三田英津子の継承者と豊田真奈美の継承者がシングルで対戦!
- 2018-3-28
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- 鬼神道Returns
27日、東京都・新木場1stRINGにて、『ミスター雁之助プロデュース興行~鬼神道Returnsファイナル~』が行われた。
この日の第一試合では、デラべっぴんプロレスのパピヨン朱美と、REINA女子が活動を休止したことによりフリーとなった真琴が対戦。
真琴は三田英津子に憧れブレイジングチョップを正式に継承し、REINA女子をはじめ数々の団体でエースとして活躍してきた選手。パピヨン朱美は豊田真奈美に憧れて14歳でプロレス界入りし、去年8月には引退前の豊田真奈美との対決を経てローリングクレイドルを一度は継承するも、豊田引退試合で「誰がやったんだ勝手に使うな馬鹿野郎!」と豊田本人にローリングクレイドル葬をされた選手。形は様々だが全日本女子プロレスの魂を受け継いだ二人の対決には注目が集まっていた。
両者握手した後に真琴が背を向けたところでパピヨンがドロップキックで奇襲から試合開始。
真琴は怒ってパピヨンをヘアホイップで投げてフォールするも、パピヨンは柔軟な体を生かしてブリッジで抜け出し、真琴にキャメルクラッチをかけながら右手を突き上げ「ガンバREINA~!」と叫んで精神攻撃。レフリーのバーブ佐々木が「REINAはもう無い!」とパピヨンに突っ込みを入れ、真琴に追い打ちをかける。
さらにパピヨンはローリングクレイドルで真琴を苦しめてからトドメのジャパニーズ・オーシャン・スープレックスを狙うが、これを後ろに着地してかわした真琴がブレイジングチョップからデスバレーボムを狙う。だが逃れたパピヨンに、真琴はオースイスープレックスからのジャパニーズレッグロールクラッチホールドでカウント3を奪った。
試合後、敗れたパピヨンは腰に手を当て真琴に王座戦を要求するが、真琴は明確な答えを出さないままリングを後にした。
混迷を極める女子プロレス界に新たな火種が生まれた瞬間であり、これからの展開に期待が高まる。