夢闘派プロレスが12・24アイスリボン道場大会の見どころを発表!松崎和彦vsクラッシャー高橋の王座戦や“ユニコーンスタイル3on3”ルールマッチなど熱戦必至!
「プロレスとは闘いであり、その闘いこそが極上のエンターテイメントである」をモットーにプロレス道を追求する夢闘派プロレスが2018年の総決算として行うのが12月大会「温故知新」である。
この大会はファン感謝祭と題しており、カード数は3試合ではあるがそれぞれのカードが夢闘派プロレスにおけるメインイベントクラスともいえるラインアップとなっている。
▼ダークマッチ 10分1本勝負
夢闘派指名選手X
vs
高杉祐希(頑固プロレス)
久々に行われる夢闘派プロレス式ダークマッチ。
次世代を担う若手選手がメインイベンターと闘うチャレンジマッチとして行われているが、今回は頑固プロレスの高杉祐希が大物メインイベンターに挑むことになった。
実はこの試合、指名選手からの要望でカードが決まった経緯があり、指名選手は「この試合で勝てば高杉選手の父親である高杉政彦と闘わせろ」と夢闘派側に要求。夢闘派側は態度を保留しているが、この対決を実現する為に指名選手がなりふり構わず仕掛けてくることは間違いない。
対する高杉は11月の闘真においてついに覚醒。その闘いざまはまさに父親と瓜二つで、頼もしい存在になりつつある。
ダークマッチといえど、夢闘派のダークマッチはメインイベントと同等の扱い。試合開始前に行われるが、この試合を見逃す手はないと言える。
▼ダブルメインイベントⅠ 61分3本勝負 ユニコーンスタイル3on3
渡辺宏志(HEAT-UP)/佐藤泰(格闘家族佐藤一家)/加藤茂郎(DARKSOUL)
vs
政宗(プロレスリングDISCUS)/山田太郎(666)/磯英弥(NCL)
ユニコーンスタイル3on3はプロレスリングナイトメアの死神選手が考案した試合形式で、3人一組のチーム戦で今回は61分3本勝負で行われる。
一本目は代表者によるシングルマッチ、二本目はシングルマッチに出なかった選手によるタッグマッチ、1対1になった場合は6人タッグマッチで3本目という形となる。
当然のことながらどの選手がどの試合に出場するかも勝ちにつながる大きなポイントで、当日にならないとお互いの手の内どころかカードさえも決まらない。
また今回のメンバーは昨年から今年にかけて夢闘派のメインイベンターを務めた選手を厳選しており、いずれの組み合わせもリベンジマッチや実力派の対決というように、どのカードも夢闘派プロレスのメインイベントにふさわしい闘いとなるようチーム分けを行っている。
そんな中で、それぞれ選手の思惑も交差する為、闘う前から各々が揺さぶりをかける心理戦が始まっている状態である。
ひとつのカードでシングル、タッグマッチ、6人タッグがイッキに見られる画期的な試合形式だけに、その結末がどういう事になるのか非常に楽しみなカードといえよう。
▼ダブルメインイベントⅡ 61分3本勝負 ミズーリ州ヘビー級選手権
【選手権者】松崎和彦(フリー)
vs
【挑戦者】クラッシャー高橋(フリー)
夢闘派として初のタイトルマッチとなるミズーリ州ヘビー級選手権はチャンピオンの松崎和彦にクラッシャー高橋が挑む重厚な一戦となった。
今回、タイトルマッチを行うにあたり、テクニカルディレクターの渡辺宏志から「やる以上はこだわりたい」と提案があり、最近の主流になっている60分1本勝負ではなく、昭和の時代に行われていた61分3本勝負、さらにはNWA公式ルールに則って選手権試合を行う事となった。
NWA公式ルールでの主なポイントは以下の通り
・61分3本勝負で行い、先に2勝したものが勝ちとなる
・挑戦者は3カウント、ギブアップ、KO等の完全決着のみベルトが移動し、反則勝ちやリングアウト勝ちの場合はベルトの移動はない
・3本勝負の際、挑戦者が1本取った後、時間切れ引き分けとなった場合、スコアは1対0で挑戦者の勝ちとなるも、ベルトの移動はない
・場外カウントは20カウント、エプロンサイドは10カウントでリングアウト負けとなる
・トップロープからの攻撃、コーナーポストからの攻撃は5カウント以内に行うか、またはリングに降りなければならない
・オーバーザトップロープを仕掛けた場合は即座に反則負けとなる
選手権者の松崎は体調面も絶好調で、様々な団体で同ベルトの防衛回数を増やしており、今回は元タッグパートナーであり、最強の挑戦者であるクラッシャー高橋を撃破してその地位を盤石のモノにしたいところ。また高橋は12月初旬に行われるタッグトーナメントに優勝し、ミズーリ州のベルトも獲って二冠王を狙いたいところ。
両者の対決は、最近では見られない重厚かつ老獪なプロレスを堪能できるのは間違いないと言えよう。
夢闘派プロレスファン感謝祭『温故知新』
日時:2018年12月24日(振替)
開始:13:00(ダークマッチは12時50分開始予定)
会場:蕨・アイスリボン道場
尚、夢闘派プロレス次回大会は2019年2月17日(日)18時30分よりBumB東京スポーツ文化館において開催される。