前田日明が新たな格闘技イベントを構想!「陛下が見に来ても大丈夫なような天覧試合をしたい」

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 10日、大田区総合体育館にて開催された『THE OUTSIDER ~大田区総合体育館 SPECIAL~』の大会終了後、前田日明代表が来年旗揚げを予告している新たな格闘技イベントに関してコメントした。

 来年10周年を迎えるアウトサイダーに関しては「まず地方の大会、九州の大会を2試合やるのと、まだ協議中だけど僕の方で震災復興をずっとやっているんで東北なのか福島なのか仙台なのかその辺でやってみたい。OUTSIDERの総決算と言うか、色々と仕掛けてやっていきたいと思います。選手にとって夢のあるような大会をしていきます」とコメント。
 続けて「日本の格闘技イベントを根本から変えるような仕掛けを徐々にやっていきたい。日本の格闘技イベントはアメリカと比べて小規模なんです。スポーツマネジメントじゃなく家内工業。日本は力道山の時代から何も変わってない。アントニオ猪木も前田日明も色々新しいことをやりましたけど、元を辿れば力道山大先生がやったことをいじくってちょっと違うように見えるようにしただけで、今回色々海外見てみて自分らは浦島太郎でしたよ。根本的な話で資金集めに追われてせっつかれて、妥協に妥協を重ねてドンドン変なことをしだすんですよ。根本から考え直して勉強し直して、日本だけでやる団体っていうイメージはなくもっとグローバルなものになる可能性を持ったものを作っていきます。日本でブームになって10年やったら終わりましたみたいなのはね、RINGSもそうだしK-1もそうだし、みんなそうじゃないですか。日本のイベントは10年周期説ってあってね、10年持たないかそれから続くかなんですよ。天覧試合と言うか、陛下が見に来ても大丈夫なようなものをやりたいと思います。この国でメジャーとして認められようと思ったらやっぱり天覧試合をやらないと」と構想を語った。

 新たな格闘技イベントでは、OUTSIDERの上位の選手が海外で試合できるような体制作りを行い、日本人のヘビー級選手育成も行っていく予定とのことだ。

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