【試合結果】4・20 DISCUSレッスル武闘館大会 政宗vs勝村周一朗 進祐哉vs藤田峰雄 レイ・パロマ&宮城もちvs三原一晃&藤田あかね PSYCHO&CHANGOvsTORU&大谷譲二

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『政宗デビュー19周年記念興行 PROWRESTLING DISCUS旗揚げ戦』
日時:2018年4月20日(金)
開始:19:00
会場:アイスリボン道場
観衆:82名

▼タッグマッチ 30分1本勝負
PSYCHO(フリー)/○CHANGO(フリー)
9分58秒 画竜点睛→片エビ固め
TORU(道頓堀)/●大谷譲二(GOING-UP)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○レイ・パロマ(DOVE)/宮城もち(アイスリボン)
10分43秒 逆さ押さえ込み
●三原一晃(フリー)/藤田あかね(アイスリボン)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
△進祐哉(FREEDOMS)
15分38秒 両者リングアウト引き分け
△藤田峰雄(チンコプロレス)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○政宗
19分9秒 亘理来
●勝村周一朗(フリー)

▼全員政宗バトルロイヤル 時間無制限1本勝負
○政宗
18分52秒 OTR
●政宗

<入場順>
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
ドラゴン・リブレ
政宗

<退場順>
政宗
ドラゴン・リブレ
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗
政宗

政宗がデビュー19周年記念興行で『PROWRESTLING DISCUS』を旗揚げ!全員政宗バトルロイヤルで政宗が政宗を破り政宗の頂点に立つ!

オープニング


 デビュー19周年記念興行でPROWRESTLING DISCUSを旗揚げした政宗がマイクを取り挨拶。

政宗「ご多数のご来場、誠にありがとうございます!PROWRESTLING DISCUS旗揚げということで、そんなことを謳ってしまったんですけど、旗揚げした後に解散になるかも知れませんが(笑)それはしないそれはしない(笑)今日出てくれる全選手は、全員精一杯全力を尽くして皆さんを楽しませてくれると僕は信じてますんで……全員がそうかは分からない、保証は出来ませんが、そういう気持ちを持っているだろうという感じで、皆さんのご声援を是非宜しくお願いします!今日は全5試合ですけども、皆さん楽しんでいって下さい!それでは宜しくお願いします!」

第1試合


 ガッツワールドなどで絡みが見られた大谷とTORUのタッグが先に入場。大谷は早速「HEAT-UP所属」とコールされる。PSYCHO&CHANGOのタッグが入場しポーズを決めると、大谷とTORUは怪訝な顔で二人の仕草をものまね。
 PSYCHOとCHANGOが中々リングに上がろうとしない中、CHANGOと大谷のマッチアップでゴング。CHANGOが四つん這いで迫っていくのを大谷も真似るが、その後は堅実は腕取り合戦へ。大谷がヘッドロックで捕らえ、TORUヘタッチ。
 TORUはネックロックからフライング・メイヤー、フェイスロックへ。しかしCHANGOがTORUの手に噛みつき、PSYCHOにタッチ。
 PSYCHOはTORUの指に噛みつきエプロンとリングを行ったり来たりでTORUを翻弄。しかしTORUはカウンターのバックエルボーで返して大谷にタッチ。
 大谷とTORUのダブルバックエルボーも、PSYCHOが大谷の腕に噛みつき逃れるとCHANGOにタッチ。
 代わるCHANGOも大谷の腕にバイティング。叫ぶ大谷にPSYCHOは「大谷うるさい!」と無慈悲な罵声を浴びせる。大谷はチョップでCHANGOに突っ張っていくが、CHANGOも強烈なチョップでお返し。打ち合っていくが、CHANGOが大谷に組み付いてチンクラッシャー。それに合わせてPSYCHOが大谷の顔面にドロップキックを打ち込む。
 そのままPSYCHOと大谷のマッチアップとなり、PSYCHOが大谷をコーナーに押し付けダブルニー。さらに後頭部に低空ドロップキック。大谷はエルボーで突っ張っていき、ブレーンバスターで投げ捨てるとTORUにタッチ。
 TORUはPSYCHO、CHANGOを蹴散らし、CHANGOにドロップキックを狙うがCHANGOはロープに捕まってタイミングをずらして空振りさせる。その隙にCHANGOはTORUのバックを取るが、TORUが捕縛して河津落としの体勢。ここにPSYCHOが援護に来るが、PSYCHOも捕まえて倒れ込み、河津落としとフェイスバスターの合わせ技。さらにコーナートップからPSYCHOにフットスタンプ。続けてTORUは垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、耐えたPSYCHOがコンプリートショットで反撃。CHANGOへつなぐ。

 CHANGOはTORUにロコモーション式でスモールパッケージを連発するも、これをキックアウトしたTORUが起き上がり際に振りほどいて延髄斬り。さらに大谷がミサイルキックで援護射撃。ロープにもたれかかるCHANGOにTORUがシャイニングウィザード、大谷がジャーマンスープレックスと畳み掛け、一気呵成に合体攻撃を狙っていくが、ここにPSYCHOが介入し、逆にTORUと大谷がコーナーに振られてしまう。CHANGOとPSYCHOはハーフダウンの大谷にダブルのギロチンドロップ。さらにトドメの画竜点睛で3カウントを奪った。

第2試合


 男女ミクスドマッチのこの試合、パロマが踊りながら入場するのを全員がにこやかに見守る中、三原ともちのマッチアップでゴング。
 もちが色気を振りまくと、三原は口を抑えて笑いをこらえる。もちが手4つを仕掛けるが、三原は慎重。三原がエルボーを放つと、もちはローリングしてこれをかわし、お色気を振りまく。三原は口を抑えて笑いをこらえる。パロマは「何笑ってんだ!」と激怒してリングに上がり、もちと共にセクシーポーズを取って色気を振りまく。
 ここでもちが「あんたもやんなさいよ!」と三原にもセクシーポーズを要求。観客の声援の後押しもあり、三原も寝そべって開脚したり、グラビアポーズを取ったりとかわいさをアピールするが、それを見たもちは「オエッ!」とえずいてしまう。これにショックを受けた三原はしょんぼりしながらあかねにタッチ。
 パロマとあかねのマッチアップ。パロマが興奮して身体を小刻みに震わせる中、あかねはショルダーでぶつかっていき「なんだ今の?!」と当惑。あかねがチョップを打ち込んでいくと、パロマは徐々にエクスタシーに近づいていく。パロマはあかねを倒すと監獄固めに捕らえ、腰をくねらせて悶える。もう一度達しようとすると三原が笑いながら蹴飛ばしてカット。あかねはボディスラムで投げ捨て「なんなのもう……やりづらい……」とぼやいて三原にタッチ。
 三原はワンハンドボディスラムでパロマを叩きつけ、エルボードロップ、カウントは2。三原は「気持ちいいか?」と問いかけながらパロマの乳首をひねり上げ、あかねにタッチ。

 あかねは三原をコーナーに振って串刺しラリアット。続けて「こういうのが好きなんだよな?」とパロマの股間に電気あんまでダメージを与える。しかしパロマが気持ちよさそうにあえぐと、あかねは引きつった表情でそっと手を離し、三原にタッチ。
 三原はパロマにチョップを打ち込んでいくが、よろけたとみせかけたパロマがカウンターのニールキックでもちにつなぐ。
 もちは三原とあかねをぶつけて自爆させ、三原にチョップ合戦を挑む。三原は「やりづらい……」とぼやいて打撃をためらうと、もちは金的から打撃。そしてコーナーに上ってリバーススプラッシュも三原がかわして自爆。三原はブレーンバスターで投げ捨て、あかねにタッチ。
 あかねはパロマを落としてもちに向かうが、もちはモンゴリアンチョップ。しかしあかねは白刃取りで止めていくが、あかねの腹に百裂拳。「お前はもう死んでいる」とキメ台詞を吐いてロープに走るが、ロープ際で三原がもちを捕縛。あかねは「お前のほうが死んでいる」と逆にキメ台詞で返してラリアット。三原もラリアットを見舞い、三原がもちにボディプレスもこれはパロマがカット。パロマがあかねにエノラゲイ。続いてもちがあかねにボディプレスも2。もちはあかねにメタボリックサンドを狙うが、あかねがショルダースルーで返すと、走り込んだもちがもっちりバディシザース。あかねもフロントキックでやり返し、両者タッチ。

 パロマと三原のマッチアップとなり、三原がラリアットからフォールも2。さらにエビルベアーボムで叩きつけ、あかねを背負って二人でボディプレスを狙う。ここでもちがカットに来るが、もちも担いで三人でプレスもパロマは肩を上げる。パロマはフライングラリアットも三連発も、三原は耐える。お返しとばかりに三原がラリアットを狙うと、パロマがその腕をキャッチして逆さ押さえ込みでカウント3を奪った。

第3試合


 気合を入れる峰雄は軽快なステップを踏みながらお客さんの手拍子を煽ると、進は警戒気味。峰雄はロープをまたいだりエプロンに出てからリングインしたりラジオ体操を踊ったりと気持ちを高めていき、場外にエスケープして場外を走り回る。
 峰雄がリングに戻ると、四つん這いになって匍匐前進で進の股間を狙っていくが、進が低空ドロップキックで奇襲。これをかわした峰雄もフットスタンプを狙うが、これも進がかわし、クリーンブレイク。
 ここで進が倒立して峰雄の股間攻撃を誘うが、すんでのところでかわして余裕を見せる。峰雄はディスカスポーズを決めて気持ちを昂ぶらせると、軽快なステップで進に迫る。ここで5分経過。
 十字ロープワークで二人がすばやく走るが、峰雄の股間攻撃を察知した進が距離を取り、再びブレイク。峰雄は再び場外に出たり入ったりを繰り返し、前転して一呼吸。
 ロックアップで組み合い、ヘッドロック、ショルダータックル、丸め込みと素早い攻防から進が峰雄に低空ドロップキック。進が「よっしゃー!」と叫ぶが、峰雄はグロッキー。進はナックルで追撃し、ガットショットからロープに走るも、待ち構えていた峰雄がマンハッタンドロップ。峰雄は進を場外に蹴り出し、場外乱闘へ。
 峰雄が進をリングに戻すと、峰雄は連続フォールもすべて2。峰雄はサーフボードストレッチの体制から進の乳首をこね回し、さらにボーバックブリーカーで固めながら進の乳首をギターの弦を爪弾くように奏で、恍惚の表情を浮かべる。
 さらに、進の足を固め、コスチュームを脱がせようとするが、進がこれを逃れてキック。しかし峰雄も河津落とし。峰雄の突進をトラースキックで止めた進はそのままクロスフェイスへ。これはロープブレイク。
 進が追撃を狙ったところへ峰雄が延髄斬りを放つが、進がこれをかわして再びクロスフェイス。峰雄が体勢を入れ替えて丸め込むも2。
 進は峰雄に串刺しのブートを狙うが、これをキャッチした峰雄は進をロープにまたがって座らせ股間を痛めつけると、自らはロープを渡って攻撃しようとするが、峰雄が自爆し悶絶。
 復活した進はボディスラムからフォールも2。進は串刺しのブートを放つが、これをキャッチした峰雄に再びロープをまたがって座らされ、峰雄も再びロープを渡っての攻撃にチャレンジするが、再び失敗。自らの股間を痛打して甲高い声で泣き叫び、場外へ。
 進は場外の峰雄にコーナートップから攻撃を狙うが、峰雄が下から足を引いてバランスを崩し進はロープに股間を痛打。峰雄はコーナーに上って場外へスワントーンボムを狙うが、股間へのダメージが大きく足を踏み外し、またロープに股間を痛打。両者股間を抑えて場外で悶え苦しんでいる間に場外カウント20が数えられ、両者リングアウトという結末になった。

 試合後、両者は健闘を称え合い、峰雄が握手を求めるが、これに進が応じると峰雄が奇襲し急所攻撃。これを読んでいた進はガードして峰雄をコーナーに振って串刺しのブートを狙うが、これをキャッチした峰雄がまた進をロープに座らせ、ロープを渡っての攻撃を狙うが、また自爆し股間を痛打。峰雄が苦しんでいる間に進はそそくさと退場し、峰雄もよろめきながらリングを後にした。

第4試合


 厳かな空気の中、握手は無しでゴング。
 両者リングを周り、首の取り合いから距離を取るピリついた攻防から政宗がアームホイップから腕を取るが、勝村も政宗の動きについて行き首を取り返すと政宗は勝村の足首を固める。勝村も政宗のアキレス腱を取りながらローリングして位置をずらしていくが、政宗がマウントを取った所で勝村もヘッドシザースで切り返す。政宗はその足を取って固めるが、勝村もアームバーを狙う。しかし立ち上がった政宗がヘッドロックで捕らえ、再びテイクダウン。グラウンドから逃さない。途切れることのない技術の応酬が繰り広げられるが、勝村が脇固めに入ろうとしたところで政宗がブレイク。
 再び向き合った政宗は勝村の足を取って弓矢固めへ。勝村が逃れると足を固め、今度は勝村がロープへ。
 再び向き合い、勝村がスタンドでネックロックからフライング・メイヤー、サッカーボールキック。政宗も同様にサッカーボールキックでやり返す。
この攻防を繰り返す意地の張り合い。政宗があぐらをかいて勝村にサッカーボールキックを促すと、勝村は走り込んでPK。不意を突かれた政宗は咳き込みながらコーナーに逃れるが、勝村はコーナーで政宗の顔面を踏みつけ、政宗にスリーパー。政宗が立ち上がろうとすると勝村は丸め込み。これは位置が悪く政宗がロープブレイク。勝村は逃さず腕関節、足関節を同時に固めるジャーべも政宗がブレイク。
 勝村は突撃するが、これをキャッチした政宗が河津落とし、さらに卍から指を固めていく。さらに勝村のキックをキャッチしてニークラッシャー、クロスフェイスと畳み掛ける。これを勝村が逃れようとすると足4の字で逃さない。さらに政宗はニークラッシャー。さらに勝村の足をリバースインディアンズデスロックで固め、そのままジャンプして踏みつけマットに叩きつける。さらに骨喰と徹底して足を潰しにかかるが、これを踏ん張って逃れた勝村はコーナーに上がり、飛びついて腕十字。不意を突かれた政宗にこれがきれいにはいるが、政宗は即座にロープへ。
 勝村は政宗の右腕に狙いを定め、腕にニードロップ、ミドルキック、エルボードロップを浴びせ、ショルダーアームブリーカーからアームロックDDT。そのまま腕を極めに行くが、政宗は必死にブレイク。ロープにもたれかかる政宗の顔面を勝村がロープの反動を使って蹴りつけ、コーナートップから飛びついてアームホイップで投げ飛ばし、低空ドロップキックで追撃。そのまま政宗を離さずフロントネックロックに捕らえ、グラウンドに引きずり倒していくが、政宗は肩固めで取り返し、さらにブリッジでさらに絞り上げていく。勝村が体勢を入れ変えようとすると、政宗は腕十字を狙う。

 しかし上手く抜けて足を取った勝村がアンクルホールド。これに苦しむ政宗だったが、勝村の足に組み付いて変形の膝十字で切り返し、そのまま肩を付けてフォールを狙うが勝村がキックアウト。続いて政宗はコウモリ吊り落としで叩きつけ、足を抱えての急角度バックドロップと畳み掛けてフィニッシュを狙うが、勝村が抵抗し離れ際に腕を取って腕十字へ入り、政宗の動きに合わせて三角絞めに移行。しかし政宗は絞められながらジャックナイフで勝村の両方をつけてフォールに入り勝村がこれをキックアウト。
 勝村はミドルキックで政宗の腕を攻めていき、ハンドスプリング式で飛びついていくが、空中で政宗が勝村の腕をキャッチし、そのまま電光石火の亘理来で丸め込み、カウント3を奪った。

 試合後、カウントに納得の行かない勝村はレフリーに突っかかるが、政宗は勝村の眼の前でゆっくりと三回手を叩き、3カウントをアピールし挑発。勝村は人差し指を突きつけ再戦を申し込むと、政宗も指を立てて応じ、最後は健闘を称え合って両者リングを後にした。

第5試合


 全員政宗バトルロイヤルと銘打たれたこの試合は、全員が政宗のマスクを着用して出場。通常のプロレスルールに加え、OTR、マスクを剥がされたら負けというルールが説明される。

 政宗の入場曲に乗って最初に入場した政宗は、この試合を裁くレフリーシャツを着たレフリー政宗。
 続いて入場したのは、ピンクのヒョウ柄パンツのガッツ溢れる政宗。ガッツ政宗はマスクから顔の大半がはみ出した状態で四苦八苦。
 続いて入場したのは、ジャングルから来たような政宗。ジャングル政宗は口を尖らせながら「おまっ、ガッツワールドのやつだろお前。おまっ、ガッツワールド無くなったなぁ?お前、会見でしょっ、しょぞ、所属……」と政宗の口調のモノマネでガッツ政宗と政宗に喧嘩を売る。
 続いて入場したのは、サイコな雰囲気漂うプエルトリコ政宗。ジャングル政宗とプエルトリコ政宗は息の合ったツープラトンでガッツ政宗を倒して骨喰。さらにマスクを剥ごうとする。
 続いて入場したのは、レガースを付けたMMA政宗。ジャングル政宗がMMA政宗を急襲し骨喰、プエルトリコ政宗はマスクを剥ごうとする。
 続いて入場したのはもっちりした政宗。もっちり政宗はセクシーに身体をくねらせるが、プエルトリコ政宗とジャングル政宗、MMA政宗が集中攻撃。さらにジャングル政宗はガッツ政宗のマスクを剥ごうとする。
 続いて入場したのは踊りながら登場した政宗様。早速MMA政宗の足を取って腰をくねらせると「お前パロマだろ!」の声が飛ぶ。
 続いて入場したのは、テンションの高い道頓堀政宗。プエルトリコ政宗が道頓堀政宗を骨喰で捕らえると、これにジャングル政宗が続き、その後も全員が骨喰で捕らえていく数珠つなぎ骨喰の様相を呈する。

 続いて入場したのは、オレンジ色のコスチュームに身を包んだみかん政宗。数珠つなぎ骨喰を見て「なんだこれ……」と感想を漏らす。
 続いて、マスクが入らず素顔丸出しの三原政宗が登場すると、レフリー政宗が「お前は政宗じゃない!」と即失格を通告し、即座に全員でOTRさせる。
 続いて入場したのは、エロティックでバイオレンスな空気を漂わせるエロティック政宗。自らの股間を揉み、ディスカスポーズを決める。
 続いて入場したのは、手にストッキングをはめたストッキング政宗。
 続いて入場したのは、ドラゴンリブレ。そのままのマスクと名前でコールされると、全員に即座に場外に落とされOTR。
 続いて入場したのは、中国の雰囲気ただようスーツを着たチャイニーズ政宗。
 最後に入場したのは政宗。リング上の政宗たちが一斉に正座し、コーナー上で抜刀する政宗を拍手で迎える。
 リング上の政宗たちを見た政宗が激怒して刀を振り回すが、全員で抑え込んでフォールし政宗が失格。

 これで火が点いた政宗たち。チャイニーズ政宗とジャングル政宗がやり合い、チャイニーズ政宗がミサイルキックから619、さらにチャイニーズゴリースペシャルボムを狙うが、ここで他の政宗たちが一斉に飛びかかり、チャイニーズ政宗とジャングル政宗はマスクを剥がされ失格。
 これに喜んでいたもっちり政宗とガッツ政宗は、それぞれプエルトリコ政宗とみかん政宗に丸め込まれカウント3で失格。
 道頓堀政宗がマイクを取り、政宗に「なんで失格になってんだ!俺が本当の政宗だ!」とわめいているところをプエルトリコ政宗がスクールボーイでカウント3で失格。

 MMA政宗がみかん政宗を足関節からフォールに入りカウント3を奪ってみかん政宗が失格。プエルトリコ政宗がスワンダイブ式で攻撃を狙ったところをエロティック政宗がプッシュして場外に叩き落とし、プエルトリコ政宗が失格。政宗様がエロティック政宗とストッキング政宗の足をダブルで捕らえ、腰をくねらせる。
 ここでストッキング政宗がエロティック政宗をコーナーに振り、串刺しのブートを狙うと、エロティック政宗がこれをキャッチしストッキング政宗をロープに跨がらせて座らせ股間を痛めつける。そしてエロティック政宗はロープを渡っての攻撃を狙うが、足を踏み外して自らの股間を痛打。そのままふたりとも場外に落下し、漁夫の利を得る形で政宗様が勝ち残り、政宗の中の政宗となった。
 
 試合後、政宗たちや観客たちの歓声に応え、政宗がロープ渡りに挑戦するも足を踏み外して股間を痛打。アンコールに答えてもう一回も足を踏み外して股間を痛打。

その後、興行を締めるべく政宗がマイクを取る。

政宗「お前ら悪ふざけは程々にしろ!(笑)えー、今日はご来場本当にありがとうございました!楽しんでいただけたでしょうか!(観客が拍手)今回旗揚げ戦ということで……(股間を痛めて小刻みに揺れる政宗に観客席から笑いが起きる)痛いんだよぉ!(笑)……第二弾、第三弾とやる予定です!そして今月の24日を過ぎたら僕はデビュー20周年になります。DISCUSの旗揚げもありまして、20周年記念興行という形でまたやりたいと思いますので、そのときは皆さんご来場宜しくお願いします!独眼竜は伊達じゃねぇぜ~!」

 最後は、政宗によるDISCUSポーズの説明の後、「3!2!1!DISCUS!」で興行を締めた。

<興行後コメント>

政宗
――本日、PROWRESTLING DISCUSが旗揚げされました
「ホント思いつきなんですけど、とりあえず大成功かなと思います」

――二回目、三回目についての発言がありましたが、今後はどういったコンセプトでやっていくのでしょうか
「やっぱり、とりあえずは来てくれた方が満足できるような感じにいろいろと考えてやっていければなと思います」

――今日の勝村選手との試合については如何でしょう
「やっぱり、前回やったときよりもプロレスの技が増えてましたね。でも、前の総合をやってたときの良さがプロレスを得たことによってちょっと消えちゃったとこもありますね」

――最後、再戦を誓うような素振りが見られました
「まだ、シングルでは一勝一敗なんで。最初にやった時、僕は鼓膜を破られたんで、その借りも今度は返せると思います」

――最後にファンに向けて一言お願いします
「19周年記念の興行でしたけど、次は20周年に向けて頑張りますので、応援宜しくお願いします!独眼竜は伊達じゃないぜ!」

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