香川県・UDONプロレスの魔苦・怒鳴門がタッグ王座初挑戦も惜敗!

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1日、愛媛県・アイテムえひめにてDDT『WRESTLE MATSUYAMANIA 2019』が行われ、平田一喜&魔苦・怒鳴門がKO-Dタッグ王座に初挑戦も惜敗を喫した。

香川県のご当地プロレス団体『UDONプロレス』の“徳島の黄色い悪魔”魔苦・怒鳴門は 2018年10月にデビュー以降、どこからどう見ても怪奇派な名前と見た目で表のアンドレ・ザ・ジャイアントパンダ、裏の魔苦・怒鳴門と言われるほどインディープロレス界の注目を集めた。
 怒鳴門は、「神戸にいた頃に同じ釜の飯を食った」という先輩・平田一喜とタッグを組み、佐々木大輔&高尾蒼馬が有するKO-Dタッグ王座への挑戦を宣言。
 先月の後楽園ホール大会では、平田&怒鳴門vs佐々木大輔というハンディキャップマッチによる前哨戦が行われたが、佐々木が平田をミスティカ式クロスフェイスで捕らえギブアップを奪う結果に終わっている。2vs1という圧倒的有利な状況で敗れた平田は落ち込むが、怒鳴門に励まされると「お前と一緒の寮で2人でふざけておもちゃのベルト巻いて記念写真撮ったよな?『いつかタッグチャンピオンになろうぜ!ハハハ!』みたいの言ったなあ。そのときの夢、叶えたらこれ最高に熱いぞ。こんなドラマ無いぞ! 6月2日、本物のタッグ王者のベルト姿2人で撮って、またあのときのように記念写真しようじゃないか!やるぞ!」と必勝を誓っていた。

 試合が始まると、平田が軽快かつシリアスなファイトで攻め込んでいくが、佐々木&高尾のDAMNATIONタッグの連携で袋叩きにされる一方的な展開に。しかし、怒鳴門が得意のバイ殺法で佐々木を翻弄して全身の急所という急所を愛撫していき形勢を五分に戻すと平田とともに反撃開始。
 怒鳴門がマックフライなどの空中殺法で奮闘し、平田がドMの怒鳴門の股間を蹴り上げると怒鳴門はエクスタシィー状態になりさらにパワーアップ。怒鳴門はスワントーンボムやケブラーダなどのハイテンションな攻撃を畳み掛けて佐々木を戦線離脱させ平田に勝負を託すと平田は奇跡を呼ぶ一発逆転首固めなどで貪欲に勝利を狙っていくが、最後は猛攻を耐え抜いた高尾のリバースゴリースペシャルボムの前に沈んだ。

 試合後、絶望に満ちた表情の平田は「鬱です鬱……。前哨戦も今回も先輩の俺が負けて失敗しちゃったよ。鬱だよ……」とうなだれるが、怒鳴門は甲高い声で「負けたけどテンション上がっちゃった!何度でもやってやるよ!何度でも立ち上がろうって言ったじゃない私に!」と叫んで平田の尻に激しく股間を打ち付けながら励まして会場を後にした。

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