【インタビュー】10・4『KNOCK OUT×REBELS』に出場の心直が空龍戦を前に意気込みを語る!「格闘技で成功したら自分のジムを作ってお父さん、お母さんに楽な生活をさせてあげたい」
10月4日(金)後楽園ホールにて開催される『 KNOCK OUT × REBELS 』第1試合で、空龍と対戦する心直のインタビューが行われた。
――キックボクシングを始めたきっかけを教えて下さい。
「元々4歳から空手をやっていて、小学4年生の時にキックを始めました。最初は草加にあるTEAM DEVILで練習させてもらっていたのですが、中学進学の時に3連敗したことで『うちのジムの指導ではもう限界だから……』と関根弘二代表に言われてクビになりました(苦笑)。そこで別なところを探して今のジムに行きました。健太会長は大学を卒業されていて頭が良くて指導もうまいんです。選手としても日本のトップ戦線で活躍していて、何度かNJKFのリングで試合を見たことがあり、オールラウンダータイプで全ての技がうまい印象があります。格闘技好きのお母さんも『会長に教われば間違いないよ』と言ってくれました。ちなみに当時の会長は“褐色のナルシスト”というニックネームが付いているだけに黒かったです(笑)。会長に憧れていて焼きたいのですが、僕は紫外線アレルギーで肌を焼くとボロボロになるので真似することはできません(笑)」
――健太会長はビキニパンツで計量に臨むことも話題になります。ご自身はそこは影響受けないのですか?
「10代でビキニパンツを履いていたら引退する頃には全裸で計量しないといけなくなるので、それは無理です」
――健太会長のようなナルシストな一面はあります?
「ナルシストというのは持って生まれたものだと思うので難しいかなと思います。でも、日々成長できている自分のことは好きです」
――今回、KNOCK OUT初参戦が決まりました。
「KNOCK OUTが旗揚げした時からずっと出たいと思っていたのですが、自分のキャリアでは絶対に出られないと思ってました。オファーが来た時にオープニングファイトだと聞いていたところ、本戦第1試合に選ばれたので凄く嬉しいです」
――ご自身のどういうところを評価されてKNOCK OUT出場が決まったと思いますか。
「健太会長のおかげもあると思いますが、REBELSで2戦して1度はKO勝ちしたことを評価していただけたのかなと。でも、5勝のうち1回しかKO勝ちしていないので……なぜでしょう? 僕は健太会長のように全ての技ができる選手になりたいので、今回の試合に向けては全ての技を強化してKOのチャンスがあれば狙っていきたいと思います」
――KNOCK OUTで印象的な試合や選手は?
「僕がまだ中学生の頃、アマチュア時代に対戦経験のある安本晴翔君は、8月の試合で駿太選手と激闘を繰り広げていて凄く印象的でした。僕と同じく10代の選手ですが、テクニックがあってうまいです」
――今回対戦する空龍選手についてはどのような印象がありますか?
「伊原道場所属ということもあり、江幡兄弟とファイトスタイルが似ている印象があります。バランス良く攻撃してますよね。9月の新日本キックでの試合を見たのですが、右ストレートでダウンを獲った姿をみて、あの右ストレートをもらったら危険だなと感じました」
――同階級で意識している選手はいますか?
「まだそんなに意識している選手はいません」
――KNOCK OUTでの目標はありますか?
「今回は第1試合ですが、必ず何年後かにはメインイベントをはれる選手になりたいと思います。この競技をやっている以上は、世界一か日本一かはわかりませんが、何かしらの形で一番になりたいですね」
――SNSを見たところ、お母さんのことが大好きなんですよね?
「それは格闘技業界で一番だと思います。この年齢だと普通はお母さんと一緒に行動するのが恥ずかしいという人もいますが、KNOCK OUT公開練習の時は一緒に来てますし全然恥ずかしくはないです」
――ご自身にとってお母さんはどういう存在でしょうか?
「お父さんは朝から晩まで仕事に出ていて家にいないので、お母さんはお父さんでもあり、お母さんのような存在です。厳しく怒ってくれる時はお父さんのようですし、料理を作ってくれる時はお母さんです。親子関係が良くて親を友達のように接している人もいますが、親は親なのでそこは一線を引いて友達とは言えません。格闘技で成功したら、自分のジムを作ってお父さん、お母さんには楽な生活をさせてあげたいですね」