プロレス少年の夢を打ち砕き田中将斗が王座防衛!“荒鷲二世”坂口征夫が襲撃!

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 20日、DDTプロレス後楽園ホール大会が開催。メインイベントでは田中将斗の持つKO-D無差別級王座に竹下幸之介が挑戦した。

 小さな頃からプロレスファンであり、3歳からビデオでプロレスを見ていた竹下少年は、田中将斗を真似てスライディングDを練習していた過去もあった。
 そんな竹下は2012年に現役高校生レスラーとしてデビューし、現在はキャリア8年にして24歳。王者である田中将斗からの指名を受け、過去の憧れを払拭するため王座戦に挑んだ。

 開幕から強烈な打撃戦となり、どちらかがラリアットを叩き込めばラリアットで答え、田中のスーパーフライを竹下が剣山で迎撃すれば、竹下のダイビングボディプレスも田中が剣山で迎撃。スライディングDをくらえば掟破りのスライディングDを竹下が叩き込み、ほぼノンストップの一進一退の攻防を見せた試合は、22分56秒ローリングエルボーで田中が打ち勝ち勝利した。

 田中は「こんなご時世でDDTの大会が何本か飛んで、皆さんもこれへんかった大会いっぱいあると思う。でも今日のこの戦い見てそのフラストレーション飛びましたよね?こういう状況でメイン、竹下幸之介、アナタとやれて俺は幸せでした。俺がこないだ竹下幸之介呼び込んで、HARASHIMA、遠藤哲哉、竹下っていうのは俺にすごく刺激を与えてくれた人間。この3人終えて今誰も出てこんし、そんな刺激のない奴らなら」とDDT選手に興味を無くしかけていたが、坂口征夫が入場ゲートからコーナートップに駆け上がりダイビングニーで襲撃。
 これを避けた田中に坂口は「おい田中、刺激がねぇだと?いいか?4月俺に挑戦させろ。どっちかがぶっ倒れるまで、もう勘弁してくださいと言うまで、俺はとことん殺ってやるからな」と挑戦を表明。

 田中はこれを受諾し、次回4月12日のDDT後楽園ホール大会で田中将斗vs坂口征夫のタイトルマッチが決定した。

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