政宗がデビュー19周年記念興行で新団体旗揚げ!全員政宗バトルロイヤルで政宗が政宗を破り政宗の頂点に立つ!
20日、埼玉県・レッスル武闘館にて『政宗デビュー19周年記念興行 PROWRESTLING DISCUS旗揚げ戦』が行われた。
政宗は、本場メキシコでルチャリブレを学び1999年にメキシコでデビュー。日本に帰国してからは大阪プロレスや道頓堀プロレスなどを中心に関西圏で活動した選手。東京に拠点を移してからは関東の各団体への参戦が増えていた。
政宗はフリーの選手として長くキャリアを積んできたがデビュー19周年興行で新団体『PROWRESTLING DISCUS』の旗揚げを宣言。政宗を慕う選手たちが集い、旗揚げ戦を行った。
この日のセミファイナルで政宗は元修斗世界バンタム級王者でもある勝村周一朗と対戦。
2016年には花鳥風月で当時勝村が保持していたVKF王座を争い、このときは勝村が30分時間切れ引き分けからの再試合という壮絶な戦いを制し勝村が王座を防衛。この再戦は政宗にとってはリベンジとも言える試合となった。
政宗はメキシコ仕込み、勝村は総合仕込みのグラウンドテクニックを駆使して関節を取り合う攻防。試合中のロープブレイクは片手で数えられる程度であり、途切れのない技と技の応酬を観客は固唾をのんで見守った。
それぞれ政宗は勝村の足を、勝村は政宗の腕に狙いを定めて一点攻めをしていくが、最後は勝村が腕十字からの三角絞めで決めにかかったところを政宗がジャックナイフ式でフォールして切り返し、攻め急いだ勝村の腕を取って電光石火の亘理来で丸め込んでカウント3。雪辱を晴らすことに成功した。
試合後、勝村は再戦を要求し人差し指を立てると、政宗も不敵な笑みを浮かべて人差し指を立て、再戦を誓った。
メインイベントでは、この日出場した全選手+αが全員政宗のマスクを被り政宗の入場曲で登場。
それぞれがイメージする政宗の姿を思い思いに表現する中、最後に本物の政宗が登場するが、他の政宗たちにあっという間に落とされてしまいOTRで早々に失格。
最後は政宗が見守る中、政宗が政宗を倒して政宗の中の政宗となった。
最後にマイクを取った政宗は、「今日はご来場本当にありがとうございました!楽しんでいただけたでしょうか!今回旗揚げ戦ですが、第二弾、第三弾とやる予定です!そして今月の24日を過ぎたら僕はデビュー20周年になります。DISCUSの旗揚げもありまして、20周年記念興行という形でまたやりたいと思いますので、そのときは皆さんご来場宜しくお願いします!独眼竜は伊達じゃねぇぜ~!」と叫び、最後はDISCUSポーズを決めながらの「3!2!1!DISCUS!」で興行を締めた。
バックステージに戻った政宗は、PROWRESTLING DISCUSの旗揚げについて「ホント思いつきなんですけど、とりあえず大成功かなと思います。今後は来てくれた方が満足できるような感じにいろいろと考えてやっていければなと思います。19周年記念の興行でしたけど、次は20周年に向けて頑張りますので、応援宜しくお願いします!独眼竜は伊達じゃないぜ!」とコメントした。