【試合結果】7・31 WAVE新木場大会 長浜浩江&門倉凛&高瀬みゆきvs桃野美桜&関口翔&ジュリア 朱崇花vs小林香萌 有田ひめか&マリ卍vsフェアリー日本橋&藤ヶ崎矢子 山下りなvs笹村あやめ
- 2018-8-1
- 試合
- プロレスリングWAVE
『夏フェスタ’18〜YOUNG OH! OH!〜夏の甲子園OH!OH!〜』
日時:2018年7月31日(火)
開始:19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:103人
▼YOUNGニューフェイスOH!OH! 10分1本勝負
○山下りな(OSAKA女子)
6分49秒 ラリアット→片エビ固め
●笹村あやめ(K-DOJO)
▼メンズWAVE 15分1本勝負
○竹田光珠(666)
7分26秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●後藤恵介
▼YOUNGスペース・ファンタジックOH!OH! 15分1本勝負
○有田ひめか(Beginning)/マリ卍(PURE-J)
11分32秒 アルゼンチン・バックブリーカー
●フェアリー日本橋(OSAKA女子)/藤ヶ崎矢子(PURE-J)
▼YOUNGパイセンお久しぶりですOH!OH! 10分1本勝負
△朱崇花
時間切れ引き分け
△小林香萌(フリー)
▼YOUNGスクランブルOH!OH! 30分3本勝負
○長浜浩江/門倉凛(Marvelous)/高瀬みゆき(Beginning)
2−1
桃野美桜(Marvelous)/関口翔(Beginning)/●ジュリア(アイスリボン)
<1本目>
○関口翔
10分11秒 カケラホマ
●高瀬みゆき
<2本目>
○高瀬みゆき
45秒 丸め込み→エビ固め
●関口翔
<3本目>
○長浜浩江
13分35秒 バックドロップ・ホールド
●ジュリア
約半年ぶりの『ヤング・オー!オー!』でフェアリー&山下&矢子&小林が卒業!若手選手4人が初参戦!笹村は山下相手に爪痕を残す!
オープニング
今年1月以来のヤング・オー!オー!が新木場1stRINGで開催。まずは参加16名による開会式がおこなわれ、旧姓・広田さくら(このためだけに来場)が開始のサイレン。そして、WAVE初出場の笹村あやめ、マリ卍、関口翔、ジュリアが「ヤング・オー!オー!」で大会をスタートさせた。
第1試合
KAIENTAI DOJOの笹村あやめがWAVEに初参戦。山下りなとのシングルは、K−DOJO5・5千葉以来の2度目となる。
試合はクリーンな握手ではじまるも、ゴングと同時に笹村がドロップキックでご挨拶。スイッチが入った山下もショルダータックルでお返ししたが、さらに笹村がドロップキック。負けん気の強いところを見せつける。
山下が笹村を踏みつけると、笹村もヘアホイップでお返し。山下の顔面を踏みつけていく。ならばと山下はサソリ固め。ブレイクされると後頭部へのニーアタックを放つ。
笹村もカウンターのボディースラムで攻守を入れ換えると、串刺しボディーアタック→低空ドロップキックでお返し。
エルボーのラリーから山下がブレーンバスターへ。仕留めにかかるも、笹村が丸め込みの連発で逆に追い込んで行く。続くブロックバスターホールドはカウント2。すかさず走る笹村だったが、山下がカウンターのラリアットで3カウント。握手を求める山下に、笹村は張り手で返した。
第2試合
後藤恵介と666の竹田光珠(こうじゅ)の2度目のシングルマッチ。前回(2017年12月)は竹田が勝利している。果たして後藤はリベンジすることができるのか?
ロックアップから後藤が押し込む。エルボーのラリーとなり後藤がヘッドロック。いったん離れるとショルダータックルの打ち合いへ。後藤のボディースラムはカウント2。竹田もやり返してフットスタンプ。そして串刺しエルボーを決める。
再びエルボー合戦となり、竹田がドロップキック。グラウンドでも主導権を握る竹田。
これをブレイクした後藤が反撃開始。ボディースラム、串刺しボディーアタック、セントーンでやり返す。バックブリーカーからランニング・エルボーを放った後藤。だが、セカンドからのセントーンは自滅。
またもやエルボーの打ち合いとなり、バックの取り合いから後藤がバックフリップ。旋回式を狙うも、回避した竹田がキックのコンビネーション。そして、ハリケーンドライバーに繋げる。キックアウトされると、ジャーマンSHでトドメを刺した。
なお、後藤と竹田は8・2新木場ではタッグマッチで対戦予定。カードは後藤恵介&井坂レオVS竹田光珠&中野貴人となっている。
第3試合
ヤング・オー!オー!といえば、フェアリー日本橋と藤ヶ崎矢子のコンビ。良くも悪くもヤングの場で絆を深めてきた。対するは、有田ひめか&マリ卍。マリはWAVE初参戦だ。
先発を買って出たフェアリーだったが「今日は私、夏バテなの。自己紹介なんかやる気分じゃないわ。チェンジ。アンタがやりなさいよ」と、何もやらずに矢子と交代。矢子が自己紹介を拒否すると、マリ、有田、フェアリーが一斉に襲いかかる。矢子もエルボー弾でやり返し、マリにレッグロック。串刺しエルボーでカウント2。マリもスクールボーイで攻守を入れ換え有田とチェンジする。
有田はショルダータックルで向かっていくが、矢子が受け止めお返し。フェアリーと交代する。
フェアリーVS有田となり、手四つの力比べ。フェアリーがガットショットから矢子を呼び込みダブルのクローズライン。横たわる有田の上に矢子がフェアリーを投下! ここで有田は自コーナーに逃げ込む。
フェアリーはステッキで魔法をかけようとしたが、マリは無視。するとフェアリーは「ちょっとアンタの若いの、どうなってるのよ!」と矢子に詰め寄る。矢子も「一応、説明したけど……」と弁明。フェアリーは矢子を見本に魔法をかけたあと、再びマリにトライ。それでもマリが無視すると、矢子が何やら耳打ち。先輩の権限を使ってなんとか魔法を成功させた。
マリ&有田は矢子にトレイン攻撃でお返し。マリは卍固めへ。カットに入るフェアリーに有田がコブラツイストをかける。
続く有田が矢子にショルダータックル。串刺しニーを放つも、矢子がキャッチ。串刺しボディーアタックでやり返す。すぐに有田も串刺しニー、ランニングニーアタックで応戦していく。
矢子のDDT、ヒップアタックはカウント2。逆片エビ固めで捕獲する。これはマリがカット。矢子のバックドロップはカウント2止まり。
ならばとフェアリーがフェースクラッシャーで続き、ブレーンバスター狙い。矢子とのツープラトンで成功させると、真空蹴りへ。だが、これもマリがカット。ならばと矢子はマリを捕獲。フェアリーがステッキで飛び込むが、矢子に誤爆してしまう。矢子は「毎回、毎回!」と怒りを露わにしたが、これはマリへのフェイント。襲いかかるマリをダブルのクローズで迎撃していくフェアリー&矢子。
改めて有田をフェアリーが捕獲すると、矢子がヒップアタックで飛び込んでいく。だが、かわされてしまう。このチャンスに有田がジャンピングニーで飛び込み、アルゼンチンバックブレーカーへ。なんとフェアリーからギブアップを奪った。
第4試合
かつてはヤング・オー!オー!の常連だった小林香萌。WAVEを退団し、現在はフリーとして活躍中だ。対峙するのは朱崇花。WAVE8・19後楽園でのレジーナ挑戦が決まっているだけに、ここで負けは許されない。
スタートからスピーディーな展開。小林がヘッドシザースホイップで朱崇花を場外に落とし、トペと見せかけてフェイント。朱崇花が戻ると顔面ドロップキックで追い打ちをかける。さらに朱崇花の顔を踏みつけた小林。串刺しドロップキック2連発からセントーンに繋げる。さらにキャメルクラッチや、ロープへの張り付けと試合をリードすると、張り付けドロップキック。
5分経過。朱崇花も張り手で流れを変えて、張り付けビッグブーツで小林を場外へ。飛ぶとみせかけてフェイント返しした朱崇花はセクシーポーズ。改めてトペを狙うが、これは小林が妨害。逆に小林がプランチャ・スイシーダを投下させる。
小林のミサイル弾、引き込み式ラリアットはいずれもカウント2。コーナーに登るも、朱崇花が追いつきアームホイップ。すぐさまムーンサルトプレスを放つ。
これを寸前でかわした小林が2回転エビ固め、マヒストラルでカウント2。エビ固めの応酬から小林が雪崩式フランケンシュタイナーへ。残り1分となり、朱崇花が俵返し→チョークスラムで攻勢。ぶっこ抜きジャーマンを放ったところで時間切れを迎えた。
第5試合
今大会のメインイベントは、長浜浩江&門倉凛&高瀬みゆきVS桃野美桜&関口翔&ジュリアの6人タッグマッチ。長浜と高瀬は6・28後楽園でDUAL SHOCK WAVEに挑戦。ベルト奪取には至らなかったが、いいコンビをみせていた。また初参戦の関口とジュリアが加わったことで、新鮮な顔合わせが続出。そのほかにもMarvelous8・5両国でシングル対決をおこなう門倉と桃野の前哨戦、高瀬と関口のアクトレスガールズ対決など、見どころ満載のメインイベントなった。
「お願いします!」と声を張り上げる6選手。試合前からヤングらしさが爆発する。試合は桃野組が奇襲をしかけてゴング。早速、長浜を孤立させる。
不意打ちをくらった長浜だったが、関口にブレーンバスターでお返し。高瀬→門倉でいたぶっていく。
劣勢の関口だったが、長浜のドロップキックをかわしてドロップキック! ようやくジュリアと交代する。やる気モード全開のジュリアがヘアホイップ。ボディースラムで反撃にかかる。長浜もボディーアタック、顔面ドロップキックで応戦。
続く門倉がドロップキックを連発する。さらに低空ドロップキックを放ったが、かわしたジュリアがボディースラム。続けざまにドロップキックを放って、桃野と交代する。
桃野は門倉にトレイン攻撃を敢行。串刺し低空ドロップキックを放つと、ヘッドシザースホイップへ。ブレーンバスターのかけあいから、3VS3となり長浜&門倉&高瀬が制す。さらに3人ドロップキックからDDTにつなげる。
戦況は高瀬VS桃野へと移行。高瀬は逆水平チョップを連発していき、カミカゼを放つ。そしてセカンドからのギロチンドロップを投下。
寸前でかわした桃野がダイビング・ボディーアタックでカウント2。桃野からタッチを受けた関口がドロップキックを連発していく。
高瀬もボディースラムでやり返し、ヘッドバット。すぐに走るも、関口が隙を突いたカケラホマで3カウント! 1本目を先取した。
2本目のゴングと同時に関口が首固め。速攻決着を狙う関口だったが、エビ固めの応酬を挟んで、高瀬が十字固めの体勢。崩れたものの強引に押さえ込み、1本を奪い返した。
イーブンで迎えた3本目。再び高瀬VS関口でスタートとなる。高瀬のラリアットはカウント2。自コーナーに戻るも、誰もおらずタイミングを逃す。逆に関口→桃野→ジュリアでボディースラムを敢行。さらに関口がキャメルクラッチで捕獲すると、桃野がロープワークからの顔面ドロップキックをお見舞いする。
防戦一方の高瀬だったが、長浜との連係串刺し攻撃を成功させると、ギロチン+ボディープレスを同時に投下。ようやく門倉と交代となる。
続いて関口&桃野が門倉にドロップキック。このあとMarvelous対決となり、エルボーの打ち合い、ドロップキックの打ち合いで沸かせる。続く門倉のミサイル弾、ウラカンラナはいずれもカウント2止まり。
タッチを受けた長浜が桃野にドロップキックを放って逆エビ固めへ。これは関口&ジュリアがカットに入る。ならばと長浜はブレーンバスターを連発していきカウント2。バックドロップを狙うが、桃野がボディーアタックに切り返す。
長浜VSジュリアとなり、ジュリアはドロップキック3連発からSTFで捕獲。自力でブレイクした長浜だったが、ジュリアが張り付けビッグブーツで追い打ちをかける。
エルボーの打ち合いから長浜がチンクラッシャー。そしてブレーンバスターを敢行する。さらに高瀬&門倉がツープラトンのブレーンバスターでアシスト。長浜のミサイル弾はカウント2。ならばと小刻みエルボーからコーナーへ。長浜&高瀬でファンタスティックフリップを決める。
ジュリアも首固め、スクールボーイで反撃。エルボーの打ち合いからジュリアがビッグブーツ。長浜もスピア、サクラ落としで応戦していき、最後はバックドロップホールドで3カウントを奪った。
エンディング
全選手がリングに上がる。
二上社長「みなさん、お疲れさまでした。このあと帽子の当選者、発表します。プレゼントじゃありませんからね、4000円で買ってくださいね。最後にヤング・オー!オー!卒業のシーズンの方がいらっしゃいます。フェアリーさん、藤ヶ崎矢子さん、小林香萌ちゃん、山下りな(4選手が前に出る)。フェアリーさん、実は本当は卒業されているはずなんですが、引き延ばしました。この4人、5年を越えたので卒業となります。山下は11月4日で5年ですが、卒業となります。ご苦労さまでした。この4人、抜けます。次回のヤング・オー!オー!から魔法もありません。矢子ちゃんとフェアリーさんの仲がいいのか悪いのかわからないタッグもありません。壊れたダンプカーもありません。香萌ちゃんもいません。えっと、頑張ってね。だからみなさん頑張りましょう。最後は一言ずつ何かしゃべってちょうだい」
フェアリー「フェアリーです。本日、ヤング・オー!オー!を卒業させていただきます。本日最後のヤング・オー!オー!なので、私は甲子園の砂を拾って帰りたいと思います。(砂を拾う動作のあと)割愛させていただきます。ヤング・オー!オー!で矢子ちゃんとの絆が深まったと思います。なので、これからはヤングを卒業して、アダルトでも頑張っていきたいと思います。以上フェアリーでした」
矢子「えっと卒業という実感はぜんぜんないんですけど、一応私は年齢は若いので、この3人より若いので、まだヤングの心を忘れずにこれからも頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
小林「自分の出身の団体が1年でなくなって、WAVEさんに拾ってもらって4年間、ヤング・オー!オー!に出続けました。みなさん応援してくださりありがとうございました。私はちょっとお先に6年目に突入してるんですけど、6年目からはもっともっと飛躍できるように頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
山下「ずっとヤングでいたかったんですけど、そうはいかないみたいです。そうですね、ヤング・オー!オー!は蕨とかでやってて、本当に若手ならではの不思議な噛み合わなさががウリだってGAMIさんがずっと言ってて、ニコニコしてたんですけど、私は今日までずっと笑えませんでした。そんなヤング・オー!オー!なんですけど、まだまだ続くと思いますのでみなさん応援よろしくお願いします」
二上社長「矢子ちゃん、若い若いって言うけど、このなかで一番、若いの誰か知ってる? 一番老け顔の朱崇花です。まだ19歳です(朱崇花がセクシーポーズを取る)。はい、じゃあ抜ける人たちでヤング・オー!オー!で締めてください。若々しくね」
山下「それではオープニングでやったようにヤング・オー!オー!で締めたいと思います。ちょっと話、聞けよ!(と他の3選手に向けて話し出す)あっ、帽子。帽子の当選者、香萌ちゃんのが欲しい、矢子ちゃんのが欲しいっていう人がいないんじゃないかってずっと(苦笑)。それではありがとうございました。いきますよ、ヤング・オー!オー!」