【試合結果】10・7 HEAT-UP王子大会 昼の部 近藤"ド根性"洋史vsヒデ久保田 ノリ・ダ・ファンキーシビレサスvsCHANGO 新井健一郎vs阿部史典 田村和宏&兼平大介&渡辺宏志vsダイスケ&磐城利樹&大谷譲二

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『灼熱王バトルリーグ☆2017 熱戦4』
日時:2017年10月7日(土)
開始:14:00
会場:東京・王子BASEMENT MON☆STAR
観衆:93名

▼第1試合 ヒートアップスペシャル6人タッグマッチ 20分1本勝負
田村和宏/兼平大介/○渡辺宏志
10分16秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
ダイスケ(ガッツワールド)/磐城利樹(フリー)/●大谷譲二(ガッツワールド)

▼第2試合 灼熱王バトルリーグ☆2017公式戦Bブロック 15分1本勝負
○藤田峰雄(チンコプロレス)【1勝2分=4点】
9分11秒 雁クラ
●SUSHI(フリー)【1勝2敗1分け=3点】

▼第3試合 灼熱王バトルリーグ☆2017公式戦Bブロック 15分1本勝負
○新井健一郎(DRAGON GATE)【1勝2分け=4点】
10分25秒 コブラツイスト
●阿部史典(スポルティーバ)【1勝2敗=2点】

▼第4試合 井土徹也5番勝負“闘炎の17歳”④ 20分1本勝負
○中津良太(BASARA)
13分00秒 腕ひしぎ十字固め
●井土徹也【4敗】

▼第5試合 灼熱王バトルリーグ☆2017公式戦Aブロック 15分1本勝負
○ノリ・ダ・ファンキーシビレサス (今池プロレス)【2勝1分け=5点】
10分27秒 バックドロップ→片エビ固め
●CHANGO(フリー)【1勝2敗=2点】

▼第6試合 灼熱王バトルリーグ☆2017公式戦Aブロック 15分1本勝負
○ヒデ久保田(フリー)【1勝1敗1分け=3点】
12分09秒 近藤のジャックナイフ固めを切り返して→エビ固め
●近藤"ド根性"洋史【1勝3敗=2点】

灼熱王リーグは波乱!Aブロックはノリが負け無しのトップ、Bブロックは混戦模様!永遠のライバル田村とダイスケが約3年ぶりの直接対決!

オープニング


 てっしー&やぶちんのインフォメーション、まずは年内大会全てで募っている高山善廣への支援金のお願い。次回大会以降の大会告知。11月25日新百合と12月17日相模原大会は障がい者支援・青少年育成チャリティー大会となるため、協賛の募集。
 リーグ戦の得点状況について語り、てっしーの一発芸を誘うが…新ネタが思いついていない様子。そこで弥武芳郎から過去の一発芸リクエストが。「テッシマー(変形モビルスーツ『アッシマー』のパロ)」というリクエストもあったが、選ばれたのは「かめはめ波(ぱ)」。一度目は唇が乾いていたため不発、二度目で成功すると館内から拍手が起こる。リベンジを果たしたてっしーであった。
 選手入場式、代表挨拶は近藤"ド根性"洋史。

近藤「王子にお越しいただきありがとうございます!え~と、この後は試合もあるし、僕の地元相模原大会も大事なんですけど、今年はあの男に何回も何回も悔しい思いをさせられてるので、今日は僕が勝って絶対に!絶対に灼熱王になるので!応援よろしくお願いします!!オッケード根性!!」※ちなみにこの時点で近藤が勝利しても、Aブロック突破の可能性は非常に低い。

 全選手退場…やっぱり田村とダイスケはいつも通り。ここの所退場時はスッキリしていたのだが、やはりHEAT-UPは一悶着あった方がらしさを見せられる気がする。

第1試合


 入場式の際にもやりあっていた田村とダイスケ。全選手が入場し普通にコールを受ける中、突如ダイスケに対し奇襲のドロップキックを放った田村。お互いガウンを脱ぎ捨てて、まずダイスケが挨拶代わりのランニング・エルボー。割りを食ってしまった感のある他の4選手だが、兼平と磐城は互いの身体をぶつけ合って確認。HEAT-UPには初登場となった大谷譲二だが、夢闘派プロレスリングには出場しているためか渡辺宏志とじっくりレスリングで語り合う。アームホイップ、ボディスラムで叩きつけるとダイスケに交代。渡辺とダイスケが試合で絡むのは2013年9月25日、初めての新百合ヶ丘大会以来であり、対戦するのはこれが初めて。その渡辺を捕らえたガッツ&磐城連合軍、追い込んでいくがダイスケへのショルダースルーで危機を脱する渡辺。
 田村にタッチすると串刺し攻撃からスリングブレイド、ミサイルキック。自らの肘を叩いてアピールする田村、掟破りの逆スライディングDを敢行するもかわされ、ダイスケはワキ固めからこちらも掟破りの逆アンドレへ。抜け出した田村はダイスケの背中を蹴飛ばす。走り込んでPKを狙うが、かわしたダイスケはバッククラッカー。田村のチョップとダイスケのエルボーが交錯、ソバットでたじろがせた田村、左右のワンツーからローリングしてラリアットを叩き込むダイスケ。
 譲二にタッチするとミサイルキック、兼平と渡辺をカットすると串刺し攻撃三重連から磐城&譲二のWブレーンバスター。コーナーからふわりと舞ったダイスケのフロッグ・スプラッシュに繋ぐ。ランニング・エルボーで田村をふっ飛ばした譲二だが、逆襲のウルトラタイガードロップを食らう。田村は渡辺とタッチ、ダイスケと磐城をカットしたHEAT-UP軍、田村と兼平がツープラトンを狙うがかわす譲二、田村のアックスボンバー誤爆(しかも連発)を誘い、棒立ちになった田村には磐城のラリアットがフォロー。続けてダイスケがスライディングDを放ち田村を排除。渡辺を立たせた譲二、ランニング・エルボーからフィッシャーマンズ・スープレックス。フォールは兼平がカット、ダイスケと磐城のツープラトンをドロップキックで潰した兼平、続けて磐城にキチンシンク。ロープに渡辺を振ろうとする譲二、踏ん張った渡辺は担ぎ上げてトップロープに喉元を叩きつけるスタンガン。兼平の虎王がアシスト、ワンハンド・バックブリーカーへ。カウント2で返した譲二だったが、続く渡辺のジャーマンが決まると肩を上げられず。
 リング上で以上の攻防が繰り広げられていた中、ずっと場外でやりあっていた田村とダイスケ。ウィナーコールを受ける際も尚ダイスケを挑発する田村。渡辺は譲二、磐城、ダイスケの順で固く握手を交わす。欲を言えば身体をぶつけたかったであろうダイスケと兼平も握手。しかし…やっぱり田村とダイスケは握手を交わさない。2017年内での引退を発表しているダイスケ、田村との続きは果たして…??

<試合後コメント>

ダイスケ&大谷譲二&磐城利樹
ダイスケ「今日はね、HEAT-UPで初めて磐城くんと組んで、譲二はHEAT-UPに初めて参戦して、せっかくこのトリオ組んだんで爪痕残したかったですけど、ちょっと負けちゃいましたね。でも、譲二にはいい経験になったと思うんで。これを糧に成長していってください。(近くでコメントを聞いていた田村を見つけて)あと、ここにいないから言っておくけどな!HEAT-UPの田村和宏!ここにいないから言うぞ!田村和宏!お前はな!身体だけじゃなくて人としての器も小せえなオイ!人が最後残り数回の記念でHEAT-UP楽しんで試合試合しようと思ってるのに色々邪魔しやがって!新木場と新百合ヶ丘あるから、俺はいつでもやってやるぞ!試合形式はなんでもいいよ。どっかで試合組んでくれればいくらでもやってやるよ!だからもうあんな嫌がらせはやめてください!以上!」


田村和宏&兼平大介&渡辺宏志
田村「よっしゃあ!HEAT-UP大勝利!大勝利!」
渡辺「しかし、ダイスケって男はホントに引退を控えている……」
田村「スケベな男でしょ?!スケベな男ですよアイツはホントに」(渡辺の言葉を遮って)
渡辺「ホントに引退を控えているのかって。まだ出来るじゃねぇか!」
田村「ホントだよ。そういうところがお前なあ、スケベ面なんだよ。全然できんじゃねぇか。出来んのに引退して、みんなから『あ~!ダイスケさぁ~ん!ダイスケさぁ~ん!』ってって呼ばれるところがなあ!なんか……スケベなんだよお前はよお!」
渡辺「いやー、でも、若い二人。磐城と大谷っていうね。すごい若い力っていうか勢いをね、それを真正面から感じて将来楽しみな二人だなって」
田村「(大谷がコメントを聞いているのを見つけて)多分大谷くんもね、ダイスケのこと嫌いだと思うから。その内救ってあげよう!救いましょうね!磐城くんもね、あそこに入れられてかわいそうだったね。もうちょっとね、いいところで使ってあげよう今度は。俺は多分灼熱王で決勝戦行くから」
渡辺「期待してますね!」
田村「新百合ヶ丘も新木場も、アイツらとはもう今日は最後だと思うけど、まあ良かった」
渡辺「そこまで蛇蝎しなくても……」
兼平「おんなじ“ダイスケ”としてもうちょっと絡んでおきたかったですね」
渡辺「あー、見たいねぇ!」
兼平「もしチャンスがあったら今後ちょっとHEAT-UP残り少ないんですけど、絡みたいですね」
渡辺「それはもう、敵地に乗り込んででも」
兼平「あー。そうですね」
渡辺「俺もチケット料金払ってでも見たいもん」
田村「じゃあ買いましょう!」

第2試合


 SUSHIにとってリーグ戦最後となるこの試合。リーグ突破するなら絶対に負けられない。だがそれは峰雄にとっても一緒、もしこの試合で敗れたら突破はかなり難しくなってくる。真剣モードの峰雄に対し、SUSHIはキチンシンクからボディ攻めという常套手段に打って出る。ロープを使って踏みつけ、てっしーのカウントでブレークする際には小さく「ヘイらっしゃい」。ストマックブロック、ボディシザース、再びキチンシンク、コーナーに固定させておいて一角蹴りやエルボーを打ち込み峰雄のスタミナをどんどん奪っていくSUSHI。串刺し攻撃をブロック、ミサイルキックやクロスボディ、飛びつきヘッドシザース等立体殺法で反撃する峰雄。場外のSUSHIに対しトペ・コンヒーロを狙うが、エプロンに立ったSUSHIの前でストップ、ボディへのショルダーブロックからエプロンでのネックブリーカーを食らう。
 一気に攻めたいSUSHIは串刺しラリアットから低空ブレーンバスター、ダイビング・ヘッドバットと波状攻撃。カウント2で返したが腹部を押さえてうずくまる峰雄の後ろで大きく両手を広げるSUSHI、TEKKAMAKIを狙うが峰雄が前方回転して逆に丸め込んでいく。カウント2、ラリアットからフィッシャーマンズ・バスターを狙うSUSHI、踏ん張った峰雄は着地してステップ延髄斬り。SUSHIはもう一度TEKKAMAKI、逆に丸め込む峰雄を更に丸め込むがカウント2。腕を掴んでレインメーカーを狙うSUSHI、かわした峰雄は腕を抱えて雁クラへ、これで3カウント。納得いかないSUSHIはてっしーに詰め寄るが判定は覆らない。ブロック突破が完全に潰えたSUSHI、首の皮一枚残った峰雄、試合後の両者の明暗がくっきり分かれた。

<試合後コメント>

藤田峰雄
「SUSHIさんね、なんか、レスリング技術っていうかテクニックはね、多分このリーグ戦に出てる選手の中で一番実力のある上手いものを持っている選手だと思ってます。実際、うまかったし強かったし。ただね、体格差があって、自分より大きいんですけど、パワーファイターなのか、テクニックなのか、ああいうキャラクターなのか、そういうハッキリしない部分があって、その分自分が一本隙を突いて取りに行けたんでね。その辺の、一本筋が通ったプロレス脳の差が出たのかなと思いました。まあ、今日はたまたま一勝獲っただけで、まだリーグ戦は途中なんでね、これから夜の結果次第でまだまだ優勝狙ってるんで、頑張ります」


SUSHI
「でやんでぃ!くっそぉ……藤田峰雄、強いやん!俺てっきり、いつもの変な……股間を触ってくるのをやってくると思ったのに……真面目に来たら上手いやないかい!くそー、また詰めの甘さを露呈してしまった。まあええわ、過ぎたことは。そんなん関係あるか!もうそんなことは済んだことや。リーグ戦……あかんかった。まあええわ。次、もうこれからもHEAT-UP、呼んでください。田村選手!HEAT-UPこれからも呼んでや!いつも俺を馬鹿にしてくるけど、ちゃんと呼んでや!!これからも来るからな!!(近くでコメント会場を見守っていた田村に向かって叫ぶ)」

第3試合


 9月16日の試合後にアラケンの口から出たSMOKEY CRIMINALのリーグ終戦宣言。しかし残りの阿部、そして兼平を連破すれば十分リーグ突破が可能な位置にいる。対する阿部は兼平を破ったもののSUSHIに破れ、こちらも連勝しなければリーグ突破は叶わない。
 リング中央に立つ阿部の周りを歩くアラケン、すぐさまモードチェンジしてロックアップ。ロープに押し込む阿部、離れ際に右足へのローキックを放っていく。アラケンが近づくのを見て阿部は右足に低空ドロップキック、コーナーに下がったアラケンの足にロープを使ったレッグロック。グラウンドに持ち込んだ阿部、エルボーを落としてからレッグロック、アラケンは効かねえぞと涼しい顔をして耐える。何だコイツと阿部はサッカーボールキック、後頭部にエルボーを落としてロープに走るが、待ってましたとアラケンがキチンシンク、シュミット式バックブリーカー。ボディへのガットショットからコーナー逆さ吊りにして腹部にキックの嵐。組み合うと見せて阿部は肩口にヘッドバット、エルボーとローキックの上下コンビネーション。しかしアラケンボディへのガットショットから背中へのスレッジハンマー、コブラツイストの要領で阿部の側筋を痛めつける。更にアバラへのパンチで追い打ち、ロープ際で脇腹へのパンチ。ロープに走るアラケン、阿部はドロップキックで反撃。
 場外に出たアラケン、鉄柱に肩口を叩きつける阿部。しかしリングに阿部が戻った瞬間首固め、カウント2。「待った」のポーズからボディへのパンチ、ブレーンバスターの要領で持ち上げ、トップロープに阿部の腹部を叩きつける。腹部を押さえて苦しむ阿部、何の気ない表情で踏みつけていくアラケン。「よっこいしょ」とでも言っているかのようにロープを掴み阿部の腹の上で座り込む。
 5分経過、アラケンはキチンシンクを連発。コーナーで立つ田村和宏の「阿部ちゃん!」が聞こえたのか、3発目のキチンシンクを上手くかわし、蹴り足を掴んで高速のドラゴンスクリューで切り返す阿部。館内から湧き上がる拍手と声援の中、PKから裏アキレス→膝十字固め→アンクルホールドと繋ぐがアラケンロープに手を伸ばす。右足へのローからロープに走った阿部、カウンターのスリーパーで捕獲するアラケン。回転して逃れようとするが、蛇のように絡みついてスリーパーを解かないアラケン。ボディへのエルボーで脱出、ぐるぐるハイキックを繰り出すがこれをかわしたアラケン、背中に1発エルボードロップ。片エビ固めをカウント2で返されると「まだ決まんねえな」とばかりに膝を抱えて座るアラケン。
 背中へのスレッジハンマー、打たれた阿部は「いってーなこのタコ!」と叫ぶ。脇腹に膝を落としていくが、運悪くダメージの残る右足、気にして離れるアラケン。ロープに振ろうとするアラケン、切り返した阿部はステップ延髄。ふらつくアラケンに伊良部パンチ…前のめりに倒れるアラケン、振り抜けなかった阿部。てっしーのダウンカウントが進む中、肘枕をついて横たわるアラケンに近づく阿部、右足を掴んでグラウンドでのドラゴンスクリュー。膝十字固めから監獄固めとスイッチするが、頭を抱え込んだアラケンが首固め、カウント2。ロープに走る阿部、アラケンキチンシンクからコブラツイストへ、苦しむ阿部だがヒップトスで投げ飛ばす。ぐるぐるソバットから伊良部パンチ、突き飛ばしたアラケンはマンハッタンドロップから再度コブラツイストへ。脇腹を痛めていた阿部、アラケンが両手をクラッチするとすぐにギブアップ。理詰めのアバラ折りで公式戦初白星を挙げたアラケン、「勝ち方なんてナンボでもあるんですよ」と言っていた戦前の言葉がここに来て重たくなってくる。
 リングを去る際、エプロンで拳を握っていた。逆に2敗目を喫した阿部はリーグ突破が消滅、「優勝賞金でバイクのタイヤを換えます!」「お客さんをご飯に連れていきます!」の公約がこれで消えてしまう羽目に…

<試合後コメント>

新井健一郎
「もう、オジサンしんどいよお前!阿部ちゃん、俺のいることは案外、大抵どこにでもいるぞ。この間、アップルスターなんていうな……まあ、もう解散したらしいからハッキリ言っちゃっていいと思うけど、あんな腐れどインディーでな、アイツ、阿部とグンソが試合してて、流血になったけど、あんな腐れどインディーのアップルスターで阿部がすごい試合したのを目撃して、もう俺は、居場所はもうねぇんじゃねぇか……?いつも憎まれ口だけ言ってもしょうがねぇ。認めるもんは認めなきゃいけねぇな。阿部よ、お前中々やるな。近藤ド根性や井土なんかよりも全然良いよお前。オイ、頼むぞ阿部!これからお前がどんどんヒートアップしろよ!そして、阿部以外でヒートアップするのは……俺はしつこいぞ。今井絵理子の下半身だけで十分だバーカ!」


阿部史典
「うん。朝マックが出そうになりましたね。月見マフィンが……。そっか、新井さんはいろんな会場で、どっかのコメントで『東京インディーに俺は骨を埋めます』なんてカッコイイこと言われて、あんな人にそんなこと言われたら誰も勝てねぇだろって思いましたよね、ムケロさん?だからまあ、新井さんがいてベルト巻いてて、自分も負けないようにこうやって
……(コメントブース背景のHEAT-UP団体幕が剥がれて落ちる)ほら、縁起悪い!田村さん、これ名古屋で負けたときとおんなじですよ。縁起悪いな。まあいいや。一つだけ言いたいことは、どこの団体に立ったって、自分は自分なんで、HEAT-UPで自分を出して、HEAT-UPを盛り上げて、この団体のベルトを獲ってね、ノリさんが獲ったら僕が獲るし。で、HEAT-UPをかき回していきたいと思います。新井さんもね、ちゃんと然るべきときに必ずや、超えたいと思います。改めまして……HEAT-UP!」

第4試合


 BASARAの中津良太がHEAT-UPマット初登場、井土徹也については「ほぼ10歳下だそうで、わしの10年前と違ってさぞモテるんでしょう!むかつく!やっちゃる!」と戦前から燃えている。赤のイメージ、打撃と関節技を主体にする中津は師・田村和宏と似た部分がある。それを意識したのかはわからないが、試合開始直後に中津は両足タックルからグラウンドに誘う。井土も嫌う事なく素早いグラウンドに反応、上になった中津はボディへのパンチ、下からチョップを放っていく井土。スタンドに戻ると中津は右足にロー、アームホイップからタックルを放つが体格は井土の方が若干大きくなぎ倒される。場外にエスケープする中津、エプロンに上がると攻撃してきた井土の腕を掴みトップロープに叩きつける。ダメージを与えた井土の右腕にキックを放ち、アームロックで絞っていく。5分経過、距離を取った中津は右腕にスライディングキック。立ち上がった井土は痛む右腕でエルボー、中津ボディに一発パンチを入れてゼロ戦キック。フォールを返された瞬間チキンウイング・アームロックへ。井土ロープに足を伸ばす。
 「どうした高校生?」と顔面に蹴りを入れて挑発する中津。エルボーで返す井土、同じくエルボーでやり返す中津。突如右のパンチから左右のミドルを連打、膝立ちになった井土に休むことなくキックを繰り出す中津。更にエルボーからミドル、膝蹴りとロープにもたれた井土にコンビネーションを叩き込む。ロープに走る中津、まだ動きが見えていた井土はお返しのフォーアームで反撃。手数で上回った中津の打撃だったが、体格差のある井土から受けたカウンターの一発は予想以上のダメージを受けた模様。串刺しバックエルボーからヒップトス、ジャンピング・エルボードロップからフィッシャーマンの体勢。腕を捻って蹴り上げた中津、ロープに走るが井土エルボーからフィッシャーマンズ・バスター。懸命に押さえ込むがカウント2。起き上がるのを待ってスライディングDを放った井土、中津かわして腕をキャッチして立ち上がらせ、コーナーに引きずってジャイアント・アームブリーカーで叩きつけた。「どうだ」と言わんばかりのドヤ顔、舌なめずりして手応えを感じた中津。コーナーに振った井土に串刺しエルボーから串刺しニー、お祭りPKは井土かわしてスクールボーイ、カウント2。だが腕を取った中津はステップオーバー式の腕固め、何とかロープに手を伸ばして窮地を脱した井土。
 10分経過、セコンドに就いた田村が「諦めるな」と声をかける。尚も右腕にキックを飛ばす中津、声を上げて気合を入れて立ち上がる井土。「折れるぞ!」と叫んで中津アームブリーカー、井土はスタンディングのスリーパーで反撃。これまでの5番勝負で見られなかった井土のスリーパー、上手く使いこなせば主武器の一つになると思われる。抜け出した中津は背後から右腕にキック、胸を突き出して井土のエルボーを受ける体勢。勿論中津も効いていないはずはないのだが、先輩の意地として目をカッと開いて耐える。声を上げお返しの一発、両者体勢がグラつきながらもエルボーを放っていく。打ち勝った井土、大振りの一発をかわした中津はSTO。更に腕を取ってVスライダーの体勢、井土持ち上げられるが背後に着地、中津ボディへのパンチ、ロープに走るが井土のエルボーからフォーアームでなぎ倒される。そして井土はスライディングD、首筋にヒットし全身を使って押さえ込むがカウント2。バックを取る井土、ジャーマンを警戒したか中津も耐える。バックの取り合いからコーナーに井土を激突させた中津、後頭部へのラリアットから投げ捨てジャーマン。マットを叩いて立ち上がった井土に右ハイ、外オモプラッタの要領で倒してフォール、カウント2で返されるとすかさず腕十字を極めギブアップを奪った。
 5番勝負で4敗目を喫してしまった井土だが、着実に成長の跡が見られる。差し出された手を払いのける生意気ぶりばかりが目立った数ヶ月前と違い、自分の恵まれた体格を利用した攻撃を繰り出せるようになってきている。進化の証を確かめるため、5番勝負最終戦、難敵中の難敵ヤス・ウラノ戦に挑む井土徹也17歳である。

<試合後コメント>

中津良太
「HEAT-UP初参戦しました、BASARAの中津良太です!今日やった井土くん……若いっすね。何歳?17歳?僕も若いと思ってたんですけど、10個下なんすね。いやー……スゴイ楽しかったし、良かったっすよ。若いから体力ありますね。結構体力自信あったんですけど、体力では負けてました。他は全部勝ってますけどね!HEAT-UP、初めて出て、すごい僕向けだと思いましたし……またね、オファーよろしくお願いします(ゴマを擦る動作をしながら小声で囁くように)。井土くんは機会があればBASARAにも呼びたいし、今日は自分にとって実りのある一戦だったと思います。売店行ってきます。12月28日、後楽園ホール、来てください!以上!」


井土徹也
「今日、五番勝負、四戦目でBASARAの中津さんと対戦させていただいたんですけども、やっぱり今までの三戦、ずっとシングルで戦ってきて、押して・押されの気持ちの面からは徐々に付いてきたのかなって自分で思ってて、でも今日それを出して負けてたのがちょっとまだまだ全てにおいて、まだダメだったのかなと思いました。あと残り、夜、一戦ヤス・ウラノさんとあるので、もう勝ちしかないので勝ちだけ狙っていきます!ありがとうございました!」

第5試合


-10月6日 CHANGOのtwitterより-
明日の14時開始 VSノリ・ダ・ファンキーシビレサス、、、なんなん?誰なん?外人だと思ってた。ゴツゴツの髭無骨じゃねーか。ま、いけるだろ。

 田村からの1勝は大きかったが、近藤からの1敗という手痛いミスで負けられないCHANGO。対するノリは負け無しの1勝1分、ここで勝利するとAブロック得点トップに躍り出る。誰もが予想できなかった展開に。とにかくスケールの大きいノリをどう切り崩していくか、CHANGOはまず片足タックルからレッグロック、デカい相手対策の足殺しから入る。タックルで倒され、ノリがロープに走ると場外にエスケープ。「こっちに来いよ」と挑発し、エプロンから足をすくおうとするが失敗、場外戦に持ち込もうと叩き出すもすぐにリング内に戻っていくノリ。ブレーンバスターの体勢に捕らえられるが指に噛み付いて不発にさせる。エルボーで振りほどかれても改めて腕を取り指に噛み付いていく。顔面を掻きむしりペースを握ろうとすると、ノリのチョップが襲いかかる。これが予想以上のダメージとなったか、膝をつくCHANGO。ボディへのパンチからフライングメイヤー、「アホか!」と叫んでノリの額に噛み付く。これを振りほどいたノリはチョップを3発。ここから狂い始めるCHANGOの策略、意地になってチョップを打ち返していくが、自らの手にもダメージを負ってしまう。逆にここからはノリが主導権を握ったかのようである。チョップのラリーの最中、着ていたTシャツを脱ぎノリに叩きつけ、最近では珍しい上半身裸のCHANGOの姿がそこにあった。しかし大きく振り下ろすノリのチョップの前には不利となってしまう。大振りをかわしたCHANGO、腕を取ってホイップ、足をすくってガラ空きの胸板にチョップを落とし、尻餅をついた背中にダブルチョップを叩き込み、続けてセントーン。カウント2。
 そしてCHANGOは究極飛龍裸絞めへ、一度はグラウンドの状態で決まり「ギブアップだろ!」と叫んだCHANGO。だがノリは立ち上がりフライングメイヤーで強引に叩きつけ、ステップオーバー・フェースロックへ。今までこんな強引な返され方をされたのは見たことがない。苦しめられたCHANGOはロープに足を伸ばす。ロープ際で立ち上がったCHANGOにノリはチョップ、詰めておいてビッグブーツ、ジャンピング・ネックブリーカー、レッグドロップ、コーナーへの串刺しビッグブーツと攻め込んでいく。串刺し式の片足キックで返したCHANGO、更にゼロ戦キックを叩き込むが、ノリはここでドロップキック。両者ダウン、カウント7で立ち上がったノリは滞空時間の長いブレーンバスター、そしてバックドロップの体勢へ。これはCHANGOが警戒していたようで身体をひるがえし体を浴びせて切り返す。ボディに一発蹴りを入れてシザースキック、カウント2。会場の声援に応えるように首を掻っ切るポーズから、腕をクラッチして放つ独特のショートレンジ・ラリアットへ。
 ところがノリはこれを食らっても倒れない。意地になって連発するCHANGOだが、カウンターのヘッドバットを顎にもらってしまい一瞬意識が飛んでしまう。見逃さなかったノリ、恐怖の二段階式バックドロップがここで爆発。連発を狙うが、ヘッドロック固めで切り返すCHANGO、更に回転十字固めで丸め込むノリ、カウント2。立ち上がり際にトラースキックを放ったCHANGOだったが、ダブルチョップを一発叩き込み、組み付いたノリは強引に持ち上げてとどめのバックドロップ。曲者CHANGOでもフォールを返すことはできなかった。
 これでノリは2勝1分と負け無しの5点、Aブロックで田村を抜きトップ。夜の部で田村との直接対決を残すのみとなり、ブロック突破をほぼ手中に収めた。対するCHANGOはこれで2敗目、ブロック突破が完全に潰えた形になってしまう。

-試合後のCHANGOによるtwitterより-
ノリ・ダ・ファンキーシビレサス、なめとった…

<試合後コメント>

ノリ・ダ・ファンキーシビレサス
「チクショー……CHANGO、勝てた。やった。奇跡だね。俺まだリーグ戦負けてねぇから、勢いで勝ったわ。CHANGO選手が普段やるような動きをやらずに真っ向勝負で来たからさ、俺の土俵でやってくれたから今日は勝てたけど、向こうの土俵だったらボロ負けだぜ。今日は良かった。いやー、楽しかったな!CHANGOさんとの試合!またやりてぇわ!どういう形でもいい。シングルでもう一回やりてぇわ、あの人とは。もっと、もっとチョップ張り合えるでしょ。俺こんなんじゃキレねぇから。あんなチョップじゃキレねぇから(真っ赤に腫れ上がった胸板を指して)もう決勝とか正直どうでもいいっつーか、一試合一試合楽しいから。リーグ戦めちゃくちゃ楽しんでっから。それで結果、決勝行けたりとか、万が一優勝でもしたら儲けもんじゃね?まあ、名古屋のみんなにも約束してきたから。一敗も出来ねぇわけ。名古屋のマットでおもちゃみたいなトロフィーで皆で乾杯しようぜ!」


CHANGO
「クッソ……クソ……何がクソってよ、この野郎。シバキ合ったよ。胸、めちゃくちゃにシバき合ってやったよ。クソ。何が悔しいってよ、負けたのによ、気持ち良いじゃねぇか!……いや、そんなわけねーだろ!気持ちよくねーんだよ!!こんなのよ!!ふざけんじゃねぇよオイ。初めて見たよ。ノリ・ダ・ファンキーシビレサス……ふざけた名前しやがってこの野郎!外人かと思ってたよ。ゴリゴリの日本人じゃねーかヒゲなんか生やしやがって。ヒゲ生やしてるやつにな、ロクなやついねーんだよ!この野郎……次か、次、ヒデ久保田か。そこ落としたらもうホント望みねぇな。今日、俺の力全部使ってヒデ久保田倒してやる。あとな!俺が上のTシャツ脱いだのは意地の張り合いとかじゃねーからな?今日二試合あんだろ?俺Tシャツ一枚しか持ってきてねぇんだよ。なあ?もったいねぇからよ。ビッシャビシャのまま二試合目いけねぇからよ。それだけだよ、バーカ!」

第6試合


 これまで近藤がSMOKEY CRIMINALとの対戦に臨んだ際、ほとんどヒデ久保田からピンフォール負けを喫してしまうという不名誉な戦績が残っている。シングルマッチでメインイベントに登場するのはこれが2度目、ヒデとのシングル対戦も2度目となる近藤。2敗を喫し既にブロック突破は叶わないが、ヒデへのリベンジを果たす絶好の舞台。対するヒデのセコンドにはアラケン、ここで勝って夜の部でのCHANGO戦に繋ぎたい所。例によってヒデに握手を求める近藤、無視するヒデ、代わってセコンドのアラケンが右手を差し出すがこれは拒否。腕取りで優位に立った近藤、グラウンドで裏十字を極める。場外にエスケープするヒデ、リング内に戻るとヘッドロック、グラウンドに持ち込むが近藤ヘッドシザースで切り返す。立ち上がった際、ヒデが「髪の毛を掴まれた」とてっしーにアピール。「やってない」と抗議する近藤だが、てっしーは反則に対し厳しく注意。ロックアップから隙を突いて近藤スクールボーイ、しかしこれにも「コスチュームを掴まれた」とアピールするヒデ。てっしーの注意が入り、納得いかない表情の近藤。これもまたヒデの策略なのだろう。セコンドの渡辺が「イライラするな」と声をかける。ロックアップでコーナーに押し込んだ近藤、離れない両者にてっしーが割って入る。隙を突いてヒデは顔面に張り手、よろけた近藤を場外に叩き出しイス攻撃。てっしーはアラケンが注意を惹き反則を見ていない。
 5分経過、ヒデが前方回転のネックブリーカーからスリーパーへ。グラウンドで絞めるとセコンドのアラケンがリング内に身体を乗り出す。そこにてっしーが視線をやると、ヒデはセカンドロープに足を乗せて効果を増大させる。館内の近藤への声援を見渡すヒデ、両手を広げて来いよとアピール。下から逆水平を放つ近藤、正面から急所を蹴上げるヒデ。コーナーでの踏みつけ、高速のレッグドロップ、監獄固めと羽根折り固めの複合技等、ラフとテクニックを交えて攻めるヒデ。逆水平から反撃を試みる近藤、ヒデがロープに振るとフライングショルダーでお返し。場内から拍手が沸き起こる。串刺しエルボーを連発、カウント2。ヒデはカウンターのマンハッタンドロップ、耐えた近藤がジャンピング・ヒップアタックからブレーンバスター、カウント2。串刺し攻撃を回転エビで切り返すヒデ、後方に回転して逃れた近藤はスライディング式のヒップアタック。カウント2で返されると、ヒデの両足を掴んでホイップ、そのまま逆片エビ固めで絞っていく。ロープに腕を伸ばしてエスケープするヒデ、ここで10分経過。
 投げ捨てバックフリップから串刺し攻撃を狙う近藤、かわしたヒデは背中に膝を立て、回転十字固めからクロス・フェースロックへ。ロープに足を伸ばした近藤、雄叫びを上げたヒデはロープに走る。抱えた近藤スパインボム、カウント2。ひょいとコーナーに登るとボディプレス、対角線のコーナーに登ってもう一発、最後はピョン吉スプラッシュ、しかしカウント2。ヒデが立ち上がるのを待った近藤、CHANGOを破ったスピアからのジャックナイフ固めへ、ところがこれをエビ固めで丸めたヒデ、これでカウント3が入ってしまう。
 信じられない表情をしている近藤、場内からも感嘆の声が漏れる。これで近藤はリベンジを果たすどころかヒデからの連続フォール負け記録を伸ばしてしまう最悪の結果に。逆にヒデは得点を3に伸ばすがリーグ突破は難しい状態。敗れた近藤をアラケンが嘲笑、ヒデが場外に叩き落とす。完全に近藤を手玉に取ったヒデ久保田の頭脳勝ちとなった。

エンディング


 やりきれない近藤、退場するアラケンとヒデを追いかけようとするがセコンド陣に停められる。リングに戻るとマイクを掴む。

近藤「ちくしょう…ちくしょう…オイヒデ!今年一年お前らに悔しい思いさせられて、シングルでも頑張ったけど負けて、今日はジャックナイフを…覚えたての技を返されて負けて、だけど!弱いけど!俺は最初から何もない!だから!何べんやっても!何べんやっても勝つまでやる!!(館内拍手)いい試合したとか、勝ったとか負けたとか別だけど、とにかく気合い入れてやってけば、それだけです。相模原大会もあるし、HEAT-UPは来年もっとデカくなるし、だから俺は!負けても負けても!誰に負けても!前へ進むんだ!!ド根性!ド根性!!ド根性!!!」

 マイクを叩きつけ、コーナーを蹴飛ばして悔しさを露わにする近藤。『HEAT-UPいちマイクの上手い男』と自称する近藤だが、さすがに感情が前面に出すぎているため言葉が聞き取れない状態になってしまう。セコンド陣とてっしーがリングに上がり、締めに入ろうとする。売店ブースに目を遣る近藤、「あ、代表いた」と田村を発見。再販された後楽園ホール大会DVDを手にしている田村、「グッズもいいけどまずは締めましょう」とようやく冷静になった近藤。「締めの後はグッズを買って、思い出に浸ってください!」と商魂も忘れていないのはさすがである。近藤の音頭「王子ヒートアップ!」で締められた昼の部、夜の部に向けて観客の拍手が後押ししているようであった。

<試合後コメント>

近藤“ド根性”洋史
「あぁ……!あぁ~~っ!クッソ!負けた……ヒデ久保田、今年ずっと悔しい思いさせられて、勝てると思って、負けました。僕の力不足です。ただ!ド根性は、何回負けても何回負けても馬鹿にされても絶対勝つまでやる!勝つまでやるんだ!だから、練習して練習して強くなって、もっとド根性磨いて、ド根性だけじゃなくて技術も磨いて、そして全部で!全部で!全部で勝ってやる!だから、田村さん!またリベンジする機会を作ってください!タイトルマッチじゃなくてもいいです、シングルでいいです。シングルがいいです!もう一回リベンジさせてください!5回目で、5回目で絶対勝ちます!ド根性ーッ!」


ヒデ久保田&新井健一郎
アラケン「いやぁ~、近藤(笑)“ド根性”(笑)洋史(笑)ホントに俺らもう、ド根性とかそういったの超えたところでプロレスやってるから。まあ、ほんとセコンドついててリアルに一回僕……すみません、ヒデちゃん。謝んなきゃいけない。一回大あくびしちゃいました!すみませんでした!(笑)」
ヒデ(手を叩いて大笑い)
アラケン「HEAT-UPの皆さんも、朝からリング作ってこうやってみんなでいい興行作ろうと思って頑張ってるのに、僕らリングも作らずになんかホントに遅くたらたらタラタラ会場来て、で、今日のメイン、田村和宏が第1試合退いて、近藤ド根性がメインだっていうのに……あくびしちゃったんですよもう!眠くて眠くて!(笑)近藤、俺のあくびを止めるくらいもっとHEAT-UPしろ。頼むぞ(笑)」
ヒデ(カメラに向かって手招きして挑発)
アラケン「ド根性、一つだけ褒めてやる。お前の新グッズのTシャツデザイン、俺は結構好きだぞ。頑張って売れたらいいな!まあいいや。試合はなんかホントに……覚えてない!でもまあ……あくびしちゃいかんよ(笑)ダメだ!こんなんじゃ!俺今度近藤とシングルやることもあるだろうけど、俺リング上で面と向き合ってるのにあくびしちゃうかもしれない。俺のあくびを止めてみろ。以上!」

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