【試合結果】8・19 PURE-J板橋大会 ライディーン鋼vs藤ヶ崎矢子 コマンドボリショイvsライディーン鋼vs藤ヶ崎矢子vsマリ卍vsKAZUKIvs勝愛実vs中森華子vsLeon
『Chase the Chance vol.1』
日時:2018年8月19日(日)
開始:17:30
会場:東京都・板橋グリーンホール
観衆:107人
▼シングルマッチ 15分1本勝負
●マリ卍
6分46秒 スクールボーイ
○松屋うの(アイスリボン)
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○KAZUKI
13分6秒 デス・バイ・ロドリック→片エビ固め
●春日萌花(フリー)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
中森華子/○Leon
15分41秒 スピアー→片エビ固め
●コマンドボリショイ/勝愛実
▼ライディーン鋼6周年・藤ヶ崎矢子5周年記念試合&PURE-J認定無差別級王座次期挑戦者決定戦 時間無制限1本勝負
○ライディーン鋼
17分0秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
●藤ヶ崎矢子
▼故・プラム麻里子さんメモリアル・オンリーギブアップバトルロイヤル 時間無制限
○コマンドボリショイ
8分9秒 センセイ固め
●Leon
※退場順…ライディーン鋼&藤ヶ崎矢子、マリ卍、KAZUKI、勝愛実、中森華子、Leon。
※ギブアップを取られた選手から脱落し、最後の2人になったら2カウントフォールも追加される特別ルール。
デビュー6周年の鋼がデビュー5周年の矢子を撃破しPURE-J無差別級に挑戦決定!故・プラム麻里子さんの追悼試合が実施!
オープニング
毎年、夏の恒例行事となっているプラム麻里子さんの追悼大会。入場式ではコマンドボリショイが「こうしてプラムさんの命日にほど近い日に大会を開催できて、そして皆さんにお集まり頂いて、本当に感謝しています。ありがとうございます。私たちは日々、危険と隣り合わせになりながらも大好きなプロレスを一生懸命やっています。皆さんが安心して好きな選手を応援できるように、そして選手が思い切りプロレスに打ち込めるように、これからも体調管理・安全面をしっかり力を入れていきたいと思っています。私自身、来年の4月21日に引退することになりますが、最後の最後まで目いっぱいプロレスを楽しんでいきたいと思うので、今日も熱い応援をよろしくお願いします」とあいさつ。
第1試合
マリ卍は2度目のPURE-J参戦となる松屋うのと対戦するも、最後は丸め込みにフォール負け。
第2試合
7・29王子大会に続いての参戦となる春日萌花はKAZUKIを相手に奮戦するも、KAZUKIがK-クラッシャーからデス・バイ・ロドリックにつないでキャリアの差を見せつける。
第3試合
今大会より8ヶ月間の引退ロードが始まるコマンドボリショイは、勝愛実とのタッグで中森華子&Leonと対戦。掌底とアッパーカットの連打でLeonを追い込むボリショイだったが、ピコニー・スマッシュはLeonがガード。最後は猛スピードでのスピアーからLeonがボリショイを破ってみせた。
第4試合
セミファイナルはデビュー6周年のライディーン鋼と、5周年の藤ヶ崎矢子が無差別級王座への挑戦権を懸けて一騎打ち。鋼の猛攻を前に粘りを見せる矢子はカウンターのキューティー・スペシャル、ヤコリーヌ・クラッチで3カウントを迫るも鋼はキックアウト。ヨコスカ・カッターからのムーンサルトプレスで勝利した鋼は、「5周年おめでとう!」と矢子の健闘を称えると「PURE-J2年目はライディーン鋼が引っ張っていくぞ~っ!!」と雄叫びをあげる。
第5試合
メインイベントはJWP発祥のオンリーギブアップルールによる8人のバトルロイヤル。ボリショイがLeonの足を極めてギブアップを奪い、先ほどの借りを返すと「プラムさんも私たちの闘いを天国から見守ってくれてると信じています。これからも私たちPURE-Jはプラムさんと共に成長していくので、皆さん温かく見守ってください」と大会を締めた。
<試合後コメント>
ライディーン鋼
「お互い周年ということで矢子は1日早いんですけど、自分は今日がリアルな6周年になるんで、いい結果が残せて良かったなと思いますし、矢子もすごく成長してきてるので。もっともっと闘っていって、どんどん2人で上に行きたいなと思います」
――非常にタフな試合で、最後にはムーンサルトプレスも繰り出したが。
「“絶対勝つ!”っていう時に出す私のフィニッシュ技です」
――中森の無差別級王座への挑戦が決まったが。
「PURE-Jの無差別に私が挑戦するのが初めてなんですよ。今日よりももっともっと強いライディーン鋼を見せて、中森華子にぶつかっていこうと思います。PURE-Jの2年目はライディーン鋼が必ずトップを獲ります!」
藤ヶ崎矢子
「今までホントに何回も何回も鋼さんとシングルして、なかなか勝利があげられなかったりとか、ほんの2回しか勝ってなかったんですけど…今回ホントにマジでベルトへの挑戦を懸けた闘い、しかも5周年だったのでホントに悔しい思いでいっぱいだったんですけど、いい経験できたので。6年目ももっともっと頑張っていきたいなと思いました」
――ひとつの節目を迎えたが、5年間を振り返って。
「もうホントにいろいろとありすぎて…!(苦笑) やっぱりつらいことがほとんどだったし、逃げたいなと思ったことも。まさか5年も続くとは自分でも思ってなかったので(笑)。まぁ、よく言われるのは私は精神的に鋼鉄のハートを持ってる。傷つけられても何を言われても、私は絶対にヘコたれないというのが自分のモットーなので。出来る限りプロレスを続けていきたいなと思ってます」
中森華子
――鋼と矢子の闘いを見て。
「まずは“5周年・6周年おめでとう”ということで。すごく気持ちが見えた試合だったんですけども、今日は鋼が強かったっていうことで。鋼と矢子が後楽園ホールの試合後に“ベルトに挑戦したい”というのがなければ、私からは指名はしなかった2人だったし…。でも、私はJWPのベルトも過去に巻いたりしてたんですけど、次が4回目の防衛戦で、4回目というのは私は未知の領域に入ってくるので。チャンピオンとしてベルトと共にPURE-Jの歴史っていうのを築いていきたいので、何がなんでも必ず防衛したいと思っています。鋼にはベルトの重みっていうのを、試合を通してわかってもらいたいと思っています」