ASUKA PROJECT旗揚げ4周年記念興行でWNCの遺伝子が集結!TAJIRIゆかりのWNC王座を賭けて1DAYトーナメントが開催!

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 ASUKA PROJECTが3月24日に東京・新木場1st RING大会で、「旗揚げ4周年記念興行」を開催する。同大会では、WNCチャンピオンシップ王座決定1DAYトーナメントが行われる。同トーナメントにあたって、同団体代表の篠瀬三十七がベルト獲りを力強く誓った。

 同王座は米WWE帰りのTAJIRIがエースとして君臨したWNC管理の下、12年9月に創設され、同12月にAKIRAが初代王座に就いた。その後、西村修、TAJIRI、スターバック、ベルナルド・ヴァンダムと受け継がれた。しかし、同団体の活動停止に伴い、ベルトは海外に流出。昨年11月、フィンランドで、スターバックがヴァンダムから王座を奪還していた。
 TAJIRIの愛弟子で、WNCでデビューした篠瀬が代表を務めるASUKAでは、国内での同王座の復活を熱望。TAJIRIの了解を得たうえで、スターバックに打診したところ、ベルトが同団体に譲渡された。これにより、24日の新木場大会で、新王者を決定すべく、1DAYトーナメントが開催されるに至った。
 出場するのは、篠瀬、木藤裕次、松田慶三、アズールドラゴン、児玉裕輔、滝澤晃頼、藤原ライオン、佐山駿介の8選手。同団体所属の若手選手である滝澤、佐山を除く、6選手がWNC出身者、またはWNCに参戦していた選手で、復活するWNC王座を争奪するにふさわしいメンバーが揃うこととなった。
 トーナメントを目前に控えた篠瀬は「私はASUKAを運営するにあたって、自分が前に出ることより、若手にチャンスを与えることをポリシーにしてやってきました。でも、今回ばかりは別。自分がデビューした団体にあった思い入れの深いベルトが復活するんですから、これはもう獲りに行くしかない。ぜひとも優勝して、ベルトを腰に巻きたい」と意欲。

 1回戦は、Aブロックがアズール対松田、篠瀬対木藤、Bブロックが児玉対滝澤、藤原対佐山の組み合わせとなり、10分1本勝負で争われる。
 篠瀬は「木藤さんはキャリア20年の大ベテランで、要注意ですが、この1回戦に勝てば、おのずと優勝が見えてくる。前回、6年前の『デーブ・フィンレー杯』で対戦したときは、バズーカエルボーで逆転勝ちしています。今回もエルボーで勝って、一気に跳ね上がりたい。WNCで止まった針を、ASUKAで再び動かすのは私しかいないです」と意気込む。
 1回戦を勝ち上がれば、準決勝は「アズール対松田の勝者」となるが、ともに実力者だけに、決勝進出は容易ではないが、篠瀬はあくまでも優勝に執念を燃やす。
「若手の滝澤や佐山に上がってきてほしいとも思いますが、どうしても対抗軸として、決勝で当たりたいのが、WRESTLE-1の児玉選手。彼は私のデビュー戦の相手であり、思い入れのある選手。彼とは道が分かれましたが、ここで昔の私ではないというところを見せつけて、勝ってベルトを巻きたいですね」(篠瀬)
 トーナメントを制して、ベルトを巻いたあかつきには、篠瀬には対戦したい相手がいるという。
「歴代王者である、TAJIRIさん、AKIRAさん、西村さんと、ベルトを懸けて戦いたいですね。いずれ、ウチの若手の仲川(翔大=負傷欠場中)、滝澤、佐山が力を付けてきてくれたら、彼らと防衛戦ができたらいい。だからこそ、ぜがひでも優勝したい」と夢を馳せた。
 国内では、4年ぶりに復活するWNC王座。優勝するためには、1日3試合を勝ち抜かなければならず、過酷な戦いが待ち受けているが、篠瀬の頭には、“優勝”の2文字しかないようだ。

 篠瀬以外のトーナメント出場7選手のコメントは以下。

アズールドラゴン
「WNC王座復活って風の便りが九州まで届いた。そうなりゃ、WNC九州シリーズで大活躍したオレはエントリーして当然だろ!? あれから数年経ったが、九州のレスリングマスターこと、アズールドラゴンがこのベルトは九州に持ち帰らせてもらう。ハ~ハッハ」

松田慶三
「オレもWNCには乱入という形だが、参戦していたゆかりのある団体。その団体のベルトが復活するなら、そのベルトを獲らないわけにはいかないじゃないか! たぶんWNCのベルトもオレの腰に巻かれたいはずだ」

木藤裕次
「ボクもいい年なんで、いつまでも脇役に甘んじていずに、そろそろ自己主張させてもらおうかと思ってます。若い連中が伸びてきて、それはそれでうれしいことですが、本当の成長には壁が必要ですしね。持ってる引き出しの中身が錆びてないことをしっかり確認してトーナメントに挑みますよ。オジサン本気だから心して来いよ」

瀧澤晃頼
「優勝候補の実力を持っている児玉選手に1回戦で勝って勢いつけて、優勝します! 応援よろしくお願いします!」

児玉裕輔
「オレは今WRESTLE-1の人間だ。過去のことはどうでもいい。当たるヤツ全員倒して、『WRESTLE-1の児玉裕輔』を見せつけてやる」

佐山駿介
「WNCとの絡みはなかったけども、自分が入りたかった団体で思い入れがあります。自分がレスラーとして、もっと上に行くためにもWNCのベルトがほしい。そのためにはまず、1回戦で藤原ライオン選手に勝ちます。そして誰が上がってこようとも、自分が3つ勝ってベルト巻きます」

藤原ライオン
「1回も勝ったことがないのに、なぜ佐山は、このトーナメントに入ってるのか、サッパリ分かりません。しょっぱい蹴りの佐山がオレに勝てるわけないだろ! 必ずベルトを藤原ライオンが巻いて、WNCチャンピオンになる。藤原ライオンのWNCチャンピオン時代は3月24日から始まる!」

ASUKA PROJECT
『旗揚げ4周年記念 WNC王座ベルト争奪1DAYトーナメント』
日時:2018年3月24日(土)
開始:12:00
会場:東京・新木場1stRING

▼シングルマッチ
ヒート
vs
趙雲子龍

▼シングルマッチ
茉莉
vs
有田ひめか

▼WNCチャンピオンシップ王座決定1DAYトーナメント 1回戦 10分1本勝負 Aブロック①
アズールドラゴン
vs
松田慶三

▼WNCチャンピオンシップ王座決定1DAYトーナメント 1回戦 10分1本勝負 Aブロック②
篠瀬三十七
vs
木藤裕次

▼WNCチャンピオンシップ王座決定1DAYトーナメント 1回戦 10分1本勝負 Bブロック①
児玉裕輔
vs
瀧澤晃頼

▼WNCチャンピオンシップ王座決定1DAYトーナメント 1回戦 10分1本勝負 Bブロック②
藤原ライオン
vs
佐山駿介

▼WNCチャンピオンシップ王座決定1DAYトーナメント 準決勝
Aブロック①の勝者
vs
Aブロック②の勝者

▼WNCチャンピオンシップ王座決定1DAYトーナメント 準決勝
Bブロック③の勝者
vs
Bブロック④の勝者

▼WNCチャンピオンシップ王座決定1DAYトーナメント 決勝戦 WNC王座決定戦
Aブロック覇者
vs
Bブロック覇者

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別

ページ上部へ戻る