ギガラダー戦を制した山下りなと世羅りさがEXTREMEな新王座への挑戦権を獲得!

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 14日、東京都・後楽園ホールにてアイスリボン『アイスリボンマーチ2020』が行われ、世羅りさと山下りなが新王座をかけて5月4日に開催予定の横浜文化体育館大会で対戦することが決定した。

 アイスリボンでは、王者が自由にルールを決められるEXTREMEな王座である“Fantast ICE”の創設が決定。この日のセミファイナルでは世羅りさvs山下りなvsトトロさつきvsラム会長の4WAYマッチで新王者決定戦を行う2名が決定された。

 この日の試合ではギガラダーが持ち込まれ、リング上空に吊るされた挑戦権利証を2名が先取した時点で勝敗が決するルールで実施。
 毎年ホームである666のハロウィンマッチでラダー戦を行っているラム会長は、同ユニットの仲間である山下と結託して試合をかき回し、所属選手の2人を圧倒。
 しかしこの試合に並々ならぬ気合を入れていたトトロは持ち前のパワーファイトで山下に正面から突っ込んでいくも、ラム会長が怨霊直伝の死の灰をトトロに浴びせ、世羅にはラダー上からのダイビングクロスボディを見舞ってアシスト。その間に山下が1通目の挑戦権利証を奪取。
 ラム会長はトトロにレインメーカーを叩き込み、世羅にも同技を狙っていくが世羅が回避したためラダーに自爆。世羅がラダーを登っていくが、トトロが引きずり下ろして世羅の上にラダーを乗せてのダイビングセントーンを狙う。しかしこれは世羅が先に起き上がってラダーの上へ雪崩式ブレーンバスター。さらにギガラダーの頂上からのダイビングダブルニードロップを敢行。
 致命傷を負ったトトロが動けずにいる中、世羅がラダーを登って最後の挑戦権利証を奪取。山下と世羅が王座戦を行うことが決定した。

 王座挑戦権を手にした山下だったが、浮かない顔でコメント会場に現れると「せっかく新しいベルトを作るのに、大事な初代王者を決めるのに4人で決めていいのかっていうのをすごく感じたんですよね。私が思ったってことは他の人も思ってると思うし、4人の中から『はい、いきなり決勝です!』って言われても、中々このベルトの価値を上げていこうっていう思い入れを持つのはなかなか難しいですよ」と疑問を呈する。
 過去に幾度も死闘を繰り広げてきた世羅と戦うことについて聞かれても「大きい節目で試合をすることがたくさんあるんですけど、私がフリーになってからシングルするのは初めてです。世羅さんはタッグだったり、他のベルトだったり、常に最前線を張ってきたんで、まあなんか、なんか……頑張ります。まあ横浜文体までに楽しそうなベルトに仕上げていきたいと思っております」と語って去っていった。

 一方、世羅は初めてだと語るラダーマッチを終え、「自分、バンジージャンプもスカイダイビングも怖くて絶対やらないんですけど、一瞬バンジー飛んだ気分でした。レッツバンジ~♪って(笑)」と笑顔。
 そして「この挑戦権で5・4横浜文体で王座を獲得したら、それこそ今回のラダーマッチじゃないですけど、いろんな形式で防衛していきたいと思うので、私がコイツを面白くします。なので、絶対勝つ。山下に」とキリリとした表情で決意を語った。

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