女子選手のみのPPV「エボリューション」が開催!トニー・ストームが紫雷イオに勝利しMYC優勝!カイリ・セインは無念のNXT女子王座陥落!
米国現地時間10月28日にニューヨーク州ユニオンデールのナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムで「エボリューション」が開催された。
▼ロンダ、必殺のアームバーでロウ女子王座防衛
WWE初、女子だけのPPV「エボリューション」で王者ロンダ・ラウジーがニッキー・ベラ(withブリー・ベラ)とロウ女子王座を賭けて激突した。突然ベラ・ツインズに裏切られ、プライベートも非難されていたロンダはいきなり払い腰、一本背負いで投げ飛ばして序盤からニッキーを圧倒。しかし、場外戦になるとセコンドのブリーが挑発した隙にニッキーが背後から攻撃。ロンダをコーナーポストに叩き付けて形勢逆転した。ロンダはニッキーのチンロックやスプリングボードキックを食らって苦戦したが、ニッキーの蹴りをキャッチするとファイヤーマンズキャリー抱え、さらにブリーが助けに入ったところで2人を同時に抱えると、そのままスタンディングリバース肩車で投げ飛ばした。これで勢い付いたロンダは「カモーン・ニッキー」と挑発して巴投げ、ブリーも解説席に投げ飛ばして排除すると、最後は必殺のアームバーでニッキーからタップを奪って王座防衛を果たした。王者ロンダは同大会のバトルロイヤルで優勝したナイア・ジャックの挑戦を受けることになる。
▼アスカ、旧ライバルのエンバーに排除されてバトルロイヤル優勝逃す
WWE初、女子だけのPPV「エボリューション」で“明日の女帝”アスカが女子バトルロイヤル戦に挑んだ。女子王座戦挑戦権を賭けて現役スーパースターや殿堂者のアランドラ・ブレイズやアイボリー、レジェンドのトリー・ウィルソンやミシェル・マクールなども参戦した。アイコニックスが「これがスポットライトのラストチャンスよ」と挑発すると、全員を敵に回してトップロープから落とされて除外。さらに新旧女子対決に発展すると、トリーやアランドラなどレジェンド達が次々と除外された。アスカは盟友ナオミと協力して生き残りを狙うと、アイボリーをヒップアタックで排除。最後の4人に残ったアスカだったが、NXT時代のライバル、エンバー・ムーンとの一騎打ちでスーパーキックを食らって排除されてしまう。そのまま勢いづいたエンバーはタミーナをエクリプスで沈めて排除するが、最後に残ったナイア・ジャックスがエンバーと隠れていたゼリーナ・ベガを力尽くでリングから排除してバトルロイヤル優勝を果たした。女子王座挑戦権を獲得したナイアは「ロウ女子王座のことを考えているわ。私は再び王者に返り咲く」と王座戦に照準を合わせた。
▼イオ、無念の決勝敗退!トニー・ストームがMYC優勝
WWE初、女子だけのPPV「エボリューション」で「メイ・ヤング・クラシック 2018」の決勝戦が行なわれた。世界12カ国、32名で競われた女子トーナメント決勝には準決勝で体格差を跳ね飛ばしリア・リプリーを破った紫雷イオと里村芽衣子を破ったトニー・ストームが激突。イオは「世界に自分の名前を知らせるチャンス」と意気込めば、昨年準決勝で敗れているトニーは「メイ・ヤングで優勝したい。私の夢だから」と語った。イオはコーナートップにいたトニーに打点の高いドロップキック、さらに場外にムーンサルトで追撃すると、トニーもエプロンでヘッドバッドからジャーマンスープレックスを叩き込んで両者白熱の攻防を展開。イオはトニーのクローズラインからのストロングゼロを辛うじてカウント2で返すと、619から串刺しのランニングニー、さらにトップロープからムーンサルトを繰り出したが、トニーがこれをヒザで迎撃。倒れ込んだイオはトニーのストロングゼロを再び食らって無念のカウント3。イオは接戦を演じるも決勝で敗退し、トニーがメイ・ヤング・クラシック2018優勝を勝ち取った。試合後、イオはツイッターで「トロフィーは獲得できなかったけど、ベストな経験ができた。トニー優勝おめでとう!そしてみんなありがとう」とコメントした。
▼カイリ、MMAフォー・ホースウィメン介入で王座陥落
WWE初、女子だけのPPV「エボリューション」で王者カイリ・セインがリマッチ権を行使したシェイナ・ベイズラーとNXT女子王座を賭けて激突した。闘いを前にカイリは「私はシェイナを2度倒している。もう1度倒してやる」と意気込んだが、序盤、シェイナに捕まると左腕を集中的に攻撃されて苦戦を強いられる。それでもカイリはイカリを決めると、さらに右腕一本で殴り掛かって「カモーン」と逆にシェイナを挑発。その後も行進からの串刺しスピアー、コーナートップから場外へのクロスボディと攻撃の手を緩めず攻め立てた。しかし、場外戦でシェイナを客席に投げ飛ばすと、そこにいたシェイナの盟友でMMAフォー・ホースウィメンのマリナ・シェファーとジェサミン・デュークが試合に介入。エプロンからマリナが素早くキックを見舞うと、カイリはそのままシェイナのキリフダクラッチに捕まりTKO。カイリはNXT女子王座から陥落した。
【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
WWEネットワーク: http://network.wwe.com
DAZNオフィシャルサイト: http://www.dazn.com/
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