【会見全文】初代タイガーマスク後援会が東京都社会福祉協議会にマスク1万枚を寄付し感謝状を受贈!「日本全国のコロナウイルスをタイガーのマスクとともに背負いたい」

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 22日、東京都・セントラルプラザにて、社会福祉法人東京都社会福祉協議会がマスクを1万枚寄付した一般社団法人初代タイガーマスク後援会へ感謝状を贈呈した。

 同後援会は、社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会にもマスク1万枚を寄付しており、このマスクは同福祉協議会を通じて神奈川県内の児童養護施設、乳児院、児童自立支援施設、児童心理施設等の49施設、約2000人の児童に配布された。今月10日にはこの功績を讃えて同福祉協議会から感謝状を受けており、今回は2件目の表彰となった。


 会見出席者・マスコミともにソーシャルディスタンスを空けた席配置で会見は行われ、まずは一般社団法人初代タイガーマスク後援会の大倉満理事長から社会福祉法人東京都社会福祉協議会の乳児部会部会長の都留和光氏へマスクが贈呈され、都留氏が感謝の言葉を述べた。

都留「皆さんこんにちは。この度は、マスク1万枚ということで、神奈川県に続きまして東京都の社会的養護、特に乳児院、児童養護施設にマスクをご寄贈いただいたということでた大変感謝致しております。東京都内に11ある乳児院で、約500名の赤ちゃんが生活しております。日々24時間365日間の勤務の中で、夜勤者の方も日勤者の方も全力で子どもたちを守っておりますけども、マスクという部分が本当に品薄になっているところで、こうしたお話をいただき非常に感謝しております。私たちとしましてはたいへん助かることでして、大事に使わせていただきたいと思います。どうもありがとうございます!」


 続いて、新間寿代表理事は、闘病中のためにこの会見に出席することが叶わなかった初代タイガーマスクの想いが籠もった虎のマスクを被り、初代タイガー直筆の「異体同心」の書を手に挨拶を行った。

新間「闘病中のタイガーマスクから言付かったことを、ちょっとマスクを被りながらお話させていただきます。闘病中ではございますが、タイガーは大分回復致しました。近々カムバックできるかと思います。彼が言っていることを書いてまいりました。“異体同心”。初代タイガーマスクの言葉でございます。これは何を言っているか。佐賀県の唐津市にある警神神社、警察を敬う神社があります。明治28年にコレラが大発生したときに、増田敬太郎という巡査がそこに赴任しました。不眠不休で努力をいたしました。コレラにかかって4日後に亡くなりました。その献身的な努力が実を結んで、『自分が死ぬときはこのコレラを自分がこの地区から背負ってあの世に向かいます』と、そう言って無くなった増田敬太郎巡査を表して、増田神社という全国の殉職警察官の神社でございます。そういう想いがあったコレラ、そして今、コロナ。タイガーマスクが何を言っているか。異体同心だと。異なった体で同じ心を持てばいいんじゃないかと。医療従事者というひとたちがどれほど努力をしているか、まずはそれを考えてもらいたい。そういう献身的な努力をしている家族に向かって、やれ『コロナが来た』だとかイジメをするという、そういう風潮がでている。オリンピックを招聘するときに、『日本では物が無くなったときに必ず物が出てくる』と、困った人がいたら助けるという、そういう想いが未だにあるんじゃないかとタイガーマスクは思っていた。しかし今、そうした人たちに対してイジメをしている。そういう人達が数多くいるようになってきた。私は今一度体を鍛え直して、鍛えに鍛えたタイガーマスクというものが、このコロナを背負って私は東京都、および日本全国のコロナウイルスを自分の一身に、このタイガーマスクのマスクとともに背負いたいと。そういう気持ちで書いてくれたのがこの“異体同心”の言葉でございます。大倉会長とともにイジメ撲滅とコロナ撲滅を今私たちは一生懸命やっております。タイガーマスクは病床、大分回復致しましたが、あと2,3ヶ月でカムバック出来るかと思いますが、タイガーが思いを馳せて書いてくれた異体同心という言葉。それは『日本人の心を今一度取り戻そう!』と。なんで心を1つにできないのか。異体同心というその言葉を、私は今日は東京都の社会福祉協議会さんにマスクを大倉会長とともに贈るとともにこの言葉を一緒に贈りたい!そして思いやりの気持ちと不退転の気持ちでもって、コロナに打ち勝つんだ!見えない敵と戦う。その不動心を我々は持っている。それが異体同心であります。そういう言葉をタイガーマスクが書いてくれた。この言葉を書いてくれた紙も一緒にお付けします」

 新間代表理事の挨拶の後、同社会福祉協議会から大倉理事長、新間代表理事にそれぞれ感謝状が贈呈された。

<会見後囲み取材>


新間寿
――初代タイガーマスクはどれくらい快復しているのでしょう
「今ヒンズースクワットをね、ヒザを深くやらないで中くらいのやつを200回くらいやってますよ。だから『やりすぎだ!』っつってる(笑)でもそれに負けずに私だって毎日ローラー200回やって、ワンダーコア500回やって、ヒザ100回やってますよ。『タイガー軍団不滅なり!』って。新間寿が元気であればタイガーも元気になるということで」

――次に予定されているリアルジャパンプロレスの大会には顔を見せることができそう?
「必ず行けると思います。6月25日。私が手掛けたアントニオ猪木とモハメド・アリの戦いが6月26日ですから。だから6月25日は格闘技の日の前日で、私はタイガーとともにリングに上がれると思いますよ」

――佐山さんもそのつもりでトレーニングをやっている?
「やってます。佐山は、やっぱり梶原先生と一緒で、梶原先生はタイガーマスクを描いたり、人の絵を描いたときに、その劇画を読んでくれた人が喜びや感動を感じるような、そんな作家になりたいと。梶原先生とお合いしたときにそういうことを言っていらっしゃった。『新間ちゃん、あんたんとこ、新日本プロレスはアントニオ猪木さんを始め、タイガー、藤波、長州、坂口、色んな選手たちが鍛えに鍛えた肉体を6m40のリングの中で真剣に戦う。その戦いを見てファンが喜ぶのを見て自分たちが喜び満足をしている。目的は一緒なんだ。多くの人に感動と喜びを与えることを、私はリングの中に入れないから自分が考えたものを劇画として提供している。でも猪木坂口藤波タイガーっていうのは鍛えに鍛えた肉体でそれを表現している。自分たちは精神的なもの、新日本プロレスは肉体的なもので喜びを与えている』と。佐山はいつもそれを言うんだ。梶原先生に教わったことは『自分の肉体で表現できることを6m40のリングの中で表現してファンが喜ぶのを見て自分自身が喜ぶんだ』と。
 だから今回、マスクが必要だということ、タイガーマスクでもってマスクを提供する。それで自分がタイガーマスクの中で、日本全国のコロナウイルスを自分がそれを全部自分で一身に受けて、自分がもし病気が治らないで向こうの世界に行くんだっていうときに、自分はコロナウイルスを引き受けて向こうの世に行くんだと。俺は何をやるべきかと。トレーニングだと。そしてトレーニングを始めた。今ヒンズースクワット200回出来るようになった。ビックリした。タイガーのカムバックと、コロナの戦いに勝てる。それっていうのは、同時くらいに僕はなるだろうと思っている。だから異体同心という言葉、“同体異心”」では目的を達することは出来ない。1つの体の中に2つの心があってはならない。多くの人たちは心を1つにコロナに立ち向かう体制づくりをしないといけない。それを自分たちがやっているイジメ撲滅に関わっていくことだと。
 医療従事者に対して、イジメでもって報いるとは何事だって!同じ日本人として情けない!それが一番今タイガーが、医療従事者に対して、自分ができることというのは大倉理事長と一緒になってマスクを全国へ、タイガーがタイガーマスクの一部を、自分の心を、自分が鍛え抜いた肉体と精神をマスクとともに多くの子供達や年寄りの人たちにマスクを贈ることによって元気になってもらいたい。そういうことなんだ。
 でも、明治28年にたった24歳でこのコレラの、『自分が佐賀の唐津から自分がすべて背負って向こうの世に行きます』といったその増田敬太郎という巡査が、どれほどの思いでもってそれをしたのか。そういう日本人がついこの間まで、佐山も私もいたとわたしはおもっていた。それが今、僕らはイジメ撲滅をやっているけども、イジメっていうのは絶対に無くならない。これは無くなるわけがない。その武家世界の徳川幕府が色んな条目を作ってやっていたけども、南條範夫という作家が書いた『いじめ刃傷』というのがあるけども、イジメというのは、赤穂浪士の吉良上野介のその仇討のときにもあったじゃないかと。三大仇討ちっていうのがあったけども、曽我兄弟の仇討もイジメから始まった。赤穂浪士の討ち入りもイジメから始まった。だからこそ、今医療従事者に対して『本当にありがとう』という気持ちを一部の人が拍手をもって送ったり、時を同じくして一斉に拍手をしたりしている。自分は大倉理事長と一緒になって、少ないけどもマスクを色んな所に寄付をしながら、タイガーマスクのその精神をこのマスクに込めて、不撓不屈の、異体同心の気持ちを持ってもらいたいと。これを伝えたいと。そういうこと。アンタたち(マスコミ)がコロナにかかったら大変だ。6月25日にタイガーが出た後に、アンタたちと一緒になんかやりましょう。そういうことでございます」

――6月25日のリアルジャパンプロレス後楽園ホール大会は予定通り開催する?
「3月19日は、ちょっと脱線気味にアレしたけども、ブッダガヤのお釈迦様の袈裟を着て、この袈裟の中にコロナウイルスがあるなら、私は一身に受けるって言った。同じように、あそこにも付かなかったね。だから後楽園ホールっていうのは、いかに防疫、疫病の対する体制づくりを一生懸命やってくれてるかと。本当に助かりましたよ。
 アントニオ猪木を見ろっていう。プロレスラー、ボクサー、キックボクサー、プロ空手、異種格闘技戦を始めたのは私とアントニオ猪木ですよ。だからコロナが来ようがコレラが来ようが、異体同心でタイガーマスクが言うように、今こそ異体同心の気持ちを持たないといけない。タイガーが元気だったら私はマスクを被せてあっちこっちへマスクを被りながらマスクを配って回りたいと思う。ヒンズースクワットだって200回出来るようになったんだから。『そろそろゴルフ行こうかな』って、今朝電話でそんな話が出た。『ちょっと佐山ちゃん、待ってくれよ』って私は言いましたけどね。それくらい元気になりました。みなさんのおかげです。本当にありがとうございました」

――佐山さんの容態については
「なんかね、こういうところ(※目の前に障害物があるところ)に行くと、止まっちゃう。でもそうじゃないところで歩くのは早いんだ。階段登るのも、降りるのだって私より早い。でも障害物があると止まっちゃう。だから自分の脳の中で暗示されたものが入ってるんじゃないかって。それを取り除くための精神療法を今やってる。彼は昔からそういうの好きだったからね。精神的なものに入っていくの。だから彼は自分自身で治りますよ。だから病名とすると、パーキンソン病……の、疑いがあると。だから、モハメド・アリだよね。
 あのとき、猪木さんとモハメド・アリが日本に来たときに、僕がニューオークラで会わせたときに、モハメド・アリが『ルック・アット・ミー、イノキ』っつって。アリが、猪木さんが座っている前に来て、くるっと後ろを向いて、片足で立って、こうやったんだ(※両腕を真横に広げながら片膝を90度になるまで上げて片足で立つポーズ)。猪木さんが『新間、なにやってんだアレ』って。だから私は『俺はここまで快復したんだって見せたいんですよ』と言った。その後のアントニオ猪木っていうのはスゴかったね。バッと後ろからアリをハグして。そしたらアリも猪木さんに向き直って抱き合ったんだ。ああいうところは本当にスポーツマンらしいね。アントニオ猪木っていうのはすごい人なんだ。モハメド・アリもすごかったけど。だからモハメド・アリだって、最後にアトランタオリンピックのときに出てね。あぁ、元気ですよ。あの元気というものを異体同心で、いま日本国民が持たないといけない。
 どうして医療従事者の子どもたちを『コロナが来た』っていじめたりするんだ。これは2,3件しかないのか、何十件もあることなのか分からないけど、マスコミがフェイクニュースでもって『こういうことが起きている!』と大げさに取り上げているのかっていうのもあるしね。今真実はどこにあるのだろうかって。だからマスコミももっとしっかりと真実を国民に告げなければならないんじゃないか。それを、政府がやることを一々一々、人のやることに反対意見を言うことが正義だと思っているなら大きな間違いだ!今こそ異体同心ですよ!これを佐山が皆さんに伝えてくれと。ありがたい言葉ですよ」

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