり、今でも自身を慕う松屋うのを挑戦者に指名。両者はともに柔道・柔術をバックボーンに持つものの、柔術に関しては青帯を持つうのの方が格上(チェリーは白帯)。先の読めない師弟対決の行方にはファンから大きな注目が集まっていた。

 WUWルール(3カウント&ロープエスケープなし。決着はギブアップ、KOのみ)は柔術マッチと相性が良く、両者はコスチュームとして柔術着を着て試合に臨む。
 序盤こそ、うのがイスを使った攻撃や帯での首絞めなどのラフファイトを見せるものの、柔道とプロレスのキャリアでは勝るチェリーが強引に柔術戦に持ち込み、グラウンドテクニックで圧倒。終盤にはチェリスト(変形ダブルリスト・アームサルト)や熟女でドーン!(両手での裏拳)などプロレス技も繰り出していき、最後は地獄へようこそ(エビ固めに捕らえながらの羽根折り脇固め)でギブアップを奪い、王座防衛を果たした。

 試合後、チェリーは「まだ悩んだりとか壁にぶつかったりとかって、日々あると思うんですが、そんな中でも一生懸命自分なりに毎日戦ってるのがホントすごく伝わってきました。まだ4年目なので、壁に沢山ぶつかると思いますが、どんどん壁をぶち壊して、突き進んでほしいなって思います」とかつての教え子にエール。

 そして、「いつも柔術の稽古をつけてくださる中井祐樹先生(パラエストラ東京)を始め、一緒に練習してくださってる皆さんに感謝したいと思います」と自身の師匠についても感謝の言葉を述べた。

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